多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→マンマ・ミーア!


マンマ・ミーア!

2/1鑑賞

 最初はCM見て「世界中で見たすべての人をハッピーにさせるミュージカル」みたいなのが、
なんか大袈裟だなぁと思ってたんですね。
 実際その手の「あの話題のなんちゃらが〜」とかいうので本当だった試しがないですから。
毎回震撼してる全米と同じレベルじゃねーかみたいな。
 なので「まあ一応見てみるか」くらいの気持ちで行ったら、最初から楽しくてテンションあがり
まくりで、見てよかったなぁと思いました。こりゃおもしれーわ。
 ただ、アクションとかコメディとかそういうわけではないので、男性向けではないかなぁと
ちょっと思いました。見るなとは言いませんが、「落ちは?」みたいなのを期待しない方が
いいと思います。

 さてさて。
 CMが結構長かったのといろいろ面白いのが多くて、今から映画見るのだというのを
すっかり忘れてて、CM終わった後に「あ、今から始まるんだった」とか思ってしまいました。
 チェンジリングっていうミステリーものも面白そうだと思いました。

 物語は一人の女の子が月の浮かぶ夜にポストへ手紙を出しているところから始まります。
さっさと投函すればいいのにミュージカルですからやっぱり歌うわけです。
 出したのは、サム、ビル、ハリーという3人の男性あて。
 さてこの男性、一体どういう関係なんでしょうか?
 この後手紙を受け取ったらしいこの3人の男性が、招かれた場所に向かって旅立ちます。

 で、タイトルが出るんだけど女の悲鳴が聞こえてきたから、誰かいきなり殺されたんかと思って
びびった(そういう映画ではありません)。
 手紙を投函していた女の子が友達を出迎えてただけらしい。それであの悲鳴か。
 鳥とかでも時折、女性が絞め殺されてるみたいな声を上げるのがいるのですが、怖いから
やめてほしいです。いや本当、人が聞いてたらどう思われるか、みたいな。
 ともあれ手紙を投函した女性はソフィ。明日に結婚を控えている20歳の女性です。
 ソフィはやってきた友達に、母親ドナの秘密の日記を見つけたこと、そこに書かれていた
自分のパパだと思われる男性に手紙を出したことを話します。ミュージカルだから歌いながらです。
 この日記の「・・・(ドット、ドット、ドット)」の部分はユーモアきいてて面白かったなぁ。
 つまり、サムといい仲になっていたものの、実は婚約者がいたことがわかり、サムは
戻っていってしまった。これひどい男じゃん。
 んで次にやってきたビル、ハリーといい仲になったと。
 だもんだから、ソフィの父親は誰かわからない。
 あの、現実的なこと言って申し訳ないですが、妊娠した発覚した日からさかのぼれば大体
見当つくかと思いますよ。
 それとどうやって3人の現住所突き止めたんだ。

 ともあれ会えば親子の絆で誰がパパかわかるに違いない!とソフィは、どう見てもムチャだろ
みたいなことを思って招待状を出したらしいです。
 うん、多分修羅場みたいな感じになるから。
 …っていうかその3人の中にパパはいなくて、別の人だったらどうするつもりだったんだろう。

 ともあれ、島行きの定期船に乗り遅れたサムとハリーは、たまたま自前の船でやってきていた
ビルに声をかけられて、お互いの素性も知らぬまま島へ向かいます。
 でもって、その定期船には2人の女性が乗ってて、年をとってはいるんだけどなんていうの
かな、すごいエネルギッシュで、年を取るならこうありたいよなぁと思う人たちでした。
 のちに、彼女らはドナの友人であるとわかります。
 えーと、ターニャとロージーか。彼女ら3人は前に組んでザ・ダイナモスとかいうバンドみたいな
ことしてたみたいですね。プロとかじゃなくて友達の余興みたいなのかな。
 で、友達らはソティが結婚するからとここを出ていくのではなくて、ぼろっちぃホテルを継ぐ
ことが気になってるみたいなんですね。
 でもそれだってドナを心配してじゃなくて、やりたくて決めたことだからいいんじゃないのかな。

