多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→どうする家康


どうする家康

第45話(23/11/26)

 茶々しは千姫に、天下を統一したのは誰かと聞いていました。
 千姫は秀吉であると答えています。
 要するに、家康が秀頼が成長するまでの間預けた役割を返してくれない、ということを
回りくどくイヤミを言いたいらしい。
 にしても茶々、ずっと黒髪のままで老けた様子もなく一人浮いてるんだけどなんとか
ならないんですかね。もはや秀頼と姉弟にしか見えない。
 茶々はこのまま家康が天下を返さないなら戦になっても仕方がないといってます。
 
 その家康は自分もそろそろ寿命かなみたいなことを言ってた。
 正信が茶々らのほうは関が原で負けた方を大坂に集め雇ってやっている、それで
ますます人が集まっていると報告。
 大坂ではいずれ戦になろうという話で持ちきりだと。
 秀忠は徳川が上だと示すべきと言います。
 秀頼に挨拶にこさせる、従わないなら武力で上だと示すべき、と言うも、家康は
それはダメだと。
 秀頼に下手な扱いをすると徳川の評判を落とすし非難がこちらに向くと。
 せっかく戦のない世になったんだからもう避けたいってところなんでしょうね。

 正信が、秀頼に二条城にきてもらい、上段に座らせるのはどうかと提案してきた。
 豊臣は公家のトップ、こちらは武家のトップ、武家は公家に仕える者であるかが、これで
うまいことおさまるのでは、というわけです。
 息子が文句言ってるけど飄々としてるな正信。そういうとこがすきですね。
 間に寧々に入ってもらおうと家康が言い、寧々が茶々に話をもっていきました。
 
 茶々はいったら殺されるみたいなことを言って激怒するもここで、加藤清正が、自分の身を
もって秀頼を守るといい、いくことになります。

 秀頼、家康が口上を述べている間にささっと寄っていって気安く話しかけるところは、
秀吉そのままだなと思いました。あの人も、堅苦しいことはやめようやって言って気安く
話しかけて、人々の心に入るのがうまかったですよね。
 で、上段に秀頼を座らせようとするが秀頼は、家康こそ座るべきといってきかない。
 寧々がでは二人で座ったらいいのだわと言い出して、家康の座布団とか家臣が
持って行くのですが…。
 秀頼は家康に手を貸し、家康が先に座ったと見るや自分はささっと下に戻り恭しく
頭を下げた。
 してやられたという顔の家康。
 ここの演出はとても良かった。
 リーガル・ハイでいかにも古美門がやりそうな手口ですよね。
 そして秀吉がやりそうな手でもある。

 下に戻った秀頼はしれっと家康に対して、参上するのが遅れて申し訳ない、どうか許して
欲しい、と言いました。
 さしもの家康も完全に裏をかかれましたね。

 秀忠はこれで徳川が上だと示すことができた!と大喜びですが正信や江は渋い顔。
 案の定大坂では、あの家康が秀頼を下に座らせて頭を下げさせたという噂で持ちきり
でした。
 それを聞いて秀忠激怒しています。
 お前も忙しい男だな…。
 真田幸村がウロウロしてたけど、彼が噂を広めたのか、それとも単に情報収集してた
のか…どちらだろう。

 秀頼、茶々らのほうはニマニマって感じでした。
 猫かわいかった。
 庭に岩合さんがおられませんか?

 アダムスがなんか日本人の名前になってたけどこの人だったんか。
 三浦按針。
 知らなかった…。
 で、アダムスは時計をなおしてました。
 日本とは時の数え方が違うから時計を置いとく意味があるかはわからんですが。
 家康はアダムスに大砲を用意して欲しいといいます。
 二度と戦乱の世に戻さないという家康。
 つまり戦になろうとも長引かせずさっさと終わらせるために大砲をってことなのかな。
 
 氏真が会いにきて、時計の仕組みを知りたくてといってる家康に、お前は昔から木彫りを
するのがすきだったなと言ってるけど、時計をバラすことと木彫りの趣味って全然関係
ないと思う。大丈夫か…。
 ともあれここの話するのは、氏真ががたびたび江戸城に遊びにきてたのは事実だから
いいんだけど、今ここに入れることかなって思った。
 年齢的にもう氏真も退場の時だから最後にって感じなのかも知れないけど、だらだらと
いらないシーンだなって感じ。
 
 秀頼の活躍はいよいよ目覚しく、秀吉の大願であった京大仏の再建を果たしていました。
 その開眼式に一応徳川も招くらしい。
 家臣が、ますます光り輝く若君と老木の対比は目立つだろうとも言ってます。
 まあそんな風に馬鹿にしてられるうちがね…。
 あとに残るのは凡庸の二代目って言ってるけど、このドラマでは秀忠がなんであんな
馬鹿に描かれるのか知りませんが、実際の秀忠はそこまでおろかではなかったですよ。

 秀忠は大仏が開眼してしまうとますます秀頼の威光がすごいことになってしまう、何とか
してくれと家康になきついています。
 のび太じゃないんだから。
 阿茶も今うかつに動くのはまずいと言っています。
 秀忠は自分が凡庸であることにも嘆いていました。
 今城下で言われてるのは、柿はやがて熟して落ちるから秀頼は天下が転がりおちて
くるのを待てばいい、みたいな歌だそうですが、そこに自分は出てきてもいない、と秀忠は
言います。
 そりゃそうでしょうよ。
 家康はそんな彼に自分の才能をよく受け継いでいるといいます。
 自分の弱さをきちんと認められるところだと。
 もしかしたらお前こそが王道をなすものかもしれんな、と家康は言うのでした。

 それはそうと後ろの刀持ちって中腰なんですか?
 ずっとグラグラしてて気になって仕方がなかった。(家康がアップになるのでずっと映りこむ)
 むかって左側の人は途中で体勢変えてたし。←カメラに映りこんでても普通に流れて
いたから台本にある動作なのか知りませんが。

 茶々は柿が落ちるのが待てない、家康を倒して天下を取ってこそとか言い出した。
 そこに坊主らが鐘の銘を考えて欲しい、といくつか候補を持ってきます。
 梵鐘か。
 茶々、それを見て面白いとニヤニヤ。

 あの有名なやつですね。
 国家安康で家康の名が刻まれてるってやつ。
 てか国家安泰にしとけばよかったのにねー。
 正信はキレ者を江戸から連れてきた、と言います。
 もはや戦は避けられないでしょうと。
 いよいよ大坂の陣ですね。



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→どうする家康