多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→ドラマ 金田一少年の事件簿「香港九龍財宝殺人事件」


ドラマ 金田一少年の事件簿「香港九龍財宝殺人事件」

1/12 放映

 まず、ハジメちゃんの雰囲気としては、顔がイケメンすぎることを除けば、すごく頑張って
雰囲気出してたと思う。
 だけどやっぱ山田さんには、探偵学園Qのリュウが似合うなぁとか思いましたね。
 クール系。
 はっ、あっちもリュウだぞ!(今回名前が龍がらみだったので)
 あと美雪ちゃんはやっぱだめ。全然イメージじゃない。
 これなんでだろうなと思ってたんだけど、ともさかさん演じる美雪ちゃんが、可愛いながらも
大人しいけどやるときゃやるという清楚派だったのに対して、他の美雪ちゃんは全部元気すぎる
んだと思い当たりました。
 今回の美雪ちゃんだって、失礼ですがガッツリ肉食系女子みたいな雰囲気バリバリで、あー
これは美雪ちゃんじゃないなぁ…と。
 あれだ、5人組のプリキュアでいったら今までの美雪ちゃんは全部主人公のイメージ。元気
無敵ガールズですよ。私的には美雪ちゃんって青系の大人しいキャラなので。そういうキャストを
今度ドラマ化する時には選んで欲しいなぁ。

 さて。
 物語の内容は原作を少し変えてあるとこもあったけど、さすがはドラマ金田一というべきか、
うまくまとめてあったと思います。原作知らなくても楽しめるし、知ってたら余計「あっこれはこうだ」
と楽しめたと思う。…トリックはともかくだ、トリックは…。
 
 物語は20年前の九龍城から。
 9体の龍は最高に縁起がいいだのなんだの言ってるけど、中国だと8じゃなかったか。まあ
いいですが。
 9体の龍が彫られていたレリーフから、目にはまっていたダイヤが何者かによってくりぬかれて
います。
 ちょっと、セコムはよ!(ねぇよ)
 あと、ここを仕切っているワンというおっさんが出てくるのですが、部下らに、「九龍をどこに隠した」と
詰め寄られ、タトゥー師のマオは誰に何の刺青をほったか白状したぜ、とか問い詰められてます。
 …だったら問い詰めるより、その刺青彫った相手を探しにいったらいいんじゃ…。(シッ)
 というわけでワンがナイフで刺されて逃げた先に、ワンの息子がいるわけですよ。
 ワンに逃げろとか言われてるのに、そこにしゃがみ込むガキ。
 いう事きけよぉぉぉぉぉ!!!!
 それだからとーちゃん追手に見つからないように死ぬ気で逃げようとしてんじゃねーかよ!
 この後追手に見つかってワンは殺されたのだけど、ある女性が、息子がその場面みないように
してました。まあアイビーなんですけどね。
 この人は多分宝のありかは知りたいけど、無駄な殺人はしたくないって人なんでしょう。
 原作よりドラマの方が、優しいとこが強調されてて良かったけど、だったらなんで協力してたって
話でもあるな。いいですが。
 
 というわけで現代。
 香港に来ているハジメちゃんがふざけてて美雪ちゃんにどつきまわされてますがな。
 ここで美雪ちゃんがモデルとしてファッションショーに呼ばれたことがわかります。
 てーかなんかいきなり水かけられてるし。
 いや展開の意味がわからないんですけど!?
 そこにシンが声をかけてくるわけですよ。もしかしたら水をかけたおばちゃんとグルだった
可能性もあるかもしれんけどともかく、洋服屋につれていってもらって大はしゃぎの美雪ちゃん。
 ピンクのイルカがどうのとか言ってるけど、ハジメちゃんは見て「海…豚?」。
 うん、まあどう見てもイラスト書いてあるからイルカだろ!
 というわけで美雪ちゃんは試着室へ。
 ここでちょっと偉いなと思ったのは、普通水をかけられたシーンの後はいきなり髪の毛と洋服が
乾いてたりするのですが、この美雪ちゃんは濡れたままで次のシーン入ってて結構根性ある子だなと
思いました。時間がなかっただけかも知れないけど。そゆのはすごいなと思いました。

