多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→医龍2


医龍2

第10話(07/12/13)

 チーム鬼頭への誘いを断り、チームドラゴンへ入ったミキと荒瀬。まあそっちの方が
間違いなく面白いものを見られますからねぇ。
 チーム鬼頭はどちらかというと、危険な手術はしない、マニュアル通りの安全なもの
ばかり、ってなもんだからつまんないでしょう。つまんないといったら患者に失礼だけれども
治しがいのあるものといえばやはり朝田が手がけるもの。

 あの二人は大変素晴らしかった、もったいないという部下に対して鬼頭は、代わりは
いくらでもいる、それに私が戦う相手は朝田じゃないというのですね。

 一方野村や外山も、機械出しの天才・虎猫みたいな天才と、ミキと荒瀬を褒めています。
っていうか荒瀬のはほめてないよね。体重見ただけで当てるとか。
 で、小高と顔を合わせた荒瀬は、「1kg痩せたな」と声をかけます。さすがに女性だと
言いませんな。ってか言ったらぶっとばされそうだもんな。
 てか小高と荒瀬見てるとなんか仲間というより恋人みたいな雰囲気が漂ってしまうのは
なんかなー。この二人が演技不足とは言わないけど、なんかこうセリフ回しがおかしいのか
意図的にそうしてるのか。
 ともあれ、最強チーム見参ですよ。ってか見参くらい変換してくれIME2007。

 患者ゆうた君のドナーは現れるまでかなり時間がかかると予想されること。そしていろいろ
体にガタがきていることから、このチームが全力で支えてもたせると。
 このチームにかかればどんな患者も死なないような気がする。

 片岡は野口と会っていました。
 契約してもらえないというのはわかっていそうなことなのにそれでも書類持ってくる意図は
なんでしょうね。
 つか、ここは野口の演技うまいわー。
 いちいち片岡が言うことを遮り遮りで話すんですよ。これはムッとするしゃべり方だー。
 私なら黙って回し蹴りコースだ。

 んでまーた廊下めいっぱいに広がって歩く朝田らと鬼頭ら。廊下の真ん中にライン引いて
やりたいわ。
 そんでまた真ん中でふとにらみ合うような形になるし。
 鬼頭は伊集院に「ついてらっしゃい」と言って立ち去り、朝田は伊集院に「お前はチーム鬼頭に
入れ」と。
「……へっ!?」
 ここの伊集院の「へっ!?」はこれまでで一番最高の演技だったと思います。
 なんかあれだよ、エレベーターがきたんで乗り込もうとしたら扉あいたら家族で団欒して
ました、みたいな感じの「へっ!?」。

 そんで朝田に理由を尋ねる伊集院。朝田はあっさりと、心臓移植のノウハウを学べという
のですね。
 つーか長い付き合いなんだから、朝田がどういう意図で向こうに入れといったかくらい
わかりましょうよ伊集院君。
 野口はその報告を受けて、手術が失敗するから若いのだけでも残そうとしたってか、みたいな
予想を立てていますが。
 世の中そんなに甘くないよ。
 ここで見かねたカッパハゲが口を出します。
 彼らは少年を助けますよ。野口先生を助けたように、と。
 よく言った、カッパハゲ。
 野口、助けてもらったことも忘れ、そろそろ彼も切る時かとか言ってます。ほんとむかつくわー。

 明真ではクリスマス会をやるからと、ミキはゆうた君に欲しいものを尋ねました。
 すると彼は、水が飲みたい、と。
 心臓に負担がかかるのを防ぐため、たとえば薬瓶のキャップいっぱいの水くらいしか
もらえないみたいです。
 これは切ないなぁ…。
 そういうわけでチームはリハーサルに励むのでした。本当にすごいなぁ。
 そんな様子を片岡がそっと見守っていることに気付いたのは、小高だけでした。

 伊集院、ふたつのチームで勉強してるわけですからヘトヘト。
 外山にからかわれてます。
 ってかその外山。朝田についていきつつ「あれ、どこ向かってんだ?」。
 お前はどこにいくかもわからずついて歩いてたのかよぉぉぉぉ!

