多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→エンジェル ウォーズ


エンジェル ウォーズ

5/1鑑賞

 まず、映像は文句なしにすごいです。これはさすが「300(スリーハンドレッド)」の監督さんな
だけはある。アクションも見せ場含めて最高でした。
 ただ、ストーリーがいくない。
 なんていうか、最後は妄想と思われていた部分から奇跡の復活を遂げる、くらいのあっと
驚く展開が欲しかったです。
 現実は何一つ解決してないままっていうのはさすがにちょっと。そこがもったいない。
 まあその落差がいいって人もいるかもしれませんが。
 感覚としては「インセプション」という映画に似てる気がします。

 さて。
 冒頭で、誰にでも守護天使はいるとか、見守ってるとか、外見に惑わされるなとか、
某宗教の教えバリバリな展開です。
 まあそれはさておき。
 主人公、ベイビードールが施設に送られてくるまでの流れは、音楽とともにセリフなしで
展開されます。
 母親が死んで、ベイビードーとその妹が残されたのだけれど、義父がいるみたいで、
義父は母の全財産が姉妹に行くのが許せないらしくて、ベイビードールらを手にかけようと
するんですね。
 妹が襲われて銃片手に反撃したものの、すでに妹は殺されていて、義父はベイビードールを
犯人として警察に通報したっぽい。
 そうして彼女は施設に送られてしまうわけです。
 …警察は調べないんでしょうか?遺産があることとか、義父であることとか、こんなに
なって得するのは誰か、とか…。そこからしてすでに矛盾があるんですけども。

 つか書類に義父が記入してるの見ると、ベイビードール20歳らしいんですが。画面見てて
16歳とかそこらかと思ってたよ!
 義父は施設の人間らを抱き込んで、ベイビードールにロボトミー手術をするよう依頼。
 何も知らずベイビードールは、施設のベラ先生によって、同じく収容されている少女らが
いる「劇場」に連れてこられる。
 ここは交流をする場所で、自由にさせてるようです。
 施設の職員のブルーかな、義父に対して、不審な点があれば警察が調べるぞ、と
金をゆすっていたところを見ると、ブルーは、遺産欲しさに義父がベイビードールをここに
閉じ込めようとしている、というのをうすうす気づいてるみたいですね。
 ブルーは5日後に外からロボトミー手術できる医者が来る、と言います。
 えーと、ここからは大事な伏線のシーンなので、上のセリフと合わせて覚えておくと
いいかもです。
 ベイビードールは施設の中に入っていく時に、部屋にある施設の地図を見かけます。
 それと職員が粗末なライターを使っているシーン、キッチンの料理人がナイフをふるって
いるシーン、ブルーの首にかけられた鍵…。
 これらはすべて伏線です。

 というわけでいきなりオペが…って早くね!?
 と思ってたのですが、それは劇で、患者の役をやらされてる女の子がブチ切れてます。
 ベラはショーよ、ちゃんとやりなさい、とかワケわからんこと言ってんだけども。
 ここでベイビードールは、神父さまからブルーに預けられたという状況になっています。
 服も変わってる。
 このシーンから「???」となる人も少なくないと思うので、ネタバレ覚悟で解説して
おくと、この時点からベイビードールの妄想は始まっています。
 義父にここへ押し込まれたのではなく、孤児になってしまった彼女が悪い神父に連れられて
このクラブに連れてこられたという風になってるっぽい。
 ホントは何も知らずに最後まで見て、謎が一気に判明の方が面白いとは思うのだけど、
ちょっと構成的にややこしいので。

 ブルーはベイビードールに、5日後に大富豪が来ると言います。
 つまり彼女を売り渡すってことです。
 そしてロケットという、さっき怒っていたスイートピーの妹が建物の中を案内してくれるの
だけど、そこはすっかりクラブ仕様になっていて、施設のかけらもなにもないわけです。
 これで、ベイビードールは違う世界にいるというのがわかると思います。
 ブルーはオーナーという設定に。
 ただの職員から出世したなぁ、オイ!

