多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→ドラマ 金田一少年の事件簿N「銀幕の殺人鬼」


ドラマ 金田一少年の事件簿N「銀幕の殺人鬼」

7/19 放映

 なんか…美雪ちゃん役の方がダメな感じに戻ってしまってる気がするのですが…。
 獄門塾の時は良かったのになあ。
 ずっと違和感があるのなんだろうと思ってたんだけど、勝気すぎるんですわ。
 初代、ともさかえりさんの美雪ちゃんがちょっと怒ってる時「はじめちゃん!(は、じ、めで
それぞれ少しタメ)」だとしたら、歴代の美雪ちゃんは「はじめちゃん!!(一気)」なんですよ。
この違い、わかってもらえるかなと思うのですが。
 まあこれから少しずつこなれていくといいなぁ、と思います。
 あとは高遠さんの服だなぁ…。
 獄門塾の時も言ったけど、彼は服には気を遣う人(それがシャツであっても)だと思うので、
あのクタクタのクシャクシャみたいなシャツを平気できてるって設定はやめて欲しい。
 成宮さんの演技はほんとに素晴らしかった。

 あ、あと今回もう一つ。
 真壁のキャラが張り切りすぎて逆に鼻につく感じ。もう少し控えめにして欲しかった…。
 書くの忘れてたけど探偵学園Qつながりで神木さんは特別出演なんでしょうな。

 さて。
 ハジメちゃんと美雪ちゃんが通う学校、不動高校の映画研究部には、封印された映画が
ありました。
 殺人鬼スコーピオン。
 なんでさそり座なのか。(そこはどうでもいい)
 
 でもって生物の授業中に、女の子の写真を見てて見つかったハジメちゃん。
 生物の先生を枡さんがやってるってのはにくい演出ですねぇ。
 えーとそれであの時の問題、4択の中で軟体動物と同じ生物なのはアサリ、という答えで
あってますかね。

 ハジメちゃんが見てた写真は、女の子のバストサイズだったらしいんだけども、美雪が
自分の写真にはAってかいてあっての発見して激怒。笑える。
 原作の美雪ちゃんはDかEなのに…ってか黒子のバスケの青峰呼んでこい!
 その取り上げた写真を美雪ちゃんがプンスカしながら燃やしていたら、映研の部長、蔵沢が
やってきた。
 気をつけろ、こいつの得意技は暗殺!(それこれから公開の映画な)
 君に決めた!とか言ってます。
 あっ、得意技暗殺じゃなかった、訂正します。
 ポケモンマスターだ!(違う)
 つーわけで彼は、次の映画のヒロインに美雪を抜擢するのでありました。
 面白くないハジメちゃん。
 佐木は蔵沢を知ってるみたいで、映画界の巨匠の孫と説明しています。
 で、ここに脚本を書いている泉谷がやってきて、なんで黒河をおろしたんだと怒る。
 この黒河は可愛い女の子で、映研の看板女優だったらしいです。
 そんなこといってもイメージにあわなければしょうがないんじゃないのかっていうか、
演劇部と提携とかしないのかな…?映研のメンバーで撮影って無理があるだろ。
 という疑問を誰も突っ込まずにこのドラマ、進行していきます。
(この高校には演劇部はないんだよ!きっとそうだ!)
 そういうわけで、ミステリー研究部の方は美雪が抜けちゃったわけですが、部長の真壁は
前々から映研に潜入捜査したかったからよくやったとか大喜び。
 あの、スコーピオンの呪いというのを確かめたかったらしい。
 殺人鬼スコーピオンという映画に関わったものは死ぬ、という噂でした。
 去年校内で実際に生徒が、主役のスコーピオン姿の奴に出会ったらしい。
 このあたりからもう、犯人は用意周到にしてたのかなあ?
 この噂は結局出所がどうだったのか触れられずじまいだったけど。

