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ROOKIES (ルーキーズ)

第5話(08/05/17)

 お待たせしました!今度こそ副タイトル「新庄、帰る」です!
 いやーホントいいとこもっていくなぁ!
 これまでの話の中で一番皆かっこよかった。

 さあいよいよ試合です。
 しみじみとしている御子柴。
 コーチ同士の挨拶では、のっけから相手のコーチがイヤミ全開。くそー、むかつくー!
 しかも校長もスタンバイしてるし。
 あれですか、毎回毎回校長室にいるのしか見ませんが仕事ないんですか?

 まゆみ先生も試合の流れを気にして見てるんだけど、うしろの先輩先生らがピザ
食べながら見ててムカつく。このヒザはえーっと連携のやつですよね。ルーキーズ
バージョンのやつ。
 ともかく皆気になるんだー。

 開始のあいさつの時に、川藤が選手たちと並んでて「うおっ」てビックリされてるのは
笑った。
 コーチは並ばないらしいです。
 相手高校が笑ったことに「あぁー!?」と食ってかかる若菜らですが、川藤があわてて
とめて、自分はススーッと下がっているのが面白かったです。

 一方で新庄は渡されたユニフォームを見てました。
 でもそこに、悲しそうな顔はあんましなかったなぁ。
 どっちかというと頑張れと一声かけたくなるような顔をしてました。

 さてさてプレイボール。
 安仁屋の速球に敵方びっくり。
 コーチの表情が変わりました。
 ただ、うちとったのはいいんだけど安仁屋、すぐベンチにひっくり返ってた。なんですか、
キミはあれですか、スラムダンクの流川と同じ、短期決戦型ですか。
 体力つけるのがこれからの課題ですね、安仁屋。

 そんでこっちの攻める番になったんだけど、川藤がばればれのサイン送ってて皆にあわてて
止められててすごくおかしかった。しかもそのサインの通りにしちゃう関川も。
 しかし関川早い。その俊足で、えーっとなんていうの、とりあえず塁に出ました。
 次は御子柴で、これはピッチャー返しの形になってあっという間にアウトになってしまった
んだけども、川藤はまったくめげずに褒めてくれた。
 そして、若菜がまた相手校の挑発に怒りだすんですけど川藤が、つまらんことで今までの
努力を無駄にするな、といさめてくれました。
 でもそんな川藤は、相手校のコーチの、選手に対する叱り方にブチッとなって、あわてて
御子柴に止められてて面白かった。
 彼の怒る理由はまっとうなものだけれども今はまずいですからね…。

 安仁屋が疲れているのを見てとった相手のコーチは、わざとバントして安仁屋を走らせ、
体力を削るやり方に。メジャーでもあったなぁ。
 それが相手のやり方ならぱ受けて立つのがこのチームだ!
 というわけで川藤はタイムを申し入れてピッチャー交代、今岡を指名。
 
 ところが彼は試合を捨てたのではなく、安仁屋を温存し、みんなに交代でピッチャーを
させるという作戦に出たのです。
 安仁屋から受け取ったボールに血が付いていたことから若菜も、安仁屋がわざとダラダラ
していたのではなく、本当に限界だったのを知るんですね。
 ちなみに今岡はアンダーで投げるらしい。

 そんな様子を校長は眺めていて、こちらも彼らが本気で勝つつもりだと気づいてた。
 なぜなら、こっそり安仁屋が練習しているところへ出くわして、辞めるなら今のうちとか
まーた言ってたから。
 それに対して安仁屋は野球部を守ってやると宣言。
 だから安仁屋も絶対この試合は勝つと、自らに誓いを立ててたんですね。
 でも仲間なんだからそれを最初から言わなきゃ。
 
 で、安仁屋の帽子に書いてあった言葉を見て川藤は、安仁屋の決意が本物である
ことに気づくんですね。
「ONE FOR OLL」って。
 ………安仁屋ぁぁぁぁぁ!
 (正しくはONE FOR ALL)

 そういうわけで皆気合いを入れて巻き返しに入ったのですが、こうなると面白くない
のは相手のコーチ。
 もうね、ののしりすぎなんですよ。
 お前らは用賀のツラ汚しだ!とか。
 お前の方がごくつぶしだ。

 失敗をすれば罵るコーチに対して、失敗しても笑って「ドンマイ!」とはげましてくれる
川藤。
 そんな彼を用賀高の連中はうらやましそうに見ていました。
 
 その一方でピッチャーの出番が回ってきた平塚。ボールを投げようとして、その前に
ロージンパックを出してますが…。
 当然ボーク。
 しかしやつは「誰が豚じゃぁ!」「ポークじゃなくてボークだよ」と引きずられていきました。
 うむ、お前はアホだ。
 でも観客の女の子たちも面白いってほめてんですね。
 いいじゃんいいじゃんすげーじゃん♪

 さてそんなプレイの中、選手同士がぶつかって、相手校のピッチャーがケガをしてしまう。
けれどもコーチは出てきて「はよ立て」と怒鳴ってる。
 選手を使い捨てのコマとしか思っていない彼の態度に、敵も味方もなく怒りムードが
高まる中。
 川藤が「ピッチャーこーたーい!」と大声で叫びます。
 よく言ってくれた。
 しかし相手コーチに却下されて、ピッチャーも立ちあがって歩き出そうとするんですね。
 そんな彼に川藤は声をかけます。
「キミの夢はなんだ。もしこの試合を投げ抜くことがキミの夢なら何も言わない。だが、
もっと大きな夢があるなら、何が大事かなぜ自分でみきわめようとしないんだ」

