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SP 野望篇

11/16鑑賞

 わかりやすいあらすじ…
 ボクの名前は野望♪
 ボクの名前は革命♪
 2人あわせてSPだー♪
 キーミとボクとでSPだー♪
(ヤンマーディーゼルの歌で)

 というわけで、見てきましたが、失礼ながら相変わらずツッコミどころの多い作品だなぁ。
SPという仕事を通しての人間模様をやりたいのはわかるんですが、ドラマの時よりマシに
なったとはいえ、それだけの騒ぎになって警察がまったくこない、という状況が何度もある
のが気になりました。
 話は面白いし、そこまでリアリティもとめてもってのもわかるんですが、見ながらどうしても
それが気になって仕方がなかった。
 さすがに官邸近くで大爆発が起きたのに警察もなんも来ないなんておかしいだろ…。
 あと、テレビドラマの方をあまりちゃんと見てないので、ツッコミが変なとこもあるかも
知れませんがそれはご容赦くださいませ。

 というわけでボクの名前は野望篇、始まるよ!

 尾形のチームが警備に当たってます。
 会場に配置されてるってことは要人警護じゃなくて会場警護担当ですね。
 上の方から会場を見下ろす位置で見はりをしている井上は、これから起きる映像を
予知してました。
 メガネの男がやってきて、持っていたカサに仕込んでいる爆弾を、政治家の前で爆発
させるというもの。
 この少し前にも不審な動きしている男がいたけど、SP全員で注視したらあかんやろ。
その間に別の危機があるかも知れんのだから。

 ともかく、そのメガネの男が現れて突進していく井上に他のみんなも気づく。ここで
やっと井上報告、笹本も不審者確保に走ります。
 爆弾スイッチ押される直前に阻止したのはいいんですが。
 思い切り逃亡されてますがな。

 本来ならこの時点でSPは安全に要人を退避させることに任務が移るはずなのですが、
それをまるっと無視して犯人を追いかけていく井上。
 話を聞けよォォォォ!
 お前はナニ映画しょっぱなから全力疾走しちゃってんだよォォォォ!!!
 あと人ごみの中を走りにくいのはわかるんですが、犯人が結構なスピードで逃げている
のに、自分はひかれそうになりながら、車を飛び越えて行く意味はあったんでしょうか…。
思い切り注目浴びてますがな。
 つーか犯人もどこまで逃げるんだよ!
 逃走手段徒歩だけかよ!
 えー、CMの、壁を井上が伝うシーンはここで見られます。
 相手がチャリ投げつけてきたのを壁に飛んでかわすんですね。
 尾形達も走って追いかけてきているわけですが、なぜか途中途中でいろいろ格闘
しているにも関わらず、全然追いつけてません…。

 で、犯人と井上はなんとトラックの上に飛び乗ってここで格闘に。
 トラックのおっさん、歌に夢中で全然気づいてないがな。
 ここの格闘シーンは迫力あって面白いっちゃー面白いんだけど、なんかヒキで見ると
コントみたいだなぁ…。なんでだろう。
 ともあれ、やっとトラックの運ちゃんが気づいて、びびって急ブレーキかけたので、
路上に投げ出される2人。…やっぱりコントだ。
 
 えー、今度は犯人地下鉄に逃げ込みます。
 なんちゅー体力だ。
 自動改札を当然飛び越していくわけですが、あとから追いかけてきた笹本らも
飛び越えて行くのに対して、山本だけがちゃんとスイカ?だか出して通ろうと
して結局失敗してるの笑いました。何やってんだよ!
 やっと追いついてきた笹本らは、井上が線路上で格闘してるのに気づいて、そこに
電車が入ってくるのを見る。
 まあここで轢かれたら映画がGANTZになってしまうので、井上は犯人をちゃんと確保
していたわけですけども。
 石田に手錠を借りる井上。
 どうやら映画でも手錠を持ち歩く気はまったくないみたいです。

 このあと遅れてやってきてハアハア息をしている山本が笹本に殴られてました。
 さすがお龍さんだぜ!気が荒い!

 さあ、政治家にまで上り詰めた弥太郎が出てきたよ!
 日本を洗濯するぜよ、ですよ!
 …彼、伊達は、井上が犯人を追いかけるシーンがテレビで流されているのが
気に入らないらしい。
 なんだよ、あれは龍馬じゃねぇよ。(そういう嫉妬じゃないよ!)

