多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→どうする家康


どうする家康

第5話(23/02/05)

 今回は面白かったなー。
 見ごたえありました。

 岡崎にて、母と合流した家康。
 母は再婚していて、なんかテンション高い。
 張り切って今川領切り取っちゃってーって言ってます。
 再婚相手の久松もそれなりの武将ですね。
 家康がうかない顔をしているので母は、また妻子だってすぐにもてますよといってる。
 なんか…母のキャラ変わったな…。
 いや家康生んだ時の態度と同じではあるんだけどなんか説得しに来たときと全然
違うなっていうか。

 氏真は話し合いに応じないのでもう戦うしかないんですが、駿府は岡崎から遠く、
間にいくつも武将がいるから、それを倒しながらいくというわけにもいかない。
 石川もそれでは瀬名たちの命が危険だという。
 それでどうしたものか悩んでいるわけです。
 なんか…気持ちはわかるんだけど国や部下のこと思ったら切り捨てないととも思うんですよね。
 そう簡単に割り切れないのはわかってるのですが。
 ここで大久保が、奇策を思いつく人間に一人心当たりがあると言い出した。
 名前を本多正信。
 その名を上げたとたんみんなが、あいつはダメだって立ち上がって言い出すの笑った。
 そんなに嫌われてるのか。
 忠勝らもあれは本多じゃないっていうし鳥居の爺さんも本多の恥って言うし。
 一応呼ばれてきて話をきくと、やりようはあるがみんなの前では話せないという。
 誰からもれるとも限らないからと。
 家臣らは憤るけど確かにこれくらい警戒しないとダメなんだよね。
 家康の祖父も父も家臣に裏切られてきてるだろと指摘する正信。
 まあそうなったらね。
 忠勝は、こいつはぶったくりじゃと言ってる。
 正信は、金を持ち逃げしたとしてそれがなんだ、うまくいったら助け出せるんだぞと言う。
 いや持ち逃げしたらダメだろ!

 家康はひとまず人払いをして話を聞くことにします。
 正信は妻子を盗むと提案する。
 服部の一党を送り込むのだと。
 その代わりあいつらは金でしか動かない、というわけです。
 その話を聞いた石川と酒井は正信に金を渡したのかとあきれていました。
 服部党はもういない、家康の祖父はこれらに敵方の動きを探らせていたが一党の者に裏切られ、
責任を取ってトップは辞任、その息子の服部半蔵は生きてはいるけど忍びではなく細々
暮らしてるだけだと。
 家康びっくりしています。
 さてこの賭けは吉とでるか凶と出るか。

 なお忠勝が「ぶったくり」といってましたがこれは今の言葉でいえば「ぼったくり」ですね。
 昔「やらずぶったくり」という本がありまして(多分40〜50年くらい前の本)、「ぶったくり」とは
なんだろう?とずっと思っていたけどこれで謎が解けました。
 
 正信、服部半蔵に会いにいきました。
 伊賀者を集めて欲しいというが半蔵は帰ってくれ、忍びの仕事はやらないんだという。
 服部家は武家である、忍び家業はするなと父の遺言だと。
 正信、仕方がないわかった、じゃあ帰るといい、出していたお金をしまおうとするがうっかり
土間に落としてしまう。
 あわてて拾う正信だけど、さらに落としてしまって、半蔵があきれた様子で拾ってやるんですね。
 正信はそれとばかりに彼の胸元に金を押し込んだ。
 武士として生活費が必要だろう、と。
 んで、忍びもできるだろ、武士としてなと。
 正信うまいな…。
 本多家とか家臣は嫌ってたけど、人をおだててやらせるところとか、正攻法ではない
策は天才的だと思う。さすがL!(それもう10年以上前の映画ですやんか)
 
 結局引き受けることになった半蔵。
 玉みたいなのを鉄瓶か何かの中に入れるとそれがつたって仲間のところに届く仕掛けに
なってた。
 ピタゴラスイッチかな?
 そして合図を受けた仲間らがさらに仲間を集めていく、という仕組みでした。
 みんなが集まってくる様子が、昔の映画の少林サッカーのようでちょっと面白かった。
 グラサンかけた兄弟がかっこよく集まってくるシーンね。
 あと、なんやかんやで半蔵も仲間も、忍びの心を忘れてなかったみたいなのがかっこいいなと
思いました。
 そして囲炉裏に仕掛けがあってそこから中を通って集合場所に行くようになってるらしい。

