多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→劇場版TRIGUN Badlands Rumble


TRIGUN
Badlands Rumble

7/28鑑賞

 先に言っときますが、私原作をトライガンは全部読んだけど、マキシマムの方は
途中までしか読んでないっス。アニメ全然見てないっス。
 それもこれもウルフのため!
 ウルフ好きなんですよ…ヴァッシュより。今回初めてウルフの声聞いた。
 つーわけであんまりよく理解してないわけですが見てきました。

 今回の映画は、すごいまとまり方が劇場版ルパン三世みたいな感じでよかったと
思います。メインキャラ出てくるし(ナイブズは出ないけど)、起承転結きちっとしてるし。
これなら第二弾また見たいなぁ。

 物語はどっかの銀行が銀行強盗に襲われた、という通報から始まります。
 ガスバックか…言いにくい名前だなコノヤロウ。エコキュートに変えろ。(なんでだ)
 こいつは銀行強盗する上でもポリシーがあるらしくて、命は奪わない、奪った金は
次の強盗の準備のために使うみたいな、お前は健康のためなら死んでもいいと言ってる
人か、というわけわからんポリシーでした。
 彼には部下がいるんだけど、こっちの方は奪ったお金は生活のために使いたいという
まっとうな(?)銀行強盗タイプ。

 そして行員とかは縛りあげられているわけですが。
 一人、顔が出てなくて後ろでゴソゴソやってて、最後の1つがーとか言ってる人が
いるんですね。
 ええ、気づきませんでした。
 アニメ見てなかったものですから(笑)。

 ガスバックらはかるーく金庫の罠をくぐりぬけてお金がある部分に到達。
 行員たちが、ガスバックでよかったんだ、これがヴァッシュだとペンペン草どころか
我々の髪の毛すら残ってないとか言ってます。
 あいつよりはマシということでお互い納得しようしている行員たち。すごい無理があるような
気がしなくもありません。

 金を持って逃げる段階で、仲間割れが起きます。
 もうガスバックについていけない、という部下3人が反乱を起こした。
 ところがどっこい。
 突如現れた、まるで変態がごとき言動をする男によってガスバックは命を助けられた
のであーる!

 あと、ガスバックがタタキ、タタキと連呼してて、何のことだよって思ってたら強盗の
意味だった。めんどくせーな。

 今度は裏切った仲間を殺そうとしたガスバックに「ドーナツつぶれたべんしょーべんしょー
べんしょー」を連呼するヴァッシュ。
 お前、登場してから、ドーナツとべんしょーしか言ってないぞ…。
 行員がまっさきに気づくのがいいですね。
 壁の手配書にあった、ヴァッシュ・ザ・スタンピートだって。 
 ガスバックは、お前は他人のサイコロを投げた、とヴァッシュに言う。
 つまり人の運命ねじ曲げたっつーことを言いたいんだとは思うけど。
 仕方無いじゃん。
 ヴァッシュの信条はいつだって、ラブ&ピース!!!

 というわけでこの銀行強盗騒ぎもめでたく、ヴァッシュのせいになりました…。

 それから20年後。
 ケプラーという男がおさめる町に、メリルとミリィがやってきましたよ!
 保険の見直しにやってきたという彼女たち、手土産もいつもより大きめとか
言ってます。
 保安官のシェインが彼女らをケプラーの屋敷に連れて行くんだけど、町中に
賞金稼ぎがあふれてるわけですよ。
 それもこれも、ガスバックがこの街を狙っているという情報があるため。

 そんなこととはつゆ知らず。
 キャラバンが砂漠移動中。
 その中で、女性に絡んできた男達がおりまして、ちょっとした騒ぎになりかけるん
だけど、われらがヴァッシュ、ここにありってな感じで、肉削りたいからナイフかして
ちょ、って感じで声かけてきました。
 このひょうひょうとした感じがやっぱいいなー。
 本当に強い人はむやみに事を荒立てない、これホントですね。
 まあヴァッシュの場合、やりすぎて相手が逆上するわけですが…。皆、カリカリ
すんな、牛乳飲め!
 ナイフを男が貸してくれないというので返したヴァッシュ、男はそのナイフでヴァッシュ
刺そうとするんだけど、ヴァッシュが持ってた堅い肉にあたってナイフの方が折れて
飛び散って、女性に絡んでた男二人の額に刺さるのは面白かったです。
 皆もプッ…って笑ってるし。

