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どうする家康

第8話(23/02/26)

 家康が孔子を論じていると、今川義元がやってきた。
 そして彼に問うのです。
 この国の主は誰だと。
 家康は義元だと答えるけども違うという。
 まあそりゃ上に立ってればわかるんだろうけど家康はまだまだってことでしょうね。

 家康が目を覚ますと倒れこんだ状態だった。
 そこで一向宗の民に囲まれるわけです。
 てかまた叫んでるけどうるさいだけなのでやめて欲しい。
 叫び方がヘタクソというか…。

 さて一向宗はいよいよこれは戦わなければならないという決意を固めていました。
 空誓もみんなにそう伝えていて千代も、戦って死ねば極楽と言う。
 こういう宗教が一番たち悪いのはここですね。
 今の宗教でもいえるけど、自爆して死ぬことは天国への道と洗脳するからねえ。
 だから死を恐れない集団が出来るんですよ。

 家臣らは家康が無断で年貢を取り立てたためにこのような騒ぎになったと知りあきれて
いました。
 家康はみんなにいったら止めるからといってるけど、だから不入の権を今川が保障してたのに
勝手にそれを侵害したらこうなるのはわかってただろ。
 まあこのへんは家康が無能という証明なので必要なところなのでしょうが。
 そんなわけで戦いが始まると民は続々一向宗のところにいってしまう。
 頼りない殿より宗教のほうが大事なんだろうな。
 この時代の宗教というのは今よりももっと民と結びつきが強かったですからね。
 日常にあるというか。
 だからこそ戦になると、とても寺とは恐れ多くて戦えないと逃げ込む人が多かったんだと思います。
 ジャイア…渡辺盛綱もいってるのが面白い。
 殿ブン殴っちゃったもーんて。
 ちょっと変わった武将像ということで面白いですね。

 そんで家康のところに残った家臣らもテンション低い。
 夏目にいたってはまた名前間違えられてるし。
 いい加減にしようよ…。
 で、正信に何かいい案はないかという家康だけれども、また足が痛いと言い出したので勝手にしろと
追い出した。
 バカだなあ家康。
 そんなことをしたら正信がどこに向かうかも理解できないなんて。

 一方榊原は威勢よく自分に兵をくれたらやっつけてみせる、仏罰は自分が引き受けるでーといってます。
 君に言っておきますが仏さんは罰を与えませんよ。救済する立場だから。罰を下してくるのは神様です。
 話がそれましたが、こうして全面戦争が始まったのでありました。
 榊原たちが侵入した時に、忠勝の叔父かな?撃たれたんだけど、おじうえー!て忠勝があわてたら
撃たれたのは酒が入ってるひょうたんで、もったいねーって飲んでるの笑った。酒じゃないかと思うけど。
 水だったらもったいがらないから。
 てか余裕あるな。
 榊原もわなにとっ捕まって散々でした。
 
 一旦ひいた忠勝は、やつらは死を恐れていないといいます。
 そうですね。
 そして強い軍師がついているようだと告げる。
 夏目もものすごく動揺していた。
 彼は攻め入った中で部下と戦うハメになってしまったのです。
 その部下もまた心優しい人だったのでしょう、仕える夏目に刃を向けることに耐えられず、夏目の
刀で自刃してしまった。
 それがどれだけショックだったことか…。
 夏目は、彼らはただ不入の権を守りたいだけなのですと説明する。
 ただここまできてもう和平は無理だということで、戦う道しか残ってないと石川は言います。
 瀬名は、謝ってしまえばいいのにというも、うっとうしがった家康に下がっているよう言われる。

 一向宗は渡辺の武勇伝で盛り上がってた。
 ジャイアンだもんね。
 てかここで出てきた軍師完全に正信でしょうね。
 どうすれば家康が困るかをとことんわかってるのは彼しかいない。