 シンはふらりーとどっかに行くのですが、「龍の件は約束通りに。1億でいい」とか意味深な
電話をしていました。1億香港ドルは11億円かぁ…。結構ボるなこいつ。
 美雪がなかなか出てこないので試着室にハジメちゃんが「覗いちゃうよ〜」とウキウキしながら
いったのですが、そこには美雪ちゃんはいませんでした。
 壁の後ろが回り戸になっていて、そこから外に出ると、怪しい男の姿が。
 押しているカートから、美雪のネクタイが出ているのを見かけたハジメ、おっかけます。
 …スケートボードってお前、コナン見たんかよ。
 この後すごい運動神経を発揮して、ハジメちゃんおいかけていくんだけど途中で、つえをついた
おじさんとぶつかりそうになってギリギリで止まって「…すいません」って言うの超笑いました。
 すごいシュールだ。
 てーか本当にコナン顔負けの運動神経だなぁ。
 で、車で連れ去られる美雪を発見して、さすがに漫画みたく窓からスマホ放り込むというのは
無理だったらしく、車の後ろにスマホ貼りつけてました。
 チッ、イーサン・ハントだったら見つからないように車の下に仕掛けただろうに。
(これスパイドラマじゃないから!)
 追いついてきた佐木のチャリを借りて、ハジメちゃんGPS機能で追っかけるのだけど、たどり着いた
公園ではガキンチョが、スマホ渡してって頼まれた、と。
 見抜かれてましたなぁ。

 そこにメールがきて「けいさつにいうとおんなのいのちはない」って。
 わぁ、わざわざ日本語で書いてくれるなんて、なんて優しい犯人なんだ!原作では中国語で
読めなくて苦労してたから、気を遣ってくれたんだね!(オイ)
 美雪の写真に血がぶわーってなる細工をしてるけど、短時間でこんなデコメール(デコじゃねぇよ)
できるなんて、犯人はなんてマメなやつなんだ…!
 追いついてきた佐木によると、この公園は20年前九龍城があったところらしいです。
 模型もありました。ってか模型野ざらしかよ!
 あと20年前のシーンでも出てきた、龍のレリーフがあるけど佐木は、目がくりぬかれている
ことに気づきます。すごいな。
 私ならぼーっと見て終わりだわ。
 で、ベンチに座ってどうしようかと思っていると、彼らの隣に女の子が座る。
 それは美雪そっくりなランでした。
 彼女は美雪のことを知っていた。
 まあこの子がファッションショーに出たくないとダダをこねて、代わりに連れてこられたのが
美雪なわけですからなぁ。詳しくは原作を読め!(おい)
 ランは美雪が私と間違えてさらわれたのかもと言い出します。
 自分の腰には刺青があって、九龍の宝のありかを示すものである、それが前にグラビア写真で
うっかり映ってしまったことがあって、手がかりを探している連中に美雪がさらわれたのかも、という
わけです。
 この刺青は母にもあってそのせいで自殺した、と。
 それはいいんだけど、なぜ回想の中で日本語で電話してんだ。(シッ)
 自分は日本に住んでいたけど、美雪が代役に決まったと聞いて心配になり、香港に来たという
ラン。心配になってきたというわりには公園でアイス食ってたりとお前随分余裕あんな。
 ハジメはランに美雪のフリをしてくれと頼みます。
 ショーの関係者に犯人がいるのは違いない、だから、誘拐されたはずの美雪が現れたら驚いて
ランに何かしかけてくるとも知れない、と。
 名付けて、本物がニセモノ大作戦!
 おい、突っ込みたいところが4、5か所あるんだけどお前それ、ランを囮にってことだろ。いいけどさ。
どうせ犯人だしな!(コラァ!)
 