 こうして正信は服部半蔵と党28名を引き連れて家康のところへ。
 駿河の浜から瀬名らを乗せたらこちらのものだ、と正信は言います。
 石川は正信にお前も現場に行けといった。
 まあまだ信用しきれてないんだろうな。
 ここでアイキャッチ入ったけどなんなん。いらんよそういうの。

 氏真のほうは鵜殿の息子らの鍛錬を見てました。
 鵜殿は氏真に命じられて妹を瀬名の下へ派遣していました。
 てっきり子供の毒殺でも頼まれてたのかと思ったよ。(お前の発想が怖いよ)

 妹、田鶴の使命は瀬名たちに怪しい動きがないか見張ることでしょうね。
 私はあなた方の味方ですからって言って手なずけようとしてるし。
 瀬名はわかってたようですが。
 
 その頃関口家の侍女、たねは市場で買い物をしていたんですが、干物を買ってくれと
いう人に絡まれてた。おつきの人がどかしてたけど。
 それは服部の部下である大鼠でした。
 たねは手紙を受け取り、それをそっと瀬名に渡した。
 瀬名も心得たもので静かに立ち去ってこっそり読んだんだけど。
 トイレにでもいって読みなさいよ。なんでそんな開けたところで読むんだ。
 
 半増の部下らは今川領のとある海岸にてどんちゃん騒ぎしてた。
 まあこの時代はこういうヤカラとかも多くて治安悪かったから、不審には思われない
でしょうね。
 正信は半蔵にうまくやれてるのかと確認してますが、もう大鼠や穴熊らは警備の数など調べあげていた。
 中の人間が逃げないようにする守りで外からの敵は警戒してないと。

 深夜瀬名は両親に、家康が自分を助け出す手はずを整えていると知らせにきます。
 そして両親も一緒に逃げようと告げた。
 母はめっちゃ嫌がってるけど父は、もう今川が自分らを見限っていることに気づいていて、
今後今川が立て直すことはないだろうと考え、逃げることを承諾。
 母もしぶしぶ受け入れます。
 手紙は焼いて見られないようにしました。

 さて。
 半蔵は関口家をまるっと逃がすよう頼まれてそれは無理だ…と困った様子。
 正信は、全員助けたら褒章も弾んでもらえるぞ、と言うのですが…。
 ここで服部、棒手裏剣投げる練習してたけどクソヘタクソだった。
 なんでだよ…。
 
 田鶴は浮かない顔をしている瀬名に何か悩み事はあるかと聞きますが瀬名は、実は
虫歯が痛くて…とうまくかわしてた。
 さすがです。
 田鶴の役割が何かをわかってらっしゃる。

 家康は家康で、正信の策なんかうまくいくわけがねーといってた家臣に怒ってました。
 自分が信じて託したのだぞと。
 命がけで働いている者を笑うなって言葉は良かったですね。

 夜、支度をしている関口家。
 父、仏像は置いていけよ。
 身の回りのものは最小限にしないと。
 鎌倉殿でも頼朝が仏像にこだわったばっかりに宗時が殺されたしさあ…。
 彼らが逃げる支度を整える一方で、服部らは屋敷に忍び込んでいたのですが…。
 なんとそこに鵜殿の兵が現れた。鵜殿が指揮しています。
 彼らの作戦は敵方に漏れていた。
 半蔵の仲間らもほとんどやられてしまい、半蔵は大鼠によって助けられほうぼうのていで
逃げ帰ります。

 さて誰がばらしたのか。
 それは瀬名の母でした。
 田鶴にだけは世話になったからお別れを言っておこうと思ったとか言ってるけどアホか。
 武家で育てられたなら親切めいて近づいてくる敵方なんか信用できないって教わってた
だろうに…。まあこの人からしたら今川は敵ではないからなあ。
 母のせいで作戦は失敗、もうこうなったら死罪しかないですわな。

 氏真は鵜殿を褒め、これから上ノ郷の戦いに備えよ、と次げる。
 田鶴は瀬名たちに寛大な措置をと言うも氏真は、ここで許したら示しがつかないから全員
死罪とつげる。
 まあそれはそうですよね。
 田鶴は納得いかない顔してるけど報告した自分が悪いんじゃん。これで助けてもらえると
思ってたとか甘いわ。

 正信は家康に失敗を詫び、もう一度やらせて欲しいといいます。
 服部党はまだ死んでない、上ノ郷攻めにおいて、鵜殿の子を二人生け捕りにすると。
 つまり人質交換作戦に出ようとしてるわけですか。
 次が楽しみになってきましたね。


 


多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→どうする家康