多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→レミーのおいしいレストラン


レミーの
おいしいレストラン

8/1鑑賞

 これ、原題が「RATATOUILLE」となっています。なんでだろうと思っていたんですけども、
物語が進むにつれて理由がわかってきます。なるほど、邦題よりはいいかも。
 あと、見に行く前にいつもヤフーの映画のレビューとか見たりするんですが、ネズミが料理
するとかおかしいとか、不衛生で話にならないみたいなのが多くてビックリしました。
 映画だってのにそこまで現実と混同する必要があるんでしょうか…?ちょっと驚きです。
 
 さておき、冒頭で5分くらいのミニアニメをやってました。UFOにさらわれかける人の話
っつか宇宙人の、誘拐試験みたいなアニメなのですが、最初気がつかなくて、「なるほど
UFOにさらわれた料理人がネズミにされて、奮起する話か」とか思ってたらまったく違った。
 まあ面白かったですよ。でも紛らわしいからちゃんとなんか別編というか告知出して欲しい…。
 
 物語は五つ星レストランの話から。
 オーグスト・グストーという天才料理人がおり、その人のレストランは5ヶ月の予約待ち。
ところが、アントン・イーゴという、お前露木茂に似てね?みたいな料理評論家がボロクソに
けなしたわけですな。
 …というテレビ報道を見ているネズミが一匹。その名をレミー。
 鼻もよくて、毒薬入りの食べ物などあっという間に見抜いてしまいます。
 だがしかし彼が普通のネズミと違ったのは、バカに人間くさいということ。
 残飯を盗んで食べるのはいやだ、どうせならキッチンの新鮮な食べ物を食べたいと。
 おおっと全力でネズミ否定だー!
 あとネズミなんですからいきなり二足歩行しないで下さい。しかもその理由が、手が汚れる
からってあんた…。

 で、見つけたキノコを焼いて食うとかなんとか言ってて料理中に偶然、まきつけていた
テレビアンテナに落雷。焼けたキノコを見てサフランが欲しいとかいうレミーは人間の家の
キッチンに侵入。おいおい、外見ドリフみたいになってるのにめげねーな。
 その前に普通動物って化学調味料とか食わないから。焼かなくても平気だから。
 そうして忍び込んだ先で彼は、グストーのレストランがイーゴによって4つ星になったこと、
そして心痛のあまりグストーは亡くなり、さらに3つ星になってしまったことを知ります。5つ星が
3つになるってのは相当ですからねぇ…。ま、今でも味はかなり落ちたのに、昔からの名前だけで
支えてるとこなんかなんぼでもあるわけで。
 私の知ってるとこでも30年くらい前はうまい饅頭こさえてたんですが、テレビに取り上げられて
から形は小さくなるわ食感は硬くなるわでうまくもなんともなくなったとこがあります。そんでもう
買わなくなりましたが、そういう風に、テレビに取り上げられたからかわってしまうというのは
昔ながらの味を知ってると寂しいものです。私はその30年くらい前のうまい饅頭というものを
食べてないのですが、変わっていく途中の饅頭は何度か食べまして。確かに食べるたびに
うまくなくなっていくなぁとガッカリしたもんです。

 さてさて。そんなことをしておりましたら家主のばーさんに見つかりましてですね。
 このばーさんがすごいんだ。猟銃持ち出して撃つこと撃つこと。
 どう考えてもすばしく走り回る小さな標的を撃つより、殺鼠剤とかスプレーの方が効くのに
人間動転するとわかんねーもんですねぇ。
 天井撃ちぬいたあげくに落下。するとそこはネズミのパラダイス。
 流石に見てた他のお客さんもこれには気持ち悪かったみたいで、そこここで「わっ」という
悲鳴が上がってました。確かにここのネズミ一杯シーンはちょっときもいです。

 で。
 快適な住処からの逃走を余儀なくされたネズミ連中ですが、レミーは思い立ってそこの
家にあったグストーの著書「Anyone can COOK!」を持って逃げようとするのですが、そんな
ことするからバチがあたったのか皆とはぐれてしまいます。
 どんだけ図々しいんじゃ。
 ともあれ、下水道の中で本を読んでいたレミーは、突然現れたグストーの幻に励まされ
地上へ。そこはなんと憧れのパリ。
 
 あちこち移動してく中で、人間のやりとりとかも見えるのですが、女が男相手に銃構えてて
「撃つわよ!」「撃てよ!」で一旦レミー通り過ぎますが、本当に撃ったので心配になって
戻ってくる。すると銃は天井を撃ち抜いており、二人は仲良しにってとこはなんか良かった。
いやレミーのおせっかいというかちょっと心配して戻ってるとこが。