 SPチームの方は課でなんかグッタリ、な感じなので何かと思ったら、尾形に説教
されるのがわかりきってるかららしいです。
 山本がマネをして言うことにゃ、犯人を追いかけるのは公安の仕事で、我々は
要人の盾となり、無事に移動させること、と。
 このあとまたお龍さんに殴られてました。お龍さん、ハンドグリップ持って殴っちゃ
ダメー!軽い凶器!
 そこにいつものおばちゃんが、お茶を持ってきてくれるのですが、井上に、尾形へ
迷惑かけちゃダメでしょ、と説教してて笑えます。
 井上もこの人には頭が上がらないんじゃないでしょうか。
 あとおばちゃん、いったんはいだばんそうこうを戻さないでください!

 尾形がやってきて、会議室にこい、と一同を呼びます。
 あとここで新人SPチームが入ってくるんですが。
 井上はある人物が気になっている様子。
 私ドラマ見てなかったんで知らなかったんだけど、このSPメンバーの中に木内と
いう、以前麻田をペイント弾で狙撃した奴がいました。
 つまり尾形がこのメンバーをわざと連れてきたってことですよね。

 というわけで会議室にて。
 中尾課長が、上からお手柄と言われたよ、と渋い顔。
 かなりの危険な爆弾が発見されたから、それを未然に防いだことが評価された、と。
 ただし、追跡に関してはやり過ぎだから気をつけろ、と釘をさすんですね。
 まあ確かにお手柄と言われれば面と向かってしかるわけにもいかないし、だからといっても
あれは危険っつーことなんでしょうね。
 予想以上にあっさりと井上らは帰されるのですが、中尾は尾形に、総理のおかげだな、と
イヤミ言ってます。
 以前井上が総理を助けたことがあるから、今回の一件を知って総理が直々に、警察庁長官へ
褒める連絡をしてきたらしいです。
 そうなるとおおっぴらに叱ることはできんわけで。
 大変だなぁ、あんたも。
 尾形の理想のSPとしては、動く壁だけではおさまらない、というのがあるらしいのですが、
井上はまだまだその粋に達してないらしいです。じゃあぬりかべでいいじゃん!動く壁!

 父の自殺が尾形のそういう考え方に影響しているらしいのですが。
 中尾は、そういう理想は隠しておけ、身を滅ぼすもとになるぞと忠告するけども、尾形は
隠しておいて必要な時見つけられないと困りますから、と、まるで部屋を片付けられない
人のような説明をするのでありました。

 伊達のぱーちー会場に不審な男がボーイとして入ってるんですが。
 あ、これテレビシリーズですっごい軽い性格(にみせかけてた)田中さんですか?
 メガネが本体の方ですよね?(それは新八だろうがぁぁぁ!!!←コラ)
 彼は何かを確認する目的で潜入していたらしいです。
 それは後でわかります。
 あとぱーちーで弥太郎(伊達)は若輩者ですが頑張りますとか挨拶してました。
 この場に龍馬がいたら絶対「あっはっは!弥太郎、すごい立場になったのぅ!」とか
言ってると思います。で伊達から「ここでは伊達ェ!!!!」と。どんな銀魂だ。

 つかここの背景、細かなことかもしれないけど、日の丸国旗が、布を二つ貼り合わせて
作られてたのが気になりました。普通こんな作り方せんだろ、みたいな…。
(外すと、日の丸真っ二つという感じになる)
 なんかちょっと意図的なものを感じるなぁ。

 このぱーちーの後、尾形があるホテルの一室にやってきました。
 そこにはぱーちーに出ていた数人のメンバーがいます。
 彼らは、こないだのテロはぶさいくなものだったとか、西島の件は残念だった、とか
言ってます。
 細かいことはわからんけど要するにこいつらがいろいろ日本をひっくり返そうとしている
メンバーっつーことですね。
 それも幕末の維新志士たちみたいな崇高なもんじゃない。
 単に自分の理想を押し通そうとしてるだけだ。

 彼らは、この国に必要なのは、国民が実感できる恐怖感だというわけですね。
 平和で何が悪いと思うんだけど、その平和ボケした感じが気に入らないらしい。
 革命を起こせるのは僕たちだけ、と、●●先生の作品が読めるのはジャンプだけ、
みたいなことをほざいています。
 そして後ろには伊達がいました。
 お前も一枚噛んでるのか。
 龍馬伝で戦争起こして儲けることができなかったから、こっちで武器商人になる
つもりですかぁ弥太郎!

