多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→新撰組!


新撰組!

    

第15話(04/04/18)

 さあ運命の分かれ道。江戸に戻るか都に残るか。まさしく今、浪士組の面々は、この後
大きく人生を変える事になる分岐点に立っているといえます。

 清河の狙いは外国と戦争をすること。浪士組をその手先として使いたいようです。つーか
大砲相手に刀で何がしたいのかと。お前いっぺん「ラストサムライ」見て来いと。彼らは己の
信念のために戦ったのだから負けてよしとしても、がむしゃらに突っ込むのとはまた違うと
思うんですけども。

 佐々木と山岡もモメています。幕府の為に働いている佐々木と、日本のために働いている
山岡。つまり山岡は日本が守れれば幕府はなくなってもいいと。あのねぇ…。外国と戦争して
負けたら日本は植民地化だし、第一その圧倒的な戦闘力の差はどう見ても勝てるものでは
ありませんけども。あーもーどいつもこいつもバカばっかりだ。とりあえず君達はSWATに
入ってゲリラ戦でも学んできなさい。

 さて芹沢君たちはご飯に文句つけまくってます。まあ、濃い味の関東に、薄味の関西です
から、口に合わないのは仕方のないこと。カップラーメンも関東関西ではわざわざスープを
分けて出荷されているほどです。
 それはさておき鴨君よっぽど寝相が悪いのか障子を破ったり暴れたりしているようです。
(それは寝相が悪いわけでは)
 いけませんねぇー。いくらくつろいでくれといわれたにしても、自分の家のように振舞っては
いけません。つか人の家だと思ってやりたい放題という気が。
 
 近藤君、トコロテンに黒蜜と聞いてカルチャーショック!酢醤油を関東ではかけるみたいです
ねぇ。ちなみに私はトコロテン嫌いなのでどちらも関係ないです(キッパリ)。

 まだ清河と佐々木と山岡モメてますよ…番組開始後一体何分もめたら気が済むのやら。
ちゅーかそんなにもめるんやったら建白書の有効性を弁護士先生に判断していただくという
ことで、四角いにかくさんにまーるく収めてもらいましょう。
 つかもう面倒くさいからジャンケンで。
 と、いかないのがこの時代。(今もそうだろ)

 清河が江戸に戻ると言い出したのを受けて、近藤君達は、自分たちはここに残り、新しい
浪士組を作る決心を固めます。誰の為に働くのかということ。いい決心ですねー。ほれぼれ
します。八木さんにとってはいい迷惑だと思いますけども。

 近藤君の他にも池田君という、批判者が現れました。誰にも相談せずに一人で決める腹黒さが
気に入らんと。いや、ヤバイことだからこそ1人で決めるのでは…。まあ、こいつの腹が黒いのは
楽太郎さんとどっこいどっこいかと思うんですけども。
 で、こんちゃん出遅れましたが、やっと京都に残る宣言です。キャンディーズの、「私たち普通の
女の子に戻ります」みたいな。←全然違うんですけど。
 私がもし浪士組にいたとしたら…新撰組側についたかもしれないです。だって江戸までまた帰る
の面倒くさいんだもん
。私一度決めたこと、その人の利害だけで覆されるのだいっ嫌いなんです
よねぇ。

 さて浪士組が江戸に帰ると聞いてバンバンザイだった八木さん家は、近藤君達が残ると聞いて
天国から地獄へ。
 清河暗殺の相談をしていたところにその清河がひょっこり近藤に会いに来ます。
 清河にしてみれば、自分の思い通りになると思っていたところに反旗を翻されたのですから
ビックリしたのでしょうなぁ。ただ、清河の言う、「あなたがなりたいサムライの時代はもう終わりを
迎える(だからサムライを志すのは意味がない、私の言う通りにすれば間違いない)」というのは
賛同しかねます。
 サムライの時代が終わろうと終わらなかろうと、近藤君が目指しているのは、在るべき姿としての
サムライであり、肩書きとか格好だけのサムライではないはずです。近藤君が単に肩書きとして
武士の立場を欲しがったのなら、恐らく芹沢鴨だって浪士組を抜けるという彼の肩を持ちは
しなかったでしょう。

