多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→どうする家康


どうする家康

第12話(23/03/26)

 家康は駿府が信玄の手に落ちたと聞いて驚いていました。
 家臣らも、われらの生まれ育った駿府が…と言っている。
 てか武田軍ことごとく村を破壊してるけど、こんだけ人殺しまくって村破壊して、領地に
したあとどうすんのっていう。
 ただの荒れ野しか残らないのに。
 描写が悪いですね。

 氏真、軍事会議をしようと外に出たら誰もいなかった。
 信玄の調略によって皆寝返っていたのでした。
 あーあ。
 氏真はいよいよこれまでかと自刃しようとするのだけど回想に入ったよ。
 これ1話だか2話だかの家康と同じ展開やんか。

 信玄はめちゃくちゃに破壊された氏真の陣にきていました。
 氏真は逃げた模様。
 そして家康は戦会議をしてたのですが話を聞いてない。
 氏真の様子は半蔵に任せているらしいのですが…。
 家臣らは、北条は信玄が戦を始めたことに怒っている、氏真の奥さんは北条の姫だからなと
言っている。
 家康は氏真をわれが討ち取ってやるとかいってるけど、石川がしらーっと見てたのが
笑えた。
 そこに半蔵がやってきた。
 ぐーって腹の音なってるやん。
 なんで半蔵ギャグキャラにしちゃうの…。
 ともあれ、半蔵はそこにあったおにぎりをもらって食べるのだけど、これから氏真を探しにいくと。
皆てっきり報告にきたものだと思ってたからがっかり。
 空気読んだ半蔵は、おにぎりを伊賀のやつらにも、ともっていこうとしてた。
 こういうギャグパートいらんのよ。半蔵活躍させてよ…。

 氏真は山の中を逃げていたけれども、奥さんの糸がへばっていて、めっちゃ
あしざまに言ってる。
 そういうのもどうかと思うよ…。
 そして14年前の回想が…。またか。
 家康と氏真が稽古をしていて、家康がぶちのめされてて、瀬名だけが心配していた。
 氏真に皆がキャーキャーいって手ぬぐい渡してる時でも、瀬名だけは家康を気にしていて、
氏真はそんな瀬名から手ぬぐいを受け取るという、完全一方通行だらけの片思いってやつ
ですか。
 どうでもいいな。
 瀬名のそんな視線を氏真も気づいてました。
 なんでこれまたやるんだろう。
 瀬名が人質になった時に散々やったのに。

 氏真は義元に瀬名を自分の妻として迎えたい旨伝えるも義元は、武田、北条と同盟を結ぶ
ことになり、さしあたっては北条の姫をお前の嫁に迎えることになったという。
 この時代政略結婚がほとんどだから仕方ないよね。
 そうして北条の姫、糸がやってきました。
 彼女が首からかけているのは、掛守といって旅の安全を神仏に願うものです。決して禰豆子の
ように鬼になる可能性があるからではありません。

 糸は足が悪くて家臣らは、ていよく押し付けられたんじゃとひどいこと言ってます。
 そして氏真自身も望んで迎えた相手ではないからと冷遇していた。
 可哀想過ぎる。
 どこかのなろう小説じゃないんだから…。
 糸は結婚生活の中で、氏真が誰よりも早く起きて鍛錬し、学問に打ち込んでいることを知ります。
 てかこの時代、フローリングに直接布団だったんだ。
 たたみとかはないのかな?
 まあいいや。
 
 家康のもとに半蔵から、氏真は生きて掛川城にいると報告が入ります。
 目と鼻の先の距離にいると知った家康。
 信玄からも連絡が入り、さっさと氏真の首を取らないと自分らがやってしまうぞ、ということだった。
 まあそうなりますわな。

 氏真のところでは糸が、北条が自分たちを受けいれてくれるといっているのになぜ
いかないのか、といっていた。
 氏真は、それでは逃げることになると一喝。
 逃げて何が悪いんですかねえ。
 
 家康の家臣らが、氏真にはひどいことをされた、ぜひ討ち取って欲しいと家康に言ってます。
 援軍送られず孤立したことあったね。
 彼は彼で義元に、氏真の力になって欲しいといわれたことを思い出していた。
 正反対の結果になってるのは皮肉なものですな。
 そうして掛川城攻めを始めたのですが、これが予想外に強かった。
 ま、敵も死に物狂いだしなあ。この戦いは4ヶ月経過しても終わる様子がなかった。
 てか戦の場がなんていうか、20人程度でワイワイやられても全然迫力ないというか…。

 そしてまた回想。
 手合わせの時家康がわざと氏真に負けて、義元に一喝されたやつですね。
 怒りに任せてわらを斬ってるけどそんなきりつけ方したらどんな業物でも折れるわ。
 そんな氏真に義元が声をかけます。
 家康はずっとつらい生活を強いられてきて、常に顔色をうかがい、嫌われまいとする
クセがついてしまったと。
 あれを大事にしろ、と義元は言うのでした。
 言ったのに最初に見捨てたのは氏真だけどね。

 そして義元が信長との戦いに出る時氏真は、自分が留守番なのに納得がいかなかった。
 家康は補給係として出てましたね。
 氏真は自分が出るから義元はココに残っていたらいいと言うも義元は彼に、お前に将としての
才能はないと言い切る。
 それを聞いた氏真は飛び出していってしまった。