 その裏で千代が話をしていたのは吉良と松平昌久。どちらも家康に一旦は退けられたって
いうか吉良にいたっては突然裏切られたから恨みもひとしおでしょうな。
 こいつらもいたのか…。
 一向宗の動きや吉良たちの行動に呼応して周辺から続々応援が集まってきた。
 もはや家康は孤立無援といってもいい状態に。
 自業自得ですな。
 なんで皆自分を裏切る、と家康は言ってます。
 あんたに人望がないからだよ。
 で、半蔵を呼んでます。
 パンパン、て手を叩いてもこない。笑える。
 家臣が離反しないか見張らせるって言ってるけどそれ貴重なリソースの無駄遣いでは…。
瀬名も、近しい家臣はずっと支えてくれているではありませんか、とあきれてる。

 そんで半蔵がきたのは夕暮れ近くになってからでした。
 子供と遊んでいて、家康がくるとキリッと態度変える演技細かくていいなあ。
 なんですぐこなかったという家康に半蔵は家にいたのでと答えるんですが、家康は自分が呼んだら
すぐ来い、そこらに控えていろとか失礼なこと言ってるなあ。
 半蔵がかわいそうになってきます。これじゃただのパワハラ上司だよ。
 その頃忠勝を始めとする家臣らは千代からの手紙を受け取っていた。
 それは、吉良に寝返れという内容でした。
 
 家康は皆が勧誘されていると知り怒ってるけどそこに、夏目が離反したいう知らせが入る。
 大分まいってたもんなあ…。
 石川も夏目を軽んじてるからだと指摘。
 ここでもまた名前間違えてるあたり本当に家康ダメな人だね。
 誰でしたか政治家で、相手の名前を思い出せなかった時に、「名前はなんだったかね」と
聞いて相手が苗字を答えると「そうじゃなくて下の名前だよ」と、いかにも苗字はちゃんと
覚えてますよという風に振舞ってた人がいたんですが、家康にはそういう度量がまだない
んでしょうな。20代なら仕方ないか。

 そこに半蔵らがやってきて、夏目謀反と告げるも家康は「もう知っとるわ!」と。
 ああ…無能なトップだなあ本当に。
 こういう時必要なのは報告した半蔵への感謝の言葉です。それとともに、2方向からの情報が
内容が合致しているということで、その情報は信用性が高いと判断する。これが有能な上司の
対応ですよ。
 「そんなのはもう知ってる」というのは無能上司の典型。

 去ろうとした半蔵に対し石川が、一向宗の中にもぐりこんで内側から瓦解させることを思いついた。
 それを早くやればよかったのに…。
 というわけでサクッともぐりこんだ大鼠。
 半蔵らはどうするのかと思ったら、戦死した民のふりをして運ばれてきていた。
 そして大鼠は旦那が死んだ奥さんの役を演じるフリをしながら、毒を造り矢の先に塗りこんだ。
 そうして死体にかけられた蓑の中から大鼠はやってきた空誓を狙おうとするのですが…。
 
 家康のほうは大久保が助けを求めていると聞いて自ら出陣することに。
 自分が出でいったほうが効果があるとかいってます。
 どんだけ自分を過大評価してんのこの人…。
 そこに土屋が、北のほうは守りが手薄ですのでこちらから攻めましょうといってくる。
 ところが寺の中に入ると土屋の様子がおかしい。
 あわてて逃げていってしまった。
 疑問に思っていると家康、上から狙撃された。
 弾はかぶとにあたってはじかれたようですが、そのショックで多分脳震盪でも起こして
倒れこんだんだと思う。
 家康は義元に投げかけられたあの問いのことをまた夢見ていました。
 この国の主とは誰か。
 義元は民であるというのです。
 民のおかげでわれわれは生かしてもらっている、民に見放された時こそわれらは死ぬのだと。
 家康が起きると一向宗の民に囲まれていた。
 いよいよかとなった時に土屋が助けてくれるのでした。

 次に家康が目を覚ますと自分の屋敷でした。
 ここどうなったかまったく描写されてないじゃん…。
 土屋は息も絶え絶えに、家康に対し裏切り者はまだいる、と言います。
 そこに半蔵が戻ってきて軍師の正体は正信だったとつげる。
 だろうなって感じだけど家康は誰も信用できなくなってしまいおびえるハメに。
 あんだけ部下にきつく当たってればそうなるって。
 むしろ今残ってる家臣よく付き従ってるなって思いますよ。
 さてどうなるやら。 


 


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