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鎌倉殿の13人

第5話(22/02/06)

 これから大きく話は動いていくんですかね?
 楽しみです。
 
 戦が始まり、北条は早くも堤と山木を討ち取りました。
 さすが父と兄は戦を経験してただけあって物怖じしませんでしたね。
 義時はトドメをさせといわれてもブルブル震えてるだけでした。
 まあこれで普通にサクサク動かれても怖いんですけど。
 父は言います。
 俺達の戦いはこれで終わりじゃない。始まったんだと。

「俺達の戦いはこれからだ!」
 ご声援有難うございました。
 北条家の新作にご期待下さい。
(終わらせんな)

 頼朝たちが目指すは鎌倉。
 さてたどり着けるでしょうか。
 まあたどり着けなかったら源氏の歴史ここで終わるだけだし。
 当時の北条家の皆さんもそんな気持ちではいたのかなあ。
 宗時は山木と堤を討ち取ったこの勢いのまま伊東に攻め込もうというけれど、頼朝は
今日は18日、殺生をせず神仏に祈る日だと。
 北条家からしたらイラっとしたのかもしれないけど宗時はいつでも落とせるとフォローします。
 先週、一日経過するごとに敵に準備する時間を与えてしまうとかおっしゃってたような
気がするのですが。

 伊東は知らせを聞いて、やはり頼朝は殺しておくべきだった、と言っております。
 頼朝は坂東の政を行うのは自分だと知らしめる必要があるといい、領地を分配することに
しようといいます。
 当然これを知った平家は激怒します。
 大庭も頼朝を成敗すると立ち上がりました。
 大庭に仕える梶原という人間が意見聞かれてます。
 梶原は、頼朝は東を目指すと思うので、そこで迎え撃ちましょう、と言います。

 頼朝の方は全然兵が集まらないことにあせっていました。
 大庭は3000、こちらは300。
 時政は300人もいるとか言ってるけど安心できないよねえ。
 1/10だし。
 で、三浦がきたら1000人の兵士が加わるそうなのですが…。
 一方でまだ心配事がありました。
 甲斐の武田氏がわれこそが甲斐の源氏棟梁だと言い出したらしいのです。
 あんた…この先武田といえば有名な武将になるのに…。
 この武田も鎌倉を目指しているのでこうなると一日も早く鎌倉に入ったほうが棟梁だ、
ということになるらしい。
 めんどくさいですね。
 北条の作戦としてはこのまま進んで大庭を北条家と三浦で挟み撃ちすればというの
ですがそううまくいくもんかね…。

 義時は兄から、政子らを連れて伊豆山権現に行って欲しいといわれます。
 まあ何かあればこの屋敷が攻められるでしょうから人質にならないためでしょうね。
 実衣は文句言ってましたが、まあ1人残っても死ぬしかないしさあ。

 と、八重のとこに頼朝来ました。
 政子おっぱらったのはお前もしかして…。
 頼朝は八重に、お前のおかげで戦に勝てたからお礼にきた、というのです。
 上がるわけにはいかないと固辞してた頼朝、旦那は今伊東のとこにいってると
言われてあっさり態度変えるの笑いました。
 まあ八重も二度と会えないと思っていたものが、自分のおかげで勝てた、どうしても
お礼を言いたいからきたといわれたらそりゃ嬉しいでしょうね。
 いい雰囲気になりかけたのですが、旦那が帰ってきてそそくさと逃げ出す頼朝。
 めっちゃ笑った。
 ただのコントですやん。
 早い、早いと去っていくの面白かったなあ。

 伊東のところでは、北条を引っ張っているのは宗時だ、あいつがいなくなったら
北条は崩れると暗殺命令が出ていました。
 闇討ちしろと言われています。
 部下がそれは武士の流儀に反するというも、伊東は勝てばいいんだ勝てばって
感じで聞く耳持ちませんでした。自分の血がつながった孫であっても平然と殺せるのって
すごいですね。
 そういう時代だったんだろうな。
 戦国時代だって兄弟で争うのは普通でしたしね。

 8/20、頼朝は鎌倉を目指し、北条の館をたちました。
 そんで使ったのが、以仁王の勅使ですか。
 なるほど。
 法皇の手紙は使わないのかな?
 
 八重は伊東の館に戻るよう言われます。
 同じ理由でここ襲撃されたら困るからでしょうね。
 そこで八重は北条が大庭と戦っている間に伊東が背後から挟み撃ちする作戦を聞き、
あわてて北条の館に駆けつけて知らせようとするのですが、そこはもぬけの殻でした。
 そりゃそうでしょう。
 自分らが引き上げろといわれたのになんで相手も残ってると思うのか。
 しかし八重に振り回される旦那さんちょっと気の毒でした(笑)。

 伊豆ではりくとか実衣がここにいるのやだなーって感じなんだけど政子は、寺女として
扱われるのも嫌いではないようで張り切っていました。まあずっと読経してるよりは
掃除してるほうが気がラクというのはわかる。
 
 義時は三人を送り届けて北条と合流しようとするのですが、伊東の兵が山中を
うろついているのに気づきました。
 その頃頼朝の兵は雨でいったん進軍が止まっていました。
 三浦も合流できずにいた。
 大庭は三浦が味方だと思っていたから、あいつらきたら挙兵しようぜって感じなの
だけども、三浦の方は部下が大庭関係の屋敷あるから燃やしてくるわって感じで
やってて、それが原因で大庭に味方ではないとバレていた。
 もしこれがなかったらまた動きが変わってたんですかね。
 三浦はあてに出来ないと理解した大庭は、豪雨の今だからこそ討って出る出るという。
まさか相手も今こないだろうと油断しているはずだ、と。
 さすがですね。
 場数踏んでるんだろうなあ。