 物陰に潜む芹沢と山南さん。そのさらに影に潜む影。彼ら2人がその気配に気づかないほど
完璧に気配を消せるのだとしたら相当な手だれの人ですね。
 ともあれ清河君、コントかいっ!というような見事なすれ違いで脱出成功。そしてさらに、
刺客に囲まれた彼を救ったのは突然発生した火事。
 さらに山南さんは助けるみたいですね。斬りたいとか言っといてー。山南さん結構人騙すの
うまいですね。一瞬本気で、近藤さんにはナイショで清河殺したいのかと思ってました。
 逃げる清河さんを救ったのがハジメさん!ぎゃぁぁぁぁぁでーたー!(オバケみたいな)
 ハジメさん、昔は京にいたんですからそらー詳しいですなぁ。ステキー!流石は仮面ライダー!
いいところで出てきます。(仮面ライダー言うな)
 さあ、近藤勇と愉快な下僕ども楽しい仲間たちが揃いました。いよいよ彼らの時代がやって
きます。

 清河というのはこうやって人を騙した腹黒いやつではありますが、彼も元はこの国の行く
末を思ってやったこと。悪人ではありません。ただ、時代が彼を選ばなかった。
それだけです。



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第14話(04/04/11)

 前回大爆発した芹沢鴨。お空に舞い上がった花火とともに潔く散る…わけはなく、
その後何事も無かったかのように彼らは京に入りました。
 いよいよ新撰組が出来上がる基盤となる、清河の氾濫もとい反乱です。

 のちの新撰組屯所となる八木邸では、ニン、の裏技パパが踊ってます。あれですか、
やっぱりニン、とか言ってるんですかってどうでもいいですがこの人の本名が思い出せ
ません。あ、伊東家の食卓だから伊東さんでしたね。(そこまでしないと思い出せないのか)
 八木さんは2月あまりの辛抱、と言っていますがそれから2年もの付き合いになるとは
この時誰が想像したでしょう。
 ちなみに新撰組が八木の屯所から西本願寺に引っ越す際、土方さんが今までの家賃と
して2両(5両だったかちょっと覚えてないのですが)を持っていった時八木さんは「ほう、
2両ですか。こりゃあわざわざどうも(訳:あんだけ迷惑かけといてこんだけですかいな)」
と言ったそうです。これには流石の土方さんも赤面したとか。
 話がずれましたが、八木さんは娘のことを心配して、男装するように言います。まあ確かに
むさくるしい男衆が13人もくるのなら心配でしょうなぁ。男装て。

 京に入ると足利なんとか(藤堂さん・談)の木造人形の首がチョンパされたとかで大騒ぎ
です。んなもん、ドリフのオバケ屋敷コントに行くといくらでも首チョーンパ、みたいな。いや
特に意味はないんですが。
 今で言う過激派じゃないけどまあそれなりにヤンチャがしたいグループとかがやったような
感じですな。それに過剰反応するのは、こちらのレベルを晒すようなもの。こういう時は
何事も無かったかのようにしておくべきでは。
 こういう時の応対に対して、福田官房長官のような非常に頭のいい参謀がいなかった
のは、江戸時代というものの衰退を暗に示しているのかも知れませんとかえらそうなことを
言ってみたり。

 さてはて坂本の竜馬君は鉄砲をバンバン撃って楽しそうです。そんな…天才バカボンの
お巡りさんじゃないんだから。あとこの時代の銃はあまり連発には向かないから人がいる
ところで撃つと暴発して巻き込むこともあるのでは。
 近藤君が浪士組としてやってきたことを知り、興味を持ったようですね。

