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アバター

12/27鑑賞

 これ、話としてはよく出来てて映像もきれいで文句なしなんですけど、キャラクターが
どうしても気持ち悪いって言ったら失礼だけど、どうしてもあの肌の色がダメで、最後まで
キャラにはなじめませんでした。もうちょっと何とかならなかったのかなぁって思いますね。
 他の人は気にならないのかも知れませんが、私はずっと気になっちゃってて、すごい
違和感がありました。
 それだけ除けば面白い映画だと思います。映像が非常に美しい。

 6年もの低温冬眠から覚めたジェイク。彼には事故死した科学者の兄がおりました。で、
ある時「困るんだヨネー、チミのお兄さんには多額の出資をしてるんだガネー」という、
どこの時代劇ですかコノヤローという連中が現れて、ジェイクに、あるプロジェクトへ強制
参加させたわけです。
 ジェイク自身戦争でケガをしていて下半身不随なわけで、兵隊を除隊になっていたので
まあ金が出るならってことで惑星バンドラにやってきたわけです。それがどうも時間かかる
らしくて、6年スリープしていたらしい。おいおい6年も眠っていたら銀魂の話がかなり進ん
じゃうだろうが!(そこかよ) (ワンピースとブリーチは進んでないような気もする)

 この星には先住民のナヴィがいて、毒矢を射ってくるらしいです。骨格は人間よりも強く
しなやかであると。
 なぜ戦いになっているのか、それは先でわかるのですが。

 ここでノームという男性が現れます。ジェイクの兄と知り合いで、アバターの訓練を受けて
いたといいます。
 このアバターが要するに、ナヴィと交渉したりするための遠隔操作する体ってわけですね。
 人間の体だと大気が汚染されていて呼吸ができないらしいです。
 ナヴィに似せたからっていうのはともかくとして、そのナヴィのキャラ設定自体を何とか
出来なかったのかとも思いますけど。爬虫類連想する感じなんですよね…。なしてこの
星の生態でそういう進化になるんだ…。

 ともかくなんでジェイクが兄の代わりにさせられたかというと、金のこともあったのですが、兄弟で
DNAが似てるからリンク設定をいじらなくてもいいかららしい。
 んで、そこに現れたのはグレースという科学者。この人は何度もナヴィと接触している
ようで、研究チームのリーダーなのですが。
 ジェイクに不満たらたらの様子。まあ確かに気持ちはわかるけど、ジェイクだって来たくて
来たわけじゃないんだから、そこんとこ文句ばっかり言うのは気の毒な気も。

 ここのところ人間はナヴィ相手に学校を開いたり、英語を教えたりしているのですが、
どうも関係が悪化してきている様子。
 というのも彼らは、ナヴィが住んでいるところの地下にある鉱石が欲しいらしくてあれこれ
交渉してるけど、当然のことながらナヴィ族がそこを動かないらしい。
 要するにだ。
 うまいこと懐柔して鉱石を手に入れられればよし、入れられなければよろしい戦争だ、という
わけですよ。
 なんつかやっぱり人間ってバカですよね。
 というかこの話の下敷きにあるのって、インディアン戦争のような気がしなくもないのですが。

 それでジェイクは初めてアバターの姿としての自分を経験するわけですが、足で走れる
ことはとても爽快だったみたいです。
 でも手足長くてでかくていいかも知んないけど、足の爪はとても切りにくそうだなぁと思い
ました。(どう見ても届かない)
 あとすごい経験に興奮するのはいいけど指示は聞けよジェイク。尻尾で人と機材なぎ倒して
んじゃねぇよ。
 調子乗りすぎてこの後怒られました。

 そんでジェイクは、この星に来ている軍隊のトップである大佐に呼び出されて、グレースの言う
ことを聞いているフリをして、こっちに情報を流せって言われるわけですね。
 つまり、グレースらは慎重に研究して交渉もゆっくり進めたいけど、総指揮を取ってる、責任者の
パーカーだの大佐らはとっとと鉱石を手に入れて満足したいというようです。
 大体この辺で、あとの展開は読めてくると思いますが、要するに開発チームの中でもいくつか
対立があるってことですわ。

