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第9話(06/06/08)

　せっかく最高のメンバーが揃ったにも関わらず、野中はバチスタチームを切り捨てる
ことに決定。しかも推薦する教授を外から呼びました。その名は霧島。
　あくまでも立ちふさがるか野中よ。ゴールキーパーでもやったらどうですか。でも
最後には通しちゃいそう(笑)。
　
　2回目のバチスタ手術が始まりました。しかし1回目は成功したけれども先に霧島が
済ませていて大ゴケしただけあって観客はまばら。朝田はまったく気にしませんが。
　伊集院君は確実にレベルアップ中。加藤でさえ見つけられなかった変性部位を、確信
してはいないけれども感覚的に「ここ」と分かったみたいです。頼りになりそうですね。
加藤も驚いているようです。
　いわば伊集院君は第二の朝田となりうる人ですね。
　あと荒瀬は手術を成功させたいのか失敗させたいのかどっちだ。でもこの人が軽口を
叩くというか、ブラックジョークを言うというのは相手(朝田)の成功を確信してるからいえる
ことなのかも。これくらいで本当に動揺するような人間だったら言えないですもんねぇ。
　この完成されたチームを上から見ている鬼頭と霧島。彼はどういう思いで見ていたんで
しょうね。
　まあこれ以上の腕を持つチームを作り上げるのは難しいと思いますよ霧島センセ。もしも
ここで就任できたとしても次のバチスタは成功しないでしょう。全員がそれなりのレベルを
持っていての手術成功だと思うし。
　今の時期でいえば、サッカーで一人だけ名選手がいても後がヘボだったらチームとして
勝てないでしょう。一人名選手で勝てるのはマンガ・アニメの世界だけ。少なくとも霧島
だけ腕がよくても後はどうだかわからない、と。
　霧島はこのチーム、喉から手がでるほど欲しいでしょうねぇ。はっはっは。

　加藤はチームを存続させるために論文データを霧島に渡しました。つまり自分が犠牲に
なってチーム存続か。うーん。
　ところがここで思いがけない事実が明らかに！
　霧島はヅラだった！(嘘)
　霧島は自分の実績を上げるために、薬物投与で治せる患者にバチスタを行っていたと
いうことが分かったのです。これは患者には余計な負担を与えるということ。到底「患者の
ための治療」とはいえません。っつーかそこまでやるのか霧島。お前本当に医術は仁術と
いうのを10000回くらい書き取りしなさい。
　まあこんなこと黙って許す朝田ではなく。
　チーム医龍はより結束を固めました。そうこなくっちゃ。

　もう勝ちが本決まりとはいえやっぱり才能が惜しいのでしょう、伊集院を懐柔にかかった
霧島。あーはいはいはい。
　ここに局部落雷が起きて霧島だけ死ねばいいのに(酷い)。

　野口が霧島を推薦して決まり…かと思いきや一筋縄でいかない鬼頭が、朝田が来るのと、
黙っていて霧島に朝田を飛ばされるのとを天秤にかけて、改革案を提案、加藤を推しました。
　鬼頭は霧島が朝田をエサに自分へ協力させようとしていたのが気に入らなかったんですね。
これは面白い。いい展開だ。
　
　3人目のバチスタ手術患者が見つかったのですが…これは霧島が細工したっぽいんだけど。
今まで断られ続けて転院転院。それで何故かたまたま適合患者を探していた時に見つかったと。
　一度は引き受けようとしたものの、この患者が内臓が反転してるという事実を知り、戸惑いを
隠せないチーム。しかも子供。
　オペを諦めさせるために仕組んだな霧島。どこまで卑怯やねん。
　やっぱ野口は断固反対。しかも最初から加藤を教授にするつもりはなかったと。はーもう。
どこもかしこも魑魅魍魎だらけだなこの病院。

　霧島そうまでして上に行きたいんですか。そんなに名誉が欲しいんなら政治家になれよ。
好き勝手にお金は使えるし周囲からセンセ、センセってヨイショしてもらえるし、あんたの
好きな腹の探り合いやら騙しあいやらやりたい放題ですよ。

　ところでこの患者、ブラックジャックがしてたみたいに鏡見ながらじゃ出来んの？(無理)
　

　そして朝田がとうとう諦めの一言を野口に。
　しかも伊集院、霧島のところに。裏切ったな伊集院！…と思うところですが私としては、
霧島の所業を許せない伊集院君が内部を探るか内部からひっくり返すべくわざと行ったように
見える。彼はもうどっかの病院に飛ばされることなんて恐れてないように思えるから。
　ここから本格的な騙しあいが始まりそうです。だって朝田も本気で言ってるように思えない
っつーか油断させるようにして見えない。
　一発逆転ヒット狙って欲しいです！

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