多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→西遊記


西遊記

第9話(06/03/06)

 なんか牛魔王に語りかけてる女が一人。その名を羅刹女。そろそろ大ボス登場ってか。
そこへやってきたのは混世魔王。あーなんかヤなヨカン。
 紅孩児を倒したほどの強敵って言ってるけど、あれ戦ったというより頭脳勝ちのような
気がするのですが…。しっかし大地真央さんきれいやのー。
 あとそのピアス、ドリームキャッチャーですか?幸せを呼ぶグッズですか?
 
 八戒はイノシシの一族の中で一人だけブタに生まれてしまった異端児と、過去が語られます。
ほうほう。
 まあ気は小さいけど八戒がまがらずまっつぐに生きてこられたのは周囲のおかげですね。
 あと悟浄もなんだかんだ言ってもいいやつだし。
 親のいない悟空はすねまくりんぐ。でも「なまか」がいるじゃぁないか、キミには。

 悟空と八戒、どっかの洞窟に乗り込んでいったあげく、勝手にそこにあった栗をムシャムシャ
食ってますけど…あの…お前らはどこのドラクエ勇者だ。
 そこに住んでいた家族に悟空は家族認定されてますよ。なんでもいなくなった兄貴が
ソックリなんだそうで。いやどう考えても無理あるだろ。

 そこの家族のお母さんが不治の病にかかっておりまして、それを治すためにホロホロ草と
いうのが必要で、それをとりにいく必要があると。
 ところがどっこいそのお母さんが、これは罠であるとネタばらし。
 どうでもいいけどこのお母さん演技ヘタクソやの…。何この棒読み。それこそこれが
演技じゃないかと思ってしまいますけど。

 その妖怪の名前を聞いた途端顔色の変わる悟浄。
 まるでその名を出してはならないとされている「You know who」のよう。
 クールな悟浄がガタガタ震えるほどですから本当に怖いんでしょうね。
 あれか、寝ようと電気を消して少ししてカサカサ言うので気になって電気をつけてみたら、
壁を数匹のゴキブリがはってたときのような。
 
 なんだかんだ言っても優しい悟空ですね。お母さんの話に付き合ってあげてる。
「帰る場所を見つけなさいな」ってのはいい言葉だなぁ。
 だけど悟空はもう帰る場所を見つけていると思いますよ。仲間という場所があるのだし。
 口は悪いけど根は優しい悟空。乱暴なだけだった彼が旅で確実に変わってきてるんで
しょうねー。としたらやっぱり三蔵の目は間違ってはいなかったと。

 で、沙悟浄だけが残り、皆はホロホロ草をとりに出かけちゃいました。
 おっと…?
 凛々が出てきましたが珍しく真面目な様子。
 彼女が示す先にはものすごい数の軍隊が。
 …悟空が筋斗雲でちゃっちゃと空飛んで取りに行ってくればいいんじゃないの。
 なんかこういう時に限って出てきませんねぇ、筋斗雲。

 そして引き返してきた一行。
 っておいおい、ボスから出向いてきちゃったよ。
 混世魔王がいるよ。
 もーこの人妖怪やってるより詐欺師か出張ホストやったほうがいいんじゃないですかね。
口のうまいことうまいこと。
 取引を持ちかけて三蔵に美人花を飲ませました。戦って三蔵をどうにかするより簡単に
殺してしまおうというわけですな。策略家ですこと。
 しかし誠恐ろしいのは妖怪の策略か、それとも憎しみの心か。
 混世魔王は三蔵だって妖怪を憎んでいるじゃないかとバカにしますが、それは人だから
こそ。人だから感情を持ち時に怒り、時に笑って成長していくものです。つーかてめぇが
やったことで人を笑おうなんぞ言語道断。自分だって真逆のことをされたら怒り狂うでしょうに。
 そんなことも分からないから三下なんだよ混世魔王。

 悟空らの前に立ちはだかったはずの悟浄が、戦うフリをして安全なところに悟空らを
閉じ込めました。うはー!かっくいい!
 「俺に命令できるのはこの世にたった一人! 三蔵法師様のみ!」
 すごい!すごいよ悟浄!最遊記の悟浄ともはりあえるよ!
 あっちの悟浄は強くて、くわえタバコで余裕で敵を倒しちゃったり、女と見ると瞬歩で
横に移動してナンパしちゃったり、もうさすが声優さんは同じサンジだなみたいな感じ
ですが(書いててわけわからん)、弱くても立ち向かっていくこっちの悟浄もいいですねー。
というか自分が弱いと知ってる人は強いよ。弱いから驕らない。冷静に勝機を見定め
ようとするし。
 美人花を三蔵が飲んだのは騙されたからではない、自分たちを信じているからだと
悟浄は混世魔王に言います。なるほど。
 悟空の「俺のなまかに何すんだ!」っていうセリフも好きです。
 なんか今回すごいいい話だよ。かっこいいよ。
 
 混世魔王を追ってった悟空、老子と遭遇。老子なんかヨレヨレになってるけど…?
 軍隊がきれいサッパリ消えています。あーCGの限界ですか(違うよ)。
 さっきの軍隊はどうした!という悟空に「白々しい。あの方の命令とあっては逆らえん」
とかなんとか言う混世魔王。…凛々か。
 凛々、菩薩関係かと思ってたけど、妖怪に顔がきくということは羅刹女の子供かそこら
の関係者ですかね。
 でも紅孩児が顔をぼんやり覚えてる程度だったからもっと偉い人なのかも。
 ともあれ、「あのイスにあう布が欲しかった」というたったそれだけの理由で三蔵の
母を殺した混世魔王は悟空にとっととやられちゃって下さい。

 悟空、一応老子に軍隊を追い払ってくれたお礼を言いますが、老子やっぱり心当たり
ない様子。しっかし回を重ねるごとに段々老子アホっぽくなってくな。
 悟空ツンデレでかわいいですねー。なんか普段は相手の女の子いじめてるクセに、
他の子にいじめられてたら真っ先に割って入って、ハンカチを「ん!」とか渡して自分は
ひざこぞうから血が出てても気にしないで逃げてく男の子みたいな。
 で。
 なんで八戒だけ元気ハツラツなのか、という疑問が一行に。
 「八戒はよくやってくれましたよ」と言ったものの「何かしてましたか」と聞かれて困る
三蔵。
 精一杯のフォロー。
 「栗を食べていました」
 八戒終了。

 次回。
 衝撃の事実が明かされそうです。



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