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どうする家康

第39話(23/10/15)

 捨が生まれ秀吉は大喜び。
 しかし自分の手は多くの血で汚れているといい、他の者も遠ざけます。
 前の子が死んだのがそれだけ響いてるんだろうなあ。
 何か無礼を働くものあれば成敗していい、という言葉に笑顔でうなづく茶々。ゾッとした顔で
それを見る寧々、という図が良かった。

 秀吉は和議の条件として人質を差し出すような内容を言っており、三成は家康に、これは到底
無理なのではと相談を持ちかけます。
 三成としては今後、会議によって政を決めていく制度にしたいのだと。
 それ鎌倉殿がやって見事に崩壊してた記憶が。

 家康は息子、秀忠をつれて上京していました。
 あれ、秀吉のところへ人質にいってたのは違う子だっけ?
 まあいいや。
 そこに現れたのは酒井でした。
 すっかり年老いて目もほとんど見えなくなっていたけど、彼は秀忠の成長を大層喜びます。
 海老すくいをやってみせててひととき、彼らは昔に戻ったように楽しむのでした。

 その後家康は酒井と今の状況の話をしていて、よくここまで耐え忍んだといわれます。
 酒井にとっては息子のようでもあったんでしょうな。
 そんで、もうそろそろ天下人をやってもいいのではと言うのですが。
 瀬名の夢をあきらめたのにここでやるんかいって感じだけど。

 それから3ヵ月後。
 奥さんが縁側で戦自宅をしている酒井を見つけた。
 家康の命によりこれからいくのだと。
 ボケてるんだろうなあ。
 でもここで何を馬鹿なことをって止めないのがいいですね。
 鎧のヒモをしめてあげて、そして帯を巻いてあげてた。
 そしてふと見ると酒井は事切れていた。
 奥さんは「ご苦労様でございました」と声をかけてあげるのでした。
 いい終わり方じゃないのかな、武士として。
 個々のシーンはとても良かったと思います。

 さて明よりの返事が来たのですが、なんと秀吉の条件をすべて受け入れるというものでした。
 秀吉は大変に満足する。
 しかしそれは小西が作ったニセの返事であり、当然秀吉は真実を知って怒り狂った。
 なんでそんなことしちゃったかね…。
 家康がとりなすも秀吉は、ここで引いたら先の戦で何も得られなかったことになる、それは
ダメだからもう一度戦争だというのでした。
 ワンマン社長がボケてしまうと誰も止められないからなあ。
 そういうわけでもう一度朝鮮出兵が。
 こんなもん適当にサボっとけばいいのにね。
 中にはそういうのうまくやった人もいるんじゃないですか。
 戦ってるフリみたいなの。

 秀忠に対して正信は、国の外も中もメチャクチャだ…と言うのでした。
 そんな中秀吉が倒れました。
 茶々がめっちゃ冷静に見てたのがすごい。もはや取り繕うともしない。

 三成が会いに行くと臥せった秀吉は「誰だ」と。
 ギョッとした三成ですがそれは秀吉の冗談だった。
 でももはや自分が長くないことは悟っていて、誰が次の天下人かと三成に問う。
 彼はここで勇気を出して、もはや天下人は無用、と言うのでした。
 合議制を提案するのですね。
 秀吉も自分もその通りだと言うのでした。

 三成から報告を受けた家康は嬉しそうにしていて、利家とともに今後のことを話しています。
 利家もまた、あのなんでも欲しがる秀吉が最後に民の幸せを言うとはかわったなーと
喜んでいたのですが…。はてさて。

 秀吉は家康を呼び、秀頼を頼む、お前のとこの千姫と結婚させてくれという。
 そうすれば安泰だと。
 家康から朝鮮での戦をどうするのかといわれた秀吉は、民の幸せを祈るなんて嘘だ、秀頼が
幸せならそれでいいと。
 ま、そうでしょうね…。
 どうせ自分が死んだら天下はお前に取られるんだという秀吉。
 豊臣は自分の一代で終わるのだと。
 まるで見てきたような言い方だな。
 しかも倒れこんで死んだフリしてるのちょっと笑った。どこまでしたたかなんだ秀吉。
 家康は二度と戦乱の世には戻さない、と言うのでした。
 ただ家康が帰った後、茶々がなんか出て行った感じのシーンがありましたね。
 会話を聞いていたってことなんかな。

 秀吉最後の時に横にいた茶々は秀吉に、秀頼は私の子、天下は渡さないといいます。
 やっぱり会話聞いてたのか。
 てか予告で「あなたの子とお思いか?」ってやってたのひどい予告詐欺ですなあ。

 


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