 一方では近藤君らと八木さんらのご対面式。芹沢君、ここでも大暴れ。いきなり居間だか
知りませんがとっちゃいましたよ。そんな広い部屋を1人とお供のもので使うんかい。
こういう人が無意味な、10畳もあるトイレ部屋とか作っちゃうんですよねー…。
 そんな一件をよそに清河がいよいよ動き始めました。
 「建白書を出し、天子(天皇)に我々の目的を伝えようと思う」と。
 彼らの名前を連ねさせることで、プライドをくすぐった形ですが、ハイここで何の疑問もなく
承諾したそこのアナタ!あなたは白紙委任状などに何の疑問も無くサインして、詐欺に
引っかかる可能性があります。気をつけましょう。とくに芹沢の鴨君!ほら後ろ向かない!
芹沢君はキミ1人しかいないでしょう。ハイハイ横の近藤君でも新見君でもなくアーナーター!
 とはいっても多分芹沢さんが黙ってサインするわけはないでしょう。こういう時味方(とは
いえませんが)側にこの男がいると非常に心強いものです。清河が一番手を焼くと思われる
のは芹沢でしょうから。もちろん近藤君も一筋縄ではいかないでしょうが、何分彼はまだ
経験値が足りません。まだ世の中をずるく生きていけないんですね。

 さて沖田君、天子と将軍が戦ったらどちらが勝つか、と聞いています。近藤君はバカなこと
をと言ってますし、富士山とどこぞの山が戦ったら…と聞き返しています。おまえその切り返しの
方がなんかバカっぽいぞとか思うんですが、ありえないと言っている、天子と将軍の対立が
その後明らかになってくるのですから、世の中わからないものです。
 そして山南さんは怪訝な顔をしています。そう、清河が誰も分からないと高をくくっていた
建白書を理解する者がここにいたのです。流石は新撰組副隊長となる男。

 京都の町へ繰り出そうとしている芹沢ちゃん達。説明がわからんようです。まあ通りの名前
さえ覚えれば迷わなくなるんですけども、それを覚えるのが大変なんですよね…。さあっ
皆でコナンを見よう!(待て)
 あとホウキを立てかけてあるシーンがあり、永倉のしんぱっつぁんが戻していましたが、
あれは昔から伝わるおまじないで、嫌な客に早く帰って欲しい時にああしておくものです。
(しかし近藤さんは分からず、「長男」に尋ねている様子/笑)

 お梅ちゃんが早くも登場!将軍様が泊まる二条城について方角を説明してくれます。つーか
鈴木京香さんかな?私としては松雪やすこ(漢字忘れました)さんがなんか似合ってる感じ
だったんですけどね。
 ちょい役でしたけどなんか嬉しい。でもイメージしてたのとちょっと違って、落ち着いた、
大人びた女性って感じでした。
 まあこの人なら、佐藤さん演じる芹沢さんとはピッタリ合うかもしれません。ここまで考えて
のキャスティングだとしたらすごいですねぇ。

 あと芹沢さん、沖田君に向かって「穢れていないものを見るととことん汚したくなる」などと
ホモ臭いセリフをはくのはやめてください。警告3。

 近藤君、長男クンに熱心に剣術の心得を説いています。華奢だとか剣の挿し方が反対
だとか(笑)。まあ知らないからしょうがないとはいえ、男2人からベタベタ触られたら怖い
だろうなぁ。 
 …原田君はメシ食ってるか寝てるか飲んでるかのシーンしかないんですがあれですか、
うっかりはちべえみたいなポジションなんですか。

 山南さんは清河の真意を探り始めています。佐々木さんも疑ってかかっているようです。
ここで山南さんの働きがなければ、新撰組の結成は遅れ、その間に維新志士が新しい
時代を開いてしまっていたかも知れません。
 建白書を帝に差し出した清河。浪士組は朝廷の為に尊皇攘夷の役を果たす、と高々に
宣言しますがさて…。
 騙され、恥をかいた形になった芹沢が果たして素直に従うか。
 清河の誤算は芹沢という人間がいたこと、そして近藤という男とそれに付き従う人間
達を甘く見、才能を過小評価していたことにあると言えるでしょう。


    

第13話(04/04/04)

