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バーン・アフター・リーディング

5/10鑑賞

 これはねー、見て「意味わかんない」という人と「面白かった」という人にわかれるかも。
 意味分かんないって人をバカにするわけじゃなくて、わざと明確な形でオチが示されて
ないんですね。
 だからそういう、ハッキリした形でオチがわからないとつまらないって人には面白くない
話かなぁと思うわけです。

 簡単に言うとですね、これの面白いところは、CIAが振り回されるってとこでしょうかね。
中心人物達は極めてまじめなんだけどCIAは彼らのやってることが理解不能、けれど
キャラはCIAが関わっているからには、やはり自分達が持ってる情報は重要なものに
違いないとどんどん勘違い重ねていくわけで。
 私は少なくともCIAの偉い人が、「わけがわからん」と最後やってるとこで爆笑もんでした。

 物語はCIAから始まります。
 空からどんどんアメリカに近づいていって、さらにその一か所に近寄って行く映像が
すごかった。
 オジーという人物がボスに呼ばれて入ってきます。
 彼が呼ばれたのは、事実上のクビ宣言でした。
 飲酒がひどいらしい。それが仕事に支障として出てるとか。
 アメリカでは確か、飲酒と喫煙をセーブできない人はだらしがないとされてるんですよね。
あと太り過ぎも。
 で、ボスは国務省にポスト用意してくれてるらしいんですが、オジーは不満らしい。
 仕事あるだけいいじゃん。
 機密情報から遠ざかるとかでなくてさぁ…。
 オジーは悪態ついて出ていく時まで飲酒を否定して…って帰宅して早々飲んでんじゃ
ねーかよおめーわよ!

 そこに奥さんのケイティが帰ってきて、秘書から伝言聞かなかったの、帰りにチーズ取りに
お店へ寄ってって言ったじゃない!と大ゲンカですよ。
 今日パーティするかららしい。
 それはともかくとして、そのパーティにおいて、サンディという絵本作家の女性の旦那で
ある、ハリーという男と、このケイティが不倫状態にあることがわかります。
 奥さんも結構いい性格してんな。
 どうでもいいけど、いいチーズは確かにワインに合うよね。ここの映画で出てきたチーズは
おいしそうでした。

 で。
 オジーはケイティに「CIAを辞めた」と言ってます。ただし何が問題でやめたかは言わずに。
退職金とか年金も受け取らないと聞いて開いた口がふさがらないケイティ。
 気持ちわかるわー。いくら自分も稼いでるといっても、ある日いきなり旦那が仕事やめて
きて(しかも高給の)、これからの補償は何もない、コンサルタントするとか言われたらそりゃ
離婚しようという気にもなりますよ。
 あれですよ、ダンナが仕事やめて帰ってきて「俺は海賊王になる!」っていったらどつかない
奥さんはいないでしょうよ。

 つーか前々からケイティは離婚しようと思っていたっぽいので、もうためらいはなくなった
わけですね。
 あと暴露本書くとも言ってるけどそれはやばいんじゃないですかね、オジー。

 ケイティは、オジーが同窓会に出かけた隙に、パソコンを調べてます。
 弁護士に、隠し財産がないかとか調べとけって言われたらしいんですね。
 
 そんで次のキャラ登場。
 全身整形をしたくて仕方がないリンダという女性。
 ジムで働いています。これは運動もできるしいい職場だなっていうか、整形か…。
 で、そこにはチャドという人間も働いていますが。
 いやーブラピの演技力に感心しました。
 どっからどう見ても「頭の足りないバカな男」なんですよ。
 ブラピ自身どっかの番組で、演じるのが大変だったと言ってましたが、これがあの
ブラピかってくらい、見ててむかついてくるくらいのアホっぷりなんですよ、チャドという
男が。
 日本の俳優さんでも二枚目が三枚目を演じるというのはあるけど、でもそういうのでも
どこかに、かっこよさが残ってたりする。でもこのチャドのはそういうのがまったくない。
 さすがです、ブラピ。