 その夜。
 泉谷は映研の誰かからの呼び出しを受けて部室へ。
 まったくこわがらないのすごいな。
 ここで泉谷は犯人に襲われる。
 このシーン見て犯人は女だなぁと思いました。だって背が低いもん。
 アニメと違って実写が不利なのはこういうとこだよねぇ。
 まあカメラワークとかでいくらでも細工はできるんだけども。下から撮るとかね。
 それはともかく。

 美雪を主役として体育館で撮影が始まるものの、美雪の演技ひでぇよ。
 こんなん使い物にならんやろ…。
 と、ステージの幕があがってそこには、スコーピオンの仮面をつけた泉谷の死体が。
 これ吊り上げるだけでも大変だっただろうに。
 なぜ犯人はいつもこんな、やるだけで汗が落ちて証拠一杯残しそうな晒し方をするのか。

 …幕あげたのは誰かって突っ込まれてなかったな…。

 あとこのドラマで工夫されてるなと思ったのは、登場人物がバーンと名前つきで出て、
誰が死亡とかわかるとこ。
 これは良い工夫ですね。

 剣持警部が来ましたよ!
 あと新しく入った畠山といういけすかない奴も来ました。
 これが原作で言う、剣持警部のポジションの代役かなって思ったけど、代役にするには
あまりにも乱暴というか無能すぎるというか…。
 あれだ、ハジメちゃんを殺人犯呼ばわりするようなムカツク刑事のポジションに似てる。
 ハジメちゃんに剣持さんが状況を教えてるので畠山は疑問を持つわけですが、こいつは
名探偵の孫、と紹介しているのを聞いて蔵沢、反応してる。
 お互いに祖父が偉大で苦労してる存在、みたいな感じでシンパシー感じたのでしょう。
 
 映研のメンバーのアリバイを調べたところ、皆アリバイがないことがわかります。
 意外だな。
 心理的なこと考えたら犯人は自分一人だけアリバイ作っててもおかしくないんだけど。
 まあ…皆のを聞いて当たり障りのない答えをいったというとこかな。
 蔵沢が撮影を続けるといったので皆はビックリするけど蔵沢は、前回のスコーピオンは
大変な反響があったために次回作は映画業界が注目している、完成させないわけには
いかないんだと主張。
 一方で黒河は、映画から殺人鬼が抜け出して泉谷を襲ったんだとか言ってる。
 お前高校生にもなってそんなこと言ってるんだったらちょっと医者いった方がいいぞ。
 で。
 ハジメちゃんは一度その映画を見てみたいというんですね。
 スコーピオンがジャンプして逃げるシーンが2か所あったんだけど、ハジメちゃんはそこで
違和感を覚える。
 ここは確かにわかりやすかったなぁ。
 つーかビルとビルの間を飛ぶのにワイヤーなしはあぶねーわこれ。
 高校生だからとかいう問題じゃねぇ。
 
 で、この後ハジメは映画のエキストラに抜擢されるのだけど、美雪が触る予定の水道蛇口に
カッターの刃が仕込まれているのに気づいてとっさに、彼女に水を浴びせる。
 助けたのに美雪ちゃんは事実を知らないからプンスカですよ。
 報われないハジメかわいそうだなぁ…。
 佐木は文句言いに来てカッターの刃に気付いた。
 どう見ても黒河の仕業だなこれは。

 蔵沢の方は真田と門脇から、泉谷があのことを警察にチクると言ってたぞ、と言われてた。
 多分これスコーピオンの撮影の時で何か起きたんでしょうな。
 皆が不満を持っていると。
 つーか正面切ってこんなこと言うアホがおるかよ。
 自分が口封じに狙われるかも知れないのに。