 さて浪士組は単なる寄せ集め、しかも結束力0(試衛館組除く)、朝廷では「幕府オメー
表へ出ろ!」という奴が実権を握っている状況。さてどうなる浪士組。
(でもおじゃる組より曲がりなりにも武士として剣術習ってる方が勝ちそうですが。いや
トップでタイマンやったらの話)

 さてはて宿割りを任された近藤君。無事に行くでしょうか。というかいかないからこそ
ここが1つの見せ場とも言える、芹沢大暴れの回になるのですけども。
 早くも芹沢は佐々木と対決。なんかいきなり出てきたこの佐々木っつーのがよく分からん
のですが、まあ清河とは対立しとるみたいです。つまり、ヘビとカエルとナメクジがにらみ合ってる
状態、と。それならそうと、3人にその着ぐるみでも着せて、人物相関図とやってくれりゃあ
いいのに、気のきかねぇ(無茶言うな)。
 途方にくれていた近藤君の元に試衛館の連中がやってきてお手伝いです。やっぱこちらは
気が利いていますね。まあ近藤君は「金払って役付けにしてくれたけど、よっぽど大変」とか
チクチクチクチク土方君に言ってますが。お前が母親から学んだのはそのイヤミか。
 しかもその会議のさなか、しんぱっつぁんは柱に書いた自分の名前を自慢しちょります。
つーかオメーダメだよーそんなことしたらー。バカな観光客がまた真似して「●●組参上
夜露死苦」とか書いたらどうするんですかってかかねーよ今時。

 原田のさのちゃんが本隊の案内に行ってます。確かにちょっと抜けてる(失礼)奴の方が
こういう時は役に立ちますね。
 長い間旅をしてきて疲れているわけですから、一度に村に入ったら混乱するからといっても
なかなか通じないでしょうし。ただそういう時は1番隊から並んでやってきているわけですから、
それぞれの宿を取った人間が案内していけば、スムーズに行くのでは…。まあいいんですが。

 ところがどっこい、芹沢を1人にして欲しいという佐々木の無茶な願いを、近藤と同じ宿割りの
担当が二つ返事で受けてしまったためにこれまた一波乱起きそうな予感です。いるんですよ
ねぇー、出来るかどうか分からないことをハイハイと引き受けておいて、部下に押し付ける
無能な上司。こういう時は「上司に言われて案内することになりました」と言って芹沢の怒りを
そっちにやってしまうに限ります。
 その一方で大村のたっちゃんはゆうてんとか言う親父の敵と出会うことになります。まあ
モメようがなんだろうが別にどうでもいいや。(つか主な筋と関係あるんでしょうか?)
 さらにその一方で山南さんに、足が疲れたから水を汲んで来いとか言うバカもいるし。
同じ浪士組で何勝手に上下作ってやがんだか。本当に実力のない人間に限ってやたら
肩書きを誇示したがるのは、どこの世も同じか…。
 でも土方さんのセリフに笑いました。
「その男切ったら教えてください。7番隊からそちらに1人入れるので」
 強烈なイヤミ、ナーイス!山南さんのしずかーな殺気もいいですねー(笑)。例えるなら
テニプリの不二周助のよ…はっっっ殺気!いえいえいえ、例えるなら最遊記の八戒さんの
よ…はぁぁぁっっ!ともあれすごかったです。流石は北辰一刀流(だったような)。

 さてはて。芹沢さんが案内された離れとは鶏小屋でした。実は火事で離れが焼けてしまい、
鶏小屋になっていたようです。いーじゃねーか鴨が鶏小屋に入ったって…と思ったら彼も
そう思ってたらしくそう言ってました。うーん気が合うねぇ。しっかしこれだけクールに決めて
いると、お梅ちゃんとの恋愛沙汰がなんか信じられませんな。渋すぎて女とは縁遠そうな
感じなんですが。
 歴史ではムチャクチャやったために粛清された彼ですが、三谷さんの描く芹沢さんは、
そう悪い人でもないのかも知れません、とかちょっと思いました。
 とまあそう思ったとたんに奴ぁキャンプファィヤーをやり始めたわけですが…。
 せっかくだから火の回りをお手手つないでダンスしてくれよー。マイムマイムとか。
 でもこれで近藤君が止めにきてくれたからいいけど、これで誰からもほっとかれたら
どうするつもりだったんでしょうかね…。1人じゃないにしても火が燃え尽きるまでずーっと
いるつもりなんでしょうか。寂しいのぅ。
 よし近藤君がひきつけている間に消防ヘリ出動だ!(ねぇよ)