 大庭に対して宗時は、少数には少数の戦い方がある、と言います。
 まずは挑発しようかってことで父上が大庭に挑発にいくのですが…。
 父、挑発するはずがめっちゃ挑発されてますね。
 頼朝が「あれ挑発されてないか」って心配するの笑った。
 大庭がもともと嫌いだったらしいですが、そのまま煽りに乗って兵を進ませてしまった。
 背後に伊東がいることを知った義時が知らせにきたのですが時すでに遅しでした。
 あーあ。
 というわけで頼朝軍はまんまと敵の挑発に乗って大敗を喫してしまいます。
 命からがら山の中に逃げ込んだ頼朝ら。
 敵から見つからず、密にならずに十人前後が潜める場所が山の中にあるのかという
疑問はさておき。
 頼朝は激怒しています。
 そりゃそうでしょうね。

 大庭の方はもう余裕こいて勝敗はついたと酒を飲んでいるけれども伊東はまだ油断せず。
梶原も頼朝の首を確認してから勝利の酒に酔いしれることにするという。
 賢明ですね。
 予断ですがこの時代は酒の精度はまだ高くなく、アルコール度数も低かったので(今の
チューハイよりもっと低かったかと)、量をやたら飲む人が多くて、糖尿病になる武士も多かった
そうです。
 戦国時代からしばらくして清酒、今で言う日本酒の原型が登場するのですが、諸説あります
けれども、あの山中鹿介の息子が開発したと言われています。
 
 さてさて。
 伊豆のとこに使者が泡を食った感じでやってきます。
 負けました、多分頼朝もあの分では、という使いのものに実衣が、(頼朝が死んだところを)
見たのか見てないのか、と問い詰めて、はっきりと見たわけでなく単に山の中に逃げ込んだ
ことしか確認できてないこと、死んだというのはこの使いの者の勝手な憶測であることを
聞き出していたのはすごいなと思いました。
 妹、なかなかやるやん。
 あやふやなことを言うなとしかりつけてて良かったですね。
 急いで駆けつけようとする政子を止めたのはりくでした。
 今いっても足手まといになる、と。
 実衣ちょっとうっとうしいなと思ってたけどこういう時に頼もしいですね。

 北条は武田に援軍を頼もう、近くにきてるはずだということになるけど頼朝は、自分は
頭を下げるのは嫌だと言い張る。
 まあわかりますが。
 でもこの状況ではどうにもならないと知り、任せると言い直します。
 そして頼朝は、いつも肌身離さず持っていた小さな仏像はここにおいておくという。
 これを持ち歩いてるのがしれたらバカにされるとか言ってたけどそれより、これが
出てきたら頼朝ってこと確定するわけだから、じゃんけんで負けた人でも持ってもらって
いざという時の影武者にしては。
 あと頼朝、こんなことならいつも拝んでる仏像持ってくればよかったなとか言い出した。
 で、取ってきてとか言い出すし。
 こいつ…。
 宗時は嫌な顔ひとつ見せずに、自分が行くと言います。
 危ないととめる周りに、危なかったら戻ってくると。
 工藤という人も鎧あわんから家に戻って変えてくるわと。
 え、そんなフランクな感じで戻って大丈夫なの?

 宗時は見送りにきた義時と山の中を歩きながら、お前だけに言うんだが、と言いかけて
やっぱりやめてました。

 そして本日のステキな金縛りタイム。
 え、これ後白河助けるまで続くのもしかして。
 お前には神仏がついてんだから早く助けてっていってるけど、これだったら頼朝、もっと
自信持って突き進んでもよさそうなんだけどなあ。

 朝。
 時政は義時に、大庭に頭下げてもいいと思ってると言い出しました。
 頼朝の首もっていきゃ許してくれるだろと。
 そんなわけないだろ。
 郎党みな殺されるわ。
 義時も、それは北条のために立ち上がってくれた人を危機にさらすだけでよいことは
何にもないと言います。
 時政、忘れてくれといいました。

 宗時は残党狩りに注意しながら川で水を汲もうとしたのですが。
 ふと振り返ると工藤が倒れていた。
 あわてて駆け寄る宗時でしたがその後ろから刺客が。
 山の中にいた時に、味方とわかるように白い布をつけていたのですが、1人刺客が
紛れ込んでおり、1人多いと指摘された時にあわてて逃げていってたんですね。
 そいつがまさかまだ命を狙っていたとは思いもしなかったんでしょう。

 宗時は出立する前、義時と交わした会話を思い出していました。
 実は自分は平家とか源氏はどうでもいいのだと。
 この坂東を誰の支配下でもなく自分達だけのものにしたい、そのてっぺんには北条が
立ちたいのだと。
 そのためには頼朝の力がいるからこうして協力しているのだ。

 宗時の死は北条を大きく揺らがせることになります。
 てか頼朝がくだらないことを命じなければ死ななかったのにね。
 犬死じゃないのかと…。

 
 次回第6話。
「一度した約束は死んでも守れ」 



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