 ちなみにホテルの名前は「VILLA DONNA」となってましたがこれは多分しゃれて、
ドナの別荘、つまりドナホテルみたいな意味合いじゃないかなと思います。

 さて結婚するソフィの旦那さんスカイは、ここにインターネットをひいてホテルのHP開き、
大々的に宣伝すると言ってます。
 それは確かにいいと思う。
 別荘気分でリゾートを満喫できるホテル…ただし一昔前の、みたいな感じで売り出せば
ボロさも気にならないよ!…多分。
 なんかもとはアフロディーテの泉があったらしい。今はないのかな?ともあれそういうので
売り出してもいいでしょうしね。
 やり手そうなスカイなら経営もうまくいくのではないでしょうか。
 ここで金がないと「マネー!マネー!マネー!」を歌ってます。面白かった。ドナがなんか
タイタニックみたいに船の帆先に立ってたり、豪遊してたりするシーンがあって笑えました。
 つーか中庭にひび入りましたけど…。

 さて何も知らない男たち3人がのほほーんと上陸。
 ソティが見つけてあわててホテル内に誘導。
 んで事情を話してしばらく見つからないでいてほしいと、ヤギ小屋の上に案内したのですが、
なんともタイミングの悪いことに、ドナが補修道具を取りにきて不審な物音に中を覗き、
男らの存在に気づいてしまうのです。
 内緒にして1分も経ってねぇよ!ソティの努力台無しだよ!
 ここでドナ動揺して歌いまくってますが、ホテルの従業員ども、歌うのはいいが仕事してくれ。

 偶然この島に旅行に来たんだよ、そしたら出会ったんだ、で、ギリシャ人の女の子に道を
尋ねたらここに案内されたんだ。ギリシャ語を誤解したのかも、とソフィのことを出さずにうまく
フォローしてくれる3人ですが、ドナは冷たく「早く帰って」と言います。気持ちはわかるが
ひどいな。

 んでトイレにこもってしまったドナをターニャとロージーが慰めてくれます。
 ドナはソティのことを「出会ったらショック受ける」と心配してるけど…あの、ご心配のところ
非常に申し上げにくいのですが、首謀者はあなたの娘さんです。
 で、ここで励ますために歌われるのが「ダンシングクィーン」です。原曲はもうちょっと静かな
曲なので私はどちらかというとこの映画版のものすごくはじけた曲が好きだな。
 私はここのシーンがとても好きです。
 町に三人が繰り出して、町の女性たちがどんどんついていって、お前らはドリフで
逃げる連中の後をどんどん数増やして追いかけてく警官かっ、みたいなノリで皆
ついていくから。(例えが長い)
 
 桟橋で50人くらいかな、踊ってるシーンはすんごいテンションあがりました。ある意味ここが
一番の見せどころといってもいいかもしんない。
 すごい良かったですよ。
 あと見てて、少林サッカーの、まんじゅう屋で踊ってるとこ思い出した。おばさんに叱られて
皆すたすたと散っていくやつ。

 そういうわけでなんとかなりそうですね。

 一方でソティ、母がパパ達を追い出したのを知ってあわてて追いかけます。
 彼らは気にした風でもなく、ビルの船で島を一周するという。
 それにソフィ乗って一緒に楽しんでます。
 なんかエーゲ海って綺麗だなぁと思う場面でした。

 …っていうか相当時間経過しているような気がするのですが、いつになったらここの
太陽は沈むんだい?
 と思って軽く調べてみたら、やはり日本とは違って、夜の10時ごろまで明るい時もある
みたいですね。気候も冬以外はかなり暖かいみたいだし、だとすればああいう薄着も
納得いくなと。
 ギリシャいきてぇー!(寒いからだろ。今寒いからだろ)

 ソフィと皆いろいろ語りあって、ハリーは自分のことを平凡な人間、名前だって平凡って
言ってます。
 いや、ハリーっていう名前の超有名な非凡の魔法使いがいますけど。(ハリー違い)
 ともあれソフィは、明日は必ず来てね、と念を押して去っていきます。

 スカイがソフィ迎えにきて歌ってるんだけど、他の男連中もたくさん出て来て面白かった
です。
 この映画は始終にぎやかで楽しいです。
 あと一人踊りでふらついているのがいますよ(男連中の中で)。

 その夜は、女の子たちだけのパーティが開かれました。
 主役は当然ソフィ!…ではなくて、ドナwithザ・ダイナモス!しかも登場のスモークで
むせとるぅぅぅぅぅ!
 でも踊りとか歌とかマジ凄かったですよ。

