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どうする家康

第24話(23/06/25)

 冒頭に回想入れてくる悪い癖そろそろやめて欲しいんですよね。
 回想が入る人が死ぬってバレバレの流れだから、歴史知らないで見てる人にもすごい
ネタバレというか。
 歴史にネタバレも何もないけど、鎌倉殿はうまくやってたなあ。まああれも確かに死亡フラグの
言葉とかありましたけども。

 さてさて。
 勝頼は穴山と千代が瀬名に接触、たびたび話をしていると報告を受けうまく武田に取り込んだ
ようだなとご満悦だけど、二人は瀬名のことを「不思議なことを話す」と伝えました。
 ここの交流の様子が声なくて、その「不思議なこと」で篭絡されていった様子を描写する
力量もないのか…とはちょっと思った。
 
 五徳は平岩と会話をしていて、たびたび信康が瀬名のところにいっていること、平岩自身も
人払いして入れてもらえないことを知り不安になっていた。
 てかこういうことも瀬名はわからんわけではないでしょうに、平然とあちこちに文送ってるのが
なんとも…。
 家康も瀬名のところにあれこれ不審人物が入り浸ってると聞いても全然危険視してないし。
 現実から目をそらしたいのはわかるけどそれはどうなのよ。
 榊原や忠勝らも、岡崎と対立するようなことがあってはならないし避けたいといいます。
 直政が自分なら岡崎関係ないからばったばったと倒してごらんに入れるって言って忠勝にガッと
肩つかまれてて笑った。
 あと、家康が移動するとついていって側に座る演技はよかったと思います。
 それにしてもここまで言われてもぐだぐだやってる家康がなあ。
 史実と違う流れにしてるから家康が動かないのが不自然になっちゃってるというか。
 なんで正室と仲がいい設定にしちゃったんでしょうね。
 そこに信長から鷹狩りの誘いが。
 家康がいくと信長はまきを割ってました。
 それは誰用なんだ。
 彼はくれぐれも水野のようなことはないようにしろよ、と釘を刺し、入り口になたをさして出て
いくのでした。
 入り口の木が傷むでしょうがー!!

 その頃大鼠は傷を癒していました。
 まだくないを投げるほどにはいたらないようで。
 そんな彼女に半蔵なんとプロポーズ。
 花を受け取った大鼠は…「殺すぞ」。
 あーあ…。
 ムシャムシャ花を食べる大鼠、つおい。

 大鼠は瀬名のいる城の床下に潜み一月状況を探っていました。
 その報告で家康は、武田の名だたる武将が頻繁に会いに来ていることを知る。
 さらに、久松と家康の母もたびたび足を運んでいると。
 酒井らは水野の一件以来こちらとは縁を切っているのに築山には入り浸るのかと驚く。
 さらに、氏真と糸も訪れていると知り家康も驚きを隠せなかった。
 また明日にでも誰かをもてなすようだと知り、いよいよ放っては置けぬと思ったようです。
 遅いんよ…。

 瀬名らは穴山にあとは勝頼の返事だといっていました。
 そうしていると千代が静かに刀を抜いた。
 ちゃんと隠し持ってたのかっこいいな。
 思わず信康がかまえてましたが彼女は床下に忍ぶ大鼠の気配を感じ取っていたのでした。
 チッ天井にしとくべきだったな!
 でも特に追わなかったのはなんでだろう。
 ここで秘密が漏れたらまずいと思うんだけど…。

 報告を受けて家康は兵を集めるよう指示。
 何もわかってないお愛が、瀬名のとこにいくのですかーいいなー伊勢物語を持っていって
あげてください、と直政に言ってるのはちょっとうざかった。
 準備をしていると五徳がやってきた。
 自分は信康らが何かをたくらんでいるならば信長に伝えなくてはいけないが、それを
したくないといいます。何があったよってくらい性格変わったな。いいけど。
 そういうわけで築山に乗り込んでいくと、瀬名と信康がいて家康に話をしたいと言う。
 しかも後ろには穴山と千代がいた。
 もっとも家康は千代のこと覚えてないようでしたが。
 ここら瀬名と違うなあ。

 瀬名はひとつの夢があると語り始めます。
 要するに国々で同盟を組んで誰かが困ってるときは施しを、自分が困ってるときは助けて
もらえばいいんですって話だった。
 今の時代では国々がやってるけどこの時代にそんなことできるわけないんですけどね。
 武田だって北条らと組んだ同盟破棄してこの通り戦やっちゃってるわけだから。
 てかこんな架空の話をやる必要あったのかな。
 史実どおりの展開のほうが面白いと思うんだけど。あんまり史実史実言うのもなんですが。

 そんなことは父が許さないでしょうという五徳。
 もちろん徳川だけなら無理だけど、武田やその他のいくつもの武将と手を組んで、さらに
久松や今川も協力してくれるという言葉があるという瀬名。
 久松はこの計画なら残りの命をささげられるといい、氏真も、それならばまだ今川の名も
役に立つだろうといい、糸も北条が力を貸すというのでした。
 現実的には無理なんですけどね。なんでこんな展開にしてしまうのか。

 で、信康はこの同盟を組んだ国で同じ通過を使うといった。
 それならば安心できると。
 そうして出来た同盟に信長は戦をしかけてくるだろうかと言います。
 なんぼでも仕掛けてくるでしょうよ。
 ほころびを狙えばいいんだから。
 戦って何も正面からぶち当たるだけではないですからね。
 
 瀬名がここで日本のことを日本国、と言ってたけどその呼称って当時あったっけ。
 あったかな。
 今までヒノモトっていうのは聞いてきたけど。
 ともあれ、すべての責めは自分が負うという瀬名。
 五徳は信康についていく、と言います。つまりは信長に報告しないってことだね。

 ただこれをなすには皆が秘密を守るってことと、恨みを捨てるってことだけど、それは
難しいんじゃないかなあ…。

 ここからしばらく徳川と武田は戦っているフリをし続けます。
 これ数年ほど続いたらしいです。
 鉄砲の空砲撃つのも金かかるんだから、ワーワーやりあってるフリでもしとけばいいのに。
 石川らも回りに、くれぐれももらすなよと念押ししているのですが…。

 1579年のこと。
 信長はなかなか武田が落ちないことにいらいらしていました。
 のんびりしている佐久間にお前は家康の目付けだろうがと厳しく言っている。

 この頃家康は家族みんなで幸せなひと時を過ごしていました。
 こんなのんびりしてたっけ…。
 
 そんな中勝頼は穴山と千代を呼び、良いころあいだという。
 彼は徳川と手を結ぼうなどとはまったく考えておらず、この明るみをぶちまけて徳川と
信長の仲を裂こうとしていたのでした。
 仲が壊れれば武田が戦って勝てると思ったようです。
 このバカ息子が。
 穴山がそんなことをすれば勝頼から人が離れるといっても彼は聞き入れませんでした。
 これで見限られるんだろうなあ…。
 ただ勝頼の行動はついてくる部下を失うばかげた行動ではあったけど、あまっちょろい
同盟だの言ってる瀬名よりはよほど正しい行動であるとは思います。
 油断しているところを叩くわけだから。

 信長は報告を受けていました。
 この書庫、麒麟が来たか何かでも出てきたセットのような気がする。真田丸だっけ?
 ともあれ。
 信康と瀬名も、計画が漏れたことを知ったのでした。



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