 伊達がわざとらしく、君達の未来を思う気持ちには心がうたれるよ、とか言ってる
のが気持ち悪い。
 資金もできる限りバックアップするけど、政治家って一瞬で失職できるから、早く
革命実行してね、と発言をまとめるとこういうことになります。
 …後編ともいえる革命篇で文字通り、一瞬にして失職しそうな気がしますね。

 そういうわけで皆帰って行って、尾形と伊達が残るわけですが。
 尾形、あんたホント皆帰った後一人で残るの好きだな!
 
 伊達は、井上のことが目障りだ、できれば公務中に殉職という形で死んでもらいたい、
というのですが、尾形はあれは仲間に入れます、と言います。
 出来もしないことを言うんじゃない。
 お前と井上だとちょっとキャラかぶっちゃうだろうが!(問題そこじゃないし)

 まあ尾形が出て行った後の伊達の様子を見れば、彼自身、尾形のことも捨てゴマ
みたいに見てるんじゃないかなと思うのですけども。

 歴史の中で「革命」と名がつくもので成功したためしがあったかな、という伊達。
 お前ついこないだまで出てただろうが龍馬伝!
 明治維新も立派な革命だぞ一応。
 というわけで伊達君はホテルの廊下に立ってなさい!(政治家ァァァ!!)

 このあと、秘書に「もっと高いワイン飲みたい」とか言ってたのが子供みたい
だった。
 水道から出てくる水で薄めたワインをビンテージっつーて出しとけ!

 尾形が帰りのエレベーターの中で、死んだ父の幻を見て動揺していました。
 なんていうか、いろいろ葛藤はあるのかなぁ、と。

 とあるカップルが歩いて来て、家族に迎えられて入って行くシーンを延々とやって
いるので何かと思ったんですが。
 これは家族に偽装した公安でした。
 一軒家を捜査の場所みたくして、中で家族を装いながら捜査してるみたいです。
すげぇ。
 カップル偽装の片方は田中か。
 父親役の係長だかも、新聞を読んでいるフリをして中に隠した報告書読んでるし。
すごい徹底ぷりですね。
 田中は、梶山とつるんでる連中がいた、と報告。
 あと伊達についても、伊達と尾形のつながりを見つけるみたいなこと言ってます。
 公安が気づき始めたことは尾形らも知ってるでしょうし、腹の探り合いになります
かねぇ。

 井上は尾形に突然呼び出されて、俺とおまえが初めて会った場所だよとか
言われてます。
 男にそんなこといきなり言われても…。(コラ)

 井上が子供のころ、麻田が選挙活動をしていて、暗殺しようとやってきたテロリストに
たまたま井上の両親が刺されて死ぬ形となった。
 その時に実は尾形も、懐にナイフを忍ばせてその場にいたらしいです。
 麻田が井上をかばったのはまあアピールだとして、そういえばドラマの時に、両親の
死体を見ながら笑っていた麻田のシーンがありましたね。これで票を稼げる、的な
計算だったのか知りませんが。

 そして自分と井上はSPになって上司の関係になった、これを偶然と思うか、という尾形。
 …偶然じゃないでしょうか!
 まあ尾形君が必然と言い張ってゆずらないので、それはそれでいいとして。
 井上がもしあの時、麻田と握手するの拒んでいたら両親は殺されなかった、とか
ムチャ言い出す尾形。
 それはちょっと強引すぎるなぁ。
 ポストが赤いのも尾形のせいですよ、っていうくらい強引だよ。

 尾形はなおも、ここで俺とおまえ、自分の意志で向き合ってるじゃないか、だから
偶然じゃないよと食い下がります。
 必然も何もあんたがここ呼びだしたんですけど。
 え、なにこの人!?会話のキャッチボールできない人!?
 ダメだ、井上には荷が重い!新八さーん!新八さーん!尾形にめいっぱいツッコミ
お願いします!

