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どうする家康

第47話(23/12/10)

 冒頭唐突に、願掛けしてる映像が出たから何かと思った。
 相変わらずこういう、唐突に映像入れる悪いクセは治らないんだなー。後で必要な伏線と
いうのはわかるんだけど唐突すぎるんよ…。
 そこの部分だけじゃなくて、姉さまと呼ぶ声をもう少し入れればいいのに。

 大坂城が砲撃によって損壊し、豊臣側は和議に応じると申し出てきました。
 正信がおめでとうございますと言ってる。
 千姫も無事だという知らせが入りました。

 阿茶が和議の交渉役として頼まれていました。
 一方豊臣側は初が選ばれていた。
 まあ、何で私がってなるほどほかに適任がいないんでしょうな。
 しかも初が何か聞こうとしても大野畳み掛けるように言い渡してるし。
 話聞いたげて…(笑)。
 豊臣の条件は3つ。それを何としても認めさせろと茶々は言うのでした。

 交渉の場に来た初。
 後ろには…鎌倉殿の占いババいるじゃねーかよォォォ!まだ生きてた!
 と思ったけど大野の母親としてきたらしい。
 初が、阿茶はお菓子を出して油断させてくるから食べるなよって茶々から言われてたにも
かかわらずがっつりお菓子食べてて笑いました。
 でも阿茶の言う、堀を埋めて本丸壊すなら牢人抱え込んでるのもとがめないよというのに
対して、それを豊臣でやらせてくれるならいいですよって言って、徳川が手伝うという提案も
跳ね除けるあたり、茶々の妹ではあるなとは思いました。
 
 徳川ではその報告を受けて、まあどっちにしろ堀を埋めるならいいだろうって流れにはなってる
けど、「再び抗うほどおろかではなかろう」ってフラグ立ててた。
 あと家康、もう駿河に帰ったらって言われてた。
 ジジイを邪魔者扱いしやがって…!

 そういうわけで大坂城の堀埋め立てを…徳川がやってきました。
 いつまでも豊臣がやらんから手伝ってあげてるってことらしい。
 大野は不満を訴える豊臣勢に対して、やらせとけやらせとけ、こうやって徳川が横暴していると
広まって豊臣の味方が増えるだけだといってます。
 果たしてそううまくいくかな…。
 
 初が牡丹餅をもってやってきたのですが、そこに江が現れた。
 家康が、初が来ることを知って江を呼び寄せてくれたらしいです。
 それはいいけどたたみに牡丹餅おいた横でわちゃわちゃするとほこりが入るから…といらん
心配してしまった。
 そして大坂城はまた戦う準備をしているという報告が。
 メシが欲しくて集まっている連中はまだいい、メシを与えればいいのだから。一番厄介なのは
戦うことを求めている連中だ、と家康は言います。
 こういうのは金では動かないからねえ。
 そこに報告が。
 牢人が京に火を放ち大量の死人が出たというのです。
 家康は和議を反故にしたとして抗議。
 もちろん豊臣は牢人が勝手にしたことだ、と言いますね。
 家康は牢人を今度こそ解放して、豊臣は徳川の入るようにと言います。
 初はそれを豊臣に持ち帰るといい、江も行くといった。
 そのつもりで呼んだのでしょうと。
 ま、阿茶が行くよりはいいでしょうね。
 家康はこれが最後の通達である、と初に念を押します。

 徳川軍は戦の支度をしながら京に入りました。
 二条城にて寧々に自分たちの求めに応じてもらうと話してる。
 寧々も、茶々は秀頼を死なせたくないはずなのですが、あの子の中には何か許せない
ものがあるのでしょうとか言い出した。
 そして自分の役目は終わったと。
 いつもの寧々ちゃんじゃないー!(それクレしんや)
 ここで江が、自分が話していいものか、と言いながら口を開いた。
 姉にはずっとあこがれていた人がいた。
 本能寺の後、その人が無事生き延びてくれるようにと願っていた。
 それが冒頭の願掛けシーンなんですね。
 まだ幼き頃の茶々が神に無事を祈ったのは家康のことでした。
 妹たちには、母があまりにも願うのでと言ってたけど実は自分があこがれていたって
パターンですか。
 そして秀吉に攻められた時に家康は助けにきてくれなかった。
 柴田勝家とお市はともに燃え盛る城の中に消えたわけですね。
 ここで、あこがれるのはやめましょうとなったわけか。(それ大谷選手)
 憧れは憎しみに変わり、茶々は秀頼を自分の憧れの君として育て上げた。
 人を見捨てず、天下人になってくれる秀頼を。
 だから家康を倒すのは、ニセモノの天下人を倒し、本物の秀頼が天下人になる
という必要なことだったわけですね、彼女にとっては。
 こじらせてるなあ。
 結局家康に理想像を押し付けておいて、そうならなかったから勝手に裏切られた気に
なってる、面倒くさいファンそのものの思考なんだなあ。

 江はそこまで話して、本当に説得できるのは自分たちではない、と言います。
 どないせーっちゅーねん。
 
 大坂城にて浅井三姉妹がそろいました。
 これで最後ですね、そろうのは。
 初は牢人を召し放ち、豊臣は一大名になるようにとの内容を伝えます。
 秀頼はよくよく検討すると。
 あ、これダメなやつだ…。
(日本人のテンプレお断り言葉「持ち帰って検討します」)
 江は家康から手紙を預かっている、と言い茶々に渡します。
 その場で読むかと思ったら懐に入れた。
 あと千に何か言うことがあればといわれ、江は下座にいた千姫のところにいきます。
 割と段差あるなこの上座。
 20〜25cmくらいはある。
 なかなか降りるの怖いし危ないな。

 で、千姫に家康からの贈り物、あのペンをあげようとするのですが千姫は自分は豊臣の
妻だからと断りました。
 あの大坂城天井崩落から茶々が身を挺して千姫かばったことで一気にこちら側の人間に
なってしまったなあ。気持ちはわかりますが。
 てかここで断るのはいいけど上座にわざわざ上がるのは、立場が違うという演出なのかな。
下座にいた千姫がいきなり上座にいったからびっくりしたよ。
 
 茶々は家康の手紙を読んでいました。
 そこには乱世は自分たちの代で終わらせようということ、秀頼は次の代になくてはならない
人間だから必ず生きていて欲しいことが書かれていました。
 生き残らせることが母の役目だとも。
 かつてあなたの母(市)がそうさせたように、と。
 ここら家康は昔茶々が赤ちゃんの頃だっこさせてもらったことがあるから、それこそ父親みたいな
気持ちだったのかも知れませんね。

 茶々は秀頼に今まで自分が決めたことをやらせてきたから、自分の好きなようにせよと
いいました。
 そして秀頼が選んだのは戦うことでした。
 あーあ。
 信じる者を裏義らが、人を助け世につくすのがこの秀頼である、とかつて茶々が言ってきた
ことを言ってたから、憧れの君が完成したようなもんなんだろうなあ。
 ユッキーが六文銭をかかげてました。お前それわざわざ作ったんかい。
 千姫も前回とは打って変わって力強く豊臣を倒しましょうと宣言。
 変わっちゃったねえ。
 これでいいという感じの茶々でしたが、後ろにいた初が驚愕しているのを見てどう思ったのか、
家康からの手紙を燃やしていました。
 結局茶々の憧れの君は秀頼になったってことなんだろうなあ。
 
 これが秀頼の返答か、ということで家康は決意しました。
 さらばってつぶやいていたけど誰にだろう。
 茶々に決別ってことなんかな。
 次回いよいよ最終回ですが、まんまエヴァ最終回だった。(予告が)



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