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どうする家康

第6話(23/02/12)

 なんか始まりが軽い感じだなーいいけど。
 家康は正信と半蔵の人質交換の提案に、氏真は応じるだろうか、と懐疑的な様子。
 正信はよく仕えている鵜殿を人質にとられて見殺しにすれば、他の家臣は皆心が離れると
説明。
 半蔵も、出来るかと問われて出来るか出来ないかとは考えない、やれといわれたことをするまで、と
先週の大鼠のセリフまんまパクってた。
 というわけでやれ、と家康は命じます。
 正信ホッとした様子。
 首の皮一枚でつながったところですね。

 半蔵は先週死んだ忍びの家族を集めていた。
 さらに頼りない様子に正信大丈夫なんか、という感じですが彼はさらに別の手を打っていた。
 伴が率いる甲賀忍者にも依頼していたのでした。
 まあ抜け目ないというか。
 面白くない半蔵、棒手裏剣投げたら後ろにいたやつに当たった。
 危ないからやめろよ!
 先週は部下よけてましたが今回当たったのは、あれをよけられる技術もないくらいの
人間、という意味だと思います。

 そこに怪しげな女がやってきてふらりと棒手裏剣を投げる。
 全部当たりましたね。
 うまい。
 さらに半蔵の手をとって棒手裏剣のでけーの投げると見事刺さった。
 彼女は大鼠の娘だそうです。
 名を聞かれると今日からは大鼠、と。
 かっこいいですね。

 さて家臣どもの間では、榊原のことが話題に。
 あの、寺にいたやつですね。
 家康にあこがれてやってきたのか。
 てかあの時はたまたまで普段は情けないのにがっかりしなかったのかね?
 彼は金がないから鎧の代わりになりそうなものを調達してきた、と言います。
 あとここでの会話で榊原が「ハハハハハ」って笑ったのをまんま真似して叱る石川ちょっと
面白かった。
 で、榊原は一番危険な先頭組の忠勝のところへ入ることを希望。
 まんざらでもない忠勝。
 敵の攻撃に当たらなければいいと軽い榊原、地図を踏むなと叱る石川。
 カオスですな。
 そこに家康の母がやってきて、我が夫久松は城攻めが得意だから大将にして欲しい、
うまくいったらあの城くれと言い、家康は勢いにおされて了承してしまう。
 あーあって感じだね。
 石川怒ってるし。

 さて鵜殿は織田の攻めに対し最後まで大高城を守った武将でした。
 あの補給きたときの人か。
 わからんかった。
 因縁ですねえ。
 てか相手から丸見えの状態でがけ上がっていったら襲撃されるの当たり前だろうに…。
バカなのかな。
 久松逃げ帰りましたよ。

 瀬名の方は牢から引きずりだされ、鵜殿の加勢に行く軍につれて歩かされることに。
 子供もですかと母が言ってたら岡部なる武将が縄を切って、せめて子供を抱えて歩ける
ようにしてくれた。
 それくらいの心はあるんでしょうね。

 家康はさっきから落ち着かなくてすごいうざい感じだなあ。
 みんなはどっとりしてますが。
 で、そこに氏真らの本陣が別の城に入り、瀬名たちもいるようだという知らせが入る。
 正信は、氏真軍がそこまできた、ではなく、人質を連れてきてくれたと考えましょう、と。
 確かにそういう考え方もある思うわ。

 大鼠らは今川の陣に入りわざと遊女のフリをして油断させ、見張りを襲って摩り替わった。
 半蔵を筆頭に中へ入っていきます。
 そんで中に入った後、下にいる死体どもにパラパラと合図になるものをばらました。
 すると死体が立ち上がったんですね。
 こっそり入れ替わっていた半蔵の部下どもでした。
 すげえ。
 彼らはがけを上り始めます。
 そしてたやすく中に入り、花火をあげる。
 見ていた正信は作戦成功を確信した様子。
 
 鵜殿は家康が忍びを使ったと気づいて卑怯なとか怒ってるけど、この時代の戦いに卑怯も
くそもないだろうに。
 鵜殿は眼下の海に大量の船が押し寄せているのに気づき、息子らを見ます。
 こういう時でも、戦って散れというより子だけでも助けたいって思うのは親の常だよなあ。
 