 スパイをうまくやれば帰国後に手術の金を出して歩けるようにしてやると言われたジェイク、
俄然やる気になります。

 それでいよいよナヴィに会いに行くわけですが。
 ジャングルの中を歩いていって、グレースとノームがサンプル採取に夢中な間に、ジェイクは
どんどん先に歩いていって、見たことない植物だのに夢中になるわけですね。
 大体こういうことをすると危険な目に遭うわけですが、案の定、でかいサイみたいな(頭部は
シュモクザメに似てる)動物に遭遇してびびるわけです。
 グレースに撃っちゃダメ、静かにしてれば大丈夫と言われて、ちょっと調子こいて「やんのか
オラー!」とか言ってるジェイク。動物がすごすご尻ごみ始めたので有頂天です。
 でもそれは、ジェイクの後ろに、おそらく肉食動物だと思われるサナターという動物が現れた
からで、それの対処法をグレースに聞いたところ、「死に物狂いで逃げて」でした。当てにならねぇ。
 あわてて逃げるジェイク。
 キミは何かを挑発しないでおとなしく進めないんですか。

 ところでこのサナター、頭に矢がぶっささってるのかと思ったらそういうデザインだったらしい。
これに電球ぶらさげたらクリスマスの電飾にいい感じになりそうだな。

 一応ジェイクも兵士でしたから、木の枝を作って反撃して一応は撃退するのですが、気がつけば
ジャングルの中に一人。
 つか前回は眠って元の人間の体に戻っていたんだから、ここでも一旦眠って戻って、あとで体
だけ回収というわけにはいかないんでしょうか。

 暗闇の中でサナターの群れに襲われたジェイクを助けたのが、ナヴィであるネイティリでした。
最初はジェイク自体を殺そうとしていたけど、なんかタンポポの綿毛みたいなんが矢の先に
とまったのでやめて、助けたらしいです。
 倒したサナターにブツブツ何かを言っている彼女に「通じないと思うけどありがとう」とか
言うジェイク。まあ誰もが思ったと思いますが、彼女は英語を理解してました。
 理解できないとこの映画先に進まないからな!
 
 お礼はいらない、みんな死んだ、あなたのせいだ、あなたは何もわからず騒いだ、
と彼の行動を怒るネイティリに「森の友達が大切ならなぜ俺を助けた」と、助けてもらって
おきながら空気読めない発言をするジェイク。
 ネイティリにまでバカと言われる始末です。

 で、歩いていると、そのタンポポの綿毛みたいなのがいっぱい降りてくるのですが。
 ジェイク、払おうとしてネイティリに止められるんですね。
 でも払って怒られた。
 学習せんのー!!!!!
 その綿毛がぶわわわーとジェイクにくっついて、なんか天然の服ですよみたいな現象に
なってたんだけど、それはなんか重要な意味があるらしくて、ネイティリはあわてて彼を
ナヴィ族のとこに連れて行くんですね。
 早く来てって言われてんのに、そこらのもの、触ると発光するからって全部触っていくなよ
ジェイク。子供か!

 ジェイクを全然歓迎しないナヴィ族に対してネイティリは、お告げがあったというわけ
ですね。
 エイワという、彼らが崇拝する精霊っていうのかな、つまりそれがジェイクを認めた
ということらしい。
 まあそういうわけで、族長であるネイティリの父とか、エイワと交信できるネイティリの
母も、こいつは頭からっぽだなーって感じだったんですが、ネイティリにナヴィのことを
ジェイクへ教えてやれと言うんですよ。
 こっからパンドラの美しさをジェイクは学んでいくことに…っていうかいきなり服脱がされる
のかよ!ズボン禁止かよ!厳しいな!(視覚的にも)
 ふんどしじゃねーかよ!ジェイクも歩きながら尻への食い込み直すなっていうかそういう
シーンを作る意味あるんですかここ。

 それで彼らのハンモックの中で寝たんで一応人間の体に戻ってきましたが。
 皆は、彼がナヴィに受け入れられたことを喜んで、どんどん親しくなれって言うんですね。
 グレースが、あのトラブルがあって逃げ回った時に、最後に見たのはジェイクの逃げて行く
尻だったとか言ってたのは笑いました。尻ネタはもういい!

