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どうする家康

第35話(23/09/17)

 冒頭、秀吉の母が屋敷に到着して、直政にぽーっとなってるシーンは笑いました。
 いくつになっても人は恋をするものですね。
 気持ちが若い証拠ではあると思います。

 一方家康の方は秀吉に会いにいく前日、秀長の屋敷に泊まることになったのですが…。
 なんと秀吉のほうから駆けつけてきた。
 しかも障子が開くと寧々の後ろに女性がずらりと。
 こういうところは秀吉らしくて面白い。
 秀吉は寧々をつれて、これは一番の家臣の酒井である、これは頭のいい正信である、
これはワシへの悪口を書いてた榊原であるといって回る。
 これは裏を返せば秀吉は家康の家臣をちゃんと把握してるってことでもあるんですよね。
 で、鳥居に関しては「…誰じゃ!」って言ってたの笑った。
 今まであまり会う機会なかったもんなあ。
 秀吉は家康の家臣らに、自分らはひとつの家、家康の家臣ならば自分の家臣も同然である、と言います。
そしてまた鳥居のこと忘れてるし…。

 秀長と寧々は家康に、くれぐれも秀吉を頼むと頭を下げました。
 秀長は秀吉の態度について、こちらがわざとこびへつらって下から見れば相手は本質が出る、
人を見極めるのにそうしていると話します。
 なるほど確かにそれは一理ありますね。
 信用できるのは信長と家康だけと言ってたそうです。
 白々しいなあ。
 まあそうやって懐に入るのがうまい人なんでしょうね。
 家康は寝たふりをしていた秀吉に声をかけ、今後は支えると決めた、二度とあなたに陣羽織を着せる
ようなことは致しませんと言います。
 ま、こっちも白々しいというか、狐とタヌキの化かしあいみたいなものか。
 秀吉はそれ一同の前でやってちょ、という。

 翌日、家康が秀吉の傘下に入ったという通達がなされるのですが。
 そこで秀吉にうながされて家康が、その陣羽織をくれと言うんですね。
 秀吉がわざとらしく驚いて、これをやることはならんといえば家康が、自分があちこちに赴いて
敵をやっつけるから二度と陣羽織を着せるようなことにはならないというわけです。
 それで秀吉がいたく感動して陣羽織を家康に着せるという展開でした。
 まあこれくらい大げさにやったほうが家臣らも感心するのかなあ。

 そういう顔見せをしている中、鳥居は本当なら直政がくるはずだったのになんで自分が
来ることになったのかなあと言っていた。
 正信が、旭が言ったみたいだよと言ってて、鳥居は首をかしげるのだけど正信は、鳥居のほうが
忠臣だからだろう、とフォロー。ま、本当のことは知らないほうがいいでしょうね。
 あと話をしながら正信が隙を見て鳥居の食べ物奪ってたの笑った。

 その直政は…。
 屋敷にて大量のまきやらわらを積み上げていた。
 大久保が質問すれば、大坂の家康に何かあれば、秀吉の母を焼き殺すつもりだと物騒な
ことを言っております。
 過激だなあ。
 
 さて顔見せが終わりまして。
 秀吉がみんなに、気をつけて帰ってちょーって言ってるの面白いわ。秀吉らしいというか。
 そんで自分は島津を攻めにいってくるといいます。
 陣羽織羽織らない話どうなったよ。
 家康には北条を任せると。
 ただその前にやっかいごとがあると家康がいいます。
 それはいまだ沼田に居座っている真田でした。
 でもこれは家康のほうが悪いからなあ。
 
 その頃浜松ではお愛が稲姫をたしなめていた。
 父に言いつけますよって言われてる。
 まあ真田丸見てたらわかるけど父は忠勝ですね。
 てか真田丸といいこれといい奥さん出てこんなあ。
 
 直政は直政で秀吉母の相手大変そうだなあ…。
 なんかイケメンにほれるっていうのはいいと思いますが執着の仕方がちょっと気持ち悪いというか。
 まあともあれ直政は家康の話がうまくいったと聞いて、秀吉の母にこれであなたも帰れますよと言います。
 良い息子さんをお持ちになって幸せですねと。
 ここで秀吉の母はぽつりと言うのです。
 自分は幸せ者なのだろうかと。
 普通に子を生み育てていたはずが、気づけばあんな、上り詰めた人間になっていて、あれは
本当に自分の息子なのかと。
 まあ気持ちはわからんでもないです。

 さて家康の方は石田三成と出会ってました。
 天体の話で盛り上がってるなあ。
 家臣らはそれを見ながら、ああいう話が出来るものは徳川家臣にはいなかったな、と
言ってました。まあ確かにそうですね。
 最後家康が「厠が兎!?」と言ってたのはうさぎ座のことです。
 中国ではこれはうさぎ座ではなく、トイレとして見立てられていたはずです。
 多分このドラマに兎というワードがあるからエピソードなど探してもってこられたのではないか、と
思いますが。

 家康は秀吉に市の三人の姫は息災かと尋ねる。
 とたんに秀吉上機嫌になって何かを話そうとしますが、弟に制止された。
 家康も気づいてませんでした。
 まあ言いかけたのは茶々のことでしょうねえ。
 
 秀吉の母が帰ることになり直政が付き添うことになります。
 帰りたくないという母。
 秀吉は誰かが首根っこつかんでおかないととんでもないことをしそうでと言ってます。
 その秀吉も家康が戦のない世を作るといったことに対して、家康が帰ってから、戦がなくなったら
武士や民をどうやって食わせていくんだといってます。
 切り取る領土はこの国の外にあるとも。

 浜松城を出ることになり片づけが行われていたのですが、愛が開いていた帳面を誰かが
読み始めていて。
 お愛がケツをぶったたいたら家康だった(笑)。
 愛は誰かわからずぶったたいたようですが、それにしても日記を広げておいておくものではないですよ。
 民にお礼をしようということで一同、炊き出しをしてみんなに分け与えています。
 そこにあの老婆がいた。
 脱糞したとかもちを食い逃げしたから追いかけて金を取り立てただの噂を広めたといってます。
 まだ生きてた(笑)。
 家康は笑って許すのでした。
 で、稲姫がまた盗み食いしてた。
 こうして一同は16年を過ごした浜松城を後にし、駿府城に入りました。
 そこにやってきたのが真田です。
 沼田を明け渡せという家康に対し、家康は言葉がわからんのかとあおる昌幸。
 突然立ち上がり、そこにあった壷を息子の信幸に「これをやろう」と渡した。
 家臣らがそれはお前のものではないだろう、と言うと信幸は戻すけど。
 要するにこれと同じことをしたのだ、と態度で示したわけですよね。
 正信が「さーなーだーどーのー」と呼びかけてきた。
 家康は今秀吉の家臣なのだから命令に従わないのはどうか、と言うことをいうわけです。
 昌幸の答えは「なーりーまーせーんー」でした。
 同じやり方で返すの面白いな。
 正信との丁々発止すごかった。

 昌幸はどうしても家康を信用できないから、自分の息子に姫を嫁として差し出して
欲しいと言う。
 適齢の娘がいないのなら、家臣の娘を養子にしてその姫をというのでもいいと。

 その頃稲姫はお愛とともにいろいろ習い事をしてました。
 後ろに忠勝が立ってるの面白い。
 厳しくしつけてくれって言ってるし。
 さてこの嫁入りが描かれるんですかねえ。



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