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アリス・イン・ワンダーランド

4/29鑑賞

 3Dで見る場合、吹き替えの方が見やすいというのをどっかでやってましたが、2D上映を
見る方で、アラン・リックマン氏のファンならば絶対に字幕版がお勧めです。
 私も見るまで知らなくて、イモムシが出てきた時点で「えっ?」とか思って聞いていたらやっぱ
リックマンさんじゃありませんかー!って感じで、話そっちのけで聞いてた。
 なにやらイモムシがものすごーく年をとった仙人みたいな感じになってて面白いです。

 話自体はまあまあって感じでした。
 3Dでの迫力に多分重きを置いてると思うので、世界観はすごいなと思うんだけど、失礼
ですが話としてはありきたり。いや、悪いわけじゃないですけど、映像美ですねこれは。
 あと白の女王のぶっとい眉毛がすごい気になりました。

 さてさて。
 アリスがまだ子供のころ。
 不思議の国に迷い込んでから帰ってきた後の話だと思うのですが、父親は事業拡大の
話をしていて、それを聞いているおじさん達がいたんですが。
 そこにアリスが、怖い夢を見たといって起きてくる。
 暗い穴に落ちて、そこには、服を着たうさぎや笑う猫、ドードー鳥に青いイモムシと出会ったと。
私ってヘンなの、と聞くアリスに父は「キミは頭が変なんだね。でも優れた人は皆少し変なんだよ」と
言いました。
 それがフォローになるかどうかで聞かれれば、微妙にフォローになってない気もしますが、父は
恐い時は肩をつねって目を覚ますんだよ、と教えてあげました。
 夢の中でつねったところで目がさめるものでもなかろう、というツッコミはしたらいかんのですか。

 このアリスの物語で、絶滅してしまったドードー鳥の知名度は上がったと言われています。
挿絵にもアリスと話すドードー鳥の絵が描かれています。

 それから13年後。
 成長したアリスはとあるパーティに向かってるんだけど、めっちゃ仏頂面ですよ。
 父親は死んでいる様子。
 アリスは、あれからもずーっと同じ夢を見続けているということがわかります。なんかもうそう
なると悪夢でしかないですね。

 到着したところでホストの奥さんがめっちゃ不機嫌そうに遅いとか言ってて、てめぇ何様だって
感じだった。
 なんかすごい意地悪い印象を受ける。

 ホストのおじさんの方はまだアリスに理解があるようで、父は先見の明があった、事業に
投資していれば、とか言ってます。
 父が死んだあと会社を買い取ったおかげでアリスらは路頭に迷わなくて済んだらしいの
ですが、なんかまあやっかいなことが起きそうな予感はしますね。
 この夫妻の息子が、頭にバカがつくのは間違いないってくらい、しょーもない話ばっかり
してる感じで、CM見てれば、これからどうなるかは想像つくと思いますが、アリスがもう少し
おてんばだったらこいつを池に蹴り落とすくらいはやりかねんなぁ…とちょっと思ったり
しました。

 友人がやってきて、このバカ息子がプロポーズするつもりであることをアリスにネタばらし。
しかもここにいる皆が知っている、ということも。
 いいんか先に言っちゃって。
 アリスの姉がやってきてアリスに、結婚して幸せに暮らすのがいいのよ、とフォローするん
ですけども。

 んでさっきのきっつい奥さんがアリスを「歩きましょう」って誘って。
 庭の白いバラが咲いているのを見て、赤を頼んだのに白が咲いてる、というんだけど
アリスは、だったら赤く塗ればいい、と言います。
 そういうエピソードがありましたっけね。

 と、アリスはゴソゴソ走って行く、服を着たうさぎを見つけて気もそぞろ。
 しかも追いかけていくうちに、姉の夫が浮気している現場を見つけてしまうんですね。
どーなっとんじゃ貴族!(奔放な時代ではありましたが)
 そうこうしてるうちにバカ息子に見つかって皆の前でプロポーズ受けることに。
 ここでアリス、息子の肩に芋虫を見つけました。
 アリスが直接とったんだけど、手をふけっていう息子が面白い。お前どんだけ潔癖症
なんよ。イモムシつかんだくらいじゃ死なねーよ。…種によってはかぶれますけど。