 結局どんな手段でも、彼らのすみかの下にある鉱床は手に入れたいが、彼らを殺すと
いろいろ非難を受けるということで、パーカーも軍隊を動かすということ自体には否定的な
様子。
 でも大佐は待つの疲れたっつか好戦的な感じっぽくて、3ヶ月だけは待つけど後は
ブルトーザーでぶぉーんとやっちまえ、って感じらしいですね。
 つか横から穴掘って鉱石だけ取り出すわけにはいかんのですか。あ、地盤沈下起きる
かもしんないですよね。

 で、ジェイク、ダイアホースという馬みたいなのに乗る練習をさせられる。

 なんで…ダイアホースなんだ…。(それダイワハウス)

 ともかくですね、このダイアホースとか、あとに出てくる動物に乗るのも後ろ髪の先にある
触覚ウネウネを相手のものとつなげることによって絆を作って、これを手綱にするらしい。
 「たずな」だけに「きずな」…。(別にうまくないよ)
 まあ初めてだから当然乗りこなせるわけがない。
 そんで、ネイティリにはツーテイとかいう婚約者がいて、これがジェイクを快く思っていない
らしいんだけど。…かなりどうでもいい。どうしても感情移入できないって言ったら失礼だけど。

 で、グレースらは、パーカーが早くしろと追い立てるのに嫌気がさしたのか、知られて
いない、別の秘密の場所に移動するんですね。
 そこにもリンクポットがあるからアバターにはなれるし、磁場が狂ってて目視で飛ぶ場所
だからまずたどり着けないだろうと。
 ここの景色もすごい奇麗でしたよ。
 ただ、空に浮かぶ島があって、滝か水がずーっと落ちてたんだけど、その水源は一体
どこにあるんだろうとは思いましたが。
 なんだろうなぁ、ここのパンドラの景色は、ドラクエの世界に似てると思いました。そういう
世界観があるなと思って。

 ある日ネイティリはジェイクに、バンシーという空飛ぶ動物を見せてくれます。ナヴィは
一人一羽ずつこれを選び、相手を変えることはないらしいです。これもあの触覚うにうにで
つながるんだけど、ジェイクもその時が来たらバンシーを選ぶことになるらしい。

 そしてまたある日は高いところから降りる練習とかしてますが。
 ネイティリは、葉を選んで、そこに落ちることで衝撃を和らげつつ着地って感じなんだけど、
ジェイクはどう見ても何も見ずに飛び降りたとしか思えないんですが。
 おい…ジェッキー・チェーン読んでこい!お前じゃダメだ!

 そうして段々とジェイクは彼らになじんでいき、いよいよバンシー選びの日がやってきました。

 ここでツーテイも同行してんだけど、ジェイクに「お前先に選べよ」とか言ってて明らかに
嫌がらせしてます。どうでもいいがジェイクが無事選んだら次お前だぞ。
 バンシーの選び方は、心で選ぶらしいです。
 応えてくれると、殺そうとするらしいです。
 …それは…のちに絆を結べたとして信頼関係を築けるものなのでしょうか…?

 一羽のバンシーが彼に向って吠えたので「レッツダンス」とか言うジェイク。
 バカ野郎そこは「レッツパーリィ!」って言えよ!(どこの戦国武将だよ)
 ツーテイもけしかけたくせに「あのバカ死ぬぞ」とか言ってて頭の悪さ丸出しです。
 ちょくちょくハリーにちょっかい出してはハーマイオニーに鉄拳制裁くらってるドラコの
ようです。

 まあ結局絆を結べるわけですけどね。
 飛んだというか落下してるって感じですが大丈夫ですかジェイクさん。
 何とか操縦をこなしていたところに、ネイティリも「ひゃっほほーい」という感じで加わって
きます。
 ツーテイらのことはまるっと放置状態です。
 
 それからはバンシーを使ってあちこち遊び回ったようですが、いくらなんでもこき使いすぎ
だと思います。
 バンシー労働組合から訴えられるぞ。(ねぇよ)

 彼らは魂の木というとこにやってきました。
 ここはとても神聖な場所らしい。
 亡くなったナヴィ族らとも交信できるようです。すごいですのー。

 あと、バンシーだけじゃなくて、レオノプテリクスという、でかくて獰猛な飛行動物もいる
ようです。
 赤いだけあってバンシーの3倍速い!

