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どうする家康

第17話(23/05/07)

 1572年10月3日。
 いよいよ信玄との戦いが始まりました。
 酒井が奥さんを抱きしめてるのがよかった。
 髪の毛に何かついてる、とってやるという口実なのが彼らしいなあと。
 久松も家康の母と抱き合ってました。
 それだけ怖い戦いというのがよくわかる。
 こういう見せ方はいいなと思いますね。

 忠勝のおじも出陣しようとして忠勝がとめてた。
 もうまともに弓も引けないらしい。
 酒びたりか…。

 家康は信康に会いに行きました。
 大きくなったなあ。
 
 信玄の軍、進み始めたけどエキストラに全然覇気がないなあ。
 疲れてる風っていや聞こえがいいけど皆面倒くさそうにしてるのが気になった。
 物見には忠勝が出てたんですが、おじも自分もまだまだやれるっていってきていた。
 手が震えてるやん。
 てかここで目立たせること自体、次で死ぬって言ってるようなもんだなあ…。
 ここで彼らは武田の赤備えを目撃するんだけど、その絵を見せないでどうするんだよ…。

 戻ってきた忠勝らは満身創痍。
 山県の軍と一戦交えてきたっぽい。
 でも忠勝が意地をはって、怪我などしてないこれは返り血だって言うの面白かった。
 
 信長の伝言を伝えるために水野がやってきました。
 彼は家康に、浜松で武田を食い止めるように伝える。
 信長は浅井朝倉軍と交戦中で、応援を送る余裕はないらしい。
 家康は信長に鷹狩りをしようと伝えてほしいといいます。
 水野が全然理解してないようだったので、2日だけ抜け出して例の場所で会おうと。
 鷹狩り、と言った意味ないやん。
(周りに武田の間諜がいるのを警戒して「鷹狩り」と言ったとしても)

 そういうわけで信長きたし…。
 俺を呼び出すやつは珍しいとかいいながら。
 でもさくっと話を切り出すのはさすがですな。
 家康は、信玄の狙いは信長であることをつげた上で、自分をエサに桶狭間をやるといいます。
 信長のほうはまだ戦は一月かかるということで、その後兵を3000貸してやると。
 家康は5000と言ったけど信長は3000で譲らず。
 まあきてくれるだけいいやん。
 信長は家康を励まします。
 そして武田をとめろ、必ず行くとも。

 家康は瀬名のところにやってきて、木彫りのうさぎを渡した。
 そういう設定あったなあ。木彫りの人形作ってた設定。
 これは自分の弱い心、おいていくと告げます。

 さて信長のところから佐久間、水野が率いる軍が派遣されてきました。
 一応篭城を一月やって、そうしたら信長の手があくからこっちに来る、という戦略らしい。
 信長も秀吉に対して1ヶ月で片をつけろみたいなの指示してるしね。
 ここ、秀吉が三月もあればといったのへ光秀が一月で、と代弁して言うのだけど、秀吉が何も
いわずに承諾してるとこが二人の関係性が見えていいね。
 信長に言われたんだったら「喜んで」とか「承知しました」とか言いそうだもんね。

 このあとの戦略会議で家康と信康のところで同じセリフ繰り返して言うのいらんから。
 本当にこういうしつこい演出好きですね…。

 浜松の町では民が逃げ出していました。
 武田が守ってくれるとか言ってませんでしたか?
 前回、民に武田が受け入れられてるとか言ってたのはなんだったんだ…。
 そんな中で直政は団子くれ、戦を高みの見物するって言ってた。
 豪胆な人だなあ。

 あと武田軍のCGすごいな…。
 後ろを歩いてる人ら全員CGだってわかるね。動き同じだもん。ま、仕方ないか。
 信玄は勝頼に自分の兵法のすべてを見せると言います。
 そして家康は、臆病だが自分の弱さを知っている賢い若造だとも。

 いよいよ浜松城の前に武田軍がやってきたのですが家康は戸惑う。
 武田軍が城を素通りしていったからです。
 つまり家康の策は見透かした上で通り過ぎて直接信長と対決するつもりだと。
 信玄、今頃家康らはもめてるだろうなと言ってます。
 てかもしも信玄が迎え撃つほうだったら策は幾重にも張り巡らせていたでしょうね。
 相手が必ずその通りに動くとは限らないのだから、パターン1がダメならパターン2という
ように立てておいて、すぐ動けるようにしていたでしょう。
 家康はもう篭城しさえすればうまくいく、と思っていたのが間違いですな。

 このまま通り過ぎさせては浜松の民から反感を買う、ということで(すでにあの千代が
民に対して細工をしてまわっていた)、家康はあわてて打って出ようとするも、佐久間らは
信長から篭城ということを言われてきているから自分たちは出ない、と言ってくる。
 そりゃそうですな。
 久松は、敵が来ないのに篭城ってただ泊まってるだけですよねとのんきなことを。
 でも誰だったか佐久間らに、敵を無傷で岐阜にいかせたとあっては切腹ものでは?って
言ってるのは良かった。
 確かにそうですね。
 しかしいつもなら先陣きって飛び出したがる忠勝が、今出ては負けると制した。
 まあそりゃそうだ。

 ここで家臣らが、ただひとつわれらが武田に勝っているとすれば地形をよく知っていることだ、と言う。
 三方ヶ原という広い場所があり、その先は細い道で襲われたらひとたまりもない。
 そこに兵をけしかければいい、というわけです。
 いやいや…そうだけど…あの信玄がここを通り過ぎる上でそんなリスク知らないで通るとでも?

 そういうわけで家康は出陣を決めるのですが…。
 ここでOP流れるのはおかしいでしょ。
 緊迫した雰囲気と全然あわないよ。センスないなあ。
 あと信玄の進みに恐竜みたいなSEつける必要もないでしょ。
 なんだかなあ…。

 というわけで三方ヶ原にやってきた家康軍でしたが…。
 そこには武田軍が陣を敷いて待ち構えていた。
 家康が考え付くことなどお見通しだったわけです。
 そりゃそうだろうなあ。
 信玄が、戦は勝ってから始めるものって言ってたけどこれはつまり、どういう展開になっても
勝ちを見据えて準備しておいて、その上で戦いに入ってもいい策を練っておけってこと
なんだろうね。
 まんまとこうして家康はひっかかったのだから。
 ここは、音楽もセリフもなくて家康が驚いてる様子が伝わってきたのは良かったと思います。

 そして一気に時間は飛んで、直政は兵死体にまぎれて戦場をあちこち見ていて、
家康の鎧をつけた死体が運ばれていくのを見る。
 兵士の一人が首級を持ってました。
 まあどう考えてもこの後の展開知ってるから、こんな変な終わり方するよりも、いざ
決戦のとこで次に引けばよかったのにねって思います。
 あと家康をあれだけ憎んでいた直政がいきなり家康のこと心配しはじめるのもヘタクソ。
展開的におかしいでしょうに。

 予告がもう完全にネタバレでしたね。忠勝のおじと夏目が死ぬなって丸わかり。
 

 


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