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犬夜叉 紅蓮の蓬莱島

1/11鑑賞

 今回はなんととっとこハム太郎との2本立て。テレビの視聴率があまりにも悪く(ゴールデン
にも関わらず一桁台)打ち切られた犬夜叉ですが、この扱いは確実にお子様世代を集める
ためとはいえ厳しいものがあります。
 そんな舞台裏もありましたがともあれ、最後の「動く犬夜叉」です。

 とある不気味な島。そこに集められているちびっこたち。なんか「あいちゃん」という子に
「刻印がないから逃げろ」と皆が言っています。いかにも説明臭いセリフですが、他の子
たちはその刻印とかいうのがあり、この島から逃げられないということが分かりました。
 お前らはドラクエに出てくるやたら長い説明をする王様か。
 でもって「一匹逃げ出した」とか言うてる影があります。まあ「匹」とか数えてる時点で
こいつらがかなり頭悪いというのは分かりますが(いや下に見ているだけだから)、流石は
悪役。追うのも自分達が行かず人にやらせています。

 必死に逃げる「あいちゃん」。犬夜叉といいコナンといい「あい」という名前の人はキーパーソン
になるという何か暗黙の了解でもあるのでしょうか。
 そこへ駆けつけたのがかごめと愉快な下僕ども。…ではなく犬夜叉一行。もしかしたら
あいが見かけはあんなかわいい顔をしていて実は大妖怪で、それを村人達が雇った
妖怪退治屋が追ってきている展開かもしれない、とは考えもしません。世の中、正義の
味方は弱いもの、見かけがかわいいものの味方なのです。無常です。

 そこへ表れたるはいかにも竜宮城に浦島太郎を連れて行った亀が長生きして無駄に
でかくなりましたよ、といわんばかりの、お前出る映画ゴジラと間違えたやろという感じの
カメの妖怪。というか首長竜にあたるかなという感じでもありますけどそれはどうでもいい。
 まあ全員を映して紹介が終わったところで、さくっとかごめちゃんが倒しておしまい、と。
剛羅という名前らしいのですが、名前が出てきたのが倒された後というのが悲しすぎます。

 で。何とか犬夜叉に助けられた藍ちゃんですが、犬夜叉とは知り合いだったことが判明
します。つーかやっぱり可愛いなりして50年前から姿が変わっていないということに。
こんなんで50歳以上じゃ世の中のロリコン連中はたまったものではありません。
 さて犬夜叉の隠された過去とは、桔梗と一緒に蓬莱島乗り込んでいったら思わぬ反撃に
あって返り討ちにされた挙句、刻印を背中に残されたという、自慢も出来なければ抹殺
してしまいたいものでありましたとさ。
 どうでもいいですがその刻印を見たいからと「おすわり」で言うことを聞かせて力ずくで
服を剥いてしまうのは、うら若き乙女の行動としていかがかと思いますよかごめちゃん。

 一方、村人達から蓬莱島の話を聞いている巫女が。まあ大体誰かは分かるのですが、
テレビ編で生死不明というか体の方がどうなったかかなり曖昧に放置されていたのに
いつのまにかしっかり復活していた上にこんなところまで来ているのはどうなんでしょうか。
 それと殺生丸も相変わらずフラフラとニート生活(働いたら負けかなと思ってる)満喫中の
ようですが、やっぱり何か関わってきそうです。

 すぁて凶羅がやってきました。大体どこの悪役にも1人くらいはこういう、ニューハーフ
世代の人がいるわけですが、唇が緑なのはいただけません。あの唇にはミトコンドリア
でもいて光合成しているというのでしょうか。

 龍羅というのも出てきました。見る限りこいつがリーダー格のようですが、大体こういうのが
しょっぱなから出てくるということは、犬夜叉が一度負けて最後に倒すというセオリーである
はずなので、やっぱり犬夜叉はコテンパンにやられたみたいです。
 しかも「つまんねー」とまで言われてます。