 んで結局プロポーズに対して考えさせてと逃げたアリス。
 うさぎを追っかけて穴の中へ落ちました。
 確か原作では、落ちて行くのがあまりにも長いんで、途中にあった紅茶を飲んだりクッキー
食べたりしたんだっけ?もうン十年前に読んだきりだからハッキリ覚えてないなぁ…。
 今回は割と短めでした。成長したからか!?(時間の尺の問題だと思う)

 つーかピアノ落ちてきたのあぶねーよ!しっかりくくっとけ!

 で、落下したアリス。お笑い芸人なみに屋根突き破って床まっしぐらという、ここ最近の
ヒロインでは見られなかった落ちっぷりを披露してくれます。

 ここから外に出ようとするも、どのドアもカギがかかっていてあかない。
 アリスはテーブルの上に鍵を見つけて試してみますが、あいたのはカーテンの後ろに
隠されたひざ丈ほどの小さなドア。
 と、テープルの上に飲んで、と書かれた液体があるのを見てそれを飲むと、体が縮んで
ドアに見合う背丈になるんですね。
 ここでなんで服も縮んでるの、というツッコミはしたらあかんようです。

 ところが今度はまたカギがかかってしまっている。
 なにこの無意味にオートロック仕様なドア。
 で、カギを取ろうとしたらテープルの上。
 …ポケットに入れるくらいしておかんかぁぁぁぁ!!!
 アリスが困り果てていると、今度はケーキが置いてあったのでそれを食べると、今度は
デカくなりすぎました。
 君はあれだ、少しずつかじるとか、そういうことをする趣味はないのかね。

 今度は鍵をきちんと持って、また液体を飲んで縮んだアリスはようやっと外に出る
ことができました。要領が悪いのか単に何も考えていないのかわかりませんが、ちょっと
だけ、「南、イライラする♪」の心境を味わいました。
 その様子を見ていた人物達が「子供のころに来たことを忘れているのでは」「いや、違う
アリスだよ」とかコソコソ話しています。
 服を着たウサギは、あれはやっぱりアリスだよ、と言います。

 で、皆は彼に相談しよう、といってアリスを連れて行くことにするのですが、双子が
左右からアリスぶらさげてて、人間に捕まった宇宙人かよ!とちょっと笑った。

 さーて現れましたるが、Prof.スネイプ先生を彷彿とさせる、やや性格悪めというか
とっつきにくい感じのある、青いイモムシでした。生意気にタバコすってやがります。
人間でいえば未成年!(イモムシにその年齢関係ないから)

 予言の書によるとジャバウォッキーを倒すのはアリスである、と書かれている
らしい。剣で倒す、というその内容に、アリスは私じゃない、といい、イモムシも、
お前はほとんど(アリスとは)違う、という。
 で、みんな「なんだ違うアリスじゃん」ってことになるんだけど。

 ここでアリス、あることに気づく。
 これ私の夢よ、目覚めたら消える、と。
 え?キミ冒頭のどこら辺で眠った記憶が?
 
 と、なんかでっかい獣が来て襲われ、みんなちりぢりに逃げます。
 アリスも、これはただの夢だからとか言って立ち止ったのですが。
 アリスを助けてヤマネがこの獣の目玉をぶっさしてたのがすごかった。
 つーかお前は立ちふさがって殺されてたらどうするつもりだったんだアリス!この
世界にはドラゴンボールないんだぞ!

