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鎌倉殿の13人

第9話(22/03/06)

 頼朝は和田と畠山に伊東を討ち取るよう命じます。
 功を争わせるようなことを言ったのは、早く結果を出したかったからでしょうね。
 
 義時は一足先に伊東の元へいっていました。
 頼朝の使いとしてきた、と言い、降伏をうながします。
 てか伊東ももう意地になってる部分あるよね。
 今さら降伏するのは、みたいな。
 で、八重の旦那ですが部屋に入ると書き物をしていたはずの八重がこっち向いてた。
 めっちゃ怖い。
 ホラーかよ。
 旦那さんは、自分にはあなたを殺すことはできない、逃げて欲しいといいます。
 散々な扱われ方してきたけど、心根の優しい人なんでしょうね。
 八重は一緒にと言うも、入ってきた善児に旦那は殺されてしまう。
 こいつは一転して容赦ないですよねえ。
 と、そこに三浦が入ってきた。
 間一髪ですねー。
 八重は逃げ出します。
 その先が伊東のとこでした。
 八重もまた伊東に、生きろ、生きて千鶴丸の菩提を死ぬまで弔えという。
 まあ義時らとしてもじいさんと戦いたくはないだろうしね。
 やってきた和田と畠山は三浦が止めてました。
 この人ちょいちょいおいしいとこ持ってく(笑)。

 義時は、八重を守るけど頼朝には渡さないといいます。
 まあ伊東もそれが心配だったんでしょうね。
 んで頼朝に伊東の嘆願を願い出てます。
 双六にムキになる人だった、竹馬をあんなに真面目に乗る人を見たことがない、という
伊東の黒歴史が勝手にバラされてるわけですが。
 まあそれで毒気を抜かれたのか頼朝も伊東を許すことにしたようです。
 いい孫に恵まれたなというのはなんかよかった。
 三浦に身柄は預けられるそうです。
 八重も預けられる予定だったのですが…。
 八重、命が助かったら途端にずうずうしくなった。
 御所において欲しい、少しでも頼朝の近くにいたいと言い出した。
 未練はないし、あえなくてもかまわないといいつつこれはさすがにちょっとずうずうしいだろ、
と私は思ったんですが。
 政子もすごい顔してました。
 ただ実衣が、遠くにおいとくよりは監視できる近くにおいておいたほうがいいのでは、と
ナイスフォロー。
 まあ確かにそうですね。
 ともに支えましょうって政子言ってたけどどうなるかな…。

 時は1180年、10月13日。
 追討軍が東海道を進んでいました。
 わあー整備されてて馬も進みやすい道ですねー!

 追討軍が5〜7万と聞いて頼朝は、武田がまだ来ないのにまずいとあわてる。
 そこに時政が戻ってきたんですが、武田軍はいないという。
 駿河へ追討軍を迎え撃ちにいった、こっちにつれてきたほうが良かったですか、という時政。
 いやさすがにこれは…。
 私が頼朝でも、ここにつれてこないと意味がないだろうと怒ったかも知れない。
 頼朝は時政に対して怒鳴り散らした後で、義時に言いすぎたって言ってたから、
まあ関係を悪化させたくない気持ちはあるのでしょうね。
 義時も、父は戦は強いが交渉ごとは苦手、とフォローしてます。
 
 義時が時政に頼朝が言いすぎたって反省してたよ、と伝えると、時政は好きに言わせて
おけ、という。
 すごいふところの広い人だなあ。
 
 頼朝からもらったあの仏像を政子が飾っていると、全成がそんなとこにおいてては
ダメです、と場所移動させた。
 どこでもいいと思うんだけどねえ。
 んでそんな中、義経がきたという知らせが届くも全成は、あいつは奥州にいるはずだから
ニセモノだろう、追い返せと。
 お前がきたんだかろなんで別の弟が来るかもしれないって考えに至らないんだよハゲ。

 義経、頼朝と会えないと知ってダダをこねてましたが、頼朝が武田に会うため黄瀬川に
いったと知り、自分らもいくと飛び出していきます。
 フットワークだけは軽いな。

 10/20、頼朝は黄瀬川の陣においてようやく武田と会います。
 武田は大歓迎で一緒に酒飲もうとか言ってる。
 この手のひら返し怪しいな…。
 武田は合戦の期日はあさって、と決め、頼朝はそれを受け入れます。
 急いでやってきた割にのんびりしすぎなんだよなあ、期日が。
 