 というわけで話戻りまして。
 リンダはパソコンで出会い系サイト見てて、誰と会うかみたいなことをチャドに聞いてる。
チャドは興味なさそうに、これとかいいんじゃね?とか言ってる。
 つーか!仕事は!
 さらにリンダ職場の電話で保険会社に電話しとる。
 全身整形は保険降りなくて全部自腹らしいんですね。
 ここでのリンダのあわてっぷりというか必死さが細かな演技であらわされていて
面白くていいですよ。
 リンダの上司、テッドはじーっとリンダを見てますが…。

 リンダは出会い系で見つけたアランという男と会ってはいるんですけど、映画見ても、
皆が笑ってるところでアランだけ笑ってない。
 あーこういうの困りますよねー。
 私も映画とか見てて、ひとりの時には面白くないなと思ったら周囲が笑ってても笑わない
ですし、逆にまあ一人だけで笑ってるなんてこともあるわけです。(声出さないようにはしますが)
 ただ人と見に行った時にはやっぱり一人だけ受けないってのもその相手を白けさせちゃうと
悪いから笑ったりはしますよ。面白くないなと思っても相手が面白いといやまあ話合わせるし。
そんなもんでしょ。
 そういう付き合いができないアランはだめだぞぅ、こいつ。
 オートマチックで額撃ちぬいちゃうぞ☆

 ケイティが離婚を決意したと聞かされて、ハリーは何となくあわてている様子です。
こいつ絶対自分は離婚するつもりねーな…。
 鉄パイプ買い込んでるけどなにするつもりだ、ハリー。

 さてさて。
 ジムではちょっとした騒ぎが持ち上がります。
 ガムをくちゃくちゃさせながらチャドが言うことには、女子ロッカー室に落ちていたCDに、
国家機密らしいヤバい内容のものが入っていたと。
 …いやなんかもう簡単に読み込める状態で落ちてたこと自体疑わしいっていうか。まあでも
日本とかでも、個人情報の入ったメモリー持ち出してなくしたとかよくあるからなぁ。
 テッドは怖がって処分しようとか言ってますが、チャドは、ロッカーに張り紙しようぜとか。
 CDを拾ったとかいう、くそまじめで融通きかなさそうな人に、「CDは拾わなかったよな」と
なかったことにしようとしているのですが、その人が「拾いました」って言ってて空気読めよ的な
流れは面白かった。

 ハリー、鉄パイプを買い込んで戻ってきたけど、やたら周囲を気にしてるんですよ。
 この人、脅迫概念があるんじゃないだろうか。保安官らしいですけど、立場上常に誰かに
狙われてる、みたいなところがあるのかな。意識的に。
 
 で、リンダはテッドに給与の前借を頼んでいるのですが、給料は管理会社があるために
無理だと。
 それで、無理に手術しなくても、今の君を愛している男もいると思うよ、ってさりげなく
好意を告白するんですが、リンダは気づかず「そんな男は負け犬ね」って。おぃぃぃい!
 
 CDの持ち主というか情報の持ち主が判明しまして。オジーの名が出てきます。
 彼がこんなことするはずないっていうかそもそも女子ロッカーを使うはずがないので、
奥さんかその周辺でしょうか…。
 こっから事態はややこしいことになっていきます(笑)。
 それを伝えるためにいきなりリンダの家にやってきたチャドはそのまま冷蔵庫を勝手に
あけまして、物色中。
 おいいい!後ろからその頭はたくぞ!それ以上悪くなりようがないからいいだろ。

 ともかく、電話番号もわかったから、電話してCDおとしたことを伝えてやれば、謝礼
くれるかもよ、とチャド。
 しかもリンダの家から直接電話ー!
 おいおい、国家機密を落としたってことは、相手がそういう立場の人間だとか、逆探知
の機械が家に置いてあるかもとか、そういうことは考えないのかチャド!