 凶羅は殺生丸と戦うみたいですね。ちゅーかもしかして美形対決とでも思ってるんで
しょうか。困りますねぇ。
 と、ここで殺生丸にも刻印があることが判明。殺生丸が背中をとられるとは、とか思った
のですが、こいつの場合面倒くさそうなことは放置する傾向があるので、多分背中とられても
別にいいやくらい思ってたくさい。
 で、邪見は邪見でいらんこと言って殴られてます。
 昔、殺生丸の父親が蓬莱島のあいつらを倒せと部下に言うたらしいですが、それこそ
余計な迷惑ですな。で、殺生丸にわざわざ報告にきた、と。そんなん言うてもやつは
犬夜叉以上の天邪鬼だからそう簡単に来ませんよ。
 お約束どおりその部下がやられた後にいかにも敵討ちとばかりに殺生丸が現れます。
この人の場合、部下を立ててそれを見届けてからやってきたのか、それとも単に思い出して
来るのが遅かっただけなのか見当つきません。というか私は後者を推したい。(酷いな)
 しかし凶羅、刻印つけて去り際のセリフが「これであなたは私から離れることが出来ない」て、
お前は2時間サスペンスドラマ中盤で犯人の弱みを握って脅した気になって殺される、犯人の
不倫相手か。

 えーすっかり忘れ去られていた犬夜叉一行。
 藍に案内されて島の中へ。ホタルがいっぱいいてます。ホタルといえば昔家の中に
ホタルが入ってきたと思って皆で見ていたら実はハエだっというおぞましくも忌まわしい記憶が。
 それはさておき、馬鹿にされたからといきなり橙と緑を殴る犬夜叉も犬夜叉ですが、久しぶりに
あって最初のセリフが「そういえば逃げ出した半妖がいたな」とかとか言う方も方だ。
 
 この島には昔かなでという巫女がおり、えーあの馬鹿どもと戦って死んだとか。
 で、島にある釜は馬鹿どものせいで穢れてしまっていけにえを呼ぶと。そのいけにえを
ささげれば馬鹿ーズは力を得られるらしいです。というのも、そのかなでという巫女が
彼らの力の源である玉を持ってその釜に引きずり込んだかららしいです。
 あさぎは自分がいけにえになれば皆は助かると散々言っていますが、それは一時的な
ものでまったく解決になっていないような気が。結局50年先にはまた誰かがいけにえに
ならねばならず、またその50年後も同じで。要するに残された者の苦しむ時間が増えるだけ
ではないのかと。
 そんでもって話を聞かずに飛び込んだあさぎと、それを助けようとして一緒に引きずり
こまれた犬夜叉。どうもこいつら話を勝手にややこしくしてくれます。
 釜の扉には、扉を開くらしいカギの言葉が書いてありました。要するに人間と妖怪が手を
つけばあくと。(身も蓋もないな)
 まあ今回は時間もないわけですから暗号解読に時間をかけている場合ではなく、まいて
いかなければいけないようです。
 というわけで案の定、かごめちゃん達をピンチに陥れる蟲が登場。四方八方から押し寄せて
きました。
 
 一方釜の中。かまじいさんはいませんでしたがかなでがやってきました。伝言がある
ようです。
 大体昔話が終わったくらいに、扉の開き方が分かり、犬夜叉とあさぎちゃんは脱出。
かなでに力をもらいました。うーんご都合主義。
 それと、なにやらいかにもな箱を託されます。…馬鹿ーズの力の玉が入っているそう
ですが、釜の中にいれたままにしといちゃいかんのかい。扉閉じてしまえば時間を稼げる…
とか思ったのですが脱出時に犬夜叉が何も考えずに破壊してしまったのでなんかもう
まったく意味がありません。空気読め、犬夜叉。
 馬鹿ーズも玉が出てきたことに気づいたようです。わざわざ持ち出してくれたようだ
とか言っちゃってますよ。
 あと、巫女の力を試すとか言うてますがその封印されてたのはかなでさんですか?
ちゅーか裸で封印しておくとは、馬鹿ーズのエロエロ大魔神ぶりにも困ったものです。

 ところでかごめちゃんの唯一の武器が犬夜叉が脱出する際に放った技でバキバキの
ベキベキに破壊されていました。お前らは揃いも揃ってアホか。
 箱が壊せず苦労しているところに桔梗登場。箱を奪っていきます。ああ、あれ桔梗
でしたか…。全然わからんかった。
 で、この桔梗は単なるコピーだったことが判明。昔この箱を開けさせるために馬鹿ーズ
が作ったらしいです。うーんクローン人間の技術が50年前に確立していたとは。これを
世の中に発表すればノーベル賞が取れるような気もしますが、妖怪が受賞できたかは
知りません。