 少女らはここでダンサーをしているけどそれは表向きで、要するに売春宿なわけです。
 んである時ロケットは食料を盗もうとしてコックに見つかり、ピンチになっていたところを
駆けつけたベイビードールに助けられる。
 …あんたそんなに強かったですっけ!?というツッコミがわくのですが、妄想ならなんでも
ありだよね!
 そういうわけで二人は仲良くなります。

 んでダンスレッスンの場に呼ばれるのだけれど、ベラはベイビードールに踊って見せろと
いう。
 音楽がかかっても踊れず、立ちすくむベイビードールですが、ベラは「生き残りたければ
戦いなさい」と言います。
 …ここ、精神病院でしたよね?(いいから)

 んで音楽かけると、ベイビードールは目を閉じます。
 するとあーら不思議、雪が降る世界へ。
 ナルニアへようこそ!(ずいぶん殺伐としたナルニアだな!)
 服が変わっているのでここも彼女の妄想であるとわかります。
 つーか雪が降ってるのに腹だしファッションて、お前の服のセンスおかしい!
 海賊狩りのゾロさん!ゾロさんはいらっしゃいませんかー!腹巻貸してくれ!
(そんなことのために世界をまたにかける冒険中の海賊を呼びつけるな!)

 ここは彼女の精神世界の奥深くって感じかな。
 雪の中にある大きなお寺。
 その中に彼女はドスドス入って行きます。
 すると中には刀を手入れしているおっさんが。
 うん、おっさんな、そういう手入れの仕方すると手を切るからね?
 つーかおめー外国人じゃねーかよ!
 ベイビードール!妄想くらいちゃんとしろォォォォ!
 なんで日本の寺の中に着物きた外国人が日本刀の手入れしてんだよォォォ!
 肝心なところで配役おかしいよォォォォ!!!

 おっさんはベイビードールに、何を探している、と問います。
 出口と答えるベイビードール。
 …今来たところを戻ればいいんじゃないだろうか!
 おっさんは本当に欲しい物は自由か、と聞き、手助けしてやると、拳銃と刀をくれます。
 見えない自由が欲しくて〜見えない銃を撃ちまくる〜ってわけですか。
 おっさんんんんんんん!!!
 
 おっさんはさらに、自由が欲しければ5つのアイテムを手に入れよと、ドラクエで
勇者に最初のステージを解くヒントくれる王様みたいなこと言ってます。
 地図と炎、ナイフ、カギ、5つめは考えろってことみたいです。
 大きな代償が伴うぞ、とも警告してくれます。
 まあそれはいいとしてだな、なぜ次のシーンで刀を背負うんだ、ベイビードール。
お前その方向だと右手でめっちゃ抜きにくいぞ。せめて忍者刀みたく、左肩に向きが
いくようにしとけよ!
 というわけで案の定、現れた武者姿の敵を前に抜刀する間もなくぶっ飛ばされてます。
 だから言わんこっちゃない!慣れない武器なら最初から抜刀しとけぇぇぇぇ!!
 何このツッコミだけで全部終わりそうな展開!
 表現のソフトなキルビルじゃねーかこれ!

 …よく考えたらなんで彼女こんなに戦えるんだ。
 妄想だからか。
 ならいいわ。
 ここの戦闘シーンがメチャクチャかっこいいです。おっさんいつの間にかどっか消え
とるし。それはいいけど戦いで寺全壊したぞ。いいのか。
 最後の敵なんか、もったいぶって刀抜いたわりに一瞬で倒されてるよ。
 なんだったんだよ。お前このステージのラスボスじゃねーのかよ!
 最後に雑兵残ってたって感じだよ!
 戦国BASARAかよ!

 というわけで敵を倒して現実に戻ってきたベイビードール。
 見れば周囲がめっちゃホメてます。
 踊りがうまかったらしい。
 いや、私ら、いっそも見られてないんですけど…。
 スイートピーは、いやらしいダンスとか言ってます。
 おいおい、客を誘う踊りが要求されるこのクラブで、いやらしくないダンスって
どんなのだ。双葉幼稚園のひまわり体操でも踊ってろってか。(byクレヨンしんちゃん)
 そんな彼女らにベイビードールは突然、ここを逃げるつもりと言い出します。
 逃げるもなにも、妄想なわけですから、あなたが目を開ければよろしいだけの話
ではないでしょうか、お嬢さん!
 スイートピーは反対しますが、ロケットやブロンディ、アンバーは乗り気でした。
 ロケットは、ここにいたくないから自分も逃げたい、と言い、前にコックに襲われた
時にベイビードールが助けてくれた、と言います。

 そこにベイビードールがやってきて、黒板の裏に、キーワードを書き込む。
 地図、炎、ナイフ、カギ、と。
 後3日で大富豪が来るというベイビードール。
 それ結局自分の都合じゃね?という気がしなくもないのですが、来るなら計画を
教えるというので皆聞くわけですが、なんと!ベイビードールの計画とは!
 相手にダンスを見せるということでした。

チャラララ〜(ドラクエの戦闘が始まるBGMを想像して下さい)
 ベイビードール が 現れた!
 ベイビードール は 勇者 が 身構えるよりも早く襲ってきた!
 ベイビードール は さそうおどり を おどった!
 勇者 は つられておどってしまった!
 勇者 は 踊っている!
 ロケット は 逃げ出した!
 スイートピー は 逃げ出した!
 アンバー は 逃げ出した!
 ブロンディ は 逃げ出した!
 ベイビードール は 力尽きた。

 こういうことですか!?(違うけど微妙に合ってる!)