 チャドは電話をかけて、出たオジーに「俺は善意のサマリア人だ。心配かと思って、ブツが
無事かどうか」とか言ってますが。
 オジーは当然知らないわけだから、何のこっちゃって感じですわな。
 で、無事に返してあげますよとか言われてわけわからんからオジーブチ切れですよ。
 怒鳴られてめっちゃびびるチャド。
 謝礼が欲しいだけだとか言ってますが、オジーはますますヒートアップ。
 お前らどっちもバカだ。

 それでリンダが「おってまた連絡する」とかいって電話切らせるんですけど、チャドは
あれじゃ謝礼払う気ないとか言ってます。
 しかもオジーは。
「誰かが俺の自伝の下書きを狙ってやがる」。
 はい、わかりましたねー。
 奥さんは間違えてオジーの自伝の下書きを何か重要な秘密だと思ってコピーしちゃって、
それをどういう経緯かはまだわからないけどジムで誰かがおとしてそれをチャドが入手。
 オジーの反応によって(彼は知らないから)これが本物の国家機密であると思いこんで
しまったと。
 CIAをも巻き込む、迷走事件が幕を開けたぁぁぁぁ!

 で、ケイティはまた弁護士事務所にいって話をしているわけですが、弁護士の秘書が、
預かっていたオジーの経済状況に関するファイルCDが見当たらないとかいってる。
 こいつかよぉぉぉぉ!
 その見当たらなくなったCDがどんな使われ方をしているかも知らないで、この人たちは
今日も離婚手続きに関する話し合いを進めていくのでありました…。

 で、リンダはまた出会い系で見つけた相手と出会っています。
 …ハリー…あんた何してんだ…。ケイティとも浮気してるよな…。
 おいおいおい。
 ともかくリンダは、彼とは話がはずむこと、映画でも同じポイントでちゃんと笑っていること
とか見て安心してるみたいです。
 で、ハリーが銃を携帯している保安官だということを知ります。
 
 ジムではチャドがノリノリで運動中。ほんっと何気ない動作もアホっぷりが出ていて面白い。
 この映画の中でチャドは一度も、ブラピらしいキリッとした顔をしないんですよ。さすがですが
気の毒なくらいアホっぷりだな(笑)。
 んでリンダがテッドに彼氏できたーとか報告してるんですが。テッド可哀想…。後ろをチラッと
チャドが通ってるからギャグになっちゃうだろうがこのシーンが!

 さてチャドにスーツに着替えろというリンダ。いよいよオジーに接触するつもりらしい。
 つーかチャド、お前ジムの制服で行くつもりだったのか!頭悪すぎだろ。
 あーでもオジーとかにとっては何かの変装かと、混乱させるいい手に…なるかぁ!一発で
チャドの身元わかるわ!

 自転車でやってきて、ポールにくくりつけたあと、オジーの車に乗り込むチャドですが。
 5万ドルと吹っかけていて、しかも「お前のやっていることは恐喝で重罪だ。機密情報を
流布すれば犯罪だぞ」と脅し返されて笑える。
 さらに殴られました。ああー、CMはここのシーンかぁー。
 結局交渉は決裂、チャドは鼻血出しながらリンダの車に乗り込みました。
 金がもらえなかったと知りリンダ激怒。
 なんとオジーの車にぶつけて走り去っていくんですね。
 フツー日本だとこんなことしたらひき逃げ事故で大騒ぎになると思うのですが、さすがは
アメリカン。
 オジー、何事もなかったかのように帰宅しました。いいのか!?
 あとチャド、やっとこの時点で自分が自転車置き去りにしてきたこと思い出した。

 そんでリンダどうしたかというと、ロシア大使館に行ったんですよ…。アメリカがダメなら
ロシアってか。
 こぇぇなー。
 でもロシアはアメリカ以上にKGBが怖いよ!今は名称違うんだっけ?
 ともかくロシアは眠れる獅子だよ!←それ清時代の中国のことだよ。ずっと眠りっぱなしで
ついに起きることはなかったという。

 リンダは平然と出てきた偉いっぽい人にCDを渡します。その人は別室でCDを確認し…。
どういう意味かわかりませんが、リンダへの対応を改めたようです。
 ほくほくするリンダ。
 まだまだこれは一部よと言ってます。
 つーかチャドがあまりにもペラペラしゃべるのでヒヤヒヤしました(笑)。鼻血出ながらでも
アホさ加減はフルパワーだ!
 それとここ見て気がついたんですが、アメリカではPCといったらWindowsのことなんですね。
 「PC or Mac?(CDを読み込むのに)」とロシアの人が聞いていたので。
 