 さてそうして彼がたどり着いたのは、グストーのレストランでした。
 そこでは、グストーの恋人の息子が、母親が亡くなったので雇って欲しいということでやって
きていたのです。
 ちなみに料理人ではなく雑用ということで雇ってもらえたようです。
 けれども、ヒョロヒョロでみるからに意志は弱そう、何をやってもダメそうだから確かに使えるかは
微妙ですねぇ…。こういうのはイライラするからダメだわ私は。
 で、雑用を始めたはいいがさっそくモップの柄で、かけられていたスープをひっくり返してしまい、
ごまかすために水を入れたりそこらの調味料入れたりと勝手にやりはじめる始末…。
 これはやばいんでは…(笑)。せめて火力強めて焦げ付かせてごまかせよ。(それもひでーよ)

 グストーの幻想に言われ、そのスープを何とかすべく奮闘するレミー。途中で間違えて
運ばれてフロアに出されかけたりと、これ何のアクション映画?みたいなところはありますが。
 段々と料理が楽しくなってきて、ノリノリで調味料やらあれこれ入れ始めたところではい、その
使えない息子リングイニに発見。これがあのCMのシーンです。ここは絶妙な間でいいですねー。
 ちょっとずれるのですが、邦画の「間」って例えばこのように、まずいところを見つかったという
場合、下手に引っ張りすぎるとか(カメラアングル変えて両方の顔を交互に映したり)、そのまま
スッと流すのが速すぎて観客に笑う間を与えないとかあったりするような気がします。
 やっぱりこれくらいの間が丁度いい。
 この映画ではこの絶妙な間が何度か登場します。
 
 あと、においを元にレミーが料理しているところは、「パフューム」という映画を思い出しました。
あの天才的な嗅覚を持つ主人公が、何も教えられていないのにその匂いだけかぎ分けて、
香水を調合してしまうというやつです。天才ってのはやっぱりそういう、「過程」を必要としないん
でしょうねぇ。

 そんで話に戻りまして、ビックリしたリングイニは近くにあった鍋でレミーをとらえます。
 ところが運悪く他の料理人メンバーがやってきて、リングイニがスープをいじったと勘違い。
あれやこれや騒いでいるうちに事情を知らないスタッフによってスープはフロアへ運ばれてしまい
ます。
 責任者でもありこの店の一番のシェフ、スキナーはその場でリングイニのクビを宣告。
 ところが戻ってきたスタッフの様子がおかしい。
 スープが大絶賛されたと。しかも出した相手は料理評論家だったのです。
 …ちなみに彼らの後ろで地道にレミーの入った鍋がゴトゴト動いてます。

 そういうわけでリングイニのクビは撤回。
 何故ならグストーの信念が「誰でも名シェフ」だったから。
 つーかあからさまに態度変えるスキナーがヤな感じ。

 ところがレミーの方はまんまと見つかってしまい、リングイニによって川へ捨てられることに。
ってか川を選ばなくても普通の場所でいいじゃん。ひでーな。
 川へ入れたビンごと流そうとするのですが、レミーが言葉を理解することを知り、そして彼が
天才的な料理の才能を持つと知り、リングイニは彼と契約することにするのです。
 つーかリングイニの家というか部屋すごいな…トイレがカーテン引いただけのしきりって…。

 料理評論家によって、グストーの店は再び注目を浴びることになります。
 一方リングイニはネズミをどこに隠して持ち込むかを思案。…いや股間はやめてあげなさい。
 とりあえず服の中に入れてみたら、それはもうものすごい踊りを披露するハメになったわけ
ですけども。
 そんでまあこれではいけないと、偶然髪の毛を引っ張って操ったことから、頭の上に乗って
操作することをはじめました。なにこの「行け巨大ロボ」状態。
 これ、何がすごいって、必要もないのに目隠ししてることじゃないのかと思ったりするのですが…。

 何とかうまくいくようになって、スープだけではダメ、基本を教わるべしと彼は、料理場の中で
唯一の女性スタッフ、コレットの下につくことになります。なんかバンビーノ!みたいな。
 コレットはなかなか気が強くて料理の腕も相当な女性ですが、料理の世界が男ばかりという
ことでかなり苦労してきたようですね。
 そういえば料理って男の料理人はかなり多いですが女性はあまりみかけないですよね。
基本的に体力勝負ってのがあるのかな…だけど、繊細な作りとかは女性にも出来るし…。
不思議な世界ですね。
 
