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どうする家康

第22話(23/06/11)

 タイトルロゴ細かく変えるのは面白いと思うけど、そういう細かな配慮を本編にもして
欲しいなあ…。

 冒頭いきなり過去の回想になって、信康と亀の子供時代が描かれます。
 きっと瀬名は今出陣しようとしている信康を見て、昔は虫も殺せぬ子だったのになあ、と
思っている演出なんでしょうね。
 信康は出陣を前に、武田の大将の首を取ると勇んでいました。
 家康はお前は前線に出るな、信長がどういう戦いをするか見ていろといいます。
 
 長篠城は落城寸前でした。
 そこに伝令がきて、織田・徳川軍がきた、その数3万じゃ!と言われて沸き立ちます。
 前回強右衛門がもうすぐ援軍が来るっていってたのがなかったことになってるやん…。
 
 武田軍は織田・徳川軍がきたと聞いて警戒するも、織田軍はひたすら馬防柵を作るだけで
動きを見せない。山県は武田軍が怖いのかと言ってるけどその舐めプは死亡フラグだぞ…。

 家康らも信長が陣を敷いたまま動かないことは不審に思っていた。
 信康なんかはカッカして信長に進言しにいく!というので家康もついていくことに。
 こいつ前にケンカになった前科があるので酒井もついていくといいました。
 というわけでいくと信長は秀吉と囲碁をしていた。
 こちらからは攻めないと信長はいいます。
 何のためにきたんだと家康に言われて、碁を打ちにとかのんきに言ってるし。
 どうしても攻めたければ徳川だけでやれと。
 向こうから攻めてきたら打って出るけどねーという信長の様子に家康らは一旦引き上げようと
するも酒井はふと思いついて、じゃ武田の城を落とせばあるいは?と問いかけます。
 ここで信長の家臣らがいっせいに、俺がやる、俺が俺がっていってて、仕方なしに家康も
じゃ俺がというとどうぞどうぞ状態。
 信長が危険な任務を家臣には任せられないから家臣じゃない人だったらいいなあとか
言ったからです。
 そういうコントこの場面でいるかなあ?
 クソみたいな芝居じゃって言って帰っていく家康。
 まあ結局そこにもっていくべく仕組まれたことなんだろうな。

 家康の陣に帰ってもまた誰がやるかで俺が俺がのコント。
 しつこいなあ。
 面白いと思ってんのかね。
 なんかこういうのって上司が寒いダジャレを部下に披露して、言ったのが上司だから仕方なく
笑ってもらえてるのに、ウケたと勘違いしてその後もしつこく繰り返すのと似てると思ってしまった。
 前にそういううっとうしい上司がいたので。
 話がそれましたが、酒井は自分が言い出したのだから自分の役目だと。
 ここで死ぬなよと家康が声をかけると皆が同じように死ぬなよと。
 しつこいなあ…。
 酒井は明るく送り出してくれといい、石川がエビすくいと歌いだした。
 それをきっかけに皆エビすくいの踊りで盛り上がります。
 何のことかわからずドン引きする直政。
 ここは面白かったと思う。
 いつもの感じで送り出してやろうって雰囲気があって。
 何よりこのシリアスな場面で石川が言い出して皆が一丸になって踊るという、まさに
トラジックコメディのうまさはすごい。
 こういうところはさすが、リーガル・ハイの脚本担当した人だけはあると思う。

 と思ったらこの作戦は完全に武田側に筒抜けだったようですね。
 穴山が後ろを絶たれる前に引くべきではと勝頼に進言するのですが…。
 信長のところでも酒井が鳶ヶ巣山という武田の城に攻め入ってることは一報入っている
ようだったんだけど、武田軍がそれに気づいてるというのも把握してるようでした。
 すごいな情報網。
 信長はこれで武田軍も引くだろう、ここで引かねばバカかあるいは…と言ってますが。
 
 翌朝。
 長篠城の兵士らは銃の音などで目が覚める。
 酒井が攻め入っていたのでした。
 武田でも穴山が鳶ヶ巣山が落ちたと知らせてくる。
 ここで穴山、山県は父信玄なら勝ち目のない戦はしない、ここで引くと言うも、勝頼は
そうやって堅実な戦しかしてこなかったから父は天下を取れなかったんだとか言い出した。
 ダメだこいつ…早くなんとかしないと…。
 勝頼は虹を見て、父も見守ってくださっている、吉兆のしるしじゃって言ってたけどこの時代だと
虹は不吉の象徴だったような気がするんですが…。
 穴山、山県もダメだこいつ…って目してるなあ。
 それでも山県は自分が先陣を切るといいました。
 もう完全に死に戦じゃないか…。