 それで連れて行かれたのはプーチンの写真が飾ってある、大使館の一番偉い人?みたいな
ところでした。
 情報がもっといる、というその人に、リンダは平然と「この後デートだから早く切り上げたい」
と主張しまくり。
 ロシア側も「こいつ交渉に手慣れてやがる…!」と思ったことでしょうね。
 交渉の一歩は自分のペースに持ち込むことですから。

 テッドはカンカンでした。忙しい時に2人もジムの人間が抜けているわけですから
そりゃ怒るわ。
 
 ケイティはケイティで、ハリーが自分の家庭を壊したくないっぽいのを知って激怒中。しかも
帰宅してみればマイカーはボッコボコになってる。
 オジーを探せば酒浸りで寝てる。
 そりゃあもう怒るだろうよ。

 リンダはハリーとデートして、アランと見た映画を「初めて見るのよ」とか言ってる。ああ、
アランのことはなかったことにするんだ(笑)。
 んでオジーの方なんですが。
 ハルという、CIAの友人に頼んでリンダのことを実は尾行させてたんですね。このあたりはやっぱ
流石腐ってもCIAだな。
 それでリンダらがロシアに行ったと聞いて驚いています。
 ただしオジーもCIAから召喚状が来た。
 ロシア経由で多分、情報漏えいの件が耳に入ったのかも知れませんね。
 さあいよいよCIA本格的に巻き込まれていきます。笑えます。

 オジーが家に戻ると荷物が放り出されており、しかもカギまで変えられとる。つーかそれ
問題ないの。この家の所有権誰よ。
 まあオジー自体まったく悪くないわけでもないですが、ちょっと同情はする。(笑)

 んでチャドとリンダは次のことを考えてんですね。
 もうCDはあれっきゃないわけだから、次の手を考えないといけないってわけで。
 そういうわけでリンダ、チャドに着替えさせて、オジーの家に忍び込んで情報をとって
こいというわけですよ。
 いやあんた何で自分の手を汚さずに人使ってんだ…。
 まあチャドもおバカだから気がついてないけどさ、危険性に。

 音楽を聴きながら待っていたチャドですが、ハリーとケイティがなぜか一緒に帰ってきて
家に入り、トレーニングウェアに着替えて出てきたこととか、なぜか家の前に見張りがいるとか
全然考えてないっぽい。
 そういうわけで忍び込んだチャド。
 何も考えていませんから、ドアのガラス思いきりぶち破ってます…。アホすぎるこいつ…。

 中に入ってウロウロしてたら、ランニングからハリーが戻ってきてしまう。
 それでクローゼットの中に隠れたチャドだけども、見つかって撃たれちゃうんですね。ものの
見事に額へヒットですよ。これであまり生きていた人の話は聞かないので、チャドこの映画から
ドロップアウトです。

 わけがわからないまま撃ってしまったハリーもびびりまくり。
 スーツを改めると、タグとか全部はぎとられていたので、自分を狙いにきたスパイだと
すっかり勘違いしているんですね。
 こんな間抜けなスパイがいるか!
 
 さーてCIAです。
 事態がややこしくなってまいりました。
 まず、オジーが機密を入れたCDを、リンダという女が入手し、そしてこの女はハリーの
愛人であると。
 このハリーはいろいろ不倫をしていると。
 そのハリーがなぜかオジーの家で誰かを殺した。
 オジーの家で何をしていたかはわからないが、とにかく夜中に、死体を捨てたようだと。
 その死体は引き揚げたが身元不明。
 とにかく情報が不足していると。
 わけわからなくなっているCIAが笑えます。

 オジーの情報のアクセスレベルは3、ということで偉いさんはほっとけとか言ってます。つまり
オジーが何か機密を本当に持ちだしていたとしてもそれは、大したことない内容だってこと
なんでしょうなぁ。
 そんでまあわからんから引き揚げた死体も処分してしまえと。
 とにかく、彼らの行動を監視し、理解可能になったら報告しろ、と。
 そういう言い方してるボスが笑える。