 んで結局皆さらわれてヤマネとははぐれて、困ったアリスはほてほて歩いていく
ことになります。
 要するに、赤の女王の軍に襲われたわけなんですが、アリスは全然わかってない。
まあここで分かってたら誰も苦労せんのですが…。

 その赤の女王の方は、タルトが盗まれたとかいって大騒ぎしてて、盗んだ従者を処刑。
 そういえばこの物語、すっごい簡単に「クビチョンパ」されるんですよね。本当の意味での
「クビ切り」。あっさりかかれてるけど割と怖いことですよねこれ。
 まさに恐怖政治じゃねーか。

 彼女につき従うのはステインという、歯磨きには人一倍こだわりそうな名前の将軍。
つかアリス達を襲った時には眼帯が黒だったと思ったんだけど、女王の前に出る
時には赤の眼帯なんですね。え?眼帯にこだわっちゃう人?伊達政宗のファンとか?
(明らかに違います)
 …日光で色が変化するタイプの眼帯?
 眼帯にこだわってると時間足りないので先に行きます。

 彼はアリスが落とした予言の書を見つけた、と報告。
 アリスがジャバウォッキーを退治するようだ、と言うんだけど、ジャバちゃん殺されたの!?
と勘違いしてびびる赤の女王が面白い。
 ジャバちゃんを殺されてはたまらんと、赤の女王はアリスをとらえよ、と指示。
 そこにいる犬にもにおいをたどって探せと命じます。
 犬は家族が人質ならぬ犬質にとられているので探すしかありません。
 犬が行ったあとステインの馬が、ワンコは何でも信じますなって言ってて、てめぇ
両眼で350度という広い視野持ってるからっていきがるなよ、とちょっと思いました。

 アリスのところにはチェシャ猫が現れて、腕の傷を誰にやられた、と心配してくれます。
 ああ、あの獣名前あったんだ…。バンダースナッチというらしい。
 なめて消毒するというのを断るアリス。
 理由は、目が覚めたら治ってるかららしい。
 …お前下手すると一生目が覚めないことになるぞ。早く現実だと理解して!

 猫は彼女をハッターのところに連れて行くという。
 ここのシーンはガヤガヤにぎやかで面白いですね。
 
 ハッターはアリスのことを一目で君がアリスだ、と言いました。
 彼は表面とか言動で見てるのじゃなくて、魂レベルで人を見てるような気がする。
 アリスが戻ったからにはあの日へ進む、というハッター。
 この世界は日が沈んで夜が明けたから一日、じゃなくて、一日が何日もあったり、数時間
だったりする世界でしたっけ。
 それで、打倒デカヘッドとかいうのの頭文字をとってダデカヘッ!って字幕がでたん
だけど、これはなんか面白かった。
 そこにステイン率いる軍がやってきてハッターは、アリスに、さらに小さくなる薬を
飲ませてティーポットの中に隠します。
 犬に嗅ぎつけられてピンチだったんだけど、こいつも「ダデカヘッ!」の合言葉で
気が付かなかったフリをして向こうに行ってくれたのがよかった。

 で、アリスの服を作ってやったハッター。
 白の女王のところに行かなければ、とか言うのですが。
 アリスが、あのジャバを殺すのはいやとか言ったのに対して、赤の女王の悪行も知らず
よく言える、と怒るんですね。
 気持ちはわかる。
 そして「キミは変わった。昔はもっと強い子だったのに、強さを失った。ここにあった
何かをね」と。
 それはいいんですがハッターさん、さりげなくアリスの胸を触らないように。

 ハッターがやってきた場所はその昔、赤の女王がジャバの炎で焼き尽くした場所でした。
あれからすっかり平和は失われてしまったと。
 その時にジャバを倒せる剣も盗まれてしまったらしいです。
 つーか赤の女王、結構アホっぽい感じだし、なんつーか、権力の届かないところまで
引っ越すとかそういう手もないもんですかね。


 で、また追手がやってきたのでハッターはアリスを帽子に乗っけて飛ばした。
 ハッターはそのまま捕まってしまいます。
 それはともかくとしてアリス、向こう岸に降り立った後、その帽子の下で寝てますがな。
 気付いて!結構危険な状況!