 男たちはついに銃をぶっ放そうとするんだけど、このキャラバンで移動する時の
鉄則として、そういうのやっちゃいけないらしい。
 というわけで今度はちょっぴり本気を出して取り押さえるヴァッシュ。
 彼らが車から下ろされてるのが面白かったです。

 んで街にたどり着いたヴァッシュですが。
 さっきの女性をめっちゃナンパしてて、ルパンみたいでおもしろかった。
 こういったら双方のファンに怒られそうなんだけど、私はヴァッシュってルパンに
似たところがある気がするんだよねぇ。
 積極的な争いは好まなくて、優しくて、女性にはちょっと鼻の下を長くする、みたいな。
 

 一方メリル達ですが、すごいものものしい警備に驚いてます。
 粗品出したら、まるで爆弾持ってきたかのような扱いだし、さらにこれ多分凍らせたん
だと思うんだけど、それから中身解析して「大丈夫です」って。
 …中身のドーナツこおっとるわ!
 入る途中でX線検査をしろよ!この段階で本当に爆弾だったら皆吹き飛んでるよ!

 ケプラーは、どうして保険契約見直しが必要なのか、と言うんですね。
 ケプラーの銅像にかけられた保険金なのですが、額が莫大すぎて、会社としては、
例えばガスバックが来てこれを壊していった場合、とても払えないみたいなことになってて、
それでメリル達が派遣されて、見直しをするということになったらしい。
 でもケプラーは頑として受け付けませんでした。そりゃそうだ。一旦契約結んでる
わけですからねぇー。

 この町にはプラントもあって、こちらにも保険をかけたいというケプラーですが、これは
莫大すぎて無理だと。

 そういうわけで、メリルは、支払が発生しないよう、銅像を見張るという役目をする
ことに。
 ミリィは、こんなに人がいるのなら盗むのは無理では、と相手がルパンみたいなこと
言ってます。
 盗まなくても破壊されたら同じことですよミリィさん!

 嘆いてるメリルのポーズが銅像と同じでおもしろかった。

 一方、女性をしつこくナンパしているヴァッシュ。
 スタンドにヘタリアのイタリアとフランスが浮かんでそうな勢いです。
 ヴァッシュに触られて本当に気分悪くなった女性を心配するくらいなら触らんで
やれよ、ヴァッシュ!
 
 そんなやりとりしながら歩いてる2人にたまたまメリル達が出食わして、見間違いよ!って
言ってるのは面白かったですね。

 ケプラーの方ですが、ガスバックを異様に恐れていて、このシーンから、20年前の銀行
強盗の時に、ガスバックを裏切って殺そうとした部下の一人だということがわかります。
 それで、チビな男が出てくるんだけど、こいつも少し前に、ガスバックに経営していた
カジノをぶっつぶされて、ケプラーにかくまってもらっていたらしい、あの時の仲間でした。
なるほどねー…ブーフーウーか!
 
 ガスバックの方は、ウルフウッドにボディガードしてもらってたよ!
 警察の襲撃からそれで逃れてました。
 ウルフが、飲みモノ買うのにお札しか持ってなくて、たまたま通りかかったガスバックが
助けてやったことから、借りを返すためにこういうことしてるらしい。 
 義理がたいウルフらしいですけど、ガスバックも知らなかったとはいえ、ウルフを助ける
とはねぇ…。
 施しが2度目だと言うガスバック。え…ヴァッシュのこと、カウントに入ってるんだ…?

 ヴァッシュの方は、女性の名前がアメリアというのを突き止めてました。
 つーてもホテル泊まる時に宿帳のぞき見したらしいです。
 騒ぎにならなかったところを見ると、ヴァッシュの方はどうやら偽名で泊まってるみたい
だな…。偽名で泊まることを覚えた!って原作でもあったもんね!