 一方スキナー。今に至ってようやくリングイニが持ってきた手紙を読むのですが…顔色が
変わります。何かあったに違いない。弁護士を呼べとか言ってます。
 そうして弁護士によりますとですね、グストー亡き後2年後継者がいなければ、この店を含め
グストーの財産はスキナーにくるはずだった。ところがリングイニはグストーの子であり、彼が
現れたからにはすべてを譲らなければいけないみたいです。
 グストーの名前を勝手に使って、新しいインスタント料理を発売したりしているスキナーには
ちょいと困ったことになるってやつですな。
 結局スキナーにとって大切なのは料理ではなく、いかにグストーの名で儲けられるか、という
ことですね。
 こういうのがトップにいると本当に始末におえない。品質は最低のクセにやたら値段とか
ランク付けにこだわってプライドだけは高い。これならイーゴでなくとももっと星を剥奪したくなるって
ものです。

 弁護士は飾ってあったグストーの料理帽子から髪の毛を見つけ、DNA鑑定のために持ち帰り
ました。
 ま、これでハッキリすればいいんじゃない?

 リングイニは最初、コレットに叱られてばかり。
 使い終わった器具を周囲に積んだままにしていたり、モタモタしていたり。
 っつか料理うまい人ほど使い終わるそばから器具洗っていくよね。ありゃあ料理の過程が
全部頭に入っていて、これはもう使わないから洗っていいというのがわかってんでしょうなぁ。
 実際友人に料理も上手で頭もいい人がいますが、その人が料理するの見ていくと、料理
してんだか片付けてんだかってくらい、使ったそばからパッパと片付けていってて気持ちが
いいんですな。

 最初はコレット、気が強いだけかと思いましたが、どうしてどうして。グストーの料理を心から
愛していて、真面目で熱心で、料理を良いものにしようと努力している。さすがトップクラスな
だけはあります。
 好感持てました。

 そこへ、そろそろ新しいものが食べたいなというオーダーを受けたフロアから、リングイニに
「新しい料理を作れ」と言われます。
 追い出す絶好の機会だと思ったスキナーは彼に、グストーの昔の料理から作らせることを
提案。
 それは、グストー自身も失敗作だと認めていた「リ・ド・ヴォー・ア・ラ・グストー」とかいう、
お前銀魂なみに長いタイトルつけてんじゃねーよという料理でした。
 ま、そこはこのコンビのことですから、レシピ通りにというコレットをさておき、レミーがアレンジ
した料理を作り上げてしまいます。
 これは大好評で、「リングイニのスペシャルを」という注文が殺到。
 素晴らしいですね。

 一息ついたリングイニはレミーに食べ物をやり店の外で休憩。
 戻ってきたところをスキナーがサッと帽子をとるのですが、そこに目的のネズミはおらず(笑)。
 でまあごまかそうと、部屋に招待します。酒を振舞って口を軽くし、いろいろ聞き出そうという
魂胆ですね。
 どうでもいいけど料理に詳しいはずの料理人が、よりにもよってワイングラスを「チン」とやるな。

 その一方でレミーは、離れ離れになってしまっていた兄弟と出会います。拾った残飯を食べようと
していた兄を見ていられず、厨房から食べ物を盗んでくるレミー。盗まないのは信条だったはずなのに
なぁ…。成功して浮かれちゃったかね。
 そうして兄に連れられレミーは親と出会い、彼らの新しい住処に連れてこられたのでした。だから
この酒場どこにあんのよ…。
 それでレミーは、人間はネズミの味方だよと言うのですが聞き入れてもらえず。つーか当たり前
だと思うんですけど。
 父親はネズミ捕りにかけられたネズミをレミーに見せます。
 そうして二匹はまた別れ別れに。
 んー…なんつーか、一応野生ではあるのだから、リングイニがそうだったからといって
人間を信用できる、と思うのも間違いだと思うよレミー。
 自分達の邪魔になれば追い出すのが人間ですから…。

 そうしてレストランに戻ってきたレミーは、掃除の最中寝こけているリングイニを見て仰天。
そこへコレットがやってきてやばいと思い、また帽子の中に入って操作。
 寝こけてちゃやばいのか…。
 ちなみに目をみられないようにサングラスかけてたのは笑えました。絶妙なごまかし方が
いけてます。
 ま、リングイニも怒ったコレットに殴られて本当に目がさめたみたいだし、結果オーライと
いうことで。
 ここでリングイニは思わずレミーの存在を話そうとするのですが、話して欲しくないと
思ったレミーが邪魔を。笑えます。