 犬がアリスを見つけたんだけど、ハッターが自分のために捕まったと聞いて、ジャバと
戦うとか言い出すアリス。
 うん、いや君昨日まで「殺したくない」とか言ってたよね。いいんだけどそう意見コロコロ
変えられると逃がしたハッターの立場がないっていうか。

 で、彼女なんと赤の女王の城に向かうことにしました。
 ハッターが見たらきっとがっかりです。
 何のために彼は捕まったんでしょうか。

 城にやってきたアリスは、クロケットのたまに使われていたハリネズミを助けてやり、
それを探しに来たウサギと再会。体が大きくなるケーキを持ってるか、と尋ね、差し出された
それを食べてしまいます。
 「それじゃ食べ過ぎだ!」とウサギが言った時には遅かった。
 こいつ…子供のころのこと以前に、ついさっきえらい目にあったことも忘れてやがる!

 こうしてでかくなりすぎたアリスは女王に見つかるのですが、この女王も銀魂のさっちゃん
並みの天然ボケだったため、アリスだとは気づかず、でかい人は大歓迎と受け入れてもらった
のでした。アホだこいつ!

 アリスを見てハッとするステイン。
 気付かれたか、とびびるアリスでしたが。
 美しい娘だ…と見入っています。よかった!アホばっかりで!

 んで、女王の前に連れてこられたハッターなんですが、口八丁手八丁で取り入って、帽子を
作ることになります。
 
 一方、アリスを城に送り届けた後、犬の方は白の女王のところへ。
 犬を見つけて、優雅な振る舞いで人と別れた女王が、誰もいなくなるとタターっと走るのは
なんか面白かった。
 つーか眉毛ふとっ!唇すげぇ!もうちょっとメイクなんとかならなかったのですか…。

 アリスは、ハッターの帽子を見つけて彼に届けてあげるのですが。
 ハッターは帽子作るのは楽しいよ、とウキウキやってたんだけどアリスの「相手は赤の
女王だけどね」という言葉に激変。いきなり暴れだします。
 アリス何やってんだてめーは!何とか元に戻りましたけど彼を刺激しないで!こぇぇから!

 アリスは剣を探すことにするのですが、あの皆を襲ったバンダースナッチの小屋にある
ことがわかるんですね。
 アリスはヤマネが持っていた目玉を持って行くことにする。
 途中ステインに出会ったんだけど、ステインがすごい勢いで迫ってきたので正体が
バレたのかと思いきや…。
 愛の告白でした。
 地球の裏側まで飛んでいけやー!

 ステインをかわして小屋にやってきたアリスは、目玉をバンダーに返してやる。
 でも剣の入った箱はカギがかかっていてあきませんでした。
 それでウトウト寝入ってしまうアリス。
 この人…砂漠で水使いまくってピンチに陥ったイタリア軍と同類だ…!

 目を覚ましたアリス。バンダーはずっと一緒にいたことで安心したのか知りませんが、
アリスの傷をなめて治してくれた上に、カギもくれた。
 アリス、これでおあいこよって言ってたけどお礼くらいはちゃんと言おうよ!

 赤の女王に帽子を試着させていたハッターですが。
 ここでなんとお付きの者の付け鼻がいきなり落ちるんですね。
 ハッター、何か落ちましたよ、とさりげなく教えてあげるんだけど。
 要するに女王の周囲にいる者達は、怖さからつき従っているか、こういう風に女王と
同じ、体の一部分がでかいコンプレックスを持っているように見せかけて取り入っているかの
どちらかしかいない、ってことですね。
 おい、後ろに怪物くんおるぞ。(耳がでかい人いた) その耳、「でっかくなっちゃった!」の
あれですか?

 と、そこに部下がやってきて、ステインがアリスに言い寄っていたことを報告するんですね。
 このステインが卑怯な男で、アリスに言い寄られたという。
 女王は怒って、アリスを探し出して首をはねろと命じます。もー鬱陶しいなホントに。
 またもハッターはアリスを逃がすためにステインと戦うことに。
 それはいいんだけど今度こそアリスさん、ハッターの戦いを無駄にしないであげてください…。

 つーか!
 アリス逃げてすぐ囲まれてんじゃねーよ!何でそんなに逃げるの下手なの!
 サスペンスホラーの主役でももうちょっと遠くには逃げるよ!?