 というわけでホテルにやってくる一同ですが、警戒は厳重です。
 そこに瀧川という、美雪をショーに招待した人が現れました。
 ………………絶対零度ってドラマで、瀧河役をしていたから、シャレで瀧川役となったんでしょうか?
いや、まさかね…うん…。
 そこにチャンという男が現れて大騒ぎ。
 チョウが嫌いで、飛んでいるのを何とかして欲しいらしい。
 お前は志摩廉造か。
 昔チョウ・チャンって人いたなぁ。
 それはともかく、ハジメはチョウを捕まえてやりました。
 で、キムという、チャンの相手をしていた従業員に帽子ごとチョウを渡す。
 まあチャンじゃなくても、チョウを捕まえた帽子だったらちょっとかぶりたくないなぁ。鱗粉とか
ついてそうだし。
 
 で、アイビーというデザイナーをチャンに紹介されてあーだこーだしていると入り口が騒ぎに。
 銃を持っている男が来たみたいな騒ぎになっていたんですね。
 彼はリー刑事。台湾からこのショーの警備に来ていたらしいです。
 あと瀧川と意味深な視線をかわしてました。
 そんでリーがハジメちゃんらに日本語で…おいこれ吹き替えやないか!吹き替えしてるの誰だよ!
 ドイツードイツー、またつまらぬものを斬ってしまったよー。
 というわけでイタリアでした!あっ違う、浪川大輔さんでした。
 
 ともかく、テーブルにつくとランがハジメちゃんらを「こっち」と呼んでました。
 その場所にシンも来て座ります。
 そこにチャンもやってきて、シンに席をかわれという。
 シンはその後電話がかかってきて席を外しました。
 で、キムがシャンパンを持ってきて皆に注いで、チャンはジーッと見つめたあと一人飲んでいる
わけですが…。
 チャンがいきなり倒れて血を吐いて死亡。
 リーはさすが刑事だからバッと寄って「誰も動くな」と指示。
 ハジメちゃんも物おじせずよっていきます。
 さすが元リュウくんやー!(黙れ)
 シャンパンに毒が入っていると考えたリー、なぜかキムの名を聞いて「ロンドン!?」とか驚く。
(キムの名前はキム・ロンドン)
 名前がパリだとでも思ったのか!←
 ともかく、キムが毒を入れたに違いない、逮捕しろというリーの前に立ちはだかったのがハジメちゃんです。
 チャンはシャンパンが注がれる時、珍しそうに見ていた。その目の前で毒が入れられるわけが
ないし、元々シャンパン自体に毒が入っていたのなら、俺達だって死んでいる。
 グラスに塗ってあったと見るべきだ、と言う。
 さらに、グラスならキム以外でもできると。
 そういうわけでリー刑事はキムの逮捕をやめたわけですが、良かったなお前、兄弟を逮捕するとこ
だったぞ!
 で、佐木はせっかくだからリーに美雪のことを言いましょうっていうけど、ハジメちゃんは黙ってる。
 てーか大声で言うんじゃねーよ聞こえるから。
 
 キムが助けてくれたお礼にと、市場でご飯をおごってくれるんですが。
 ここでハジメちゃんたち、財布もパスポートもなくしていたことがわかる。
 ああ、美雪ちゃんが持ってたっけね…。
 そんで運ばれてきた食事…食事……あのぅ……えらいゲテモノが…。
 キムとしては、これがここの名物であり、日本人は名物をありがたがるから頼んだ、僕は食べるの
無理だけど、ということらしいです。
 てめぇが食えないものを頼んでんじゃねぇヨォォォォォ!!!!!
 とか思ったけどハジメちゃん食べてる!
 うまし!って感じだ!
 しかもキムも食べてうまいとか言ってる!
 結局食うのかよ!
 その後、ラン、アイビーと合流してキムの部屋でうだうだしてんですが。

 アイビーは、香港は変わったと言い出す。
 九龍があった頃と大違いだと。
 ここで、九龍の財宝は99カラットのダイヤだとか、ある時ワンが九龍の取り壊しが決まった
時に国に対抗して独立しようとしていたこととか、しかしワンは突然皆を裏切ってダイヤを独り占め
しようとして殺されたとか言い出します。
 ダイヤの所在は不明と。
 でもこれは伝説らしいです。
 たった20年前のことが伝説になんかなるか!伝説ってのは100年単位で語り継がれてる話のこと
やろが!(それは今どうでもいい)

