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鎌倉殿の13人

第46話(22/12/04)

 実衣はわが子、時元を次の鎌倉殿にすると決めていました。
 なんでこんなパッとせんやつを…って思ったけど、源氏の血を引く嫡流だからってことだね。
能力がなくても血筋で選ばれるってやつですか。
 無理だと思うけど。

 そんで三善に、あくまでも仮の話なんですけどーと、時元が鎌倉殿になるとしたら
どういう手続きが必要なんです?と聞きに行った。
 これ、時政が畠山追討の文を実朝に出してもらった時と同じですやんか。
 上皇の宣旨が必要だと知った実衣は三浦に相談。
 三浦はお任せくださいといってたのですが…。
 義時はどうするのかという三浦に、誰?とかいう実衣。
 こっわ。
 権力が絡むと実の兄弟でもそうなるのかな。

 そして三浦は案の定義時に連絡。
 時元を次の鎌倉殿にしようと食いついてきた、というのですね。
 義時は時元が挙兵しだい、謀反人として討ち取れと命令。
 命をとることに躊躇はないようでした。
 鎌倉は誰にも渡さんって言ってるけど、もう本当に自分のもの感覚なのかな。

 ナレで義時と上皇の根競べが始まったといってたけど、次の鎌倉殿をめぐって争う
点ではコンクラーベでもありますな。

 さてはて。
 上皇は鎌倉から、不始末をわびて親王を送る話を辞退してくるかと思ったら、早くよこせ
とかいってきてる、あいつらずうずうしいなと怒ってた。
 まあ上皇はこちらから断らせるのが狙いだろうなと見抜いているようです。
 さてこれでどう出てくるか…。
 そして時元は実衣からの手紙で、上皇からの宣旨が下り次第挙兵するぞ、といって
いたのだけれど、そのたくらみがばれて(当たり前だけど)待機していた場所を取り囲まれ、
自刃を迫られた。
 たった数秒でナレ死に…。

 実衣は政子から、どんなことがあっても自分は知らなかったと言えと言われてました。
 生きていてほしいと。
 まあそりゃそうですよね。
 もともとは実衣が安易にたきつけたのが悪いんだけど、全成が鎌倉殿になれなかった
こともあったから息子こそはって思ったんだろうな。
 詮議の場で実衣は知らないというも、朝時が部屋から宣旨がもらえたらあなたが鎌倉殿
ですよと書いてある手紙を見つけてきた。
 こいつなんでこんな時だけ有能なんだよ。
 泰時は身内なら手紙の文字に見覚えがあるだろう、といわれるけど見てわからないと
いう。彼なりにかばったんでしょうね。
 三善も、宣旨のこと聞かれたって言ってたでしょうと聞かれたけど、ちょっと妄想とごっちゃに
なってたみたいですってごまかしてたし。

 では実朝の遺品から実衣の書いたものを探すといわれて実衣はもう面倒になったん
でしょうね、自分が書いたと認めました。
 義時は厳罰に処す、と話をしていた。
 泰時は止めるも、身内だからこそ厳しい沙汰をしないと反感を買うという義時。
 時房は斬首といったのは本気ではないでしょうというも泰時は本気だと指摘。
 時房はまだ甘いですな。
 で、耳と鼻をそいで流罪が相当と大江がいってて、義時はそれでいいやって感じなの
ですが、時房がせめて耳だけにとかいってきて、面倒くさくなった義時はやっぱり首をはねる
って言ったのでした。
 時房のせいでは…。

 実衣が入れられていたのは義高、全成、そしてりくが入れられていたところでした。
 同じセット使いまわしか…。(シッ)
 政子は殺されないよう手を打っていると言います。
 まあ実衣もどれだけ大きなこと言ったところで死にたくはないってのが本音なんだろうな。
 それをもっと時元たきつける前に考えてほしかったな…。

 実衣の所業を決めかねたまま一月が過ぎました。
 そして京から、親王送るけど吟味するからまあそのうちって手紙がきました。
 義時は、自分らの手の内がばれているな、と言う。
 三善は、自分らが断ったら貸しを作ることになるから相手から断らせようだなんて
なんて姑息な手を使うんだ!っていってるけどだからそれ、義時がやろうとした手ね…。
 みんなスンってなって三善見てるの笑うわ。
 また時房と泰時がやいやい言ってるけど、義時はいらいらして泰時に出て行くよう
命じた。

 その頃政子は外を見て民衆と触れ合いたいと言い出していました。
 施餓鬼をしては、と提案されています。
 泰時は外に出たら初がきていちゃいちゃしていたところへ政子が通りがかり、施餓鬼の
手伝いをしてほしいと頼まれた。
 てかこんなに簡単にお偉いさんと民が触れ合えるんだな。
 いいけど。
 そこで政子はウメという女性と会う。
 ウメは、伊豆の行き遅れがこんなに立派になってとすげー失礼なこと繰り返し言ってる。
 親が言ってたんでしょうね。昔のことをこんな若い子が知ってるわけないから。
 大河1月から見てましたとかでない限り。
 で、ウメは政子は若い子の憧れだというんですね。
 それはうれしいだろうなあ。
 亀にも言われてたものね。坂東の女があこがれる存在になれ、と。
 行き遅れの話しといいこれといいもしかして亀の娘か?