 ネイティリの祖父の祖父だっけ、昔の族長に、トルーク・マクトという、レオノプテリクスに
乗って空を飛んだ人がいたらしいです。伝説とあがめたてまつられているらしい。
 まあどう見ても伏線だということはわかると思います。

 そうして段々と、アバターでいる時間が長くなってくるわけですね、ジェイクは。
 気持ちわかりますよ。
 現実の自分は下半身不随なわけだし、楽しくないし。
 これが「世にも奇妙な物語」だったら、皆がリンクを切っても目覚めなくて眠り続ける
ジェイクの映像で「ダラララランダラララランッ」と音楽流れて終わるんですが。
(終わっちゃダメー!)

 大佐への報告が遅れている理由は別だと思います。
 ジェイクは迷っているんでしょうね。
 大佐は情報集まったからこれで戦えるとご満悦みたいですけども。
 彼は大佐に、立ち退いてもらえるよう話してみるからもう少し待って欲しいと頼むわけです。

 その夜、ジェイクを正式にナヴィ族へ迎え入れる儀式が行われたんですが。
 皆肩に手を置いてつながることで、仲間みたいなのを示すようなのですが、私にはどう
見ても、「全員で反省ザル」にしか見えませんでした。

 そんなこんなでネイティリと夜遊びするジェイク。もうすっかり当初の目的を忘れている
ような気がしなくもありません。
 で、そこらに横になって寝たのはいいんですが。
 朝とんでもない危機が迫っていることを、人間の体に戻ったジェイクは知りませんでした。
 つーか以前サナターに襲われたとかいうのは今回は大丈夫なのかよ

 ブルドーザーがついに森を破壊し始めていたんですが、ジェイクの方は戻ってますから
アバターの体は目覚めません。
 それを引きずって避難するネイティリがすごかったです。これアバターにリンクした時
背中の皮むけてないかジェイク。

 ともかく呑気にメシを食ってアバターとして目覚めたジェイク。
 目が覚めると大変な状況になっていて、思わず彼は「やめろぉぉぉぉ」と、昔の熱血マンガの
ようなセリフを吐いて監視モニターを壊すんですね。
 それで大佐はジェイクが裏切ったー!とか騒ぐわけです。
 …頭悪いからそういう短絡的考えになるような気がしなくもないですが。

 ジェイクとグレースは急いでナヴィ族に説明しようとするのですが、軍が乗り込んできて
強制的にリンクを切ったため説明はできませんでした。
 ツーテイが裏切り者だからとジェイクの体を傷つけようとしたのを、ネイティリが守ったのは
かっこいいなと思いました。でもグレースは放置なんですね…。

 もう一度話をしに彼らは戻るんですが、ナヴィらとジェイクらの話し合いは決裂。おいおい、
戦いを好まないというか自然と共存する種族のクセに話聞く耳はねーのかお前らは。
 そういうわけでまったく話を聞いてもらえず、とっ捕まるジェイクとグレース。
 なんかもうこいつら滅びてもいいような気がしてまいりました。

 そこに大佐らが軍を率いてやってきて、ナヴィ族の目の前で彼らがよりどころとしていた
木は倒されてしまうのですよ。
 あ、ジェイクらは、ネイティリの母が助けてくれました。
 でもこの混乱の中でネイティリの父は彼女に弓を託して死んでしまうのです。
 ジェイクの言うことに耳を傾けたのは母だけっていうのも悲しいものがありますが。
 あと、大佐の命令にうんざりしていた女のパイロットが、勝手に引き上げていて、あれは
かっこいいなと思いました。
 のちに、ジェイクらを助けることになります。

 やってきたジェイクを激しくののしるネイティリですが、そもそも彼の話を聞いて素直に
逃げていたらこんなことにならなかったかもしれない、という考えはないんでしょうか。
 しかもジェイク、また逃げる途中で電源オフにされました。
 グレースの体はナヴィ族が持って逃げてくれたのですがジェイクは置き去り。努力は
2人とも同じくらいしてたと思うのですがこの扱いのひどさはある意味泣けてきます。

 そういうわけでジェイク、グレース、ノームは監禁されてるわけですが、あの女性パイロットが
助けにきてくれて、こっそり逃げるんですね。
 途中、リンクシステムも一緒に持って逃げるわけですが。
 逃げ出す時に、気づいた大佐が発砲してきて、これでジェイクとかが当たってピンチなら
ともかく、誰もマークしてなかったであろうグレースが撃たれてました。
 なんてことだ!そっちかよ!

