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ROOKIES (ルーキーズ)

第6話(08/06/07)

 半月ぶりに戻ってまいりましたルーキーズ。
 今回は全体的に軽めの、よいノリであったと思います。

 さてさて新庄が戻ってきまして最後のバッターボックスに立つ。
 ここでうまいこと飛ばせば逆転サヨナラ。
 ってモノローグ長すぎ!どこの走馬灯ですか!

 つーわけで、メジャーだったらここで逆転ホームラン、吾郎笑顔で帰還となったん
でしょうが、こっちゃルーキーズですから、ヒットは出たものの関川がアウトになって
しまいあっけなく試合終了。
 まあドラマのようにはいかないもんですな(笑)。
 ちっ、テニスの王子様は野球の王子様にはならなかったか。

 しかし彼らはくさってはいませんでした。
 全力を出して戦いきったから悔いなし。
 いいんじゃないかな、負けたからって悔しがらないといけないことはないし、彼らが
後悔しない戦い方をしたのならそれで。
 
 そして相手方のピッチャーも御子柴にちゃんと、バカにしたことを謝ってました。
 ずいぶん昔のことだから忘れてたけどそういうこともありましたなぁ。
 えらいじゃん。
 御子柴も「いいチームだろ。オレ、ここのキャプテンなんだ」って。
 川藤大満足。
 負けたけど勝ったって。
 そうだよねぇ。
 
 一部始終を見ていた校長も、野球部の誇りを守っていたのは私じゃない、あの子たち
だった、とようやく自分の間違いに気づくのです。
 なぜ川藤君のように彼らと向き合うことができなかったのか、と。
 教頭がキャプテン!とか呼んでて良かったなぁ。

 その夜校長、写真ずーっとみてんだけどさ。
 あーた、スタンドのライトつけてまで写真見てるくらいなら、自宅に帰って思い出に
浸りなさいよ。
 また公務員が残業してるって怒られるよ。

 さてさて。
 良い話で終わるかと思いきや、あのバカコーチが乗り込んできました。
 ご丁寧に首にエリザベスカラーまいて(ねぇさん、それ動物にはめるやつです)
暴力教師を辞めさせろって息まいてる。
 お前がやめろ。

 高野連に連絡すると脅すコーチに対して、「では辞職させます」と言う校長。
 私はてっきり、いったん辞職させてまた再雇用という形にするのかなと思った
んですよ。それならウソ言ってないからね。
 しかし事実は違いました。

 川藤が辞めさせられると知って、立ち聞きしてた安仁屋らが走り込んできます。
 こいつがいねぇと俺ら甲子園にいけねぇよ、これ以上邪魔すんじゃねーよって。
 ところが校長冷静に言います。
「邪魔をするつもりはない。辞めるのは私だ」と。
 責任の取り方でっけぇー!
 これはさすがにコーチも何も言えず引き下がらざるを得ませんでした。
 ざまあみろって。

 そゆわけで安仁屋らに、いい試合だったありがとうって頭を下げた校長は
この高校を去っていきました。
 去りゆく背中に教頭が思わず「キャプテン!」と声をかけたんですが、スッと右手を
あげる校長かっくいいな。
 …よく考えたら別にこれが今生の別れじゃないし。(台無し)
 
 そんでもって、いつものメンバーが授業出るのかったるいなーと部室でおさぼり
しようとしていたら、おっさんが顔しかめてそれ見てるんですね。
 どうみても状況的に新しい校長だと思うんですが、野球部メンバーさんざん軽口
叩いて行っちゃいました。うむ、ファーストコンタクトは最悪だ。

 この校長がまた、いやーな感じにくそ真面目っぽいんですよ。ドイツ人を嫌な方向に
さらに頑固にした感じ。(ドイツのみな様申し訳ございません)

 全校集会の放送が流れても部室にいる彼らを川藤が迎えに来るんですけど。
「なんだ、おめーか。焦らすんじゃねーよ」
「焦ろよ!」
 というやりとりは健在。
 久々にこういうノリはいいなぁ。

 全校集会始まっているところに川藤が遅れて野球部メンバーつれて入ってくるの
ですが、川藤見たとたん校長が倒れたー!おおっとー!チャンスだー!(何のだ)

