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ROOKIES (ルーキーズ)

第8話(08/06/28)

 試合が開始となりまして、安仁屋も秘密兵器のカーブを投げて来て次々バッターを
うちとっていました。
 で、若菜が「サイン決めてなかった」とかいって駆け寄ってきたところ、安仁屋無反応。
何かと思ったら次のバッターが江夏だった。
 みんな睨んでるんですな。
 気持ちはわかるがみんな目つき悪いぞ。

 安仁屋が江夏に投げてるのはストレートばかり。
 若菜のサインを無視するので、どういうことだと彼が立ち上がると、江夏は「あいつ、
カーブなんて投げねーぞ」と。
 安仁屋のことを江夏も分かってるんでしょうね。
 勝負したいからこそストレートしか投げてこないって。
 ただそれ、「メジャー」だとみんなが「吾郎君の好きなようにやりなよ」って言ってくれる
んだろうけど、これはみんなが主役のドラマなわけで。
 みんなにグローブ投げつけられる安仁屋がちょっとおもしろかったです。
 で、そこに平岡がやってきて、ピッチャーこーたーい!と川藤も叫ぶ。
 呆然とする安仁屋。
 ところが川藤、「今のは冗談だー。早く帰ってこーい」と平塚を呼び戻しました。
 何が起きたかわからず文句を言う安仁屋に新庄、「ピンチになればリリーフも当然
だろ。ひとりで戦ってる気になんなよ」と。
 うわー相変わらずおいしいとこもってくのう、新庄。
 川藤も分かってたからわざと平塚を出したんでしょうね。

 というわけで頭の冷えた安仁屋、江夏を冷静に打ち取る。
 カーブも投げんだバーカと、若菜。
 江夏、自分の挑発に乗ってくると思っていたのでちょっとビックリといった感じ。

 んでまあ次の攻撃で1点とりまして。
 ただ、岡田は三振してしまった。そんな彼に河埜が声をかけてきますが、岡田は
冷静に言い返してた。
 おおっ佐藤さんセリフうまくなっとるがな!早過ぎず遅過ぎずセリフはっきりしゃべっとる
がな!いい感じになりましたねー。
 本当に前までは、文句いうのにちょっと早口で聞き取れないとことかあったからなぁ…。

 というわけで皆は4回目だというのにユニフォーム汚れまくり。
 気にして平塚がごろごろしてて面白かったです。
 
 一方あれまくりの目黒川高校。確かに気がついてみればこっちはユニフォームすんごい
きれいですね。
 やる気もきれいにありませんが。
 川藤、そんな目黒川高校の様子を見て表情が消えていきます。
 そんで、突然「ちょっとまてー!」と。
 川藤本気で怒ってる。
 これが野球か、スポーツと言えるのか、何のために野球やってたんだって。
 自分達の夢をバカにするなって。
 相手高校の名前をちゃんと覚えてるのも川藤らしいやね。
 そういうことで目黒川高校もやっと目が覚めて気合入ったようですね。
 座ってダラダラやってたやつも立ち上がったし。

 そっからはしばらく目黒川高校の独断場でしたね。
 で、川藤も皆集めて気合入れ直してんだけど、「13人でつかんだ勝利にしよう」って
言われて、平塚がこっそりちゃんと数えてて、とーこちゃんに「大丈夫、入ってるから」って
言われて安心してるのがなんかかわいかった。

 江夏も指の爪割れちゃったんだけど、ちゃんと河埜が救急箱置いてくれて、なんか
本来のチームプレー戻ってきたって思いました。
 ただし。
 実力はあるわけですから、安仁屋のカーブのクセが見ぬかれてしまい、そっから
バンバンホームラン打たれてしまい…。
 なんとついた点差が7点。これはやばいっしょ…。
 一気にテンションが下がるニコガクでしたが、新庄が熱い!
 こんなところで諦めてたまるかよ、俺達はまだまだ途中なんだぞ、このままじゃ
負われねぇ。俺達はこんなもんじゃないだろうって。
 しっかしこのドラマ、毎回1回誰かが殴られんとおわらんのか。

 その新庄もなんていうの、よくわかんないんだけど三塁打ですか?ともかくすべりこんで
セーフをもぎ取ったですよ。
 
 ちゃららら〜
 しんじょう の こうげき!

 しんじょう は おたけびをあげた!