 沖田君、お気に入りの侍さんにとめてもらうようにいきますが、彼は心配ないと言います。
「彼は粗暴のように見せかけて、ちゃんと考えている。近藤を見極めようとしている。
浪士組の中でも誰が使えて誰が使えないか」
 まあただの暴れん坊だったら本当に、ここまで生き残れないでしょうね。ただ、残念な
ことには、新撰組が結成されてから彼は半ば私利私欲に走ってしまったわけですが。

 かっこよくにらみ合っていた芹沢、火の粉が飛んできて「アチッ」とか言ってます。なんか
ちょっとかわいい(笑)。
 結局近藤の気合勝ち。しんぱっつぁんの土地勘に従い水を川から汲んできた試衛館の
連中がサッと消火活動です。どうでもいいですが、井上さんが近藤君に水をかけたのは、
冷やす目的だったにしても、その後一斉に皆で近藤君に水をかけたのは、日頃の恨みを
はらしたかったとしか。つかドリフ?ねぇドリフ?
 つかこの時期は真冬ってことになってるから、そりゃーやりすぎだろう、と…。
 

 


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第12話(04/03/28)

 何だか一向に出番の回ってこない人達が、そろそろ場面場面で見切れていないか
気になって仕方がない12話目です。

 さて実は清河はとんでもない男だということが判明したわけですが、どうなることやら。

 なんか人がわらわら集っているので合格発表でもあったのかと思ったら(時期的に)
京へ行く班分けが発表されたみたいです。なんか修学旅行みたいですねぇ。ちなみに
チラリと一瞬ですが、芹沢鴨と新見の名前もあります。つか彼らこそがこれからの
ことに大きく関わってくるのに、浪士組の話が上がってから約1ヶ月あまり名前にかすりも
してないのですが。
 そしてそこには近藤君の名前はありませんでした。つまり平のぺーぺーということ
です。肩書きがついてないのを土方君も山南さんも心配していますが、こればかりは
近藤君の言い分が正しいと思います。肩書きばかりえらくても、中身が伴わなければ
意味はありません。
 しっかし原田のさのすけ君はまるで合格発表のように「あったあった、俺の名前があった」
と喜んでくれています。いやーお約束どおりの反応をありがとう。

 永倉のしんぱっつぁんは、浪士組を怪しんでいます。足元もおぼつかない老人がいたり、
かき集めたような人間たち。なかなか鋭いですね。あとしんぱっつぁんが声をかけた、物陰
から覗いていた男は、確かに私も怪しいと思います。だってドーランが顔だけしか塗られて
なくて、顔と首の色が違うんだもん(それはメイクさんのミスでは…)。

 で、近藤君達はチーム「鳥」(さのちゃん命名)に所属することになるのですが、その小頭
である鴨ちゃんは本当に出てこないんですが。やっぱりスケジュールが…。
 あと近藤君に肩書きをつけさせるために土方君は、むかーし盗賊に入られたところのバカ
息子にうまいこと言って金を持ってこさせます。いいやり方ですね。流石は土方君。あとこの
バカ息子、自分も京都へ行くつもりのようですが、テメェあんだけ過去に人様に迷惑かけて
おいて今更何をどうするつもりかと。
 さて東海道と中山道どちらを通るかでモメているようですが、東海道を通った方が名が
知れ渡るというのは、こちらがポピュラーだからです。東海道五十三次、ういろう売りのセリフ
からも分かるように、いろいろな人が通っています。中山道を通ろうというのは、秘密裏にコトを
運びたいからでしょうかね?
 ちなみに旧中山道を「いちにちじゅう やまみち」と読んだアナがいたのは有名な話ですが、
そのエピソードを話そうとしたアナは「きゅうちゅう さんどう」と読んだことは意外に知られていません。

