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どうする家康

第18話(23/05/14)

 家康が討ち取られたという話は瀬名らのところにも伝わりました。
 しかし彼女は、戦場ではデマが飛び交うこともあるから安易に信じずきちんと確認する
ように、と信康に念押し。頼もしい。
 信長のほうは、桶狭間は二度は起きなかったか、と言ってます。
 で、義昭は光秀からの報告を受けてホクホク。
 信長と手を切って信玄に頼ろうといってました。また松平って言ってるしなあ家康を。
 光秀は、まだ家康は死んだとも限らない、信長を見限るのは早いと言ったのですが
義昭は聞く耳を持たなかった。

 信玄のほうは運ばれてきた家康の首を見て笑ってました。
 そして時は半日戻ります。
 こういう無駄な演出いらないんだけどな。

 浜松を通り過ぎようとした武田軍に対して打って出ることを決めた家康。
 忠勝はおじきに、出るのをやめるよう言うが聞かない。
 家康は久松と夏目に留守居を預け、自らは出陣。
 その前に夏目に対して、なんでわしはお前の名前が覚えられない、って言ってました。
 あんたそれ当人に言うって失礼だよ。

 武田軍に待ち伏せをされていた家康軍は撤退を選択するも武田軍に取り囲まれ散り散りに。
 浜松城で報告を受けた久松はなんということだ…とショックを受けています。
 みんなも戻ってくるもそこに家康の姿はない。
 忠勝も戻るに戻れず苦戦していたところにおじきが駆けつけてきました。
 そして忠勝に撤退するように言います。
 ここはお前の死に場所ではない、お前は主君を守って死ぬのだろうと。
 すごいいいシーンだったけど、攻め込んでくる武田軍がフルCGでだせーな…って思った。

 夏目は戻ってきた兵たちの手当てに追われていました。
 酒井は戻ったものの、家康がいないと知ると怪我の体を押して出て行こうとする。
 その頃家康は忠勝と合流するも、武田軍に囲まれて小屋の床下みたいなところに隠れていた。
 そこにやってきたのは夏目でした。
 家康は過去の映像がフラッシュバックして戸惑います。

 夏目は手勢に周りを警戒させ、家康に対して鎧を脱ぐよう指示した。
 周りがその意味をパッと読み取ってすぐ脱がせにかかるのはかっこいいなあ。
 こういうムダのない演出は好きです。
 忠勝は自分が着ようとするんだけど夏目は蹴るんですね。
 おぬしはまだ先じゃって。
 
 家康はここで夏目を「吉信」と呼んだ。
 それはかつて自分がまだ竹千代だった頃、隠れている自分を見つけ出すのが上手だった
夏目の名前でした。
 
 昔松平家に仕えていた夏目は、織田軍の襲撃にあいまんまと家康をさらわれてしまった
ことを恥じ、家康の父に切腹を申し出ていた。
 しかし父は彼の働きをよく知っており、死ぬことは許さず名前を変えて生きるようにと
伝える。
 夏目はそれに対して深く感謝し、家康に仕えることを決意したのです。
 だから三河に家康が戻ってきたとき、夏目広次と名乗ったが家康は覚えていなかった。
 当然ですね、名前が違うんだから。
 それからも彼は名前を間違え続けたけどそれは、吉信と混同していたからでした。
 必ずどちらかの漢字が入ってたもんね、間違えた名前には。
 というすごい伏線があるのになんで一向一揆では夏目は裏切ったんだって話なんですが。
 命かけてお仕えすると誓った相手を二度裏切るってそれ恩義がどうの説得力かけるでしょ。
 アホなんかなこの脚本書いた人。

 それはおいといて。
 二度裏切った自分を取り立ててくれた、これしきの恩返しでは足りませんという夏目。
「殿、お守りいたします」っていった声のトーンがめちゃくちゃすごい。
 この役者さんは本当にすごい。甲本さん。踊る大捜査線で初めて見たかな私は。

 夏目は家康に、死ななければ徳川は滅びない。いつかは信玄も倒せましょうといいます。
「きっと大丈夫」
 それは子供時代家康が夏目からかけてもらった言葉でした。
 そうして夏目は過去家康に名前を間違えながらも呼ばれ続けたこと、そして子供時代
吉信と言われていたこと、それを思い出してくれた家康のことを思い出しながら敵陣の中
力尽きたのでした。
 ここ倒れるとき周りに兵士がいないのはいいですね。
 まあカメラワーク的に邪魔だったといいえなくもないですが。

 城にも武田軍がせめてきつつあり、渡辺がみんなを鼓舞してるのがいい。
 ここで酒井と石川は、とある策をとることを提案します。
 それは、門をあけてかがり火を焚き、息を潜めることでした。
 徳川の軍勢を蹴散らさんとやってきた勝頼は戸惑う。
 そして一旦引き返すことにします。
 突っ込まず信玄に指示を仰ぐことにした選択は賢明ではありますな。
 信玄や山県、穴山は笑って「空城の計だな」と言う。
 孔明が使った手で、わざとそういう風に無防備にして、罠があるかもと警戒させるのだそうです。
 なるほど戦国時代でよかったですね。現代だとアクセルとブレーキを踏み間違えた車が
容赦なく突っ込んでくるからね。(コラッ)

 ただ穴山あたりは、本当にやるやつは初めて見たと笑ってた。
 確かに中に入ってこられたらどうにもならない策ではあるもんね。
 
 信玄は孔明の策をとったことに免じて許してやろうと言う。
 しかしと食い下がる勝頼に対して、今浜松をまた攻めるにしても一朝一夕にはいかん、自分らの
敵は京にすくうものだという。
 まだしつこく言ってるなあ勝頼。
 信玄はそなたの代にそれは残していく、自分は時が惜しいというのでした。
 
 家康は夏目を失ったショックで泣いてた。
 え…三方ヶ原の戦いもう終わったの…?え?
 こんなあっさり終わらすって…。
 
 酒井と石川が、家臣らがいろいろがんばってることを報告してきました。
 皆自分が出来ることを精一杯してるんだなあ。
 そして家康は夏目の死に、必ず立て直すと誓います。
 まずは自分が生きていることを盛大に拡散しろと。

 まだ報告を受けてない家康は信玄軍に対して、信玄が戦をする時は勝ちが決まっている
時だという、勝てとはいわん、なすべきことをなせといいます。
 天が選ぶのは俺か信玄かどちらか。
 と、秀吉が部下からの報告を受けて、天はもう選んだかもと言ってくる。

 その頃武田軍では穴山になぜか信玄が「しっかりせえ」と叱られていました。
 まあ大体わかると思いますが。

 義昭も光秀の報告に怒り狂っていた。
 なぜ武田軍は引き返したのだと。
 自分はもう信長と手を切ってしまったのだぞと言ってる。
 この頃確かあちこちの大名に決起せよって手紙送ってたんだっけ。
 
 信玄の具合が一気に悪くなり武田勢は影武者を立てて急ぎ甲斐に引き返していたのでした。



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