 同じ部屋に泊まりたいとかいってまた殴られるヴァッシュ。
 この映画が終わるまでに彼の鼻骨がもつのか気になってきました。
 
 アメリアには、ガスバックを追わなければならない、複雑な事情があるようですが…。
 この時点で「娘だったりしてな!」とか思ってたのが当たっちゃうから、世の中狭いって
いうかなんというか…(汗)。

 飲み屋に入った2人は、保険屋とはち合わせ。
 あれこれ言いながら飲んでるんだけど、メリルとしては、ヴァッシュに出て行って欲しいん
ですね。いるだけでトラブル呼ぶから。
 おいおいひどいな!
 そりゃ確かに、来る途中でも早速もめごと起こしてましたけど、この街でも騒ぎ起こすか
どうかわからないじゃないか!…って例外なく起こしてるから、メリルとしては頭痛いん
だと思うんだけど。
 この、銅像を守る仕事が終わったらまたヴァッシュにまとわりつかないといけない、という
保険屋。
 大変ですねえ。
 で、ヴァッシュは、ここにヴァッシュがいるぞって言っちゃうよー!つーて実際言った
わけですけども。
 お前、場所が悪いよ。
 ここで素面の奴はいねぇっていう酒場じゃねーか!
 そら皆腹抱えて爆笑するわ!
 
 アメリアがトイレいってくるぅーと出て行こうとするのですが。
 絡んできた男がいて、そっからまたケンカですよ。
 ヴァッシュがとめようとして、皆の銃の弾を抜き取ってたのも逆効果のような気がする。
なんかもう収集つかなくなった。
 まあこういうノリはいいですね。
 
 ひと騒動終わって、ヴァッシュは酔いつぶれたアメリアをおんぶして帰っているの
ですが、その背中でアメリア、はいた…。
 ちょっとヴァッシュに同情しました。
 
 この酔ってる時にアメリアは、20年前ガスバックは一度追い詰められたことがある、と
ヴァッシュに打ち明けます。
 その時に誰かがガスバックを逃がした、その時にガスバックが死んでいたら、どれだけの
人が死なずに済んだか、どれだけの人が泣かずに済んだか、と。
 その当事者がヴァッシュであるわけだけれども、彼はどういう気持ちでそれを聞いたん
でしょうね。
 助かってたからよかった、死んでたら良かったというのは、結論の出る話ではない
だけに、難しいと思います。どこかで皆納得しなきゃいけない話だから。

 んで、オエーとかなってるから、ヴァッシュは「吐く時言ってよね」とか言ったけど
間に合わなかったわけです。ご愁傷様。

 その頃、ガスバックの方は、もう一人の元部下の工場を襲ってました。ウルフも
ついてるからもう怖いもんナシな状況ですね。
 で、困ったこの部下はケプラーを頼ってきて、かくまってもらうわけです。
 ホントにブーフーウーだな。

 アメリアが朝起きると、ドーナツが差し入れで置いてあって、ヴァッシュの姿は
ありませんでした。
 平然と隣で寝ていることをしないほどには紳士だったようです(笑)。

 子供と遊んでいたヴァッシュのところにメリルとミリィがきて。
 上機嫌なわけですよ。
 ガスバックは町はずれの工場を襲った、ここを襲うと言う話はデマだったみたい
です、帰って報告しなくては、と。
 まだ早いと思いますけどねー、結論出すには。

 アメリアも、別の街に行く、というんだけど、ここでヴァッシュが「そうだねーまたねー」と
あっさり送り出していて。
 この不自然さに気づいてアメリアが戻ってくるのは流石ですね。
 ヴァッシュはここを襲うという確信があった。
 アメリアは、だからこそ自分を遠ざけようとしていることに気づいた、ってな具合で。

 と言ってる間にガスバック来ました。
 つーかさ、元部下を襲って、財産ふんだくるのはいいよ。
 けど、何の罪もなく、何も知らず暮らしている人達まで不幸にしたらダメだろ。
 そういうとこは私はガスバックには共感しかねます。
 ケプラーに復讐したいといっても、この街で何の罪もなく暮らしている人を殺すことは
間違ってるし。