 さてさて有名な宿割り振りのエピソードが出てきました。近藤君はその役目を引き受ける
ことになったようです。東海道を通る予定だったのが、中山道になったので、宿割りをやり直し
になったみたいですね。
 でもって出発の会議中のところへ、芹沢鴨君は寺の鐘を派手に鳴らして乱入です。
さすがドリフ世代、鐘を鳴らすのに容赦ありません(生まれてねーよ)。
 つかジジイが先頭で気に入らないから自分を一番にしろって、おまいは幼稚園児か。
「せんせー、かも君がジジイ、ジジイって言ってますー。いくら棺おけに片足突っ込んでて
今にも発作で倒れてあの世に行きそうなクソジジイだからっていっても、言っていいことと
悪いことがあるとおもいまーす」←お前の方がひどいわ!!!!!
 
 しっかししんぱっつぁんはさすがですねー。待ってる間もウロウロして情報集めてます。
たとえそれがますます今後が心配になるような情報ばかりで、落ち込むようなものだとしても
すばらしいと思います。
 ま、金に目がくらんで集ってきたような人間にろくなのはいませんよ。きちんとした報酬で
集ったのならともかく、かなりの報酬額でしたからねー。
 あとこんちゃんさすが。土方君が何をしたか分かってますね。(いきなり宿割りをまかされた
件で)
 ただ、土方君はよかれと思ってやったのだし、まあバカ息子はどうでもいいにしても、
近藤君、こういうことをしたいと思うだけではなかなか出来ないことがある、ってのもわかって
おいた方がいいかもです。
 和久さんは言いました。「正しいことをしたければえらくなれ」と。

 で。浪士組の皆さんは一体いつになったら出発されるんですか…?
 あと土方君はいろいろ手を回したツケがきてますね(笑)。

 やっと出発したんですけども、なんか出発の時のつねちゃんと近藤君のやりとりが、ラスサム
っぽくていいですねー。
 では、いざ京へ!

 ところで、次回予告で「芹沢鴨、爆発」というタイトルになっていたのですがあれですか、
たーまやー!みたいな。
 つかタイトルくらいちゃんとしろよ…


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第11話(04/03/21)

 さてここいらで前回までのあらすじ。
 浪士組だよ!全員集合。
 以上あらすじ終わり。

 浪士が集りすぎて金が払えなくなった松平のおっちゃんは役目をとっとと降りてしまい、
浪士組を打ち立てて手柄を立てようとした松平の側はてんやわんや。清河には任せたく
ないようです。ま、つまらんプライドってやつですな。

 さて母親に挨拶をしようとする近藤君。それはもうチクチクチクチクとイヤミを言われて
おります。すごいですねぇ、この母親ならたわしコロッケを出されても平然と食べてしまい
そうです。
 まあ最近は近藤君も図太くなってきましたから大丈夫でしょう。
 そしてご挨拶回りの途中で袴田課長と出会った一行。
 袴田課長は、京行きに反対だそうです。京ではなにやら天誅と称した人きりが横行して
いるとのこと。…人斬り抜刀斎…?これで本当に河上彦斎が出てきたら面白いところ
ですが。ただ、この頃確かに維新志士による天誅と称した人斬りが行われていたのは
確かです。るろうに剣心でもあったように、火を放ってその混乱の最中に天皇をさらおうと
したりするなど、維新志士は新しい時代を切り開いた英雄ではありますが、やっている
ことはテロリストと変わりありません。武力による新しい時代の到来。それが正しいか
正しくないかなどは、その時代が訪れてみなければ分からないものでしょう。

