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クロサギ

第7話(06/05/26)

 今回は何だっけ、悪徳霊感商法ですっけ。

 かしなさんは「桂」から出てきたシロサギを片っ端から事情聴取することにしたみたい。
でもこの時点じゃあなぁ…。んで桂木さんは桂木さんで体調悪いって言ってるし。
 これは絶対最終回1回前に吐血して倒れると見た。

 ゆかりちゃん…「サギにあったらご相談下さい」って…随分たくましいねぇ…。黒崎君を
「サギを退治してくれるすごいイケメン」として認識してると思うけど、あれは正義の味方では
なくて、カッコイイ言い方をすれば「ダークヒーロー」だと思うけど。
 でそれにアヤつけた氷柱ちゃんも氷柱ちゃん。
 だからー。そもそもの生き方が違う人に無理やり自分の価値観押し付けてもしょうがないと
思うんですけど。
 原作と違ってまったく進歩を見せないドラマの氷柱ちゃんもゆかりちゃんも好きではないです。
なんでこんな役割…。

 今回の依頼者は聡美さん。彼女の母が霊能者に入れあげて三千万円渡してしまったことに
お怒り。まあそれが自分のお金であればどう使うかは勝手だし、いわしの頭も信心からという
からどうでもいいけど、家族の不幸を悪い因縁のせいみたいなこと言って騙し取るのは立派に
サギですわなぁ。
 どうでもいいけど、トップキャスターっていうドラマに出ていたインチキ占い師に、あの細木さん
が自分を連想させるとして文句つけたらしいんですが、こっちはいいんでしょうか。(やばいことを
言うな)

 うわ、ゆかりしばき倒したい…「頑張って騙してくださいねー!」って…。

 さてと、聡美さんのお母さんこと「くら」さんのおうちへ。そこに居合わせた曜子さんのことも
一緒にズバズバと黒崎君は当てちゃいましたよー。すっげぇすっげぇ!まあ当たり前のこと
なんだけど。
 そうやって信用を得たそばで、料理を素に戻って「おいしい…」って食べてる黒崎君が
好きなんだけど原作の黒崎君だと多分食べないんじゃないかなー。彼はいわゆる「家庭料理」
は受け付けないみたいなこと言ってたし。(レストランで食べるのは平気)

 さてさて。神代の耳に黒崎君の話が入ってまいりましたよー。普通はプロの詐欺師だと、
もっとうまいこと丸め込むと思うんですけど、神代はそうでもなかったのか動揺しまくり。
 元オウムのあの麻原は何の力もなかったけど、今でも妄信的に信じてる信者とかいますね。
あれはどういうからくりなんでしょう。どうやって麻原を信じるまでに至ったのか、やっぱ一流の
詐欺師とかはそういう、麻原のように信じさせるようなオーラを持ってるんですかねぇ。

 ドラマの桂木さん、氷柱ちゃんと仲良くなってるぅぅぅぅ!なんかちょっとだけうらやましい。

 一方かしなさんは、早瀬のことで秘書に揺さぶりをかけてるみたいですが、こっちもさすが
桂木さんのところで働いている秘書。ムダに終わりました。うひょひょー!

 先生のことを信じるくらさんに黒崎は「ご主人のことは信じないのに、先生の言うことは
信じるんですか」って言ってますが。
 くらさんの主張は、「隠し事はなかったのに得体の知れないお金を残していたのがイヤだった」
というところらしいんですね。
 そうじゃなくて、家族の今後のためにコツコツためたお金じゃないのかなぁ。男の人って
そういうとこありますもんね。俺がいなくなっても家族は暮らしていけるようにって、きっちり
お金を残してたりとか。
 だから神代が言うような「不浄のお金」ではなくて、お父さんからの大切なお金だと
思うんですけど。
 どうしてくらさんは神代にお金を渡してしまったんでしょう。

 うわ、神代、狂言始めるのかと思ったらスーツのすそ広げて座っただけだった。
 コンスタ(コンスタンティン)のガブリエルみたいなすわり方すんな。

 でも対決なんかしてるけど、こういう力は証明とかそういうものではなくて、人々を救う
ために使うものではないのですか、神代よ。どっちが勝った負けたじゃなくてね。
 イエス・キリストが世界中を歩いていた時も確か、「あなたが神の子ならその力を今
見せなさい」みたいなことを言われて、それを拒否したみたいな話があったと思うのですが。
(ちょっと聞いたのが何分幼稚園の時なので、記憶力に不安が…)
 まあテレビとかでエンターティメントとして霊能力とかいろいろするのはいいけど、本物
ならこんな試すようなことはしないし応じないでしょうね。
 これはドラマだから関係ないけど。

 全然勝てないと思った神代。サクラを使うことに。マンションの前を一番に通った人の
心を読む、というので仕込んであった恋人?愛人?だかを使いましたよ!

 さてどう出る黒崎!?

 と思ったら神代との関係をベラベラしゃべっちゃったよ!しかも愛人もノリノリ(笑)。
 ここの写真の飛ばし方がマジシャンみたいで笑える黒崎。

 今回は黒崎君の「これ言っちゃっていいのかなー」が受けた。「先生(神代)の愛人ですね」
といったところとか、神代にお前なにもんだって言われてまたそのセリフを言っといて、
「詐欺師だ♪」って言うのが。
 
 くらさんもあの三千万が不審なお金ではなくて、ご主人が「里芋貯金」と言いながらコツコツ
ためていったお金と知り、ご主人の愛を再確認したのでした。良かった良かった。
 このドラマを見て「里芋貯金」始められたご家庭も多かったりして。
 でも黒崎君にはちょっとつらいお話だったかも知れませんね。
 彼も強く生きていって欲しいです。

 そんで氷柱ちゃんは桂木に「彼(黒崎)の気持ちがわからないんですか」って言いに
言ってるけど…。この子本当に学習しないんだなぁ。
 分かるくらいなら彼を詐欺師にするわけないでしょう。
 氷柱ちゃんがやってるのは単に自分の正義感振り回して周囲の人を傷つけていく
だけだと思う。なにこのうざい役。彼を救えない自分が可哀想という気持ちしか伝わって
こないんですけど。
 原作の氷柱ちゃんだと、黒崎の生き方を認めた上で自分の限界を知って、それでも
何とかできたら…みたいな印象を受けたのですが。桂木にチョコチョコと話は聞いても
「サギをやめさせて」と頼むこと自体無意味だってことを理解してそうだし。
 なんか…後半にきて氷柱の役どころが微妙になってきてしまったような気がします。



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