 賞金稼ぎがガスバックに撃たれそうになったのを、標識使って止めてるヴァッシュ。
 お前はデュラララ!!の静雄か。(あれは殴るのに使ってた!)
 ガスバックは、20年前にも出会っていたことを思い出します。
 でもまあ、ウルフもやってきて、睨みあうような形になるわけですが。
 ウルフの契約は、ガスバックがケプラーの屋敷に入るまで、だったので、ギリギリヴァッシュを
撃たなくて済みました。撃つつもりがあったかもわかんないけど。

 ウルフのガンアクションもやっぱいいです。もちろん後に最大の見せ場あるんだけど。

 この後、ケプラーは命乞いとして、隠れていた仲間を撃ってんだけど、そんなことが
ガスバックに通用するはずもなく。
 でもって追い付いてきたヴァッシュ、ウルフ、アメリアとにらみ合いみたいなことに
なりますけども。
 ヴァッシュがガスバックに「20年ぶりに会ったんだから」と言って「さっき表で
会った」と言われ、「意外と細かい」って言ってたのは笑いました。
 んで彼らがグダグダやってるすきにケプラーは、ルパンの脱出道具か!みたいな
感じで花瓶ロケットで脱出してました。…つかすぐ墜落したけどこれ生きてんのか?

 アメリアは、20年前と同じように俺を助けたつもりか、とヴァッシュに言ってるガスバックを
見てやっと、ヴァッシュが伝説の男だと知ります。
 んでガスバックも逃げてしまうんだけど。
 アメリアはヴァッシュを殴ります。そりゃそうだ。
 ヴァッシュの人命救助のせいで泣いてる人がいる、死ななくて済んだはずの人が
いた、それをわかってるかと。
 ウルフも、わかってるからこそ、下手な慰めしないっていうのは仲間って感じで
よかったなぁ。これで原作、テレビシリーズで死ななきゃなぁ…。
(私は好きなキャラが死ぬと、そこで読むのやめるクセがあるので…最短は「鉄の
ラインバレル」の1巻でした…/笑)

 ガスバックのもう一つの狙いは、この街にあるプラントを盗むことでした。
 そのために保安官のシェインがずっと前から潜入してたわけだから。
 で、彼らはそれをうばい、ついでに銅像も破壊して去って行きます。
 保険金…。

 持って逃げたガスバック一味を、賞金稼ぎ達が追うわけですが。
 ヴァッシュが運転してそれにウルフも乗ってんだけど、運転ヘタクソだから代われと
言い争いしてるのが面白かった。
 ここで、アメリアがガスバックを撃とうとするんだけどヴァッシュは、プラントに当たったら
大変なことになると止めるんですね。
 でも彼自身は、アメリアをかばってシェインに撃たれてしまう。
 そのまま流砂に飲み込まれていきました。
 ここのところは逆にあっけない感じがしたなぁ。これで死ぬの?みたいな。
 あっけないからこそいいのかも知れないけど。

 アメリアとウルフが合図しあったわけでもないのに、車をUターンさせて戻ってくるのが
よかった。
 ウルフはロープをくくりつけて砂から引き上げようとするんだけど、彼の手に残った
のは、トンガリのサングラスだけでした。

 アメリアが、どうして死ぬのにあんな顔できるの、って言ってて。
「ああ、仕方ないな」みたいな顔だったらしいです。
 まあヴァッシュとしてはそういう覚悟もあるわけだから。つーかあれくらいじゃ
死なないからあいつ。

 ウルフが「気ぃ抜けるで、マジで」ってぽつりと言ってたのが印象深かった。
 あとアメリアとともにぼへーっとしててタバコの火に「あつっ」っていうのも細かいなと。

 それと、ウルフの声優さんの速水さん、ちゃんと口にものくわえてしゃべってるんですね、
タバコのシーン。それがリアリティあってすごいなと思った。他のタバコ吸うキャラには
あまりみられないこだわりなので。(他の声優さんが悪いというわけではありません。
考え方の問題です)

 アメリアとウルフは街に戻って、メリル達に報告してるわけですが。
 街は街でパニックなんですね。
 プラントがないから停電してて、人工呼吸器が必要な子が死にそうになってるとかで。
 ガスバックも、ここまで考えてたんでしょうか。
 自分の復讐のためには何人死んでも構わないと?
 お前も十分クズだと思うけど。