 武田軍が突っ込んできたと聞いて、正気かという家康。
 ここの時点では織田軍の脅威がわかってないんだからそのセリフもしっくりこないな。
 いやいいんですが。
 と、家康の陣に信長がやってきた。
 ここがより前線だから見やすいという理由らしい。
 信長は信康に、なぜここにきたか聞いたなという。
 武田を追い払うためでも、長篠をすくいにきたわけでもない。
 武田を滅亡させるためだという信長。
 まあ確かに中途半端に叩いただけじゃ復活してくるっていうのを信長はよくわかってたんでしょうね。

 よく見てろこれからの戦をという信長。
 ほら貝の音とともに鉄砲隊が前へ。
 あっという間に突っ込んでくる武田軍を蹂躙していきます。
 っていうかしょぼいな…。
 鉄砲隊が撃つシーンは圧倒的ですが、武田軍は仕掛けた爆薬で撃たれたようにして次々
倒れていく、このシーンが繰り返されるだけで…。
 じゃあほかにどんなシーンをって言われると確かにわからないけども、迫力ねーなとは思った。

 信長がすごいのは、鉄砲は連射できない、じゃあどうすればいいかの部分を金で解決した
ところですな。
 撃てるやつが撃って、その人が新たに準備してる間に整った人が撃つと。
 これで絶え間なく撃つというのを実現した。
 確か一度撃ったら次装てんするまで30秒だっけ。
 信長の時代には火縄銃も改良されてそれなりに連射は出来たそうですが、それでもその
ロス時間考えたら馬ならかなりの距離走るでしょうしね。
 この時代の銃は今の防弾ベストなら防げるかなあ。
 それでもベストがカバーしてない場所に当たったらやばいけど。

 この圧倒的な蹂躙の前に信康も家康も声が出ませんでした。
 直政は愉快愉快と喜ぶ秀吉にドン引きしてた感じだなあ。
 鉄砲は3000丁だそうです。
 兵が強いだけでは勝てない、金を持ってるやつが勝つという秀吉。
 最後秀吉は家康に、本当に(信長の)臣下にならなくていいのか?と聞いて帰っていきました。
 これだけ見せ付けられたらねえ…。

 そういうわけで武田軍はほぼ壊滅に近い被害を受けたわけですが。
 勝頼が前に采配をふるっていたけどこれはどういうこと。引くな進めってこと?
 もう少しわかりやすい演出を…。
 あと後ろにいた人が逃走中のハンターみたいだった。サングラスじゃないけど目の周り
黒く塗ってたのかな。

 そういうわけで宴が開かれておりまして。
 勝頼は逃げたことがわかります。
 やっぱりあの采配は逃げるという意味で振られたのかな?
 信長はまだまだ敵はいるといい、ついてこれないものはおいていくぞ、と。
 場が静まりかえってる…。
 そして信長は五徳にもわかってるかと聞いていた。
 あれ、家康らとは宴ともにしてないんだ。
 織田は織田、家康は家康と別れてるんですね。

 家康はこの強さの前にはひれ伏すしかないといってますが家臣らはあっさり、誰に
仕えようと自分らは自分らと言ってくれてました。
 信長の家臣になればもっと五徳は偉そうになる、五徳のワガママを受け止めるようにといわれた
人が、ちょっとうれしそうだぞとドM暴露されてるの笑ったけど。
 ここ笑い話にされてるけど、五徳のわがままぶりは皆嫌っているのがよくわかりますね。
 
 家康は瀬名に信長の家臣になることを伝えます。
 なんか信康は心ここにあらずといった感じですが…。

 家臣になると挨拶をした後家康は信長から、まずは武田を確実に滅ぼすこと、そしてあと北条、
上杉、陸奥の伊達もだといわれてる。
 家康は信長のことを上様と呼んでますね。
 最初信長の陣に乗り込んでいったときには周りから上様じゃとたしなめられても絶対に信長と
言ってたのにね。

 それから家康らは武田の残兵を片付けるべくあちこちを攻めて回り。
 その中で信康はバーサーカー状態になってますね。
 これは戦いでハイになるやつか。
 瀬名はそんな信康のことを黙って見守っていました。
 家康には信長が心配だと打ち明けていますね。
 人が変わったように見えると。
 家康は戦の才能があると褒めてる。
 そういうことじゃないんだけどな…。

 信康は夢を見ていました。
 夢中で戦って兵を倒して気づけば動いてるのは自分ひとり。
 と、兵が立ち上がってくるのでした。
 ゾンビドラマになっとるがや。
 信康は起きて部屋を出て行く。
 庭でうずくまり泣いている信康に声をかけたのは瀬名でした。
 まあ信康は立場的に何もいえなかったんだろうなあ。

 信康が出て行ったことに気づいていた五徳は信長の言葉を思い出していました。
 自分が一番恐れている敵は徳川であると。
 よく見張れと言います。
 この当時信長が一番脅威だったのは宗教じゃなかったっけ。
 本願寺でしたか。
 まあこのあたりはドラマだから仕方ないか。

 さて信康と瀬名、どうなりますやら。



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