 でもってそこに男3人来ました。
 もう皆盛り上がってしっちゃかめっちゃかな状態です。
 そんな中サムはソフィが書いていた似顔絵を、才能があるといって褒めます。
 でもソフィはやっぱりこのホテルの経営をしたいと。
 
 そのあとビルと話してるんですがビルはこのホテルが、ドナがお世話をしたソフィアという
女性から譲り受けたものであること、そして自分はそのソフィアと親類関係にあることを
話したとたんいきなり気分が悪くなった様子。
 何か思い当たることがあったんでしょうか?
 つーか。
 ビル、自分が父だとソフィにハッキリいいました。ソフィは喜んで式のエスコートを依頼。
 さてはてどうなりますことやら。

 あと、また男連中がパーティに乱入してくるのですが一人ずるっとすべってるぞ。しかも
画面のど真ん中で。
 ともあれ皆で踊ってる中、今度はサムがソフィを呼びとめて嬉しげに、「いつ気づいた?
ボクが父だと」と聞きます。ソフィ、そらまあびっくりして「つい最近よ」と言います。
 パパ候補増えたー!
 サムはエスコートを僕がするといって去っていきます。
 さらにハリーもきて「私が父だ」とか。
 エスコートは任せてとか言ってます。
 えーっと…。
 ソフィ、ここは素直にドナにぶっちゃけた方がいいと思います。

 翌朝、船の中でビルとハリーは嬉しげに話しています。お互いに自分が父だと思ってる
から、「人生で大切なことに気づいた」とか「やっと堂々と言える」とか。んでそこにやってきた
ロージーが中に入っていくのですが。
 迎え入れたビルが、朝食をごちそうしようとくるっとカメラに向かって背を向けると、彼は
ふんどし姿でした。つまり、尻丸出し。これはやられたわー。見ていた人たち爆笑でした。
 お前は志村けんか!

 ソフィ、あまりの混乱ぶりに式を中止すると言いますが、ドナはそれをスカイに問題が
あって結婚をやめたがっていると勘違い、二人はケンカになってしまいます。
 ソフィは、父親が誰だかハッキリさせて、自分の子供には父親が誰だかわからない
苦労をさせたくないと言った。
 けれどもそれはドナに言っちゃいけないことなんじゃないかな。
 ドナだってそれに対してはずっと罪悪感持ってたと思うし、望んでそうしたわけじゃない。
何より育ててきた子供に拒絶されたら悲しいですよ。

 そこにやってきたサムはまたまたかんちがいしたのか知りませんがドナに、ソフィを
ここから自由にしてやれよと言って怒られてしまいます。
 ソフィが自分の意志でいるとお前昨日彼女本人の口からきかなかったか?酔っ払って
忘れたんか?
 ともかくドナはそうやってサムを拒否。

 一方で遊びを楽しんでいるターニャはスカイの友人らと踊ってました。こっちもすごいですよ。
年下の男を軽くいなすみたいな感じで、山口百恵の「プレイバック2」思い出した。というか
女版ウラタロスみたいな感じだった(笑)。

 ソフィはとうとうスカイに助けを求めますが、スカイは、結婚式は自分の父親を見つける
ためだったのか、と怒ってます。そりゃそうだ。
 スカイが立ち去ったあとやりとりを見ていたサムが、「君が不幸になるなら、式のエスコートは
出来ないよ」と気遣っています。
 サム、いい人だなぁ。
 
 ソフィ、反省してドナのところにきて、衣装の着替えを手伝ってくれるよう頼みました。
これを嫌がる母親なんていないですよね。
 この時に歌を歌いながらドナは手伝っているのですが、学校に送り出した時のこととかを
歌っていて、しみじみきました。
 つかソフィのペディキュアぬってあげるのはいいけどさ(多分回想シーン)、椅子に2人乗ると
バキッといきそうだから、すぐそばにあるベッドでやりなよ。危ないよ。

 ソフィはここでドナがどうしてこの島に住んでいたのか聞きます。
 妊娠が発覚した時にドナの母親は帰ってくるのを拒否した。だからここで頑張るしかなかったと。
島の人たちも助けてくれたでしょうが、それでもここでホテルを開いてやっていくのは並大抵の
苦労ではなかっただろうと思います。
 だからこそ余計に、ソフィに招待されたとはいえ、今ごろになってのこのことやってくる「父親」が
許せなかったんでしょうね。ハリーの小切手の申し出もすっぱり断ってたし。