 美雪らが着替えてるとこにハジメが堂々と入ってきて引きずり出されてるわけですが、
なんか鍵がノブ形式じゃなくて、内側からかけるにしても、鍵もってきて回さないといけない
古いタイプらしい。
 あれですわ、昔の推理小説とかで出てきた、鍵穴を覗くと…ってタイプの鍵。
 防犯としては一番セキュリティ低い。
 まあ部室だからなぁ。
 鍵は植木鉢の下に隠してあるらしいです。

 そしてその夜、真田はあるフィルムを探していたようですが、犯人によって殺されてました。
 
 翌日、学校は休みのようですが、撮影はあるということで、真壁ノリノリ。
 勝ってる子犬も連れてきた。
 なんでも蔵沢が撮影にいると言ってたらしい。
 ポアロという名なんだけど、ホームズの服着てるって突っ込まれてて笑った。
 意外に皆細かい!
 で、映研のメンバーはもう来てたんだけど、ドアが開いてて悲鳴が。
 撮影用の人形に紛れて、真田の死体があったのでした。
 つーか撮影用の人形の中にセカイノオワリのメンバーいたぞ!(顔が似てるだけです!)
 剣持警部がやってくるのですが、畠山がずっと校舎見張ってたにも関わらず今回の犯行は
起きてるらしい。
 何の役にもたたねーじゃねーか!
 ハジメは、スコーピオンの映画について、本当に4人だけで撮ったのか、と疑問を持つ。
 で、もう一度映画見ることになるんだけど、剣持さんが「怖い映画なのか」ちょっとだけ
おびえてて笑った。
 この剣持さんも可愛いんだけどやっぱ原作とイメージ違うんだよなぁ。
 原作の絵でちょびっとびびってるとこ考えるとさらに可愛いんですが。
 てか剣持さんってハジメって呼んでたっけ?
 それはともかく。
 
 もう一度映画を見てハジメちゃん、疑惑が確信に変わったようですが、蔵沢は気にせず
さっさと切り上げて、脚本を変えるとかいって戻っていった。
 でもハジメはそんな蔵沢に、何か隠していることがあるんじゃないのか、と声をかけます。
 蔵沢は、ハジメも名探偵の孫だったらわかるだろ、僕の苦しみが、とか言ってるけど。
 勝手に気負ってるだけでしょ。
 祖父にふさわしい自分でないといけない、みたいな。
 周りが期待しててもほっとけばいいんだよ。
 もしくはDAIGOさんみたく図太く生きるとかさ。

 ミス研では真壁、蔵沢が怪しいと言ってた。
 そーかねー…。
 美雪ちゃんは蔵沢に、2時間後部会をするから皆を集めておいて、と言われていました。
 そしてハジメはドラッグストアにきて、消臭剤を大量購入。(佐木の金で)
 その頃犯人は紙コップに細工をしていました。
(ここのシーン、直後CMいったけど、手袋で紙コップつかもうとして思い切りすべってた)
 で、ハジメがもどってきて入り口にわざと消臭剤をぶちまけます。
 つかこれ無臭のタイプのがよかったんじゃ…。消臭剤っていっても大量にぶちまけると
臭いもんは臭いですよ。

 そうして皆がやってきて、そこの入り口を飛び越えて入ってきて、佐木はそれを撮影。
 剣持警部と畠山もやってきました。
 んで部室内ですが、クーラー壊れてて暑いので麦茶を飲むことに。
 紙コップを皆に配って、麦茶入れて…ってか普通は紙コップ並べて麦茶入れて配った
方が効率いいと思うけど、これも犯人の策だったんでしょうね。
 蔵沢だけはマグカップで飲んでました。
 この後ハジメちゃんは皆にまたジャンプしてもらって、踏切りの足のことを指摘。
 2つの実験映像を見てみると、皆同じ足で踏みきっている、だけど、スコーピオンの映画
では、一度め(真田が顔出しでジャンプ)と、二度目(スコーピオンの仮面かぶったままジャンプ)
とでは、踏切の足が違うと。
 つまり、この映画には5人目の人がいたはずというけど、蔵沢はスタントマンを使うのは珍しく
ないというんですね。
 でも、スタッフロールとかにもその名は出てこない、どうしてその存在を隠すんだと。
 これ映画見た人の中で指摘する人いなかったんですかねぇ。
 ともあれ、ハジメはこのビルのジャンプの撮影場所で、ぐったりした男を車で運んでいる
証言が出たんだよな、オッサン、と剣持に言う。
 すると門脇が「俺らは車なんか使ってない!」と。
 はい、自白いただきましたー。
 剣持も、そんな目撃証言はないぞとあわててる。
 つまり、ハジメちゃんひっかけたわけですね。
 そうしていたら、皆次々と倒れだした。