 グレースがかなりやばいということで、ジェイクはナヴィ族なら何とかしてくれるはずだ!と
かなり適当なことを考えています。そんなにあてにされても困ると思うのですが。

 そういうわけでアバターに戻ったジェイク。
 案の定彼の体は、燃え尽きた木の近くに放置されてました。誰にも気にされてない!
 ジェイクは自分のバンシーをまず呼び寄せ、それから、レオノプテリクスに飛び移るん
ですね。
 つまりトルークなんちゃらのマネをした方が早いと考えたらしい。
 ジェイクにしては割とまともな考えだ!
 しかももう映画残り時間がありませんからあっさりクリアしました!なんというご都合主義!

 それでナヴィ族が避難していた魂の木のとこにやってきて「俺は皆の仲間。で、俺の仲間
死にかけてるから助けて」と、「それはものすごくかっこよく言ってますけど、自分の希望だけ
押しつけてますよね」という発言を堂々としてます。
 でもナヴィ族も気が動転してるようで「あ、ああ」みたいな感じであっさりグレースを助ける
ことに協力してくれました。
 ただ、もう手遅れな状態でして、グレースは大した出番もないまま死んでしまいます。
 よみがえるパターンじゃないのかよぉぉぉぉ!ここは奇跡で行き帰ってウォォォォ!とか
テンションあがるところじゃないのか!思い切り皆ドン引きだよこれ!戦う前にすごい
士気下がったよこれ!

 ちなみにグレース亡き後は代わりにノームが頑張ってくれるから任せろ!

 そしてジェイクは言います。
「ここにいる地球人みなジャイアン。お前のものは俺のもの。俺のものは俺のもの」(要約)
 うむ、すがすがしいほどにわかりやすい例えだ!

 そういうわけで他の部族も集まって戦いが始まるのですが。
 ここのシーンはまさに圧倒的です。
 いや私も正直、ミサイル相手に弓矢でどう戦いますのん?という感じはあったんですが。
 なかなか面白い戦闘でした。
 でもあの、味方してくれた女パイロットが撃墜されて死んだのは可哀想だったなぁ。
(大佐の乗っていた飛行機を爆撃して、いいとこまでいったんですが撃墜されました)

 エイワも、誰の味方もしない(byネイティリ)ということだったんですが、動物をだーっと
兵士と対決させててそれはなかなか痛快でした。
 最後はまあ大佐がラスボスって感じで対決するんだけど、ネイティリが父から受け継いだ
弓の伏線がここにきたかー!って感じでなかなか良かった。
(高いところから飛び降りるという伏線もジェイク、やってくれます)
 あ。すっかり忘れてましたが、ノームも頑張ってた!

 リンクポットを攻撃されて、人間の体の方のジェイクがやばくなった時に、ネイティリが
パッと気づいてマスクをつけさせようとしたのはちょっとできすぎの気もしたけど、まああれは
以前にグレースから聞いていた、と考えればおかしくないですね。

 そうして人間はパンドラから退去することになり、ジェイクはエイワの力を借りてアバターを
自らの本当の体とするんですね。
 この最後は良かったと思います。
 
 私はてっきり、この惑星の木々はお互いに交信できるというグレースの言葉からして、
木が倒されたことでパンドラという惑星自体が人間を排出にかかるかなと思ってたん
ですね。
 そういう、惑星としての拒否反応もあって面白かったかなと思うのですが、そうすると
今度はオチが大変でしょうから、これはこれでよかったと思います。
 つくづくキャラがなー…おしい…。
 でも惑星は非常に美しい映像だったので、DVDの特典としてパンドラ探検ツアーとか
やってくんねーかなと思う次第であります。

 …人間の方のジェイクの体はあのあとどうなったんでしょうか…?



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