 そして。
 のえはぐちぐち義時に文句言ってた。
 泰時が北条のあとを継ぐのはおかしい、と言うのです。
 長男だから普通やん。
 ていうか、自分と義時の子政村を嫡男にしたいようですが、それを言うのに八重と比奈の
悪口を言ったもんだから義時は激怒。
 そりゃそうですわ。

 のえは二階堂から、もっとしっかり政村があとを継げるようにしろとか言われてるし。
 三浦に頼れとか言われてるよ。
 またか…。

 実朝への弔問客が京からきました。
 義時は怒ってた。
 弔問のついでに届いた手紙で、上皇の愛人がいる地の地頭職を解くようにといって
きたんですよね。ようするに自分らに収入がほしいからよこせよって意味でしょう。
 その地頭とは義時でした。
 彼は絶対に受け入れないし徹底的に戦うと宣言します。
 そうしたら向こうは今度こそ親王を送るのを断ってくるだろうと。
 時房は、そうしたら上皇はまた次の手を打ってくるのではと指摘。
 大江も長い間鎌倉殿の座が不在なのもまずいという。
 時朝は、ここらで維持の張り合いはやめませんか、と言うのですが…。
 政子はともあれ早く次の鎌倉殿を決めることが大事といい、時房は京にいっておどしを
かけてくることになります。
 兵を1000ほど連れていけば上皇も驚いて謝るだろうという義時。
 そんなうまくいくかな。
 要するに、皇族から次の鎌倉殿を出してもらうのではなく、その下の摂関家から出して
もらえば、鎌倉でも操りやすいというわけですね。

 そのやりとりを聞いていた泰時は時房に、親王を断るなら頭を下げてほしいと頼みます。
このままでは京と戦になる、誰かが止めねばならないと。
 あとトキューサ、蹴鞠なら得意なんだけどーってしつこいよ。

 そして京に上洛した時房。
 上皇から早々にトキューサ言われてんな。
 同じこと考えてるだろう、勝負で決めようぜって言われた。
 こいつも同じだったかー!
 というわけで第一回チキチキ親王いるいらない蹴鞠戦開催です。
 途中で兼子が蹴鞠をとりあげて引き分け宣言したので何かと思ったら、上皇がフラフラで
このままでは負けると見越してのことだった。
 自分が勝ってたとか言ってたトキューサに、このまま上皇負かしたらお前は朝敵になるぞ、と
いう兼子。わかってんなー。
 トキューサは自分の負けです、と言った。
 上皇もこれには機嫌よく、まあ親王はやれないけど代わりのものを出すから手を打て、と
いうのでした。
 トキューサがいっててよかったなあ。

 その頃慈円がこっそり鎌倉にきていました。
 次の鎌倉殿の手配についてか。
 三寅というものを遣わそう、というのです。
 関係言われたけどさっぱりわかんねーよ。
 もう一度言ってよって思ってたら義時が言ってて笑った。
 てかもう一度聞いてもよくわからなかった。
 政子が、とりあえず源氏の血筋なんですねみたいなのは言ってた。
 慈円、あとで紙に書いて渡すと。
 で。
 いくつかと聞かれた慈円。大分大きくなりましたと。
 だから何歳だって聞いてんだよ。
 二歳だそうです。
 は?

 その頃上皇は、慈円の得意げな顔が目に浮かぶといってた。
 ここで、藤原秀康という人物が、慈円は調子に乗りすぎではと言ってきた。
 自分の采配の思うままってところがか。
 三寅も慈円の身内だそうです。
 このまま慈円の好きにさ手背良いのか、自分に任せてくれたら一月で鎌倉を落として
みせましょう、という秀康。
 お前は坂東武者の怖さを知らないだろ。
 まあ確かにいろいろ粛清して兵力減ってるけども…。
 これで承久の乱につながるんでしょうね。

 さて三寅が鎌倉にやってきました。
 実朝がなくなって半年のことだそうだからこの時代にしてはなかなか早いんじゃないですか。
 政子は三寅では御家人が納得しないと言っていました。
 そこで、彼が元服するまで自分が政を取り仕切るというのです。
 尼将軍と名乗ると。
 いいんじゃないですかね。
 義時は姉上が前に出るのは珍しいですね、と言っている。
 政子はやりたいことがあるのですと。
 それは、実衣の放免でした。
 なるほどね、そのために自分が表舞台に立つことを決意したわけだ。

 政子は実衣に、ともにまた差さえあっていきましょうといいます。
 励ますために「ウンタラクーソワカー」と言い出す政子。
 実衣が「違う、ボンタラクーソワカよ」と訂正。
 違うだろ、オンベレブンビンバだよ(それも違うね)。

 ここでナレが「正しくはオンタラクソワカである」って入るの面白かった。

 次回いよいよって感じですね。

 次回第47話。
「戦のあとには烏が哭く」



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