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どうする家康

第30話(23/08/06)

 冒頭また本能寺の回想やってるけどいい加減しつこいですわ。
 こういうところが悪いクセ。
 
 家康は明智を討つと会議をしていたもののすでに遅く、秀吉が討ち取ったとの知らせを受けます。
ほんと何一つ成し遂げられないな…。
 酒井は冷静に、秀吉が見通していたからでしょうなと言ってる。
 確かにその通りですね。これまでの話を見てみても秀吉は、信長が誰かに殺されるかも
ということはうすうす気づいていて、引き返す準備をさせていたからね。
 やはり信長の近くでいろいろ見てきたからこそだと思います。

 清須会議が開かれ秀吉は三法師をだっこしながら、今後のことは柴田、丹羽、池田、秀吉の
四人で決めていきましょうといいます。
 柴田勝家は異を唱えるも他の人間はまあその通りにって感じだからどうしようもないわね。
 織田信孝はどうするんだ、織田家がないがしろではないか、というけどその三男の前に
次男の信雄は?まあバカボンボンだから皆無視してるのもわからんではないけど。

 ここで勝家、あることを3人に打ち明けます。

 茶々は自分らの父は浅井長政だけと言ってました。
 そりゃ家康が父になるかもって言われてそんな例えばの話を持ち出されてもって感じなんでしょうね。
 そこに秀吉が勝家をつれてやってきて、結婚おめでとうござえまーすと言うけど、全然目が笑って
なくて、ムロツヨシさんうまいなーと思いました。

 家康も勝家とお市が結婚する話は聞いていて、家臣らもこのまま秀吉の好きにさせないためで
しょうなというのですが。
 このままいけばどのみち勝家と秀吉は戦うことになる、その時どちらにつくかについて忠勝は、
家康のふがいなさに怒っているようです。光秀討伐に対しても先を越されたことについてですね。
 ただ家康は、光秀を討伐するよりも、武田からうばって自国領とした国をまず安定させることに
力を注ぎたかったという。
 確かに討伐に出てる間に背後から反旗翻されても困りますしな。
 北条が動き出してるからそれより先に力をつけねばならないと。
 忠勝もきちんとそういう風に納得できる説明をされれば異はないようで、北条に対抗するための
調略はお任せをと張り切ってた。

 このあと正信が出てきてタカの世話をしてました。
 やっぱりな。どうせ普通にいると思ったよ。
 そこにお愛がくるのですが、会話の最中タカは戻ってこなくて笑いました。あーあ。
 で、正信は家康に戦に出て欲しいと言われていくといいます。
 今まで散々サボってたけど今はやる気になってくれて何よりだ。
 …タカ戻ってこないしね。

 北条は大軍を出してきていて、直政は家康に各地に散らばっている兵を戻しましょうと
提案するも正信が、それはやめたほうがいい、敵も各地の兵を戻すから結局意味がないと
言う。
 逆に、この先の狭いところで待ち伏せして襲ったほうがいいでしょうと提案。
 家康はそれを採用します。
 文句を言う直政に家康は、正信のずるがしこさもこれからの戦には大事と言う。
 確かに戦局を切り開いてきたのはいつも正信の策だったもんね。
 それと直政に配下になった武田の軍を任せたいという。
 ひとかどの大将になったわけだからうれしいだろうねえ直政。
 うれしそうな顔を覗き込む正信の演技もいいと思った。

 一方秀吉のとこでは秀長が家康のとこに援軍送らんでいいの?とか言ってますが秀吉は
信長の下で多くの大戦をこなしてきたあれに勝てる軍勢はいない、ましてや今までもぞもぞ
してた北条ではなという。
 さすがですなあ。
 それよりも秀吉の目下の頭痛の種は目の前の信雄。
 信孝と勝家が三法師を擁立したからイライラしてるわけですな。
 でも本能寺の時点で信長は家督を信忠に譲っていて、その信忠も死にましたけど、
その順番から言えば三法師がつぎの織田家の跡目だからねえ。
 自分が跡継ぎになれる目はないと思うんですよ信雄。
 信孝の場合は三法師の後継者になろうとしてたんだろうとは思いますが。