 えなつ は すくみあがった!
 こうの は すくみあがった!
 しばた は すくみあがった!
 かんとく は へんじがない。ただのしかばねのようだ(待て)


 なんかよくわかんないんだ゛けど、次の桧山がバントしたんだけどアウトになってた。
 どういうルールかわからないんで、アウトと言われればはいそうですか、と思うしか
ないんだけど。
 ストライク2つとられててバントした時にライン割ったらストライク扱いになるんだっけ?
 ともあれ、桧山は出番いいとこなしです。

 でもって、次岡田は頭にモロくらってたけど大丈夫かな。
 よけようと思えば避けられただろう、と声をかける河埜に、「何が何でも勝たなきゃなんねーん
だよ」とフラフラしながら塁に出る岡田。えらいなぁ。
 で、どんどん点差を縮めて行ってます。
 御子柴にも関川だか誰だかが、「ちゃんとしろ鼻毛やろー!」と罵声浴びせかけてますが、
これは実はエンドランのサイン。
 …うん、いや…まあいいんじゃないかな…そういうサインでも…。
 点差が縮まっていくことの表現で川藤とか教頭が「あと×点!」と言ってたんですが、
さすがにそのパターンを繰り返すのはワンパターンだと思ったのか。
 じれてズサーッとやってくる平塚に「君は秘密兵器だ!あと何点だ!」と教頭が聞いて
「あと2点です!」と言わせてたのは面白いですね。

 さて…。
 いよいよツーアウト満塁になったのですが、ここで最後のバッターが桧山。
 誰も、桧山を認めてないわけじゃないけれども、仲間の友情大切にして勝利を逃がす
よりも、勝つためにしなければいけないことはあるわけで。
 ちゃんと桧山もそれわかって、平塚にバット渡してるからえらいなぁと思いました。
 自分か弱いことを認めるのはとても勇気がいる。
 でも桧山はちゃんとそれに向き合うことができた。
 多分桧山はこのあと実力つけてくるよー!
 岡田がすんごい冷静に「桧山を認めてないわけじゃない、勝つためだよ。そういうもんだろ、
チームプレーって」って言ってて、こっちもいいとこもっていくなぁって思いました。

 で。
 これで打たなきゃ本当にギャグメーカーだけで終わってしまうということで、平塚、
ツーストライクまで追い詰められながらも最後、顔に飛んできたボールをジャストミート
しまして。
 ホームランで逆転ですよ。
 そういうわけで一気に11-9と逆転。
 ここを守り切りさえすれば勝利確定。
 なんですが…心配は安仁屋のカーブが見ぬかれてしまっていること。
 そんな彼らに平塚が、「お前、カーブ投げる前に握り確かめるのやめろ」と言って
守備に出て行った。
 おおおおどうしたんだ平塚!今日は後半、おいしいところ総取りじゃないスかー!
 安仁屋も、つか早く言えバカと返してマウンドへ。
 平塚気づいてたのかー。すごいな。でも早く言え。

 ところが。
 彼らの前に目黒川高校の悪そうな連中がやってきました。
 安仁屋、何を思ったかわざと江夏に危険球投げるんですね。
 バットを振りあげた江夏ですが…。
 そのバットを「何しやがる!」とグラウンドになだれ込んでこようとした連中に
投げた。
「誰が手ぇ出せっつったー!入ってくんじゃねー!」と。
 そんでもっていつの間にか川藤が移動してて、この連中を黙らせてました。
頼りになるなぁ、川藤。
 「やってもいいが俺は強いぞ」って。
 言うねぇー。

 つーわけで見事江夏を三振に打ち取った安仁屋。
 これで彼自身過去にも勝てたんじゃないかな。
 で、ゲームセット。
 いやー長い試合でしたねー。1か月かかりましたねー。まあ連載で試合終わるのに
3ヶ月かかるのよりはいいけどさ…。一年とかさ…。
 
 江夏も監督に慰められてて、再戦を誓ってました。
 これから目黒川高校も強力なライバルになって立ちふさがりそうですね。
 そんな江夏に安仁屋、「お前が学校やめてくれてよかったよ」と言います。
「お前とはもっとやり合いたいからな」って。
 このドラマ、前に言ったセリフを違う意味で言ったりするからそれすごい好きです。
これが伏線になってる、みたいな感じで。

 本当に、目黒川高校も変われてよかったと思います。

 ただ、これで終わるわけじゃなかったんですね。
 御子柴が言ってました。
 辞めていった先輩達に謝ろうって。
 川藤が、先輩先生に言われてあわてて屋上に行くと、3年に殴られてる野球部
メンバーがいたんですね。
 けれどもそれを止めずに黙って見てた。

 ひとしきり殴った後で、3年の一人が「お前達が辞めたのはこいつらのせいだけじゃ
ない、夢をあきらめたからだろう。こいつらはあきらめなかったんだよ」と3年に声かけて
ます。なんだなんだずいぶん落ち着いてる人だな。キャッチャーとかでもやってたん
ですかね。
 そういうわけでメインに殴ってた人は「お前ら、ぜってーにやめんなよ」と声かけて
立ち去って行ったのでした。
 うーん時間ないからか和解すんのはぇー。
 まあいいけどさ。
 
 これで本当にすべてのわだかまりとか荷物をおろして甲子園に行けるんじゃないかと。

 …次回の予告見たらなんかまたケンカしてんだけどー!
 ちょっとぉぉぉぉ!
 9回表もまだまだ波乱万丈かい!
 安心して試合見せてくれよ…。
 


 


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