 クローンと言われましてもあの犬夜叉のことですから、思い切った反撃に出ることが
出来ないみたいです。相手の心の中にいる人間の姿をまとって出てくる敵なのに、まったく
容赦せず叩きのめしたフェニックス一輝とは大違いです。
 ところで四闘神四闘神と馬鹿ーズが言うてたのですが、ずっと3匹で1人たらんやん、
あーラストで出てくるのか?眠りから覚めたとか言うて、とか思っていたのですがそういや
最初にいきなりやられた剛羅というのがいましたっけね。
 玉の力で見事復活しましたよ。

 やっと殺生丸がやってきました。あんたどうやって来たんじゃい。つーか相変わらず
マイペースというか。
 凶羅は自信たっぷりに出迎えますが、もう後が押してますからあっさりやられました。
パワーアップした凶羅をああもあっさり倒してしまうあたりやっぱり殺生丸は本当に
強いんですねぇ。(とフォローしておこう)

 桔梗にやられかけていた犬夜叉を救ったのは桔梗(本物)。「あんな出来損ないに心を
乱されるとは情けない」と容赦ない一言です。まあ言われもするくらい見事なヘタレっぷり
の犬夜叉でした。
 彼女は去り際何故か弓矢を捨てていきます。うーんわざとらしい。
 なんかもうこのシーンは、年下の部下に誘惑されて困っているところに、お弁当を届けに
来た妻がそれを目撃し、慌てていいわけする夫を尻目に「離婚届けテーブルの上において
おきますから」と言い放って出ていったような有様で、慌てる犬夜叉がいたたまれません
でした。(いたたまれないのはそんなことを考えるお前の頭だと)

 船を作って脱出しようとしている半妖とかごめの元へ現れたるは龍羅。お前等ここで
何してるとか言ってますがお前の目にはこれがキャンプファイヤーの準備にでも見えるのか。
でもってかごめちゃんに気の強い女は嫌いじゃないぜとか言ってますが、相手もこんな馬鹿が
好きであるとは限らないことを忘れているあたり、やっぱり頭悪いです。

 剛羅と獣羅のダブル攻撃で四苦八苦する珊瑚と弥勒。こういうのを倒すにはやっぱり
同士討ちが早いわけで。思い立ったが吉日とばかりにさくっと剛羅は自滅。でもこの時の
弥勒のアイディアはさすが生臭坊主といったところです。(ほめてないほめてない)

 絶体絶命のピンチに陥ったところにやっぱり現れるのが犬夜叉。桔梗がダメならかごめちゃん
ってなわけで変わり身の速さは天下一品(立ち直ったともいう)ですが、早速龍羅に吹き飛ばされて
るんですけども。
 んでなんか倒したら頭が3つのバケモノになりましたよ。なんやねんもー、往生際が悪いと
いうか。頭三つあったら逆に行動制限されて弱くなりそうなんですけど。
 とりあえず先に剛羅を倒しておいて、このバケモノを何とかしないといかんのですが、
かごめちゃんは弓矢がなくて大ピンチ。いつまでも弓矢とか言うとらんで、そろそろ通販で
ボウガンを手に入れられた方がいいと思いますが。
 さて半妖の子供たちの中では一番おとなしかった紫苑ちゃんが、ホタルに教えられて
弓矢を取りにいきました。それを子供達皆が迎えにいきます。ほほえましいですねー。
はじめてのおつかいですね。だーれにもーないしょーでー…。「ピンポーン、JASRACの
者ですがー」…………ハッ!

 それでバケモノを倒して刻印も消えてめでたしめでたしですよ。
 ちなみにエンディングではその後の子供達の様子が描かれているので、最後まで
見ると面白いと思います。

 最後に。
 物語の謎は映画で解決するって、どないなっとんねん。奈落のなの字も出てこない上に
まったく解決も何も、琥珀がどうなったかとか、桔梗は結局どうするのかとか全然あかされて
ないんですけども。
 ストーリーは面白かったものの、なんつーか、看板に偽りありなのは悲しかったというか。
 それと、別に映画2本だてだからといってもう一本も見なくていいんですね。律儀に
ハム太郎見てたんですが…。まあハム太郎もなかなか面白かったです。
 終わってしまうのは残念ですが、映画自体は4本そこそこ面白かったのではないかと
思います。


 


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