 川藤はコーチにも文句を言いますが、逆に「こんな不良どもに夢なんかあるのかいな」
と言われる始末。
 もっともこれには安仁屋が「甲子園だよ!」と速効言い返していて気持ち良かった。
 笑うコーチについに川藤の鉄拳炸裂。
「人の夢をバカにするな!」
 あーなんか、梧桐勢十郎思い出したなぁ。あの明稜帝もやることはムチャクチャだった
けど、人の夢を笑う人間だけは絶対に許さなかった。
 夢を口に出して言ったら恥ずかしいとか、真面目に努力するのは恥ずかしいとか、
そういうのはあるかも知れないけど、少なくとも努力しない人間がバカにする権利は
ないですわな。人の夢にケチつけるのなんてそれこそ誰にでもできるけど、自分の
夢をかなえるのは自分にしかできないんだから。

 まあともかく、コーチを殴っちまったわけですから、真っ青になる川藤。
 コーチは「没収試合だ」と、審判に終了を要求。
 川藤は土下座して謝罪。
 さあどうなる!?

 と、あのピッチャーが手をあげて言いました。
「ピッチャー交代お願いします」
 と。

 審判も試合続行を宣言しました。
 スポーツマンシップのかけらもあらへんやんか!と怒るコーチに対して審判は静かに
言います。
「選手の健康をおろそかにするあなたがスポーツマンシップを語れますか。あなた自身、
顧みるところがあるんじゃないですか」

 そういうわけで試合は続行。
 川藤は正座してて、めっちゃ笑えました。モモタロスかよ。
 そしてバッターボックスに入ったわれらが良太郎こと岡田君はキャッチャーに言います。
「いいだろう、うちのコーチ」
 良いセリフだなぁ。実感があるし。

 正座については、反省している川藤に対して「あったりめーだろバーカ!一生そう
してろ!」by安仁屋。
 こっちも笑いました。

 ここで勢いづいた彼らはもりもりと返しまして、8-8の同点に。
 でもって、彼らの様子を見ていた新庄にまゆみ先生が気付いて声をかけていました。
 ところが新庄は「俺の居場所なんかねーよ」と言って立ち去ってしまいます。
 おめー、部室いってみろよバーカ!

 そういうわけで時間の都合もありまして、9回表。ピッチャーの順番は、二ャーニャー
言ってる湯舟君の番ですが…っていうか彼誰かに似てると思ったらテニプリの菊丸君に
似てるんだな。(似てるのニャーニャー言うてるとこだけですやん)
 ここで川藤が宣言。
 ピッチャー交代、安仁屋!
 ところが、意気揚々とやってきた安仁屋、あることに気づいて戸惑ったように見まわします。
彼だけじゃない、若菜も、みんなも。
 いつの間にかグラウンドの周りは観客だらけになっていたのでした。
 
 と、ボールが飛んできたのをジャンピングキャッチする教頭。
 すげぇ!
 どうやら彼は、40年前ここの学校が成し遂げた甲子園出場の時の選手だったみたい
ですね。
 なるほど、かっこいい。
 校長も多分選手だったんじゃないの。

 生徒達が集まっている様子を見て、もう壁はない、まけてもいい、こんな素晴らしい光景に
出会えたのだからと教頭は言うのですが。
 川藤はそれを否定。
 生徒に理解されるために始めたんじゃない、自分達の夢を守るため。だから勝たせて
やりたいって。
 
 さあ泣いても笑っても最後の9回裏。
 かっこよく立ち上がろうとして足がしびれてコケた川藤はさておき、みんなの気合も
相当なもの。
 川藤も一応「ここまできたからには、なんて言うつもりはない。悔いのないように戦え」
って言いました。

 一方で新庄。部室に来てた。
 しみじみと見渡す中、ロッカーに自分の名前があるのに気付きます。
 開けてみればキャップに靴、グローブ、そしてあの時のプリクラ。
 川藤はちゃんと自分を信じてくれていた。
 もう新庄の突っぱねる理由はなくなったわけで。
 ここで川藤の期待にこたえなきゃ、男がすたるってもんですぜ新庄。

 新庄が戻ってきていることを知らぬまま、ツーアウトまで追い詰められて、若菜の
出番。
 ところがここで困ったことがおきます。
 安仁屋の球を受け止めていた若菜の左手ははれて、バットをろくに握れない状態。
代打なんてメンバーはいません。
 絶体絶命のピンチ。

 そんな彼らに、ひとごみがモーゼが海を割った時みたく別れていって、歩いてくる人物が
一人。
 くっはー、色男は一番いいところをかっさらっていきやすなぁ。
 皆が待ってた、新庄登場。
 お前ミットももってこいよ!延長戦になったらどうすんだ!(雰囲気台無し)

「一度は帰ろうと思った。けど、ここでお前らと同じユニフォームで、ここでこうして立ちたかった」
 そんな彼に、「こんな時にバットもてなくなってんだよこいつ」とか「もう新庄しかいねーん
だよ」とか「おめーのほかに誰がいんだよ」とか。
 みんなやさしい言葉をかけてくれた。
 そして安仁屋。
「わかってたよ。結局、こうなるのは」
 いつかの、新庄が立ち去る時のセリフをそのまま彼に返しました。にくいねぇこんちきしょう。

 そして新庄は振り返って川藤に、握りこぶしを開いてみせました。
 こちらもいつか川藤が教えてくれたこと。
 握るとこぶし、開けばたなごころ。
 
 さあ本当の意味での彼らの反撃はここからだ!

 というわけで次回6回表は新章突入…ってあれ、新章はいいけど結果は?



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→ROOKIES (ルーキーズ)