 ハジメちゃんが立っていた蔵沢に、お前が…とか言ってたけど、蔵沢もがくがくしてたから
こいつもなんか薬飲まされてるぞおい。

 で。
 遅れてやってきた真壁が中に入ろうとすると鍵がかかっている。
 映写室に皆いってるのかな、と行きかけたら廊下にロウソクが立ててあり、そこにには
死体が。
 驚く真壁の声でハジメちゃん目が覚めました。
 ドアの下の隙間から真壁が騒いでて、鍵がなくてドアがあかないので剣持が蹴破った。
 かっけー!
 そうして皆外に出ると、廊下には死体があって、あと蔵沢がいない。
 映写室も鍵がかかってるのでとにかく職員室にスペアキーを取りに行くハジメと真壁。
 …てか、廊下のロウソクの火、誰か消そうよ。あぶないよこれ。
 映写室の中では蔵沢が死んでいました。
 手には鍵が。
 真壁の犬がその手のあたりで吠えてた。
 
 誰か密室と言ってたけど、下に隙間があるから正しくは密室ではないのだよ!(誰だよ)
 
 一同が飲んだ紙コップに睡眠薬が入れられており、蔵沢はマグカップに毒を入れて飲んで
自殺した、ということらしい。
 紙コップ残り3つからも睡眠薬が検出されたようです。
 この時点で計算があわないことになんで警察の誰も気づかないんだよ…。
 ハジメちゃんは蔵沢の遺体を見ていて、時計のバンドがゆるゆるになってることに気づきます。
 あと、真壁のわんこが吠えてたことも気になるらしい。
 蔵沢が死んでいた時、映画のフィルムがリールに巻き取られてからまわりしていた状態
だったのですが、そこに、フィルムをつなぎ合わせるテープがついてるのが気になったハジメ。
 この映像を再現してみると、そこには蔵沢の遺書が出てきました。
 …こんな回りくどい事をするか!
 っていうか犯人いつの間にこんなの用意してたんだよ…。
 ともあれそこの映像には、自分が3人を殺したこととか、前の映画でスタントマンを一人
採用したんだけど、ビルの屋上をジャンプさせた時に転落して死んでしまったため、皆で彼を
埋めて殺人の罪を隠した、みたいなことが書かれていました。
 そのスタントマンの名は本多という人物だと。
 剣持はこれを遺書と断定。
 馬鹿か!
 本人が書いた証拠がなんもないだろうが。
 美雪は、蔵沢が犯人とは思えないと言ってます。
 で、警察が照会したところ、2年前本多は行方不明になって捜索願が出ていた。
 あと、蔵沢の家から書類が見つかり、ビルとビルの間を飛んで撮影する許可とか申請
していたことがわかります。
 一度きりの許可で、撮り直しができないから本多が飛び移って失敗したシーンを何とか
本編に使ったんだろうと。
 それで踏み切りの足が違うからハジメちゃんが気づく結果になったんですね。
 でもハジメちゃんはその書類を見て、全編真田で撮り直し、と書いてあるのを不審に思う。