 ここで力強い味方が!
 バンダーがアリスを助けて登場。こいついい役どころだなぁ。
 そのまま彼らは白の女王のところへ向かいます。

 ステイン、アリスに逃げられたと報告して女王からビンタ。
 バンダーに乗って、と報告してさらにビンタ。
 剣も取られた、といってさらにビンタ。
 ええいお前は右の頬を殴られたら左の頬を差し出すキリストか!
 最終的に「アリスは凄腕です」。
 お前が無能なんじゃ!
 
 白の女王はまず、アリスを適正な身長に戻す薬を作ってくれるんですが。なんか
すごい材料だった…これは飲みたくねぇよ…。

 そのあとアリスは森に行き、あのイモムシに出会います。
 彼は、前はほとんど違うアリスだった。しかし今はほとんどがアリスだ、と言います。
 でもアリスは、命がけで戦うことはできない、と空気読めない発言をするのでありました。

 一方ハッターの方は、チェシャ猫がやってきて、この帽子いい帽子だ、譲らないかとか
言ってますよ。
 何かあるんだろうな、と思ってたんですが処刑の時に意味がわかって面白かった。
なるほどな、って感じで。

 ハッターは赤の女王に、周囲にいる人間はすべてウソつきばかりだ、と言います。
 そして民衆に、今こそ立ち上がれ、と言う。
 まあ兵隊がやってきて大混乱な感じになるのですが、ハッターらは無事に逃げて白の
女王のところへ。
 アリスの方はまーだ悩んでました。そろそろ残り時間少ないから決めて下さい!

 アリスとハッターが語り合うシーンはしみじみしててよかったです。
 僕も君の想像?とか聞いてるところとか。

 アリスの前にイモムシが現れて、自分はもう蛹になるから今生で会うのはこれが
最期だと告げます。
 私を助けて、というアリスに「自分が誰かも知らんバカを?」と最後だから言いたい放題な
イモムシ。蛹になった時に思い切りゆすってやろうか?(蝶になれないからやめて!)
 一方アリスもそんなこと言われて家族紹介を始めてます。
 いや、そういう「自分が誰かもわからん」じゃないと思うよ!
 誰かー!ツッコミを!今すぐこの2人にツッコミを!

 イモムシは、お前はここをワンダーランドと呼んだ、という。
 ここはアンダーランドと言ってましたもんね。
 それがきっかけで子供のころの夢が本当に経験したことだった、と気づくアリス。
 ここは記憶の世界なのね、と。

 剣が戦ってくれる、握っていればいい、と言ってイモムシは蛹になりました。

 つーわけで戦う決心をしたアリス。
 バンダーにのって登場するのがかっこいいです。
 この後の戦いは迫力があってよかった。
 思わずアリスを助けるハッターとか。

 私は時々、ありえない6つのものを信じる、っていうアリスの言葉もよかったです。
 小さくなる薬。
 大きくなるケーキ。
 言葉を話す動物。
 消える猫。
 ワンダーランド。
 そして、私がジャバウォッキーを倒すということ。

 それはかっこよくていいんだけどアリス、ジャバの尾で何度かすっとばされてんだから
たまには学習してかわそうよ!なんで毎回毎回ヒットしちゃうのそれ!

 ジャバを倒して、女王のかんむりは白の女王のもとへ。飛んでいったよすげー!って
思ってたらチェシャ猫がやってた。お前かよ!
 白の女王は赤の女王をステインとともに国外追放する、と宣言します。
 この後のステインの往生際の悪さは性格が出ていてよかった。
 あと、ハッターの踊りもなかなかよかった。

 さてそういうわけで。
 アリスはハッターと別れの言葉を交わして元の世界に戻ってくるんだけど。
 結婚はしないと宣言し、婚期を逃して王子様を待っているおばさんには「医者に
相談して」とトドメをさし。(これはひでぇ、と思った)
 父の意志をついで、おっさんとともに交易を拡大していく事業をやり始めるんですね。

 最後船に乗る彼女で終わってたけど多分、事業が安定して自分がいなくても大丈夫な
ようになったら、きっとアリスは帰って行ったのではないかと思うのです。
 あの穴の、ワンダーランドへ。
 



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