 朝田が向かっていたのはゆうた君の病室でした。
 ガキは苦手と立ち去ろうとする外山を呼び止め、病室に向かいます。
 朝田が母親と話している間に伊集院と外山はゆうた君と話をするんですね。
 サッカーワールドカップの話で盛り上がるのですが…。
「次のワールドカップ、ボク見れるのかな」という言葉に返す言葉なし。
 外山は「ガキの患者だけはホント、ヤになるよ。この世に神もいないのかって思うよな」と
ぼやきます。
 うるさいとか聞きわけないから嫌いじゃなくて、かわいそうで見ていられないから苦手
ってことなんですね。外山見直したわー。いい人だやっぱ。

 サッカーが好きでもやったことがない。全力で走ったことすらない。
 何とかしてやりたいと。
 その思いはきっと届く、と朝田は言います。
 どうでもいいけど明真来てまで屋上で話するのか。
 どんだけキミら屋上好きなんよ。住んでんのか。

 一方チーム鬼頭が初の心臓移植手術患者として選んでいるどっからえらい会長さん。
伊集院は話をしながら、それでもこのお見舞いの花々が、決して本心から身を案じて送られた
ものではないこと、みんな単にポストを狙っているだけなのだと聞かされて複雑な心境になります。
 まあこういうのはざらにありますからねぇ。政治家とか政治家とか政治家とか。
 一方でゆうた君も母親がため息をついているのを見ていました。
 そうして「お母さん、ボク必要?ぼく、いるのかな」と尋ねます。
 はい、主語はハッキリと!(それ言ったら余計にフォローしづらくなるだろうがぁぁぁ!)
 会長と同じ気持ちであるわけですよ。
 自分のことを本当に心配してくれているのか、負担でしかないのか、みたいな気持ちは
切ないですね。

 この後またも屋上で片岡に小高が話しかけて、拾ったマスコットを渡してあげたり、「そんなに
ゆうた君が気になる?」とか言うのですが、片岡セリフなし。いやせめてお礼くらい言おうよ。

 院長さんがわざわざお見舞いに来てくれました。つくづく、北洋がどうなっているか心配な
ところです。
 片岡は、うっ血肝が進行していてやばいといいます。うっけつかんって何かと思っていたけど
肝臓がやばいってことなんですね。
 そこへきたのは野口。うわーもううっとうしいー。
 院長、先週のこっそり録画しといて、それ再生しなからニヤニヤしてあげればよかったのに。
「助けて下さい、助けて下さい」って言ってるやつ。

 んでなんか野口の言うことには、心臓移植施設認可を受けて、野口を励ます会を周囲が
やってくれるということでそれに招かれちゃったから片岡さんよかったら来てね、と。院長は
呼んでないそうだ。
 いや院長呼ばないのはいいけどさ、最近活躍目覚ましい北洋の院長が無視されていて他の
医者は納得するんですかねぇ。いいんですよ、野口が恥かく分には。まったく。
 野口を禿げ増す会にしてやろうか。

 そんな折、ゆうた君の容体が急変しました。
 一刻も早い対処が必要になります。
 で、朝田は生体肝移植を提案。
 ってかホワイトボードの字、汚ねーな…。
 ともあれ肝移植をして、肝臓の機能が回復したらまたドナーを待つと。
 松平が「ゆうた君の肝臓は俺がもたせる」と言ったからもう大丈夫だな。

 そんで手術の日ですが。
 兄貴が「お母さん入院するのヤダ」とかわがまま言ってんだ。
 気持ちはわかるがお前、そんなことを目の前で聞かされる弟の身にもなれよ。
 ゆうた君は「もういいよ」と言うのですが…。
 朝田は昔話をして、ゆうた君のお父さんが昔タンザニアで、からからの大地に井戸を
掘ろうとしていたことをあげ、お父さんからあきらめない心を学んだ、と言います。
 だからゆうたももう少しがんばれと。
 そうやって勇気をもったゆうた君は手術にのぞむわけです。
 というか兄の方も説得しておくべきではないかと思うのですが。
 そんな会話を外で片岡が聞いていました。
 ってかここは展開的にお母さんが聞いてたとか伊集院が聞いてたとかじゃないのか!