 と、部室に新しいフィルムが大量に届きます。
 泉谷が死んだ日に蔵沢が注文していたらしい。
 でもハジメは、皆を殺して自殺を考えるような人間がそんなことをするはずはないと考え、
これは殺人であると推測します。
 根拠として、あの殺人の告白には本多をどこに埋めたか書いてなかった、それはおかしい、と。
 なるほど確かに。
 ただ、カッターの刃に関しては黒河だろうけどな、とかいってた。
 この後美雪ちゃん、ここの話を聞いていた時はノーリアクションだったクセに、二人で帰る
時になって、水をかけたの助けてくれたんだねとか言い出した。
 まあ…いいけど…。

 朝、黒河が畠山によって事情聴取のため連れていかれてますが、未成年をこんな取り調べ
方したら実際問題になりますよ、と。
 ロッカーから凶器とか出てきたらしいけどね。そんなもん高校のロッカーに入れっぱにする
わけないじゃん。ろくな鍵もかからないのに。
 密室の謎も彼女を問い詰めればわかるはずだ、とか言ってる畠山。
 左遷されてドラマの途中にいなくならないようにしてくださいね!←
 つかこの時代、誰もスマホとかで撮影してないのもすごいな。

 映研の部室に行くと、みんな掃除してました。
 廃部が決定したらしいです。
 あと、真壁は自分がこの事件の謎を解くとか張り切ってるけど、ガン無視するハジメちゃんが
笑えた。
 つーかいつまでお前は犬を連れてきてんだよ、真壁。
 ハジメは、蔵沢の腕時計のバンドが緩かったことを気にしています。
 あと、真壁の犬が吠えてるので何かと思ったら、床を掃除していた雑用の子が、なでようとしたら
吠えだしたらしい。
 真壁は、ラベンダーを持ってないかと言う。
 ポアロはその匂いが嫌いらしい。
 それが、消臭剤をハジメちゃんがこぼして、あの騒ぎでふいてなかったのを今ふいてたらしく、
その香りが手に移っていたからだ、とハジメちゃん気づくんですね。
 
 そうしてハジメちゃんは、紙コップに注目する。
 12個入りのはずの紙コップが13個あるのに気づき、ハジメちゃん、なんか変なことをごそごそ始めた。
 部会で最初真壁入れて10人くるはずが、真壁が遅れることになったので9人になった。
 さらに、剣持警部と畠山というイレギュラーの人間がきたため、11人になった。
(蔵沢はマグカップがあるので、紙コップは10個あれば良い)
 ここが犯人にとって計画が狂い、紙コップが合計すると13個ある原因になったわけですね。

 そういうわけでトリックを説いたハジメちゃん、皆をもう一度部室に集合させる。
 剣持に頼んで黒河も連れてきてもらったようです。
 ここで、もう一度紙コップを配ってもらうのですが…。
 ハジメちゃんは、真犯人の紙コップにそう書いておいた、と言う。
 
 あの時犯人は睡眠薬を飲まずに、皆と同じように寝たフリをしていたんだというハジメちゃん。
 さっきの、犯人にとって計算が狂ったことを説明します。
 人数が増えたことによって、このままでは自分が睡眠薬入りの紙コップを取ることになってしまうと
気付いた犯人は、とっさに砂糖とかいろいろ入れてた紙コップを取って睡眠薬を入れ袋の上にのせ、
予定通り10個めが自分のものになるように調整したと。
 …全部に睡眠薬を吹き付けておいた後、自分はこっそり別の紙コップを上から重ねれば
分からなかったような気も…いいですけど…。
 誰もが紙コップを選べなかった状況の中で一人だけ選べる人間がいた。
 それは、紙コップを配った、1年の遊佐だった。
 で、その遊佐の紙コップには犯人と書いてあるんですな。
 …字が汚いなハジメ!
 あと真壁がうざい!

 このあとハジメは、大胆なトリックで黒河を犯人に仕立て上げた、とか言ってたけど、仕立て上げた、
のとこ若干噛みましたね?