 その頃信玄は首桶を確認していた。
 鎌倉殿の時より多いじゃん…。
 家臣らは氏真まだ落とせないのか、北条に逃げ込まれらどうするとやきもき。
 信玄は、では遠江をつついてみよと指示。
 それは家康への脅しでした。
 早くしないと自分らがここを領地にしてしまうぞ、ってことなんでしょうね。
 
 今度は忠勝が氏真との戦いに出た。
 ここかっこよかったなあ。
 自分が持っていたヤリは長すぎたのか部下に任せ、氏真が戸板の間から矢を射ようと
姿が見えた瞬間を狙って、落ちていた短いヤリを拾って投げた。
 それが見事氏真の肩に命中。
 さすがですね。
 忠勝がでてたら早かったんじゃ…。

 氏真は明日総出でうってでるといい、糸は抜け穴を使って逃げのび、北条に向かうようにと
言います。
 んでその抜け穴を榊原が見つけていた。
 こっそり見張っていると女がぞろぞろ出てきたから捕まえてあると。
 糸ですね。

 氏真は討ち死にする覚悟で辞世の句を作っていた。
 そしたらいきなり家康の家臣があの抜け穴からドヤドヤ入ってきて、さらに家康もきた。
 お前何してんの…。
 自刃しようとした氏真を家康はとめ、死んで欲しくないといいます。
 自分には蹴鞠の才能しかないという氏真。
 あ、それ後世でかなりイジられてますから。WC出れたとか。

 糸がきて義元が言った言葉には続きがある、と告げます。
 あの、将の器じゃないっていったやつね。
 彼女は残って義元に真意を問いただしていたのでした。
 義元は将の才能はないといったがそれは今のことであり、氏真が朝に晩に鍛錬を欠かさず、
学ぶことも怠らずやっていることを知っていた。
 自分を鍛えることを惜しまないものはいずれ天賦の才能があるものをしのぐ。
 氏真は家康と手を取り合いこの地を栄えさせていくことだろうと。
 そう思ってたんだね。
 まあ自分が死んじゃったからそうならなかったのは大誤算だったでしょうけども。
 糸がそれをちゃんと氏真に言ってあげて欲しいというと義元は、ではこの戦から帰ったらなと
死亡フラグを立てて戦地に赴いたのでした。
 なんでそこでフラグ立ててしまったんや…!

 糸は、義元はちゃんと氏真のことを見ていて、とっくに認めていたというのです。
 それがなかなかいえなかったのは氏真が糸のことに聞く耳を持たなかったからでしょうね。
 こんないい嫁だったのにね。
 糸は戦っているあなたより蹴鞠をしているあなたが好きです、と言うのでした。
 氏真はそれを聞いて、北条に身を寄せたい、力を貸して欲しいと家康に言います。
 家康は喜んでそれを受けた。
 氏真は、今まで何ひとつ成し遂げられなかったが、この妻を幸せにすることなら出来るかもしれない、と
言います。
 人にはそれぞれ向き不向きがあるからね。
 氏真はいわば、平時の時のトップとしては有能なのだと思います。
 義元が偉大すぎたというか。
 今川義元、という武将の評価も今は変わってきています。
 非常に有能であり、信長も尊敬する人物であったと。(だから信長が義元の刀である宗三左文字を手に
入れた時はとても喜んだし、自分の銘を入れて大切に保管していた)

 家康は氏真にあなたのように生きたいといいます。
 いやあんたそれ…めっちゃ皮肉に聞こえるから。今の場面でいったら。
 世を治められず部下にも見放されて落ちぶれる人になりたいといってるも同然。
 こいつアホなん?
 氏真はそれはならぬ、まだこの舞台から降りるな、まだ苦しめと笑った。
 ここで笑い返せないからダメなんだよ家康。ニヤリとできるくらいでないと。
 それくらいの器でないと。

 最後はまた回想で、家康がこの今川にきたころですね。
 皆で蹴鞠してた。
 そして成長してからも蹴鞠してて、氏真が失敗して墨つけられるシーンはいらないなあ。
 蹴鞠の才能があった人が一番に失敗するっておかしいでしょ。
 つくづくこのドラマの話作ってる人はキャラクターに愛情もなにもないんだな…。
 さてこっちはめでたしめでたしでしたが、信玄は家康が氏真を助け、北条に送り届けたと聞いて
激怒している。
 北条と手を組むつもりかって。
 もともと武田、今川、北条で手を組んでいたのを勝手に攻め込んだのはあなたでは…?

 家康も信玄がせめてくる可能性があるのはわかっているようで悩んでいるようです。
 家臣らはいっそ北条と手を組んで武田を挟み撃ちにしてはと言っている。
 さてどうなることやら。

 確か真田丸の最初のほうで、武田信玄が亡くなり、勝頼について真田親子も家康を迎え撃とうとし、
真田親子らは信長・家康軍を撃退するものの、勝頼軍自身は破れたみたいなのやってましたよね。
 何分昔に一度見ただけなので記憶が怪しいけどなんかそんな感じだった。
 勝頼も家臣の裏切りにあってましたよね。温水さんが演じる家臣の。それだけ覚えてる。
 くしくも大河で両サイドの話を見れるとはね。いや歴々の大河見てこられた方なら見慣れた
光景なんでしょうが。




多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→どうする家康