多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→医龍 Team Medical Dragon


医龍 
Team Medical Dragon

第7話(06/05/25)

 バチスタは成功したけど霧島が先にお手柄ゲットだぜ!で大ピーンチ!でもまだ論文は
出てないのかな?だから首の皮一枚というところですか。
 確かどんなに自分の方が先にやっていた、といっても世の中に論文を発表して認められた
方が先っスから…。
 原作がゆるゆると進むのに対しドラマは何らかの形で最終回には決着がつくので
見るのも楽しいです。まあこのドラマが良いものかどうかはおいといて…。
 原作は原作で面白くないわけじゃないので、こちらはこちらで面白いです。皆個性的な
キャラだし…。

 ここで霧島とミキちゃんの意外な関係が明らかになります。意外といっても異母兄弟
だっていう原作どおりの内容ですけども。
 つーか交友関係とか買い物にまで干渉する霧島家って異常。
 ミキちゃんは頑張って看護師になって霧島のところで働き始めたと。
 霧島は霧島で成績もよく優秀な医者として活躍していたと。
 ミキちゃんが朝田を知ったのはその時だそうですね。霧島だけは朝田を高く評価してたと
いうことで。
 なんだっけ、何においても一流の人は見ただけで相手の技量が大体分かるらしいですが、
霧島もそんな風に朝田のことを見抜いたのでしょうか。
 優秀な医者ってどうやったらなれるのでしょう。手術数をこなすのか、天性の才能があるのか、
向上心を持っているのか…。
 そのどれも必要だと思いますが、やっぱり患者さんに対する本当の思いやりも必要なんじゃ
ないかなぁ…。朝田のように。

 高く評価していたというのは外面で、内心では朝田の才能を妬み、羨んでいたのかぁ霧島は。
 うーん…。妬みとかの感情とかっていうのは大体、相手と自分が同等の立場にあると思うから
妬むわけで、最初からレベルが違っていたら比較対象にもならないでしょう。
 朝田にあって霧島にないものといったらズバリ、患者を人間としてみているかどうかの認識
だと思うけど。霧島にとって患者は上へ行くため、周囲から賞賛されるための道具でしかない。
仲間も同じ。そう思っている限りずっとかなわないと思う。

 そうしてある時起きた、自分の部下の診療ミスを霧島は朝田のせいにし、朝田は辞職。ミキも
朝田を追って辞職。
 霧島はあわててミキを引きとめようとするけれど、自分が教授になるからとか、そんなものは
ミキにとっては魅力でもなんでもなかったわけです。当たり前やね。
 そんで朝田とミキはNGOにいってバリバリ実力を磨いていったわけですか。すっげぇ。
 っていうか霧島ってまだまだまだまだ根に持っていて今回のことでも朝田を出し抜こうと、加藤を
使ってこういうことしたんですかね。なんていうか陰湿な男だなぁ…。そんなことしてる間に自分の
腕を磨けばいいのにねぇ。
 なんかフォーゲルパークで、自分がエサをもらうために周囲のペリカン追っ払ってたら、エサまきの
時間が終わってましたチックショォォォ!なカワウ見てるみたいです。

 加藤は霧島に別れを。
 この時に私見てて一発くらい殴ってやれよとか思ってたのですが、加藤は本当に霧島のことを
愛していたみたいですね。
 霧島も単に道具とみなしていたんじゃなくて、加藤までもが朝田を頼ったことがショックだったの
かも…。ここで加藤が霧島と一緒にバチスタをやるっていってたらもしかして、霧島がこれまで抱えて
きたものも解消されたのでしょうか。
 そう思うとなんか気の毒な男ですね。
 雨の中の加藤にカサをさしかけてあげる朝田が、トトロにカサを差し出すサツキみたいでなんか
好感持てました。(どういう例えなんだ)

 で、あの荒瀬の過去が明らかになってきましたよ。
 彼はなんとカッパの川太郎…だったのは妖怪大戦争で、彼は以前あるところで問題のある麻酔薬
を使う人体実験みたいなものに参加していて、その分で信用がないというか、使うと危険みたいな
認識があるから、鬼頭は彼を渡せないみたいなこと言うんですね。
 んでも朝田はこんなん知ったこっちゃない。
 荒瀬がムリに強がって過去のことを話してるのとかもちゃーんとお見通し。まるっとお見通し!ビシッ
 余裕のあった笑みが荒瀬の顔から消える、最後のシーンがとても印象的でした。
 川太郎がんばれぃ!

 っておもったらまだ続きがあったぁぁぁぁぁ!

 チームドラゴンが結束を固めたところで、霧島が朝田と再会れすよ。
 次回はどうなるんでしょうねー。
 なんだか最終回に向かって面白くなってきた気がします。



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