 さてグストーの店が息を吹き返したと知ったイーゴ。
 つか部屋が棺型ってどんだけ趣味悪いねん。構造的に地震きたら崩れますよ。(どうでもいいよ)
 グストーの店が繁盛していると秘書に知らされ思わずワインを噴出しかけるのですが、
ラベルを見てぐっと飲み込んだ。すげぇ。
 昔小学生の遠足でバスに酔ってはきそうになった子が、先生が「はいてしまえば楽になる
わよ」と言ったのに対し、「お昼ごはん玉子焼き(好物)だったからはきたくない」と言ったのを
思い出します。まったくどうでもいい話の上お食事中の方には深くお詫び申し上げます。

 一方スキナーは、リングイニが本物のグストーの息子と知り青ざめました。
 しかも、あいつはネズミの幻覚を見せて私を殺させようとしている、とか言い出して弁護士に
「私はあなたが心配ですが」とまで言われています。
 弁護士でなくても言いたくなるわな…。

 ちなみにレミーは兄がかわいそうに思って食べ物を分けてやったたけだったのですが、
そこはほれ、ネズミですから、瞬く間に別のネズミに話が広がって、レミーのところへ食料を
もらいにくるネズミが増えてきました。やらなきゃいいのに…。
 ある時レミーは、食料庫のドアにかぎがかけられているのを発見。スキナーの部屋にあると
踏んで忍び込みます。
 そこで遺言状とかを発見、リングイニが正当な後継者であることを知った彼は、この書類を
リングイニに届けるべく、書類をくわえて走り出します。
 それを見つけたスキナーがものすごい形相で追いかけてくる。
 ここはすごいですねぇ。はたから見たら、ネズミを必死の形相で追いかける中年おっさん。
お魚くわえたドラネコおっかけてくサザエさんの方がまだ愛嬌あります。
 なんですかこのアクションっぷりは。ミッションインポッシブル4ですか?
 しかもスキナーは船から船に飛び移るのに失敗、つかんだのがテーブルクロスで、最後に
見事なクロス抜きを見せて沈んでいってくれました。彼に惜しみない拍手を。

 こうしてオーナーとなったリングイニ。広い家にも引っ越したし、コレットとはラブラブだし
いい事尽くめ。
 おやおやリングイニさん、鼻がながーくのびてますよ?
 追い出されて憤懣やるかたないスキナーは、保健所に、グストーの店にはネズミがいると
通報。ところが保健所はほれ、お役所仕事ですから「速くて3ヵ月後にはいきますから」と
つれない返事。お役所ですからぁー。(まあ実際の保健所とかはもっとチャキチャキ動くので
しょうけども)

 インタビューを受けチヤホヤされていい気になっているリングイニの目の前に表れたるは、
えー…すいません、あだ名何でしたっけ?踊る死神?イヤ違うな…えーと死神はリンゴしか
食べない…?あ、食べる死神か、そのイーゴがやってきましたよ。
 宣戦布告して帰っていくイーゴ。
 ただ彼もなんつーか、わざとけなしまくってるわけじゃないんですよね。本当においしいものを
求めていて、料理人に妥協を許さない。あれこれ手順を教わって育ってきて、食材を最高に
生かした料理を作ってこそ名シェフだから、グストーが言っていた「レシピ通りに作れば誰でも
名シェフ」というのとは真っ向対立してしまうわけです。
 だから決して悪い人じゃないんでしょうね。ただちょっとだけ、料理の温かさを忘れているだけで。

 いい気になっていたリングイニは、レミーともケンカしてしまいます。
 頭にきたレミーは、仲間達を連れて夜食料庫へ侵入。
 食べ物を盛大に運び出していたところへ、頭を冷やしたリングイニが謝りにくるわけです。
 が、まあ、せっかくリングイニが謝罪していてもレミーの方はネズミですから、なんつーか
仲間達は食料を盗んでる最中といいますか。
 そこで二人の仲は大きな亀裂が入ってしまうわけです。
 これはレミーも悪いよなぁ。
 いくら料理の腕があっても、自分ひとりでは何も出来ない、二人で一人、二人はプリッキュア
(またこのネタか)ということを忘れないようにしないと…。

 レミーとこなしてきた料理を何一つメモに残してなかったリングイニは大弱り。パニックに
陥る厨房の中部屋に引きこもり。
 レミーはレミーで、釣りえさにつられかけた兄を助けて自分がネズミ捕りに捕まってしまい
ます。そこにはスキナーの姿が…。車のトランクに押し込められてしまいました。