 酒の席が用意されますが義時は中に入るの断わられてた。
 ああ、飲み会は少数人数でって今言われてるもんね。(今の時代じゃない)
 上総介はあさっての戦に対して、総大将は誰だ、自分がやってやるぜと張り切っております。
 で、和田がそこに、頼朝が武田と酒飲んでる!俺らとは一度しか飲んでないのにと
言ってきた。
 いちいちうるさいなこの人は。
 こういう風に自分は空気読まないくせに何から何まで告げ口する人嫌いだわ。
 武田と協力することになった件もなんで自分らに話はないんだ、というのへ畠山はいちいち皆で
詮議していたら何も進まない、と言います。
 
 不満が出てるので三浦父が時政にとりなしてくるよう言って、時政は武田の陣へ迎うの
ですが…。
 一緒に飲もうということになって飲み始めてしまった。
 んでまた和田が、時政が戻ってこないと文句をぐちぐち。

 義時が待っているとぐでんぐでんになった頼朝が出てくるわけですが、時政も出て来た
ので驚いている。
 入っていったとこ見てなかったんかい。

 その深夜のことでした。
 武田は平家の追討軍に対して戦を仕掛けようと動き出していました。
 頼朝には嘘の情報を伝え、自分らが先んじて動いて平家を追い払ったという栄光を手に
しようというわけですね。
 一報を聞いた頼朝は一旦焦るも、今から自分らも挙兵したとこで混乱するから、武田に
やらせとこう、と言います。
 まあ確かにそれがいいでしょうね。

 抗議する義時に武田は、勝てる算段はある、と告げる。
 頼朝を出し抜いてやった、と嬉しそうです。
 もうすでに勝ったつもりでいるのがなあ…。

 その頃時政と三浦父は話をしていました。
 ただそれが敵の陣に近かったので義時は見つかるから戻ろう、と声をかける。
 時政は三浦父に一発自分を殴ってくれ、と言うんだけど、殴られた後に三浦父を
突き飛ばした。
 何やってんだこの人は…。
 その水音に驚いて、川辺で寝ていた水鳥がいっせいに飛び立ちました。
 鳥は夜目が聞かないといわれますがそれはニワトリの話であって、野鳥だったら
そこそこ目はききます。
 ただこの時は何が起きたかわかって逃げたわけではなく、大きな物音に驚いた
数羽が飛び立ったから自分達もパニックになって飛び立った、という解釈が正しいかと
思います。

 この時平家側は、敵襲だと勘違いして大パニックになったそうです。
 そして逃げ帰った。
 この飛び立った水鳥に驚いて平家の軍が撤退したのは史実でしたっけね。

 武田はまだ兵を整えている最中。
 頼朝は今こそ好機だとして攻める準備を皆にしろと言います。
 ところが坂東武者の士気はそこまで高くなかった。
 皆はやってきた平家軍を追い返すだけだと思っていた。
 このまま京に行くなんて思ってなかったというわけです。
 それはそうですね。
 さらに飢饉もあって兵糧が十分に整ってる兵士らの方が少ない。
 焦る義時に対して三浦は、手を考えろと言います。
 お前はいつも安請け合いしてばかりだからそうなると。
 確かにその通り。
 さらに頼みの綱ともいえる上総介も、自分が領土を留守にしている間にライバルで
ある佐竹が動き出したから一旦戻る、総大将の話はなしな、と言ってくる。
 追討軍は逃げた、それでいいだろうと。
 まあ坂東武者からしたらそうなりますよね。

 頼朝は進軍は無理と言われ、なんとしても清盛の首を取ると憤ります。
 だったら自分だけでやっとけよって話ですよ。
 時政は、命かけて戦うのは自分らだ、自分らにとって大事なのは領地と一族だ、と
怒ります。
 まあこれは父が正しいと思いますよ。

 それで頼朝も一旦鎌倉に帰ることを承知します。
 頼朝は義時に、自分と坂東だったらどっちを取る、と聞きました。
 坂東に決まってんだろ。
 と、そこに義経がきたとの知らせが。
 頼朝、義経は奥州にいるだろ、どうせニセモノだというけどそこに義経が走ってやってきた。
うーんこの行動力の高さ。
 身内だという証拠は、という頼朝に対して、顔そっくりという義経。
 嘘つけ!
 義経のほうがイケメンじゃねーか!
(謝れ!大泉洋さんに謝れ!)
 で、義経は藤原秀衡から預かってきた手紙を見せました。
 それを見て本物の弟だと確信した頼朝、会いたかったぞと義経と抱き合ってなみだを流して
喜びます。
 この二人そんなに兄弟愛すごかったっけ?
 しかしこの義経いろいろ破天荒ですから、追放されるまでの筋書きが目に見えるようですね。


 次回第10話。
「私と仕事どっち大事なのとかいう女にはジャーマンスープレックス」 



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