 ベランダに出たハジメは上の階にリーがいるのを発見する。
 その上の部屋でシンが殺されていたからです。
 ここの展開ちょっと原作と違うんですね。
 原作ではここで「ドンッ」て音がして、一同びびるって感じだったんだけど、ドラマで時間が限られてる
から、この時点では殺されてたってことにしたのかもしれん。
 というわけで、シンが殺されているのですが、柱に激突しているという異様な死に方をしていました。
 玄関のドアは施錠されていたけど、バルコニーに通じるドアは開いていたのでここから犯人は侵入
したに違いないと言われてる。
 でもハジメちゃんは、埃がつもってることを確認してました。
 んで、シンのズボンのポッケからは、毒龍からは逃げられないという中国語のメッセージが。
 ここで瀧川がハッとした顔してたんで、さてはランがさらりーと中国語を読んだことで、彼女が美雪では
ないことに気づいたな!?とか思ってたんだけど、もっと別のことだった!
 アイビーはそっちの方で気づいたらしいですけどね。

 シンが殺されたのはチャンが毒殺されてから1時間以内。
 その間ホテルを出た人間はこの中にはいない、ということでアリバイは全員成立。
 ホテルから出たか出ないかで考えればな。
 それはそうと、地下駐車場を車が暴走してるから何かと思ったらアイビーだった。
 あんた、駐車場は徐行だろうがぁぁぁ!危ないだろ!
 そこにリーがやってきて話があるみたいな感じでアイビーを連れていくのですが、リーから話を聞いた
アイビーはひどく動揺します。
 今の話は本当なの、と。
 財宝がそんなことになっているなんて知らなかったと。
 リー刑事は財宝がどうなったかを知っていて、その捜査のためにわざわざ来ていたのでありました。

 瀧川の方はランを衣装室につれてきて、お前本当はランだろという。
 あのメッセージを読む前のしぐさがランのクセだったかららしいです。
 彼女は無言で出て行き部屋に戻るのですが、その直後何者かが彼女に接近してきていました。

 一方ハジメちゃんらはビデオを見てチャン殺しの件を確認中。
 あと、瀧川はリーを知ってるんじゃないかとか言ってます。
 2人とも名前に龍の文字が入ってるし、って。
 それなら瀧河さんはどうなるんや!(そのドラマは終わったというに)
 ハジメちゃんはキムも九龍に関係あるかと聞きます。
 彼のロンドンという名前も龍の字が入ってるかららしい。
 さらに、シンが上の階にいるなんて出来過ぎだと。
 キムは自分の身の上を話します。
 シンは親の仇で、自分はワンの息子だと。
 ワンを殺した一人がシンだというのはハッキリ覚えていて、韓国に養子に出された後も覚えて
いて、でも恨みよりバラバラになった家族に会いたいと思い、シンのそばにいたらもしかしてと
思ってここに引っ越してきたらしいです。
 …いやキミすでに会ってますけど…。
 あとキムは毒龍の意味を聞かれ、ワンはダイヤを何かに変えたと言っていた、と言う。
 金より強く、恐ろしいものに変えたと。
 なんだソレーとかいっちゃうハジメちゃん。
 この真面目な空気の中で失礼だろうが!
 
 翌朝、ランのところに行くのだけれどハジメちゃんは連絡がつかなくなった彼女を心配して
いました。
 キムのもってるマスターキーで中に入ると誰もおらず「毒龍」のメッセージが。
 犯人何をしてくれとんねん!
 これ消すの大変なんやぞ!(オイ)
 ハジメちゃんはここでリー刑事に美雪が事件に巻き込まれていることを話します。
 リーも毒龍はとんでもないものに化けたという。
 政府の上層部しか知らない事なんだけど、毒龍とは核爆弾のことだと。
 ひと月前に核爆弾を売った犯人が捕まって話を聞いたところによると、20年前九龍にて
核爆弾の起爆装置のスイッチが入れられたことを確認したと。
 で、バッテリーはもって20年、自然に切れてもコンピューターは敵に切られたと判断し、
爆弾炸裂というわけですか。
 ワンとしては殺されるとは思ってもなかったから、起爆装置のスイッチを入れて交渉に
使うつもりだったんですかねぇ。
 今夜9時どこかで爆発が起きる、半径20キロメートルは死の海だ、というリー。
 いや核爆弾である以上、被害はもっと広範囲でしょうが…。
 逃げましょうとか言い出す佐木。
 お前は何もかも捨てて逃げるタイプだなおい。
 ハジメちゃんは、だって俺らパスポートないし、と呑気な感じ。
 まあ本心は美雪のことがあるからでしょうが。