 で、イーゴがやってきました。
「旬の将来性とそれに合うワインを」だって。
 いやメニューにあるもの注文しなさいよ。
 メニューに書いてなかったらねーんだよ、コラ。お前はクレーマーか。

 ヨーロッパのどこでしたか、最高級のもてなしをする店として有名なところがあるのですが、
そこには確かメニューがないそうです。どんな注文も断らない。
 だから例えば「餡蜜ぜんざいと宇治金時」とか、「よっちゃんイカとスルメ」という注文とかも
出来る。
 そうしてウェイターは「かしこまりました」とオーダーを伝えにいったあとしばらくして、「お客様
大変申し訳ございませんが本日そちらは切らしております」と言うそうです。
 ま、平たくいや、どんなものでも注文できるかわりに、ないものは品切れと返って来るわけ
ですが、そこはほれエスプリですから、客もゴリ押ししたりしない。さらりと「では今日はこれこれに
しておくよ」と普通の料理を頼むわけです。
 ってな話を以前聞いたことがあります。なかなか粋ですね。

 一方レミー。
 幻想であるところのグストーに励まされ「君は本物だ」と言われます。
 そうしたところへ助けにきたのが父親と兄。
 こうして無事脱出したレミーは、リングイニを助けるべくレストランへ。
 ところが他の料理人に見つかってしまい、退治されそうになります。
 それを救ったのがリングイニ。
 こうして彼は今までのことを話すのですが、驚いたことに料理人誰もが信じず、出て行って
しまいました。
 おいおいおい、ここは「よーし半信半疑だけどやってやろう!」じゃねーのかよコラ!
 コレットまで出て行ったよ!
 つーかまず見てみればいいんじゃないの…?本当にリングイニが苦し紛れのウソを
言っているのかどうか。君らにはこらえ性がない。

 ってうわぁぁぁぁリングイニも現実逃避しちゃったぁぁぁ!部屋にまた引きこもっちゃったー!
 誰もいなくなったじゃねーか!
 と思ったんですがレミーが思案していると、父が仲間達を引き連れてくるのですね。
 こうしてネズミによる料理革命が開始。こりゃすげぇ。
 ちなみにタイミング悪く、訪れてネズミの大集団を見てしまった保健所の調査員は、
デルタチームに捕獲されて食料庫の中に閉じ込められました(笑)。いいのかおい。

 で、ちゃんと手を洗い、二足歩行するネズミチームによって料理は始まったのでした。
 これを見てやる気を出したリングイニは、フロアをローラースケートで移動。時間を短縮
するわけですね。一人でさばききってます。素晴らしい。
 戻ってきたコレットもこれを見て仰天しますが、料理を手伝うことに。
 
 出された料理は「ラタトゥーユ」。田舎料理と昔グストーのそれをイーゴが酷評したものですが…。
 その素晴らしい味にイーゴは絶句。
 いいねぇ。
 眉間のしわがなくなったですよ。

 ちなみにひっそり来ていたスキナーはキッチンに乗り込んでいってネズミを目撃したので、
同様に食料庫へ放り込まれました。

 シェフを呼びたいというイーゴに対し、リングイニは客が全部帰ってからといいます。
 これはいいんだけど、なんか一人で待つイーゴが可哀想だった。もうちょっと何か振舞うとか
相手とかしてやれよ…。何時間この人待ってんのよ…。

 で、語られたところによると、最初イーゴは笑い、そして説明を聞いて真顔になったと。
 やっぱりただの酷評家じゃなかった。素晴らしい料理をちゃんと素晴らしいといえる人は
いいですね。
 そうしてイーゴは評論を出しました。
 「評論家はとても楽だ。リスクがなく、しかも有利である。そして辛口の評論はとても愉快だ。
 しかし評論家は知るべきだ。
 平凡な料理のほうがとても意味深い。
 私はグストーの決まり文句を軽蔑していた。
 「誰でも名シェフ」だというものを。
 しかしどこからでも偉大なシェフは誕生するのだ。
 今夜私はグストーの店の料理を食べた。
 恐らく、フランス最高のシェフではないだろうか」

 結局、保健所の人間とかスキナーを解放したものだから、お店はネズミがいたということで
潰されてしまいます。
 けれども、彼らは決して職に困ったわけではありませんでした。
 同じく批評する相手を失ったイーゴが仕事を変わって、投資家になったからです。

 その投資先はもちろん…。
"レミーのおいしいレストラン"こと、「BISTRO RATATOUILLE」

 そしてイーゴは今日もやってきてレミーにこう注文します。
「Surprise me!」



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→レミーのおいしいレストラン