 つまり、ダンスを見せて相手の注意を引いている間に、必要なアイテムを盗み出そう
ということです。
 最初はまず地図、ブルーの事務所にありました。次に火を起こすためのライター、
次にコックのナイフ、キーはブルーの首に。
 スイートピーは無理だ、殺されるというけれども、ロケットは、ここにいる時点で私たちは
死んでいるようなもの、と言うんですね。
 それでスイートピーも計画に加わることにしました。ただし、自分が危険と判断したら
計画は中止、という約束で。

 スイートピーはブルーに、今からベイビードールが踊ると声をかけて、その隙に事務所に
入ります。
 地図そのもの盗んだらバレるから、コピーするってことですかね。
 ここの、ベイビードールが踊るシーンでまた、妄想バトルになるんだけど、今回から5人が
そろってかっこいいのですよ。
 今度の戦場は、おっさんが指揮官として参加。
 このおっさんはこれからもベイビードールらを導く存在として妄想の中に現れます。
 つまり守護天使ってことなんですかね?
 いやいいんだけど、天使ってやっぱかわいい女の子とかさぁ…。
 
 おっさんの話によると、ドイツ軍が地図を皇帝に送ろうとしているので、この戦場からその
地図を奪うというのがベイビードールらの使命でありました。
 現実とリンクしてるのが面白いですね。
 ちなみにアンバーは別の任務が与えられるのですが、これは巨大ロボに乗り込むこと
でした。これ面白かったです。
 このロボ…中国製じゃねーのか。書いてあるの中国語っぽいし。ウサギの絵がなぜか
書いてあるし…。
 まあいいけどさぁ。性能が若干心配だ…。

 ちなみにこの戦場ではベイビードール、右手に刀、左手に拳銃という、実に効率の良い
武器の使い方してます。すぐにマスターしてんじゃねぇよ!
 ロケットが苦戦して、スイートピーと助け合いながら進むなど、なかなか面白いです。
 で、司令官のところにベイビードールは乗り込んでいくのだけど、思いのほか強くて、
大苦戦。
 でも建物が攻撃のショックで崩れてくれたので司令官は何とか倒せました。
 …地図、部下が持ち去りましたけど…。
 それを追いかけるベイビードールですが、部下は飛行船の縄梯子に乗ってしまう。
 ここまでか、と思われたんだけど、敵のガトリングを奪って、それで飛行船撃ち落とす
アクションがすげーです。
 この映画こそ3Dで見たかったなぁ…。
 部下が銃撃つのへ、刀で弾を切るベイビードール。
 五右衛門でも多少はタメて切るのにあっさり切るなよ!剣の使い手の立場ねぇよ!
 やっと地図を奪ったと思ったのですが、死んだと思った司令官が生きていて、ぐるっと
取り囲まれてました。
 しぶといなお前!
 ここでベイビードールは、地図を上に投げ上げるんだけど、ロケットらが、アンバーの
操縦するロボットに乗って駆けつけてくれるのであります。ここは上空からの映像になる
のがかっこいい。
 んでロボットでとぴあがって地図を奪還、と。
 つーかベイビードールさんはどんだけ高く地図を投げ上げてるんですか。
 飛行機のミサイルにやられてたらどうするつもりだったのか。

 そういうわけで現実世界に戻ると、ベイビードールの踊りにブルーがすっかり魅了
されていて、市長の前でこの踊りを見せよう、とベラに提案します。
 そうすることでもっとこのクラブに金を使ってくれるだろう、ということらしい。
 市長もここに通っとんのかい!
 強引に、明日躍らせることになりました。
 
 ベイビードールにロケットが声かけてきて、コックから助けてくれたのをお礼言った
後、自分は親に反抗して家を飛び出した、ということを伝えます。それを追いかけて
スイートピーも来たらしい。
 ただよく考えれば家を飛び出したからといってこんなところに来るわけはないので、
そういうつじつまの合わなさが、この世界もまた、現実のベイビードールの妄想である
というのが分かるんですけどね。

