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クロサギ

第5話(06/05/12)

 …ドラマの桂木さんは料理がうまいのか下手なのかわからん…。原作の桂木さんは
料理が趣味らしいです。
 なんか会社で嫌なことがあって落ち込んでいるサラリーマンにそっとおふくろの味の
料理とか出しそう。
 氷柱ちゃんがぬか床にお茶の葉を入れておくといいとアドバイスしております。つーか
この親父絶対、「これさえいれれば安心だ!」とまた放置すっぞ。根本的にぬか床は毎日
かき混ぜないとダメなんだから。生きてるものだし。昔は小さな食料品店とかに行くと
ぬか床から出したばかりのキュウリとかナスとかをわけてくれたりしたもんですが…。
 今は衛生上そういうのは出来ないでしょうねぇ。

 氷柱は黒崎に対する自分の気持ちが「恋」じゃないかと思っているみたいですね。
 んー、私は彼女の思いは恋ではなく、同情というか同類哀れむみたいなものであり
恋じゃないような気もするんですけどね。
 
 氷柱の父親が会いに来ました。
 彼は今までフラフラしていたけれども、このたびネットショップを始めるそうです。まだ
日本に入っていないブランド物を販売すると。
 えーと、こういうのって個人輸入扱いでいいんですっけ。確か今もう入ってきている
有名ブランドとかは勝手に個人が輸入して販売できなかったような気がするので。
 でもってこの父親がクズもクズ。お金を無心しては行方をくらまし、またお金を借りに
戻ってくると。母親が倒れたときですら戻ってこなかったみたいですね。こんなんに客
商売が勤まるとは思えませんが。
 しかしダメ親をやらせたら日本一だな、泉谷しげる。

 で、このネットショップも詐欺。ブランド詐欺。
 二束三文のバッグに適当なロゴをつけて海外のブランドものだと言って売ると。
 ただ、ブランドっつーのも何を指してブランドというかですから、例えばそのロゴを
つけて売るにしても、既存のブランド名を使ったらいけませんが架空のもの使って
売るとどうなのかな、みたいな。
 そうすっと、その価格で納得した人が買うわけだからなまじ「詐欺」ともいえません
よねぇ。骨董の世界も同じで、「本物だ」と言って売ると問題になりますが(売る側が
偽物と知っていて)、例えば「伊万里」の名前がついていて100万の値がついている
ものをその値段で買ったとしても、そりゃあ買う方が勝手にその値段で納得した
わけですから「詐欺」じゃないんですね。
 
 今回は黒崎が輸入したブランド品を氷柱の父親のネットショップで取り扱うように
してもらう、という計画。これがどうなるんでしょうね。
 黒崎はこれを氷柱に告げます。つまり、父親がやっていることはシロサギだと。
 確かに上ではブランドも偽物も微妙といったけど、適当なロゴつけて50万の値段
だと微妙とも言い切れませんな。
 
 一方桂木の喉もとまで迫っているかしな。最近あんまし出番なかったですけどこれ
から動き始めるみたいですね。
 早速あの秘書をターゲットロックオンですよ。
 この秘書は休みをもらったのか店休日の日か知りませんが、お墓まいりにきて
おりました。桂木に一言声をかけたところをみると、過去の知り合いかもです。
 …早瀬?どっかで聞いたような…。

 うまいこと父親からネットショップの大締めを聞きだした黒崎はまた別に、「店の
コーディネートをしている」みたいなことを言って今回のシロサギこと郷戸に接触。
自分の手がけている店に、郷戸が扱っている店の商品をおきたいと持ちかけました。
その帰り道、父親のショップを探して泣いていた氷柱を見て心動かされたみたい
ですね。
 つーか氷柱よ…やみくもに外を走り回ってもネットショップは見つからないと思う
のですが…?
 そんで父親のショップにニセブランド品を卸し、黒崎はまた郷戸に接触、その卸した
ブランド名を指定して「それが欲しい」と言います。
 これどういうからくりになんだろ。

 早瀬は桂木がよく行っていた料理店の板前であの秘書はその娘。早瀬は桂木
絡みでトラブルに巻き込まれて死んだそうです。
 これがどういう風に伏線になってくるのか楽しみですね。

 氷柱は父親を何とかしようとしているみたいですけど、黒崎が言っているとおり私も
あの父親はダメだと思う。一度逮捕されないと。
 家族のためにいろいろやってお金を稼ぎたいというのは、父親として当たり前の
感情でしょう。それが犯罪だとしても一概に否定は出来ません。
 が、この父親はまっとうな仕事も出来ない、犯罪者としても三流、これは厳しい。
 なんか、「父親の情報教えて」「ふざけんな、一千万のネタだぞ」「私が払う」とか
いう会話してるけど。氷柱ちゃん、簡単に一千万払うっていうけど…出来ないことは
言うもんじゃないし、何より、都合のいいときだけ黒崎をいさめて、必要な時に情報
流せという。それは虫が良すぎますよ。こりゃあ黒崎じゃなくても面倒くさいわ。

 ってああぁぁぁ今原作見たら早瀬ってあの有能な桂木の片腕じゃん!銃をふところに
しのばせてるっぽいクールなおっさん。…ドラマだとやはりおっさんおっさんでムサく
なっちゃうからか…。

 ところでお母さんもちょうどドラマに出てきているところだし、ガーナの「あっお母さん?」
という電話CMは紛らわしいのでやめて下さい。

 えーと黒崎はバイズ?だかの店には本物のブランド品を卸すと約束して300万を
前金として振り込ませ、郷戸にはうまいこと言ってニセブランド品をこの店に運び込ませ、
「ニセブランド品を売りつけようとした」ということで現行犯逮捕を狙ったわけか。
 金額が少ないところからしても、逮捕の方がメインでお金の額はあまり気にしなかった
みたいですね。情報料一千万だし。700万の赤字が出ますしね。あーでもそのニセモノを
郷戸へ(間接的に)卸した時に多少はお金もらったかもしれないですね、黒崎。
 でもって氷柱の父親へは説教で済ませた黒崎。いい子いい子。

 桂木のマイブーム。ぬか床にお茶っ葉。

 今回は氷柱と黒崎の恋愛面を前面に出した形で、内容はあんましなかったような
気がします。

 あとこのドラマの最終回の最後にはぜひとも白石が出てきて「ということで皆さんも
詐欺に引っかからないよう、金融情報を集めてガッチリ稼いで下さい。ガッチリマンデー!」
と、日曜朝7時半の番宣をして立ち去っていただきたいものです。(台無し)



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