第8話(04/03/01)多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ドラマ＆もろもろの感想→乱歩Ｒ
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乱歩Ｒ |
第8話(04/03/01)
道路に花束を置く黒装束の女性。誰か親しい人が亡くなったのでしょうか。ここで
突然ですが無駄知識の時間です。
人が亡くなって道路に花束を添えるのは、死者を悼む気持ちとしていいのですが、
線路内にはおいてはいけません。電車、汽車の運行に危険でありまた、線路内に人は
入ってはならないことになっているからです。
遺族や関係者にとっては親しい大切な人がなくなった場所でも、そのために第二
第三の事故が起きてはたまりません。
くれぐれも人に迷惑をかけないようにしましょう。
ところでこのドラマ、当たり前のように登場人物の名前が殆ど出てこないのですが、
字幕を出すなともっと分かりやすくする努力をしようとか考えないんでしょうか。サイトを
見ないと分かりませんがな。
えー今回の依頼はミステリー作家姫田。白い羽の入った封筒が届いて不気味だとか。
なんでもコナンドイルの作品にも、命を狙われた人間に対して白羽の矢を意味する羽根が
送られてきたからそれではないかと言いたいようです。
いやはや、羽根が送られてくるということだけでそこまで話を飛躍させてしまうところは
さすがミステリー作家、悠長に探偵に相談している場合ではないと思うのですが。
ともあれ、なんか作家の大御所の大河原とかいう作家先生のところにぱーちーに呼ばれて
いるので警護をして欲しいと。
もうちょっと前評判確かめてから依頼した方がいいですよー。何せ今まで明智君、
７戦７連敗中ですから。守ってと言われた人はみすみす死なせるわ、犯人を推理で
暴いても死なせるわ、金田一少年も真っ青の死なせっぷりです。
さて姫田と一緒に別荘でのぱーちーに出かけた明智君。大河原の妻、由美子を見て
ビックリ。記憶に残る母とそっくりだったみたいです。って、そんなことドラマ見て分かる
かぁぁぁぁ！
それはさておき、招待されていたのはこの姫田と、編集の村岡とかいうおっさんだけ
でした。うーん事件の臭いがしますねー。くさいくさい。ぷぅー。←待て。
姫田は神経質になりすぎていたかなといいますが、その前に被害妄想を何とかした
方がいいですね。由美子のことを、ここに閉じ込められていて、自由な外出は許さない
から不幸だ、と言っていますが、納得して結婚したのならそれが財産目当てであれ
何であれ、いいと思うんですがねー。夫婦のことを他人がやいのやいの言うのは野暮
ってもんです。ふられ男のヒガミでしょうな。
とか思っていたら由美子、村岡と浮気してやがりましたよ。…ちょっと趣味に問題が…。
というか由美子は、セリフ棒読みなのを何とかして欲しいです。
さて双眼鏡でいろいろと風景を覗いていたダンナ。由美子に双眼鏡を渡しますが、
彼女はそこで、島の絶壁に村岡がいるのを発見します。服装からそうだと言っていますが、
ということは…推理小説のセオリーで行けば、それは別の誰かということになりますね。
(お前セオリーゆうて先週外したやん)
ダンナが見守っているとがけから落ちた様子。
そして村岡は水死体で発見されました。
がけから落ちて外傷がないのなら、別のところから投げ込まれたかどうかしたと考える
のが普通かな…。あと白い羽根を握っていたのが発見されたということも。
殺されてからその羽根を握らされ、放り込まれたと考えるのが普通ですね。だって、がけの
上に立っていたのが本物の村岡だったら、よっぽど強く羽根を握りしめていないと、がけ
から落ちた間にどっかにいってしまうかもしれないですし、第一それなら服のポケットに
でもこっそり犯人が入れておけば済みます。
さぁー犯人は誰。
明智は村岡の手帳に書いてあったＹという文字を発見。姫田はそれを由美子のことだと
いい、由美子にふられて失意で自殺とか言い出します。うーん。あんな性格の人間が死んだり
しますかねぇ…。どちらかというと俄然姫田が怪しくなってきた感じです。いやもしかしたら
お手伝いでいる若いにーちゃんかも…。
ところでこのドラマのＣＭに、ミスドの、藤井隆のが使われているのはわざとなんでしょうか。
すごいギャップに悩むのですが。
おやおや、姫田は村岡がいなくなったのをいいことに、由美子に近づいています。お前