 一方で鬼頭。
 移植ネットワークから電話が来て、ドナーが見つかった、あの会長の手術ができると
言うんですね。
 …取りにいくの伊集院ですか…。前に血液取りにいったのも伊集院だよね…絶対普通に
戻ってこれなさそうな気がする…。
 というかですね、ヘリ使った方がいいような気がするんですけどもね。
 そんな伊集院にカッパハゲ、心から「がんばれ」と声をかけてあげていました。

 それと同時に朝田チームは肝移植の手術が入っています。
 藤吉が「長い一日になるぞ」と。
 おめー、それ言っちゃったら間違いなく来週に続くだろ、この手術。

 手術に向かうお母さんはゆうた君に、「お母さん強いから全然平気よ」と声をかけます。
小高がうるうるしてて、なんかもう母親はすごいなぁって感じですね。
 一方で兄貴もちゃんと、ゆうたに取り上げたゲーム返すんですね。
 さて来週に確実に続くであろう手術の始まりです。(身も蓋もない)

 荒瀬、ゆうた君に声をかけます。
「これからお前を治療する医師達は最高の医師だ」
 おおっ、荒瀬以降小高や野村、ミキらに字幕が出始めた。かっちょいー。
 …なぜ朝田だけ停止映像になるんだ。

 そんで鬼頭の方なんですけども。
 えっと…なんかあっさり手術失敗したよっていうか、血圧が低下して心臓移植不可能
みたいな展開になってんだけど。
 あれ?こんな簡単に「ダメでしたー」ってあきらめていいの?しぬんじゃないのこの人?
 それで、ダメということになり移植センターに、キャンセルの電話をしないといけなくなる
のですね。
 それで初めて野口はあわてるわけです。
 ところが、明真の失敗にはならないということがわかると一安心。パーティに出かけると
ウキウキです。
 命はどうでもいいのかコラ。

 野口の知らないところで。
 新たな電話がかかっていました。
 ゆうた君に、ドナーが見つかったと。
 そう、キャンセルになった心臓です。

 ここからがよくわからんのですが、生体肝移植はもう始まってるから心臓が来ても
どうにもならないみたいな意味がわからない。
 他の臓器に不全があれば心臓移植出来ないというのはもちろんわかります。
 ただ、肝移植すれば肝臓機能回復するわけですから、それが1分先であろうが30秒
だろうが、回復したのは事実なんだからそのまま心臓移植したらダメなんですかね?
 一つ一つオペ終えてからでないと移植したらあかんの?
 ここが少しわからんかったなー。
 ともあれ、なんかこういうことすると医師免許はく奪の危機があるそうですが、朝田はこの
可能性にかける、と移植を決意します。
 彼の腹が決まれば後のメンバーには異存はないわけで。
 見守っていた片岡もビックリです。

 というわけで肝臓移植と心臓移植が同時に行われることになるのですが。
 ひとつ問題がありまして。
 片岡とカッパハゲが会話してるんですな。
 これが野口の耳に入るのはまずいと。医局員を総動員させても、伊集院が心臓を届ける
のを阻止すると。
 彼はオペの予定書類に目を通してから出かけるから、それを何とかしないといけないわけですね。

 朝田と外山オペに向かいます。後に藤吉がいるんですが、朝田が「フォロー頼むぞ」と
言うと「任せろ」といってそこから別の道に行くんですね。ここかっちょえー!
 一方で野口のもとを片岡が訪れていました。

 で、伊集院君。
 救急車で空港に向かっている途中、山の中でなんか車が横転したかどうかして、道が
炎でふさがれておりました。
 だからヘリでいけと…。

 来週は多分鬼頭がオペに参加するんじゃないですかね。
 あと心臓もおとなのものだからゆうた君にあわせるために小さくしたりとかいろいろあると思う。
 一方片岡は日本初とか言ってたから、それで野口を説得するんだろうな。
 まさしく最高のチームができそうです。
 最終回楽しみだなぁ。



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