 こうして秀吉と勝家の戦が始まるのですが。
 勝家は、織田家に恩義があるものは皆自分らの味方になるだろうと甘く見ていた。
 家康も手を貸すだろうと。
 そうして何もしなかったことが敗因でしょうね。

 北条は和議に応じたのですが、上野の国が欲しいといってきたようです。
 そこは真田家に安泰を約束していたのですが家康は、北条と手を組むためなら恨まれるのも
やむなしと言う。
 ここらの真田の動きは真田丸が詳しいですよ。
 で、お葉の娘おふうを北条ー嫁に出すのでした。

 12月。年の暮れ。
 戦が始まったのですが、勝家は雪で出陣できず。
 なるほどこれを読んでいたんですな秀吉。
 そして家康の下にはお歳暮が届きました。市からは美しい綿布、秀吉からは金子。
 家臣らはいかにも品がないと秀吉の贈り物を馬鹿にしますが家康は何も言わなかった。
 そりゃ金子のほうが役に立つこともあるとわかってるからだろうな。

 賤ヶ岳で激突した秀吉軍と勝家軍でしたが、柴田側には裏切りが相次ぎ総崩れとなりました。
 茶々はお市に、昔話してくれた約束の人はきますかねーとか言ってる。。
 この性格、初期の五徳並みになかなか熾烈ですな。

 家康に家臣らは勝家を助けるべく出陣しましょうと口々に言う。
 しかし正信がそれはどうかと思う、とやってきた。
 あの前田利家でさえ柴田を裏切った、皆秀吉についた、秀吉は民百姓に人気がある、ここは
静観して勝った方におめでとうと言うのがよろしいかと、と。
 家康もそれは思ってたんじゃないでしょうか。
 秀吉軍の破竹の勢い見てたら勝家側に自分らが加わったところで無駄死にするだけだ、と
思ったんでしょうね。
 お市との約束より優先すべきは徳川の安泰だもの。
 石川、酒井も賛同します。
 忠勝らがっかりしてるけど徳川が滅びたら何の意味もないからね。
 あと家康は、古い約束があって、相手はそれを覚えていたんだと愛に語るけど、それは
両方既婚の身になった時点で時効なのではって思うけどね。
 もうお互いに家を背負ってしまっているのだから、助けに行くというのも容易ではないと
思います。
 それをわかっていて家康に助けて欲しいと手紙を書く市もある意味残酷だと思います。

 秀吉は勝家の首だけとって来い、我が妻には傷ひとつつけるなと言ってます。
 お市を手に入れる気満々だなあ。

 茶々は家康は来なかった、あいつはうそつき、一生恨みますといってた。
 また逆恨みか…。
 こんな戦況でこれるわけないのに。
 市は秀吉の使いにまず娘三人を先にいかせた。自分も後からいくからと。
 そして勝家に市は、二度も夫を死なせた女になるのは嫌だ、この戦の総大将は自分だと
思ってると言った。
 男のようにありたいと思って生きてきて、最後少しでもそのように振舞えたことでもう悔いは
ないと。
 ここで聞いていた茶々が戻って市に抱きつくのがよかった。
 やっぱり年相応なんだなと。
 ただ、家康への深い恨みが生まれてしまったようですが…。
 茶々はお市に自分が天下をとるといいます。
 そういっちゃうのもどうなんよ…。家康は悪くないからねって理解しなさそうだしなあ。

 というわけで秀吉は市が勝家とともに自害したことにがっかりした感じでしたが、茶々を見て
あと数年もすれば…って感じでした。茶々も取り入るつもりなのかまんざらでもない態度を。

 家康は二人が死んだと聞いて、秀吉は自分が倒すといいます。
 お前いつもそればっかりやないか。しかも全然出来ないし…。




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