 タトゥーの場所にいっても爆弾があるだけかぁ、と言ったのへリー刑事反応。
 なんで早く言わないんだとプリプリ怒ってます。
 爆弾に犯人がいきついたら香港は終わりだぞ、と。
 しかしタトゥーがないので場所を割り出すことができない。
 と思っていたら佐木が、カメラにとっていたことを思い出します。
 撮影してたんかあん時…。
 そこに美雪からの電話で、ピンクのイルカの看板が見えるところに連れてこられたとか言ってる。
 …よく電話する隙があるなぁ…。
 で、犯人はスーツケースの中身はダイヤだと思ってる。こじ開けたら爆発するぞ、というリー刑事。
 キミの目的は核爆弾。
 ハジメちゃんの目的は美雪ちゃんですから!
 で、龍のレリーフを見たハジメちゃんは、ピンクのイルカが彫ってあることに気づく。
 さらにその上にいる龍の姿がタトゥーに似てるというんですね。
 んで、ピンクのイルカのTシャツを美雪ちゃんが手に取っていたことを思い出したハジメちゃん、佐木の
ビデオを確認。そこにはタイオウという文字が書かれていました。
 ガイドブックを広げてタイオウの川の地形をタトゥーに重ね合わせるとピッタリ一致。その龍の逆鱗の
場所、美雪ちゃんはここにいるに違いない!と、彼らは向かうのでありました。
 時間もないことだしまきでいきますよ!

 リー刑事は、アイビーも核爆弾の話を聞いた時驚いていたと言います。
 そのアイビーも行方不明になっているらしい。
 んでタイオウにいったらストールをわざとらしく広げて逃げる女が。
 どう見てもおびき出し作戦じゃねーかよ!
 リー以下は、アイビーだ、追え!ってな感じですよ。
 ハジメちゃんらも向かうのですが、ある建物の中に入り、叫び声が聞こえたドアをあけると
アイビーの死体が。
 こりゃあビビるわ!
 驚きながらもカメラを離さない佐木。立派です!

 アイビーの手にはガラス片。
 ハジメちゃん、ううーんと納得いかない感じです。
 あと室内をあれこれ見てたら謎の文字とペプシの看板が。
 ブルーローズ!ブルーローズさんは!?(いません)
 んで、美雪を発見して助け起こすハジメちゃんですが。
 美雪の第一声が「ハジメ…」。
 あ、これ美雪違うわ。捨てていきましょう。(オィィィィィ!!!!)

 なんかいきなり瀧川が来て、ランはどこだ!?と言ったあとリーを殴ってたんだけど、怖かったのは
倒れたリーに対して何事もなかったかのように声かけてる警察官らだよ!
 もうちょっとフォローくらいしてあげようよ!
 ともかく、佐木は一連の事件の犯人はアイビーだろう、逃げ場失って自殺したんですよ、と言うけど
ハジメは違うだろうという。
 原爆のことを知っていたのに、と。
 さらに、ザックリ喉を切ったのに、右手にはなんの跡もなかったと言います。
 つまりアイビーも何者かに殺されたのだと。

 毒龍の正体は俺が暴く。
 ジッチャンの名にかけて!