 さて蔵沢の死のトリックを再現するハジメちゃん。
 まず、皆が眠った後蔵沢も毒で死亡。
 遊佐は起き上がって蔵沢を車椅子に乗せて運びだし、映写室へ。
 ちょっと待て、その車椅子どっから持ってきたんだよ。目立つだろうが!
 …そんで門脇も廊下へ。
 ここで門脇を殺して仮面を被せる。
 ロウソクを立てて火をともし、フィルムを伸ばして部室まで十分な長さを持ってきて、映写機を回す。
映写室を施錠した後急いで部室に戻り、中から施錠したのち、フィルムの先にテープで鍵をくっつける。
 …思いきり素手でやってますけど誰も指紋チェックしなかったんでしょうか…?
 ともあれその後は自分も睡眠薬入りのお茶を飲んで寝るだけ、と。
 巻き取られたフイルムはロウソクによってスムーズに巻き取られていき、映写室の中に入り、時計の
バンドにひっかかって蔵沢の手の中に鍵が入り、後はフィルムが巻き取られて終わりと。

 さて動機ですが、本多は遊佐の兄だそうです。
 幼いころ両親が死んで別々に引き取られたのち、兄は中学卒業後スタントの道を目指して一人暮らしを
始めたようです。
 おいおい高校くらいは出とけよさすがに。
 通いながらでも勉強は出来るでしょうに…。
 ともあれ、今度自主制作映画に出ることになって、それがホラーアクションであり、ビルから
ビルへと飛び移るものであると聞かされた遊佐。
 名前は教えてもらえなかったものの、自分と同い年が監督だぜ、完成してからのお楽しみ
と言ってたのが最後になったようですな。
 この後行方不明になって警察に相談したけど手がかりはなかったと。
 …このヒントで随分絞れそうな気がするんだけどなぁ…。

 で、たまたま不動高校の学園祭に来た時映画を見て、あれは兄だと直感したと。
 けれどもスタッフロールにもどこにも兄の名はなく、不審に思ってこっそり部室にいったら、
4人が「ビルからあいつ落ちた時びびったよなー」とか「親がいないから失踪したこと調べる
奴がいなくてラッキー」とか話していたのを聴いちゃったと。
 そんでさらに本多のシーンを撮影したフィルムも見つけて復讐を誓い、この高校に入学した
ようです。
 …生徒でもないのによくウロウロしてとがめられなかったな。学園祭とはいえ。
 美雪が蔵沢を、死なせたくて死なせたわけじゃないとかナナメ上の庇い方してるのが
気になりましたがまあいいや。
 ハジメちゃんは、死んで当然という遊佐に、生きる価値のない人間はいない、とか言うけど、
なんていうかちょっと白々しいなと思いました。
 そりゃ確かに殺していい、ということはないけど、どうしようもない人間っていると思いますよ。
 
 この後剣持が、拘置所で遊佐が自暴自棄になってるようだ、と言うのを聞いてハジメちゃんと
美雪ちゃんは面会にいく。
 あと、本多の白骨死体が見つかったらしいです。
 それと、ハジメちゃんは蔵沢のスケジュール表から、本当は本多が主役だったと説明。
 彼の死後、真田でわざわざ全シーン撮り直してる、つまり、最初から本多を主役にする
つもりで、ビルのスタントだって無理やり飛ばせたんじゃないはずだと。
 いや、だったらなんであんな、本多の死を馬鹿にするようなことを言ってたのかってことなんですけども。
 キャラの見せる面がまったく一致しないんですが?
 死んだのがバレなくてよかったーとか、ばれたらやべぇとおびえてるような人間が、
良い映画を作ろうと本気で思ってたとでも?
 なんかおかしいよ。

 ちょっと釈然としなかったなぁ。
 ともあれこの後、映研が廃部になったので、皆ミス研に入部してきました。
 こいつらちゃっかり次回からの準レギュラーの座確保しやがったぁぁぁぁ!!!



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