 ソフィはドナにエスコートを頼むことにしました。

 島の上に教会があって、道のりが、ライトで照らされている風景はとてもきれいでした。
こういう手作り感たっぷりのはいいね。
 …しかしこの階段急だな…、崖の上のポニョみたいな感じだ。
 いつか女の子が訪ねてくるかも知れませんよ!(こねーよ)
 
 駆けつけてきたサムをドナは助けはいらないと断って歌をうたってます。
 うん、歌うのはいいんですが何度かこのシーンやり直しました?
 崖の道を上がっていく人が、カメラ回って映し出すとまた下にいたりするんですが。
あと突然花嫁が一瞬のうちにワープして上にあがったりとか。
 まあ見間違いということにしておきましょう。

 歌い終わってドナ階段を駆け上がるけど、危ないっスよ…。
 あと入り口せまっ。

 さて結婚式が始まりまして神父さんが言葉を述べようとするのですが、ドナはそれを
遮って、「歓迎するわ、ソフィのパパも」と言ってます。
 そのとたん立ち上がる3人のパパ。
 これは笑えました。
 んで顔を見合わせて全員座った。座るのかよ!
 ソフィは「ママが3人と寝てたって関係ないわ!」と大声で言います。
 いやいやいやそれは小声で言うたれよ。
 一応ドナ、席に着く前に「100人も寝てないのでよろしく」と訂正しました。
 
 というかサムとかがまた発言してるけど神父さん困ってるじゃねーか。発言させて
やれよ。

 ここでサムの口から驚くべき事実が。
 ドナはサムを、自分を置いて帰ったと怒っていますが、サムはあのあとすぐ島へ
戻ってきていたらしいです。
 ところがドナが別の男といなくなってしまっていた。
 ショックを受けたサムは、また戻って婚約者と結婚してしまうのです。
 しかしどうしても思いきれなかったサムは離婚したらしいです。

 あとハリー。
 ここはちょっと意味わかんなかったけど多分、「愛した女性はドナで最初で最後」みたいな
事を言っていたから、間違ってたら失礼だけど、ゲイの人なんじゃないかなと。

 ビルは…あれっ何も言ってなかったな。
 ともあれ3人は、たとえ1/3の可能性でも、ソフィの父であることが嬉しいと言ってくれます。
ソフィも、20年もパパ探してきて一度に3人出来ちゃったと。
 それでもいいんじゃないかな。不謹慎と怒る人いるかも知れないけど、優しいパパ達
だと思いますよ。
 
 んでなんとか式が始まろうとした時ソフィが笑顔で「結婚式は延期しましょ」。
 神父さんの立場わぁぁぁぁぁ!

 というわけでサムがドナに「せっかくの式だ、僕らでどう?」と言ったあと改めて
ドナにプロポーズするのです。
 よかったなぁ。
 ここの歌の「イエスって言って」というのも良かった。

 その夜のパーティではビルをロージーがおっかけてて面白かったです。
 そうして皆が中庭で飛び跳ねた結果。
 当然ですがヒビが入りました。
 そのまま崩れるかと思ったら…なんと噴き出したのはアフロディーテの愛の泉。
 これできっとこのホテルには永遠の愛を求めて観光客が押し寄せるでしょう。
 泉の水を浴びた者は永遠に結ばれるという伝説を求めて。

 こうしてソフィはスカイとともに船で島を出て、新たな世界へと旅立ちました。
 …ちょっと待ってー!ポートだと嵐の時沈むぅぅぅぅぅ!
 寛平ちゃんでももっといい船のってるというのに!
 

 こうして映画はエンディングになるのですが。
 ここで帰ったらもったいないよ。
 わざわざこの映画のために2曲、出演者が歌ってんですから。
 そう、2曲です。
 1曲目が終わったあとドナがハアハア言いながら「まだ帰んないの?もう一曲歌っちゃうわよ」
とかいってて、これ多分完全なアドリブなんじゃないかと思うんですけど、ちゃんと本当に歌ってて
楽しかったです。
 その後のエンドロールは冒頭でソフィが歌ってた歌だと思う。
 最後の最後まで楽しい映画っした。
 CDで、出演者がABBAの歌を歌ってるのも出てるのでそれを聞くのもいいかと
思います。曲は映画パンフレットにてシーンの説明とともにタイトルが掲載されています。
 楽しい気分になりたい時、オススメの映画だと思います。



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→マンマ・ミーア!