 というわけで核爆弾は放置してハジメちゃん、事件の謎解きに。
 いやいやいやいや!
 核爆弾の方どっちかっつーと急いでるからこっち先にしてあげようよ!
 犯人探しできても爆発したらアウトやろがぁぁぁぁ!!!
 ともかく、ハジメちゃん、チャン殺害現場の状況を見ていて何かに気づきます。
 次はシン殺しだ、とあのアバートに向かうハジメちゃんら。
 佐木は逃げましょうよーとかうっさいです。
 ここで警察官がいて通してくれないのでハジメはリーに電話する。
 核爆弾の位置を教えるから、ここ通れるようにしてくれ、と言うわけです。
 そんでリー刑事にメールするハジメちゃん。
 あの建物の壁に書かれていた謎の文字と、ペプシのラべルを送り、つまり鑑文字で書かれた
経度と緯度だったというわけです。
 タトゥーが示していた場所があの建物だから、そこにヒントは必ずある、とハジメちゃんは
確信していたんでしょうね。だから、スッと通り過ぎたように見えて実はちゃんとチェックしていたと。
 ハジメちゃんはそれを教えたんだからアパートに入る許可を出して、と言う。
 リー刑事にしてみれば、探してた核爆弾を見つけ出せるのならそれくらいお安い御用
といったところでしょうな。
 で、シンの部屋に入ったハジメちゃん。
 ホテルの衣装室が見えるのを見て、お前数学得意だよなと言い出しました。
 その後、瀧川の手伝いをしている、佐久間に頼んで衣装室に入れてもらったハジメちゃん。
 金属とかひっかかるの持ち込めないよなぁー、といってテーブルに座るお行儀の悪い事してたら、
ケツで佐木のメガネパリーンですよ。
 てーか普通はガラスも割れるだろ!なんでフレームだけグッシャリなんだよ!(そこは今どうでもいい)
 謝るハジメに佐木は、お湯をかければ元に戻るという。
 ああ、形状記憶合金か。
 昔流行ったなぁ…。
 それを見たハジメちゃん、ホテルから一歩も出ずにシンを殺すトリックが分かったぞ!と言い出しました。
 
 謎はすべて解けた。

 病院で美雪が寝ているとハジメちゃんが来るわけですが、ハジメちゃんは犯人捕まえてやるからこい、
と言います。
 このあたりザックリしてるのはまあ仕方ないか。
 というわけでホテルに一同を呼び出したハジメちゃん。
 「名探偵 一同集めて さてと言い」ですよ!
 ちなみにリーがだらーっとして座ってるのですが、核爆弾は無事処理終わったらしいです。まあ気も
抜けるか。
 3人を殺した毒龍はこの中にいる、というハジメちゃん。
 で、チャンの殺害トリックを説明しはじめます。

 ドラマはグラスに変えられていましたが、多分これはチョウと花のデザイン入った皿が見つからなかった
ものと思われる!(そこはどうでもいい)
 ともかく、ハジメちゃんらが座ったテーブルには、花のグラスが2つ、チョウのグラスが6つだった。
 他のテーブルはきちんとバランスよく、花とチョウが4つずつなんですね。
 つまり真犯人が事前に変えておいたんだとハジメちゃん指摘。
 そうしておけば、一つのグラスの前に自分が座ることで自然、チャンはもう一つのグラスの席に座ろうと
するのは確実だと。
 原作ではもうちょいややこしいトリックだったけど、これは説明の複雑さを考えて変更したんでしょうね。
素敵なアイディアだと思います。
 チャンはチョウが嫌いだから、こんなリアルな絵がかかれているグラスでは飲めない、だからシンと席を
変わらせたと。
 ここで、シンも犯人に言われていてどうこうとあったけど、それは別にいらんような…。
 花のグラスの席にチャンが座るのは普通にありえるだろうし。
 と思ったけど、シンに容疑が向くように細工されたってことですかね。
 その次。シン殺しですよ。
 リーは皆このホテルの中にいたから不可能だというけど、犯人が欲しかったのはそのアリバイだ、というハジメ。
 ホテルの中にいたというのは鉄壁のアリバイになると。
 ともかく犯人はメールでシンを呼び出し、衣装室で殴り殺した。
 ここでハジメちゃん「さっき理科の得意な佐木に計算してもらったら」って。
 …数学だろオイ。
 いきなり教科変わってんぞ。
 あと理科っていうか高校生なら物理やろが!
 ともかく、ワイヤーで死体をロープウェイみたくすべらせれば部屋に死体放り込むの簡単だというハジメちゃん。
シンはずっと窓を開けっぱなしにしていたから、ラジコンヘリでテグスをつけて飛ばして往復させ、今度はそれに
ワイヤーをつけて往復させればいい、と。
 …まあ10キロはないから何とかなるんでしょうけども…摩擦とか考えると引っ張るの大変そうだな…。
 そんでシンの死体をドーンとやったあとワイヤーを回収すればいいというわけですよ。
 衝突音誰も聞いてないんかよ。