 そんなこんなで近藤君だけでなく沖田君も京行きに反対されています。つーか沖田君の
場合月代を馬鹿にされているだけのような気が。なかなか可愛い沖田君ですが、ニコニコ
笑いながら人を斬るので実は容赦ないです。
 そして伊藤甲子太郎。ニコニコ笑って藤堂君を送り出していますが、奴のこと、裏なくして
送り出すはずがありません。自分が京に行くときのためにツナギを作ったようです。策士という
点では確かに武田観流斎と張るかも。
 桂は桂で、近藤と敵対したくないからできれば止めてほしかったとか言ってますし…。
じゃあお前が行くのをやめろよと。
 人の生き方はその人自身が決めていくものですから、それで止まるものならはなから
行ってないと思います。

 さてさて近藤君。長祖祢虎徹を手に入れました。ちゃらららっちゃらー♪
 こんどうはこてつをてにいれた。
 こんどうはよろこんでいる!
 こんどうはレベルがあがった!
 こてつをそうびしますか?
→はい
 いいえ
 しちにいれる
 さいとうはじめにかんていしてもらう

 土方君の、人を使うのがうまいという過去の逸話がお姉さんによって語られるのですが、
確かに彼はうまいでしょうね。刑事でもなだめる役と怒らせる役とでうまいこと話を聞きだすと
いいますが、土方君は1人でそれをやってるような気がします。彼が近藤君の片腕であったと
いうのは偶然ではなく、神の采配であったのかも知れません。
 新撰組だけでなく、歴史が動くときというのはたった一人ではないものです。不思議と、
そういう風に持っていく人間が集ってくる。面白いものですね。

 さてここで清河の目的が明かされます。彼が浪士組を作ったのは、尊皇攘夷の先鋒とする
ため。つまり、朝廷側につき、幕府に反旗を翻すのが清河の目的だったのです。いやー
数年後に倍の利益で戻ってきますよと言われて投資をしたら実は違法な商売だった、って
感じですね。清河が今の世に生きていたら今頃、マルチ商法で逮捕されていたと思います。
(かわいそうな清河)
 ともあれ、これを近藤らが知ったら大変なことになりますね。

 そんなことも知らずに沖田君らは飲み屋でワイワイ。どうでもいいけど口に物を入れたまま
話すのはともかく、口から飛んどるがな。NHKもやりなおさせろよ…。
 ところでこの飲み屋で、ものがこねぇって暴れた客をこないだ浪士組の応募に来ていた
なんちゃらという侍が説き伏せるというかっこいいシーンがあったのですが、いやあほれぼれ
しますね。室内で刀を抜く手腕もさることながら、その静かなたたずまいが武士って感じです。
昔はこういう人だってごろごろしてたんですねぇ。つくづく、江戸時代というものを見てみたかった
です。どらいもーん!

 いよいよ京へ行くという近藤君に母親がじぶんの話を始めます。ちなみに下総というのは
現在の千葉県の北方に当たります。つーか近藤、お前の時代の呼び方なんだし、そう遠くない
ところなんだから知っておけよそれくらい。まあ今のように、地図とか地理とか知っていて
当たり前でなかったのですから、仕方がないかも知れませんが。
 さて要するに母上がいろいろ近藤君につらくあたっていたのは、家柄コンプレックスから
だったらしいですね。
 そら武士だとか百姓だとか、この時代には士農工商という職業差別があったわけですが、
武士ってんだからそれでいいじゃんよ。面倒くさい。
 確かに、卒業してもいない大学を卒業したといったり、それを突っ込まれたら実は単位が
足りなくて卒業してなかったようだといい、さらに突っ込まれると調べてくるといって行方不明に
なり、戻ってきたと思ったら、頑張るので議員辞めない、というようなどこかの天然妄想バカは
どうかと思いますが、きちんと志を高く持ち、時代を作ろうと頑張っているのですから認めて
あげて下さいとかなんとか書いていたら、今まで虐げてきた奴らを見返してやりなさい!とか
言ってたので、私の言うことがなくなってしまいました。(何なんだ)
 ともあれ、お母さんとも和解できてよかったですね。
 さてこれで思い残すこともなくなったし、いくら何でも次回くらいは京に足を一歩踏み入れる
くらいまでやって欲しいんですが。



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