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どうする家康

第34話(23/09/03)

 石川の出奔に当然家臣は裏切ったと色めき立ちます。
 酒井は何か考えあってのことだろうとフォロー。
 正信も冷静に、情報が筒抜けである可能性がある、それを考えて今後戦の準備を
しなければならない、彼らはすぐにでも攻めてくるかも知れないと話す。
 ここで、武田の軍法にならってはと直政にふるのがいいですね。めっちゃやる気で
走っていったよ直政。

 愛が、木彫りの仏像が残されていた、と持ってくるけども家康は燃やせという。
 全部もってった石川がなぜこれだけは残していったのか、それがわからないハジメちゃん
ではないはずだ!(松本さんは昔金田一少年の事件簿で何代目かのハジメちゃんを演じてた)
 
 その夜家康は石川が戻ってきた夢を見ていた。
 味方になって戻ってきたと思っていたら実は秀吉の先鋒で、秀吉の命によって自分が
石川に殺されるという夢でした。
 まんま信長の時と同じですやん…。

 と、ここで地震発生。
 天正地震だそうです。
 関東大震災の発生日に放送日あわせてきたのかな?
 領地内の視察に出かけようとしていた家康は、愛があの仏像を捨てられずに持っていたのを
発見するも、こんな時ですから叱責することなく済ませました。
 その時愛は何かを見つけてたんですね。
 まだ東海のほうの被害はこれでも軽く済んだのでした。
 甚大な被害を出したのが秀吉の領地。
 復旧に終われ戦どころではなくなった秀吉、家康は運がいいと悔しがっています。

 その頃信雄は家康に、ちょうどいいから上洛しろよと言っていた。
 自分の身は安泰だから勝手なものですよね。
 渋る家康に、じゃ秀吉が人質を出せば上洛するんかと言ってきた。
 なんか…この信雄されてる役者さんめっちゃうまいですね。小物感あふれる能天気な
役というか。変顔というかちょっとしたアホ面が腹立たしいみたいなのすごいですよ。

 秀吉は自分の妹を人質に出すことにしました。夫がいたが別れさせると。
 もう身内でも全然容赦しない冷淡ぶりがすごいな。
 家康は正室はもうとるつもりがないと文句を言ってて、石川に意見を求めようとして
声をかけたら正信だった。ま、急には変えられませんわな。

 そうして秀吉の妹がやってきました。
 まさに秀吉の妹だなと家臣も言うくらい、明るくておしゃべり好きで遠慮がない
感じでしたが、これが逆に打ち解けやすいと思われたのかも知れません。
 家康にも瀬名の代わりがこれですみませんといったり、愛や家康の母とお茶会したり
打ち解けているようではありました。
 一方正信は石川のことをちゃんと調べていて、秀吉のところにいったものの飼い殺し
状態であると報告。まあそういう対応を最初からするつもりだったんでしょうね。
 家康のところから有能な家臣を引き抜いて、戦力大幅ダウンさせる、引き抜いたものは
使わないといった感じで。
 伊達さんところの片倉小十郎と上杉さんとこの直江兼続もスカウトしたらしいけど
こちらは、とてもじゃないが勤まりません、と断られてんだよね。
 
 忠勝と直政は石川のことを好きではないが敬っていた、と話しています。
 そうだろうねえ。
 秀吉のほうはあれでも上洛しないなら母親送れって言ってます。
 何でも送りつけんな。
 てか家康の気持ちもわからんでもないけど、人質にいってる家康の息子と、それについて
いってる石川の息子が見せしめで殺される可能性とかは考えないのかな。
 今回一度も話題に出てないの気になりました。
 
 評定が始まりましてみんなは戦でいいやんって言ってる。
 でも酒井は本当にあれに勝てると思うのかと冷静に問いかけた。
 そして家康にも、ここまで上洛を拒むのは瀬名に心をとらわれているからでは?と。
 そこに愛が入ってきたんですね。
 瀬名が目指した世は家康がどうしても作らなければならないのか、他の人が作っても
いいのではと言うのです。
 酒井もそれが石川には見えていたのかも知れないという。
 誰かが戦のない世を作ることになってもいいじゃないか、回りまわってそれが徳川を
守ることになると。
 愛はあの仏像と、石川が残していたお経が入った箱を見せます。
 お経を出して紙を取るとその下には押し花が。
 瀬名が築山で育てていた花々の押し花でした。
 あそこは今はないんですかね?全然誰も言及しないからわからないんだけど。

 みんなはこれでようやく石川が本当に裏切って出奔したわけではなく、戦を避け徳川を
守るため、秀吉のもとで自分が飼い殺しにされるのを承知の上で出奔したのだと知ります。
 家康は彼の思いに答えるために天下を取る夢をあきらめてもいいものだろうかと
家臣に問う。
 皆口々に、石川のせいで戦えないなあ、石川のあほたわけと言ってましたがそれは
自分ひとりで罪を負った石川への憎まれ口だったんだろうなあと思いますね。

 まあ石川も屋敷からほとんど出ずのんびりした生活のようですが、奥さんは今の
方がいいって言ってたからそうひどい生活でもないんですね。

 というわけで家康は木彫りの兎を箱に封印し、上洛を決意。
 ようやく家康が上洛すると知り秀吉はニヤニヤ。
 さてどうなりますことやら。



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