 皆は、ワイヤーなんか持ち込むのも隠すのも無理だろ、というのへ、ハジメちゃん、形状記憶合金の話をする。
 ハンガーを伸ばしておいたワイヤーがある、これにスチームアイロンのスチームをかけると…と。
 ハジメちゃん、ドヤァ…みたいな顔いいけどこれどう見てもCGっス。
 こんな複雑に形状記憶合金なるわけないやんか…。
 いいけどさぁ。
 そんで犯人はお前だよと美雪をさすハジメちゃん。
 いや、美雪じゃない、ランだと。
 
 ランは最初から美雪のことを知っていてショーに出させ、その裏で自分が動き始めた。
 チャンを殺すため、自分が花のグラスの一つがある席に座り、チャンを誘導した。
 さらにアイビーもおびき寄せて殺し、自殺したように細工した。
 返り血を隠すためにケガをして包帯を巻いたりしていた、と。
 わざとらしすぎるわー。
 まあともかくハジメちゃんは最初から気づいていたようです。
 廃屋で助け起こした時に「ハジメ」って言ったから。
 美雪はずっとハジメちゃんって呼んでたからって。
 わからんぞ!同じ幼馴染でも、大ちゃんって呼んでたのが恥ずかしいから「青峰くん!」って
替えた奴もおるんやで!(そのバスケマンガは今関係ねぇ!)
 
 まあこの後の犯人の動機のくだりは原作と一緒なんでカット…まあ一応かいとくか。
 ワンが死んだあと母はランを連れて追手から逃げていた。
 しかしある時見つかって、タトゥーを利用されないため母はガソリンをかぶって焼身自殺した。
 その後ランは日本で親類に引き取られて暮らし始めたんだけど、タトゥーの謎を3ヶ月前解いた
らしいです。この人自力で解いたぞ!すげぇ!
 廃屋にもきたらしい。
 毒龍のありかもわかったと。
 でも彼女はそっから復讐のために動きだしちゃったんですな。
 兄を探す方に情熱が向いていたらまた違ったのかなぁ。
 ともかくそれで、わざとタトゥーがのった写真を掲載してもらい、シンとかチャンをおびき寄せたと。
 しかし瀧川はアイビーは違うと言い出すのです。
 彼女はワンが死んだあと自分達子供を逃がしてくれたと。
 そしてアイビーが宝を探していたのも、九龍に財宝を戻そうとしていただけだと。
 誰に戻すんだよ。(黙れ)
 リーが話すまで、ダイヤがそんなことになっていたとは知らなかったと。
 
 瀧川は、ランがタトゥーの映った写真をのせていたことで、彼女が妹だと気づいたけれど、日本で
幸せになって欲しかったようです。
 もっと早く名乗っていればという瀧川。
 お前らにはすれ違いが多すぎる!
 ランも話を聞いて私、なんてことをって言ってたけど、アイビーはともかくシンとチャンは悪人だからなぁ…。
 そういうわけで謎解きは終わりましたが、ハジメちゃん、美雪の居場所を聞くと、安全なところで信頼
出来る人に世話を頼んでいると言われる。
 つーかここはエンディングの時に、めっちゃご飯もりもり食べてる美雪ちゃんで終わってもよかったと
思うんだけどなぁ。

 んで、本当に原爆は爆発しないんだろうなという皆に、もし解体できてないならそろそろ
ドーンだと怖いことを言うリー。
 さらにカウントダウンしはじめるハジメちゃん。
 お前ら…。
 というわけで、ドーン!きたのですが、花火でした。
 お祭りであがったらしい。

 その後無事戻ってきた美雪ちゃんと歩いてて、お土産買ってない、先生が期待してるって
言ってました先輩、みたいな会話で終わるわけですが。
 なるほど、それであの先生がその後に薔薇園に行くという続きなわけですね!←
(原作好評連載中!)

 ドラマとしてはすっきりまとまってて面白かったです。
 でもやっぱ明智さんとか高遠さん出るアニメバージョンみたいなぁ…。再放送とかやんないかなぁ。



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→ドラマ 金田一少年の事件簿「香港九龍財宝殺人事件」