 つかもう井上はなからツッコミ諦めてますよね。
 危機意識を覚醒させるんだ、暴力もやむなしという尾形に、命を守る大切さを
あなたから教わった、という井上。
 しまった、ツッコミどころか話がかみ合わなくなってきた!
 ここで彼らは、公安の見張りがいることに気づいて話を切り上げていきます。
 公安の田中君だけじゃなくてなんか変な男も一人いたな。
 木内かな?いまいち顔がわからなかった。
 
 歩きだした尾形に、どうしてSPになったんですか、どうしてSP続けてるんですか、
と井上が問うのですが。
 あの…もうちょっと滑舌よくしゃべられた方が…。

 この後しらじらしく井上の前に田中登場。
 でも井上は何も話さずに帰って行きました。

 翌日、井上らのチームは、伊達の警備をすることになります。
 あちこちの講演で、解説してるおっさんが「1歳の差で最年少幹事長の記録は逃された
のですが」と言い、伊達がずっこけるというのをずーっとやってました。
 ネタの仕込みかぁ…。
 政治家さんも大変ですね(棒読み)。

 井上がトイレ休憩していると、伊達が入ってくるんですが。
 つかそこはいいとしてこのトイレ、水道は蛇口式だし、温風乾燥機もないし、どんな
アナログトイレなんだよ!最近の豪華なホテルですよね!?
 何事もなく警備は終わりまして、井上らは帰宅するのですが。
 ここで伊達が、ヤな感じィー!とロケット団のごとく井上の評価をしていました。
 秘書も同意します。
 つまり、尾形が仲間に引き入れると言ってた人間を肌でどんな奴か確認したって
ことですね。
 侮れませんねさすがに。

 そんな中、あるハゲおっさんが電話で深夜起こされてます。
 誰だお前は。

 帰宅途中だった井上らのところに連絡が入り、北朝鮮が弾道ミサイル発射したから
閣僚が集まることになった、官房長官のSPが別の人についてていけないから、お前達が
急きょ行ってくれという尾形の指示でした。
 陰謀の臭いを感じますね。4人じゃ少ないと思うし…。
 ここで井上の能力発揮。人間カーナビ(ちげぇ)。
 彼の頭の中にある地図を頼りに一同、官房長官のもとへ向かいます。
 なるほど、さっきのおっさんは官房長官か。

 尾形に別の人間から連絡が入ります。
 こちらもチームを送った、と。
 この任務でトラブルがあって警察官が殉職しても問題ないでしょう、ということらしい
ですね。

 官房長官の方は、自分が一番乗りしないとマスコミに100点もらえない、早く行かないと
と焦ってます。
 …官房長官なら普通、24時間体制で警備がいるはずなんですが…。なんで誰も
いないんだ?
 井上らが車で駆けつけてくると、なんとこのハゲ(ハゲ言うなや)あまりの到着の遅さに
自分で車運転して官邸に行こうとしているところでした。
 何やってんだハゲェェェ!
 いい加減にしろハゲェェェェ!(お前もいい加減にしろ)

 で、慌てて井上が運転席に乗り込んで、車を出すわけですが。
 彼は道の先にいやな空気を感じるんですね。
 慎重に車を進める井上に「もっとスピード出せ」とかいう官房長官。
 お前もう総理マジ無理だからやめとけ。
 
 案の定ここで車が行く手をふさいできます。
 まったく危機を理解してない長官。
 井上は車をバックさせるよう、後ろの石田らに言うんだけど、後ろからバイクがやってきて
それをSPの車にカマせ、バックできないようにするんですね。
 考えたなぁ。
 狭い路地だから車を脇に入れることもむできないんですね。
 それを計算してここで襲ってきたんだろうけど。

 ここの格闘はかっこよかったです。
 つーかこれだけ騒いでてやっぱり誰も来ないし警察もこない…。
 不自然すぎます。
 しかも、車の中にもう一人メンバーいたし。車運転して逃げていくんだけど、これは
まだ襲ってくる可能性が高いですね。

 一旦家に戻ろうという井上らに、官邸に行かなきゃいけないんだよぉぉぉとうざい長官。
 タクシー呼ぶにしても危険なので、襲撃に備えながら移動することに。
 ここで誰も110番通報とかしないのがすがすがしいです。
 あと井上は、長官の車の運転席に注目。
 ガラスに銃弾が命中してたんだけど、それが多分気になったんだと思いますね。
 私もなんかおかしいなと思うのですがそれが何かわからない。