 ああ、川藤が暴力事件起こして辞めた学校の教頭をやってたらしいですね。
でもってなまじ川藤は暴力教師という先入観ばかり持ってて、事実を知らないだけに
余計にタチ悪いみたいな。
 何か問題あるたびに川藤と野球部のせいになるんだろうなと。

 その一方で、あんなすごい試合をやってのけた野球部は急にモテモテに。
 かっこいいところを見せたいと強くなりたいらしい。
 安仁屋が「お前ら何か企んでるだろ」とか冷やかしても無視で、川藤の練習試合を
するという提案に乗ってます。
 っていうか岡田見切れた…ひどい。

 野球部の部室の前でソフト部の顧問に頼んでいるのですがどうも渋い顔で。
 しかもなぜか部室の中から女の子二人、まゆみ先生の生徒らしいんですが出てくる。
 彼女らが立ち去ろうとするのにドサマギで顧問も立ち去ろうとするのですが川藤に
止められた。当たり前だ。
 顧問、「条件としてタバコはやめていただかないと…」と言いますけどもちろん川藤は
「全員吸ってませんよ」と。しかし見ればなぜかタバコの吸い殻が落ちてる。川藤は
否定しますが、前科がある分なかなか信じてもらえない。

 で、ソフト部との試合を受ける条件が、安仁屋を外すこと。
 どうも以前タバコを窓から投げ捨てた時に、それで髪の毛が焦げちゃった人が
いたらしいよ。
 まあでも試合やれるならいいじゃん。安仁屋は怒るだろうけど。

 そんで部室では、平塚が大張りきりでメンバー表を発表していたので皆感心して
いたんだけど。
 それが川藤の指示じゃなく平塚自身の勝手な希望だと知って激怒してた。
 段々キャラのポジションが確定してきたなぁ。
 一方バッティングセンターでボール打ってる安仁屋は、かつてあの試合で相手ピッチャーを
バットで殴った男の名前を聞いて、あわてて外に出るのですが。姿はありませんでした。
うわー一波乱ありそうですね。

 んで。
 試合ですか。
 ボロクソに負けてました。
 みんな正座してしょんぼりしてんだけど新庄は一人立ってました。何してんのよ。

 で翌日安仁屋は、その殴ったやつがいたという話をした後で、試合結果は?と。
 これにはさすがの新庄も目をそらしたー!

 つーわけで安仁屋の説教会です。
「夢っつーのはよーそんなに甘いもんじゃねーんだよ!腹くくれってんだよ!」
 すげー。
 猛特訓なのですが。
 新庄だけついてこれてない。
 タバコのやりすぎでそうなったんじゃないの、新庄。

 んで新庄は岡田に「ちょっとつきあえ」って。
 おおっ岡田少しだけ目立てる!
 夜も遅くまで特訓してんですよ。って岡田だけじゃないじゃーん。いいけどさ。
 なしてそんなに努力してるかっていうと、あとから入って来た分遅れを取り戻したいから。
 そんな彼に安仁屋が声をかけるんですね。
 少し遅れたくらいでムキになんなよって。
 仲間だからこそ言えること。
 新庄も負けじと言い返してました。
 一晩でお前らの今までの練習量ぶっちぎってやるって。
 意地とかプライドとかじゃなくて純粋に、みんなの足を引っ張りたくないってことなんだと
思う。

 あと平塚なんですが、スタメン外れるとしたら平塚って聞いちゃってムキになって練習。
安仁屋が、まよえる天才だったかな、呼びかけてたんだけど、安仁屋ってあだ名の天才
だよなぁ。
 ともあれちょっとしたことから川藤、顔面に投げたら打てるんじゃと気づいて、安仁屋に
「かるーく顔面狙って投げろ。軽めだぞ」「しらねーぞ俺は、死んでもな」って。
 軽めって言ったのに思い切り投げとるがな安仁屋!

 でもそれを見事に打ってのけたので、顔面にくる球は打てるらしい。
 そんな危険球ばかり投げるピッチャーいませんがな。
 あーでも次の試合の伏線で生きてきそうな話ですよね、これ。

 そんな中、またタバコの吸い殻が落ちてました。
 野球部の連中は否定するんだけど、メガネ教師がチクチクイヤミを。
 で、マネジャーが安仁屋にそのタバコ見せてんですね。
 彼はあっさり「こりゃ女が吸うたばこだ」と。いよっ安仁屋名探偵!