 その一方ブルーはホクホクして帰ってきたものの、複製機(だと思う)が暖かかった
ことから、注意深く室内を観察し、地図がコピーされたらしいことに気づきます。
 さすがに悪党やってるだけあって頭は回るな。

 市長が来るというので、市長お気に入りのアンバーにライターを盗んでほしい、と
言うのですが、アンバーは腰が引けてる。
 そんな彼女にブロンディがやり方を伝授してます。
 つーかライターくれといったらくれそうな気もしますが。
 ともあれ市長がやってまいりました。
 その前でステージに立つベイビードール。
 相変わらず服すげえセンスだな!
 そして彼女はまた妄想に入ります。

 今度は中世の城みたいな場所で、おっさんの話によると、アンバーは飛行機の操縦、
ブロンディは機銃の操縦、そしてベイビードールらで城の中に乗り込んで、赤ん坊を
見つけて首を斬りさき、その中の水晶2つを取り出して打ち合わせて炎を出せ、と言う、
「…なんか最初の方、穏やかでない言葉が聞こえましたけど?」という指令でありました。

 しかもこの後3人は飛行機から降り立つんだけど、そのポーズがめっちゃかっこいいのは
認めるけど、パラシュートなしで降りちゃダメでしょ!足ジーンとなるよ!
 おっさんが彼女らが乗り込む前に行ってた「ママを起こすなよ」という言葉が気になります。
 つーかおっさん、ピンチフラグ立てるのやめんか!

 中に乗り込みますと、赤ん坊が眠ってました。
 …ドラゴンかよ!
 ああ、市長のライターの模様か。なるほどね。
 あっさりベイビードールが首を切り裂いて水晶をだし、打ち付けるときれいな炎があがり
ましたが。
 これで普通に帰れるわけがない。
 我が子の異常を知ったママドラゴン、略してママゴン(コラコラコラコラ)がやってまいりました!
 おい、ドラゴンの扱いに長けたハリー・ポッター呼んでこい!

 炎を吐くドラゴン相手に退却してるベイビードールらですが、彼女らを助けるために割って
入ったアンバー操縦する飛行機を今度はドラゴン追って行きます。
 何とか壁に激突させたりしてるみたいですが、体の大きなドラゴンにしてみれば、柱の角で
足の小指を打った程度のもの!(いや、それ結構痛いよ!?うずくまるよ!?)
 飛行機の後部をかじりとられて大ピンチ。
 アンバー、後はベイビードールに任せて退散しました。コラァァァ!!
 この後ベイビードールは、ドラゴンの吐く炎を華麗によけて、刀を頭に突き刺します。

 そういうわけで今回も無事妄想の世界から戻ってきました。
 市長もベイビードールの踊りに満足して大拍手。ですが、そこでライターがないことに
気づいてしまう。
 うーむ。
 ほころびが生じ始めていますね。

 皆はライターを無事に手に入れたことではしゃいでます。
 ベイビードールは慎重に、引き出しの裏に地図とライターを隠してた。
 ところがそこにブルーがやってきて、盗んだものがあることを指摘、彼女らをけん制
します。ばれるの早すぎだろ…。
 スイートピーも、ここで計画は終わり、と言います。
 危険すぎると。
 ロケットは最後までやると反発。姉妹は決別することになってしまいます。
 まあロケットが自由になりたいという気持ちもわかるけど、スイートピーがロケットの身を
案じているからこその発言、というのも気づいてあげて欲しいですね。
 …今気づいたのですが、ライターじゃなくても火が付きそうなものないんかい。キッチンに。

 一方ブロンディの方は音楽をかけるリールデッキを片づけながら泣いているのだけれども、
それを聞きつけたベラがやってきて、彼女に相談しようとしたところでブルー登場。
 ブロンディがとっさに嘘でごまかせるほど度胸があったらよかったのですが、どうやら
それは無理のようで。

 ロケットとベイビードール、アンバーは、キッチンで料理の手伝いをしていますが、
すっかり弱気になったベイビードールに対してロケットは、3人でもやれる、と言う。
 ああ、ナイフ奪う計画のことか。
 でも、おっさんが言ってたことを思い返してほしい。
 皆で力を合わせろ、と言っていたことを。

 そこにスイートピーがやってきて、死なせないために来たと言います。
 それで踊ってということで、皆準備開始。
 準備するのはいいが、テーブルの上の食べ物を乱暴に落とすな!よけて置いて
おけばいいことだろうが!もったいないお化けでベイビードールのバックダンサー
してやろうか!