 半蔵が侵入成功の報告を受け、忠勝の軍も一気になだれ込みます。
 榊原がめちゃくちゃ張り切ってて自分が一番乗り!とかやってさっそくピンチになってたの
笑ったわ。
 忠勝は冷静だなあ。

 半蔵らは鵜殿と対決するも、矢を向けられてすくむ半蔵。
 大鼠が突き飛ばして助けてたら、甲賀の忍者が鵜殿の足をクナイで刺してた。
 これは痛い。
 鵜殿もはやこれまでと自害するんだけど、大鼠が子供をどこかに隠しているはずだ、と
その目線の動きを追って天井裏にいると見抜いたのかっこいいです。
 子供を捉えに向かう一同。
 半蔵が手裏剣投げようとしたのを大鼠が阻止し、他の者が分銅だっけ?投げつけて転ばせて
たのはうまいなと思いました。
 本当に逃げようとする人間は手裏剣刺さったくらいじゃとまらないからね。今で言うなら、
発砲されて当たったくらいじゃとまらないのと同じ。
 撃たれてすぐ倒れこむなんてのは映画ならではの演出ですよ。
 
 さてこの子供が飛び降りようとしたのですが、うまいこと足を絡め取って阻止していました。
 正信は、鵜殿は自害したと聞いて悔しがるも、子供は生け捕り成功と聞いてよしって感じですね。
 これで交渉が出来る。

 正信は、氏真との交渉は任せろ!…と言いたいのですが足の古傷が痛み、といきなり足を
引きずりだしてて笑った。
 石川との「お前には任せん!」「でしょうな」という丁々発止も面白かった。
 さすがですね。

 夜が明けて半蔵は部下たちに服部党は家康のお抱えになった、と報告をします。
 手には山盛りの握り飯が。
 みんなに半蔵は本当はしのびは嫌いだった、お前たちがケダモノのように思えて。今はお前らの
ことが…、と言いかけて振り返ると皆、握り飯食ってキャッキャ。
「嫌いじゃー!!」と改めて言う半蔵にめっちゃ笑いました。
 面白いわ。
 結局言い方悪いけど長いことくすぶって技が落ちてた連中より、若くて気概のある
世代に交代したのが良かったってことなんかね。

 氏真は忍びを使った、卑怯なことをしたと家康のこと怒ってます。
 そんなん言われてもなあ。
 んで岡部に子供たちから斬首せよと命じる。
 ところがそこに半鐘の音が。
 家康が人質交換を持ちかけてきた知らせが入ります。
 石川がやってきたんですね。
 氏真はこちらの5人と向こうの鵜殿息子2人では価値があわないとして取り合わない。
 石川は言います。
 ここで瀬名の親や自分の首を切れば家臣はついてこない、この岡部だってそうだと。
 うまいこと岡部をたじろがせましたね。
 人は蚊帳の外だと思ってた問題に自分が突然巻き込まれるとあわてますからねえ。
 逆切れする氏真に瀬名の母がついに声をあげました。
 子供の頃から気持ちがたふがるとわめき散らすクセがまったく変わってない、そんなことだから
みんなが離れていくのです、と言います。
 切りたいならそうしなさい、私と夫を切って残り3人なら鵜殿の息子二人との交換も悪くない、
前途有為な鵜殿の兄弟を救いなさい、と。
 義元ならきっとそうするでしょうと。
 母は義元の妹さんだっけ。
 
 家康相変わらずいらいらしてんなあほんと。
 逆にうっとうしくなってきた。
 で、氏真がやってきて彼らは仰天する。
 川を挟んで向き合う二人。
 人質交換が始まりました。
 忠勝が油断するな!って叫んでるのいいなあ。
 すごいなと思ったのは忠勝が一人徹頭徹尾、警戒を解かなかったことですね。
 てか川、結構流れやばいんだけど大丈夫?
 目を離したらいなくなってるとかない?(それ去年の大河ですわ)
 氏真のほうは瀬名に未練があったと見えて部下に火縄銃構えさせてますね。
 向こうにわたったら家康もろとも撃つつもりだったんでしょうか。
 ところが彼は、竹千代の「ちちうえ!」という声にわれに返った。
 義元ならこんなことはしない、とでも思ったんでしょうか。
 忠勝が抱き会う夫婦の盾になってるのいいね。彼だけが最後まで警戒してた。

 氏真は義元の鎧の前に何を思うのでしょうか。



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