 リンダは、チャドとまったく連絡が取れなくなったことを心配しているんですね。
 つーてもあんたが危険に飛びこませたんでしょうか。
 テッドがジムこれじゃあやっていけないよとか言ってるのも耳に入ってない様子。
 なんていうかさぁ、この際だからハッキリ言いますが、この映画の中で一番のトラブル
メーカーはリンダであって、それが最後まで生き残ってしまうのは皮肉だと思いますね。

 で、ロシアから接触があってリンダほくほくして出かけていくのですが。
 要するにあのCDの中身がまったくクソの役にも立たないとわかったロシアはリンダに
けんもほろろな対応をするわけですよ。そりゃそうだ。
 リンダは怒りまくって、この情報を必要としている国は他にもあるとか言ってるけと。
 よせよ、高々CIA下っ端の、それも自伝下書きなんか誰も欲しがらんよ。
 チャドのこともわからないと聞いてリンダますますパニックに。
 ヒステリー起こしてて鬱陶しいっつーか。

 あとなんかハリーも見張りをとっ捕まえていますが、こっちは仕事上のことじゃなくて
離婚のことだとわかってがっくりします。
 奥さんはもうハリーを見捨ててたわけだ。
 そんでオジーはオジーで、所有している船で生活していたのですが、なぜか自分の
生活費の残高がないと聞いて怒りまくってます。あーケイティの仕業ですかね。
 
 リンダはヒステリーを起こしてテッドに、オジーの家にチャド忍び込ませてから行方不明に
なったとか何とかいってます。
 テッドは警察への通報を進めるけど、リンダ聞いちゃいない。
 いやほんとあんたが金に目がくらみさえしなければ、こんなことにはならなかったと
思いますけど。

 リンダはハリーにも相談しています。
 ここでハリーはやっと、自分が撃ち殺したのは誰だったのかを知るんですね。
 けれどもスパイだと思っているからリンダも、自分のことを探りに近づいたと勘違い
してしまう。
 つーかもう面倒臭いから全員いなくなってしまえ。
 リンダは帰宅途中に変な車に囲まれますが…。

 そういうわけで、オジーは鍵をプッ壊して「自宅」に戻り、酒をとったりあれこれやったり
していますが、そこに物音を聞きつける。
 音のしたほうに行くとなんとテッドがリンダのために侵入してパソコンの情報を盗もうと
してたわけなんですね。
 テッド、君は人が良すぎるよ…。

 さて。
 場面はCIAに移ります。
 ここはしっかり聞いた方がいいです。
 話のオチの部分だから。
 部下がボスに報告しています。

 ハリーがベネズエラに逃亡しようとしていたのでとりあえず捕まえて留置室に入れてあると。
 何をしようとしたかはわからない。
 けれどどうしてベネズエラかというと、あの国には身柄引き渡し協定がないからだと。
 ボスはため息の後言いました。
「ベネズエラに送れ」

 次に、オジーの騒動です。
 ジムの支配人、テッドは死んだと。
 ただし、通りに出てオジーがテッドを殴りつけていたため、監視の捜査官は一応止めに
入ったと。
 その時に捜査官がオジーを撃ちました、と。
 ボス一言「グッド」と言いました。
 死んだのか、と聞かれて「いえ、意識不明です」と答える部下。
 明らかにがっくりした様子のボスですが、医者によると意識不明で脳死状態であると聞かされ、
「これからのことは意識が戻ったら考える」と。

 そして次に、リンダです。
 この女が問題。
 一応今拘束したけれども、整形手術のために金がいると主張していると。
 金で口をつぐむと言っていると。
「よし、金を払え」とボス。
 そして最後にボスは言いました。
「手の焼ける一件だった」と。
 そうしてこの事件は終わりました。
 何から何まで誤解されたまま。

 物語は冒頭でやった、画面逆戻しで幕を閉じます。
 エンディングがすごいだらけた感じの音楽でよかったです。

 つーわけで、好みはかなり別れる作品かと思いますが、しっかり流れを見ておかないと
わけがわからなくなる作品でもあると思うので、DVDレンタルで見る時には途中から参加
したり、途中で席を外したりすると意味わからないと思うですよ。




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