 さて、官邸まで3キロの道のり。
 これで普通にたどり着けると映画が終わってしまいますので、当然襲われるわけですが。
 酔っ払いが道端で眠りこけてて、こいつが刺客か!?と思ったら最後まで関係なかった。
マジに…。
 ここの通路で襲われた時に、石田と山本が負傷。
 そして不思議なことに、ノーマークになった長官をテロリストはまったく襲わないで、ひたすら
SPの方を狙うんですね。これで井上も、目的がわかったんじゃないでしょうか。

 石田と山本を置いて、笹本と井上は長官つれて先を急ぐのですが。
 ここで眠りこけていた酔っ払いがバッと立ち上がったので、「やべぇ!やっぱりこいつは
テロリストの仲間か!」と思ったら「な、何かあったんですか!?」と言ってました。
 早く家に帰れ。
 このあと石田が、応援と救急車を「大至急ね」と頼んでいたのですが。
 その応援、最後までこなかったんですけども…。

 近くにホテルがあるから一旦避難しようという井上に、ここでやっと危機を悟った
長官、ホテルの人間を巻き込んではならないから、行こう、と言います。
 おお、考え変わってよかったなぁ。
 危機を目の前にして意識変わりましたね。
 まさか尾形が狙っているのはこんなレベルではないと思いますが。
 あと井上が官邸前に行けば警官うじゃうじゃいるといったけど、官邸近くの高層ビルで
銃構えて待ってる奴が見てる範囲内では、人っ子一人官邸前にいないんですけど。
 バカには見えない警察官なのか!?
 あとカラスがなんかこの男を「何してんのお前、何しちゃってんのお前」みたいな目で
見てた。

 広い道に出て、官邸までもう一歩ということだそうですが。
 また車が来ましたね。
 ボウガン組と…おおっとこれは獄寺君なのか!?スモーキンボムだ!(ちげぇよ)
 つか攻撃でダイナマイトマジに使う人、獄寺君以外に初めて見たよ!
 投げ返されたらアウトだろうが!
 えー…井上、警棒でダイナマイト打ち返してました。
 山本のバット代り!?(リボーンネタはもういい)
 道路標識にぶちあたって大爆発が起きるわけですが。
 私てっきりこれで警察官がだだーっと駆けつけて来て、テロリスト追い払われて
やれやれ的なラストをうっすら予想していたのですが、はっきりいって誰も来なかった。
 コンクリートジャングルかここは!

 笹本の方も長官かばってボウガンで撃たれながらも頑張ってかばってて、
かっこいいと思いました。
 ちなみにこの後井上君、また投げてきたダイナマイトをぽいっと投げ返します。
 ほらぁー!ダイナマイトの導火線が長すぎるんだって君達!
 トムとジェリーじゃないんだから!
 このあとボウガン組には井上、拳銃構えてました。
 かっちょえー!
 まあ発砲する前に連中、逃げて行くんですけどね。

 そうして井上は笹本を置いて単独で長官を送り届けることに。
 ここの二人で会話してるシーンでは夜が明けていたはずなのですが、次の
シーンでは暗いままでした。不思議だね!

 というわけで誰一人警察官が駆けつけてくるわけでもなく、官邸へ長官を送り届けた
井上。
 ミッションコンプリート!
 あと長官が、「もう大丈夫。皆に申し訳ないと伝えてほしい。SPはベストを尽くしてくれた。
次は私の番だ」と言ってくれたのがよかったですね。
 きっと一皮むけた長官になると思います。

 ここでスコープが井上を狙っていたので、撃たれて続くかなと思ってたのですが、
井上狙われてるのに気づいた。
 すごいです。
 でも官邸前で「撃てヨォォォ!撃ってみろ!」とか叫んでいたら警察官に連れて
いかれると思うので気をつけようね!

 テロリストの方は井上が気づいたことにビックリしてて、それでも撃とうとするん
だけど、尾形に止められました。
 井上も多分尾形が来たことに気づいたんだと思う。
 これも大儀のためってやつですか、と呟いてました。
 これで翌日また普通に出勤していたらある意味怖いな…。


 というわけで革命篇に続く!
 
 
 革命篇では尾形がどうなるのかが気になりますね。
 あともうちょっとSPのリアリティ出してほしかったな…。




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