 川藤の授業中、みんなが寝てるエピソードがあるんですが、平塚は布団持ち込んで
後ろで寝てました。平塚ぁぁぁぁ!

 そのエピソードを部室で話して笑ってて彼らが出てきた時に、またタバコの吸い殻と
今度は箱も捨ててあって、校長が見つけたんですな。最悪ですよ。
 っていうかね、タバコ吸う人ってどれだけ隠しても服にも臭いつくし口臭でわかるし、
その場で調べりゃすぐわかりますよ。禁煙してるかどうか。
 そういうのも調べずに吸ってたってねー。唾液からDNA鑑定したらどうですか?あと
指紋とな。拾い上げた奴の指紋もだけど犯人のもついてるはず。

 つーわけで野球部の取り調べが始まりますが、もう教師側は川藤と教頭除いて
完全アウェーですよ。
 でも新庄が怒って殴りかかろうとするのを川藤止めるんだけど、そのあとおとなしく
戻っていく新庄がバックに映っててこれはちょっと笑えた。新庄ぉぉぉぉ!

 川藤は当然猛烈に怒ります。
 以前は吸っていたけれども今はやめた。生徒がそう言ったのなら何故信じてやれないって。
信じなければ始まらないしね。
 まず聞く耳を持ちましょうよという彼に対して校長、「教師は生徒の立場に立てない」
と言います。
 あんたがそれを言っていい立場かまず考えろ。
 教師は生徒の立場には今は立てないけど昔は立ってた。そして今は立とうと歩み寄る
ことはできる。
 そういうこともしないで、昔不良だったから今もウソを付いているということを勝手に
決めつけることこそ、教育者として失格だと私は思いますけどね。

 身体検査をすると言いだす校長に若菜は川藤へ「俺達バカだけどよ、信じてくれる
奴だけは死んでも裏切らねー」と笑います。
 いいやつらじゃんよー。
 なんつか、不良は確かに良くないけど、こういう一本芯の通った不良って今もう全然
いないよなぁ。
 
 というか生徒にここまで言わせてなお信じない校長は辞めた方がいいと思う。

 そんなピンチの中、マネジャーが真犯人を連れてきました。
 そう、ウロチョロしてたあの女の子ら2人。
 野球部の前でならばれないと思ったんだろうね。
 私はこういう、ずるがしこい知恵を働かせる人間こそ、厳しい処分すべきだと思うけど。

 まゆみ先生は言います。
「あなたたちだったの」
 生徒
「すいませんでした」
 おーい、吸ってないってよー!(どこの大喜利よ)

 ともかくまゆみ先生は校長に「教師として未熟だったのは私でした。申し訳ありません」と
言って去っていきます。
 いやまゆみ先生は野球部に謝罪したからいいけどさ、その後を追って出て行った校長、
全然謝ってないじゃん。お前も十分未熟だよ。なんで自分のミスは認めないで人の
過去は責めるの?身内ならかばうんですか?
 嫌な校長が赴任してきたもんですね。
 前の校長の方がはるかにマシだったわ。

 さて。
 疑いは晴れたものの、教頭もう一つ不安事項が。

 バッティングセンターで練習していた桧山のところに不良が絡んできました。
 あー鬱陶しい。
 ところがそれは、あの暴力事件を起こすきっかけとなった江夏でした。
 なんか別の高校にいるんだけど野球やってるってさ。
 こんなんでよくできるな。それとも試合には出てないんでしょうか?
 ともあれ、野球の才能があってよかったと言ってる。
 うん、お前には一般教養がないもんな。(それ羞恥心の方です)

 御子柴から連絡を受けてあわてて走って行く川藤。
 桧山の危機を知って駆け付ける安仁屋達。
 はたしてどうなるんでありましょうか。

 ラストで安仁屋が思わず走っていってたんだけどケンカご法度だよね。
 …ジャンピング土下座?(それはないだろう)


 さてはて波乱の7回表、どうやら試合に勝負は持ち越しそうです。



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