誰かに狙われとるゆーたんちゃうんかい。
あと明智君、仮にも探偵なら、素手で手帳に触るのはやめた方がいいと思います。
さてここで、由美子が３度目の結婚であることが判明します。２回ともダンナに死なれている
とか。保険金が入っていないから故意はないと解釈したようですが、世の中には人を殺す
ことが楽しい人もいますからねぇ…いえ、誰とは言いませんが犯罪芸術家とかゆーて
気球大脱出が好きな人とか。
と、そんなのん気にしている間に姫田が殺されました。だーかーらー明智君に頼むのは
やめた方がよかったのに…。窓で大きな音がして、それを覗いたところ誰かに突き落とされた
ようですが、大体窓から大きな音がしたからといって、身を乗り出して外を眺めるバカは
こいつくらいのものでしょう。
あと、窓の下にやじりのような柵を作っている金持ち家庭を見かけますが、コナンでも
そういう串刺しはありましたから、ミステリーの舞台になりたくなければやめた方がいいと
思います。
由美子は明智に、自分の好きになった相手には必ず不幸が起きるといいます。最初の
夫は交通事故、次は飛び降り。うーんどちらも簡単に偽装できそうな死に方ですね。
しかも由美子、よりによって明智君に「私を守って下さい」と言っています。その明智に
依頼して、死んだのが姫田なんですが。ある意味チャレンジャーです。
受付のねーちゃんは、過去の話が引っかかると言います。女のカンってのは馬鹿に
できませんからねぇ。何かあるに違いないでしょう。
例えば大河原がしくんで、由美子をものにするために殺し続けたとか…。
ついでに、由美子は回りのお世話をする若いにーちゃんともできていました。うーん
さすが、女性週刊誌で魔性の女と叩かれていただけのことはあります。恐るべし、
葉月里緒奈。
明智君もとりこむべく、守って下さいだの抱きついたりだのしていますが、明智君も
ボクが守りますとかゆーてしまいましたよ。あははん、騙されまくり。
ただ、明智君が言ってるのは由美子が母親に似ているから、と知ったら由美子は
ガックリするかもしれませんが。
さて警察が新しい情報を持ってきました。やはり村岡が死んだ日、彼らが見たのは
マネキンだったようです。誰かがマネキンを使って彼が落ちたように見せかけたのです。
ついでに言うと、あれが村岡だと言い出したのは由美子ですね。
村岡はもっと早くに殺されていました。
いやいや当たってよかったよかった…。というかもうバレバレな気もしますけど。
おっとダンナの死体が発見されました。若いにーちゃんとダンナが共謀してやったという
遺言を残していたようです。
こんなもん頭から信じる奴がいたらそれはすごいですが。
明智は由美子に、今日の夜東京に帰るということを告げます。すると由美子に抱き
つかれます。なんかもうはしたない女以前に何か欠落してると思うんですがこの女。
そして明智は、「旦那様はあの時あなたに島を見ろとおっしゃった、なのにあなたはがけを
見た。島とがけは反対方向」と言います。おおっと鋭い明智君。そこから攻めますか。
ただ、かなり遠いと島を見ろと言われても全然違うところを覗いてしまったりすることも
あるから、完全とは言いがたいですがまあいいでしょう。
ともあれ、明智は由美子が犯人だと見抜いたわけですが、「ボクはあなたにひかれて
います」とか言うあたりまだまだ人間的に未熟ですのぅ。コナンや服部君の方がよっぽど
大人びています。いやまあ新一君は面白そうなものに寄って行ったからコナンにされて
しまったわけですが…。ハッ！もしかしてこれは「ボクはあなたに(依頼を受けておきながら
姫田さんを守れなかったり、他の人間も全員皆殺しにされちゃったりして)引かれています(か？)」
という意味なんでしょうか。だとしたらその通りっその通りだぞ明智君！
おおっとここで意外な展開！明智君、携帯電話という文明の利器を使って、堀越刑事
に録音させていました。すばらしいです。
よっぽど、いつも手ぶらで犯人に突っ込んでいってボコにされるとか、無防備に飛び込んで
いって殴り倒されるといわれていたのが悔しかったのか、今回は犯人を生きたまま逮捕
させました。すーばーらーしーいー。
まああんな女にほれてもろくなことはありませんし、明智先生もあの世からハラハラして
見守っていたことでしょうから、めでたしめでたしですよ明智君。お母さんにソックリであった
なら余計に、結婚だのなんだのはやめておいて正解だったのでは…。