 ウルフが一人、部屋でグラス傾けてんだけど、「アホが…」って言ったあとすごい音がして、
これは朝になったらわかるのですが、冷蔵庫がグッシャリいってたのがすごかった。
 メリル達は、本社に報告しなければ、といって深夜、砂漠を突っ切っておりました。
 ここに小さな伏線が…(笑)。

 それでアメリアはウルフと組んで、ガスバックのもとへ向かうわけです。
 ウルフの契約条件が、今あるだけの金を前金で、それと朝食、っていうのはいいなぁ。
 でもウルフ、ご飯食べた後ですぐ運動すると、おなか痛くなるよ…。
 ギンちゃんと東仙に任せとき!(それブリーチの藍染じゃねーか)

 この後、アメリアとウルフ、歩いてんだけど、ウルフが、「トンガリ」のサングラスかけてる
のがよかったなぁ。弔いの餞って感じでしょうか。

 こっからのガンアクションめっちゃかっこいいです。
 さらっとアメリアを先に行かせて自分がおとりになるウルフとか、あんだけ撃たれてるのに
全然当たらんとか、そもそもその十字架何でできてるのとかあるんですが。
 アメリアの方は、割とあっさり捕まってました。
 何してんのあんた、何してんのあんた。
 ウルフの囮台無しィィィィ!!!!
 
 ところがどっこい2人のピンチを救ったのが!
 われらがヴァッシュ・ザ・スタンピートォォォォ!
 胸に入れていたあの堅い肉に銃弾がささっていたのと、保険屋が通りかかったあの時に
助けてもらってたらしいです。
 ウルフのうんざり顔が笑える。
 で、ウルフはサングラスを返して自分のをさくっとつけた。こういうとこがなんともウルフ
らしくてかっこいい。
 大げさに再会を喜ぶでなく、かといってあれこれ言うわけでもなく。
 …って思ってたら。
「後でひねる」
 ウルフさん、大人げない!!!

 ガスバックは、ヴァッシュとの一騎打ちを希望するのですが、まあこれにかなうもんが
いたら主人公変わっちゃうわけで。
 それでもなお負けを認めようとしないガスバックは、最終兵器出してくるんだけど、それを
防いだのがアメリア。
 彼はその防具を見て驚く。
 それは、自分の元恋人に残してきた道具だったからであって、つまりやっぱりアメリアは
娘なんじゃないか!
 これガスバックここで気づいたからよかったものの、ヴァッシュいなかったら娘を手にかけて
いたわけで。それでも自分のタタキが通せれば本望とか言ったんでしょうか?

 アメリアはガスバックを殺しませんでした。
 死んでいった母が望んだのはそんなことじゃないと思ったから。

 で。
 決着ついてメデタシメデタシというところに、ケプラーがやってきて撃とうとするのですが、
ヴァッシュが無理やりウルフに押し付けたので、仕方なくウルフが一発で仕留めてました。
 ここ面白かったなぁ。

 アメリアはガスバックを捕まえた賞金を全額街に寄付したらしいです。
 ウルフはヴァッシュに、お前ちょっとくらいもらっておけば、って言うんだけど、ヴァッシュは
自分が警察に行ったらもめるから、と。
 ウルフも、まだまだ賞金クビのヴァッシュと歩いてた方が、強盗のパシリにならんですむか、
と変な納得してます。
 メリル達も、ケプラーが犯罪者だったことから、偽名で契約したのは無効になるから
払わなくて済むと大喜びで帰って行きました。

 そしてウルフはヴァッシュにぼそっと言うんですね。
 アメリアは19歳だって、お前が20年前ガスバック助けてなかったら、生まれてなかった、
そんだけや、って。
 かっこいいですねー。

 そこに飛んできた一枚の紙切れ。
 それを見てヴァッシュ歩きだします。
 ドドンゴ兄弟とかいうのが脱獄したらしいんだけど、ウルフが「お前それにかかわっとんのか、
どっちやねん、コラ答えんかい」つーて去っていって終わり。
 第二弾期待してしまうんですけどねー。
 私としては逆に細かな設定全部省いて、こういうスタンスの話にしたのはよかったと思うので。
 
 これからもフランス兄ちゃんと藍染は活躍するよ!(待てコラ)




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