 というわけで踊るわけですが。
 ここで実はハプニングが生じる。
 彼女らはまだそれに気づいていませんでした。

 さて幻想の世界へ。
 ベイビードールのヘアバンドが太くなって世界が変わったことが分かる、と
いうのも面白いですね。アハ体験じゃないけど。(当たり前)
 今回はブロンディがいないので、4人です。
 今回の任務は、ロボットが列車ハイジャックして爆弾を仕掛けた、それを解除して
取り外すことでした。
 おっさんは、またまた「最後にもう一つ」と言って、爆弾が街についたらやばい、と
イヤなことを言ってくれます。アンストッパブルかよこの列車はよ!
 飛び立つヘリに「俺がお前たちだったらもう飛び立ってるぞ」というおっさん。
 お前があれこれ言うからみんなちゃんと話を聞いてたんだろうが!

 今回の妄想は未来都市みたいな感じになってますね。
 レールが宙に浮いててめっちゃ怖い!
 これちょっと止めるのに、銀河鉄道999かデンライナー必要じゃないのか、と思いましたが、
彼女らは列車の後部を破壊して乗り込みました。まあその方が早いといや早いですが…。
 ベイビードール、ロケット、スイートピーの3人で乗り込んでいき、ロボットを倒して爆弾の
元へあっさり到達。
 あっさり到達と書いたけど、ロボットとの戦闘シーンも手が抜かれていなくて面白いです。
 あまり残り時間もない中で、爆弾の解除作業にかかる3人。
 これ取り外さないといけないので、ヘリで持ち上げる必要があるんだけど、列車の屋根
すっ飛ばして、それがヘリに当たりそうになり、アンバーが「ちょっと!」と怒るのは
面白かった。
 ところがここで、生きてたロボが爆弾解除を無効にしてしまいます。
 つまりこの爆弾は持ち去ることは出来なくなった。

 これが現実の世界にも影響します。
 なんと、彼女らが乱暴に食材片づけてたせいで、スープがこぼれて音楽かけてた
ラジオのコードにかかり、ショートしてしまうんですね。
 ベイビードールの踊りが止まったことで、コックからナイフを抜き取ろうとしていたのが
ばれ、コックから反撃されてしまう。
 ナイフで刺されそうになったスイートピーをロケットが庇いにいきました。

 妄想の世界では、脱出しようにも機械が壊れてロケットは飛び立てなくなってしまう。
 ロケットという名前なのに飛べないなんて!
 スイートピーは、出力を最大にすれば自分のだけでも二人分飛べる、というのですが。
 ロケットは彼女に「2つ約束して」と言います。
 1つは怒らないで、と。
 スイートピーの脱出装置のスイッチを勝手に押して、彼女だけ飛び立たせてしまうんですね。
 ロケットは一人爆弾とともに残った。
 そういえばおっさん、多大な代償を払うとか言ってましたね。
 …街、爆弾抱えて突っ込んだ列車で崩壊しましたけど…。あれぇ…これせめて止めなくて
よかったのかな…。任務の意味なくね?
 ま、失敗ってことなんでしょうけどね。

 現実世界に戻ると、コックのナイフでロケットが刺されてしまったところだった。
 彼女はスイートピーに「2つ目は自由になって、ママに「愛してる」って伝えて」という
ことを言います。あ、妄想の世界の約束の話か。
 そうしてロケットは息を引き取ってしまう。
 ショック状態になるスイートピー。
 ブルーが入ってきて、スイートピーを連れていってしまいます。
 ベイビードールはこれからショーということで連れ出される。
 大富豪が来ているらしいです。

 で、ベラが服を着せてくれるのだけども。
 ブルーが準備をしている女の子のところにやってきて、ここに裏切り者がいると
言い出します。
 それ、ショーの後にしとけばいいのに。
 どう考えてもまともに踊りが出来なくなると思うんですけど。
 ブルーは、ブロンディから計画を聞いたといい、アンバーを射殺。
 密告するようなマネも信用できないといってブロンディも射殺。
 こんな状態で踊ってこい言われても無理やろがボケが!
 しかも撃ち殺しておきながら「銃は嫌いだ」と部下に返してるし。
 嫌いなら使うな!

 ブルーはベイビードールに、お前を大富豪に売れば大金が手に入るが、
玩具を手に入れたくなったと言うわけです。
 つまり踊りが気に入ったんだろうな。
 ところがここでベイビードール、引き出しの裏に隠していたナイフで反撃。
 ついにブルーのかぎを手に入れます。
 これで道具は4つそろいました。
 閉じ込められていたスイートピーを助け出し、ベイビードールは火炎瓶で火災を
起こして二人で脱出。
 火災が起きれば脱出できるように自動的に施設のかぎが開錠されるので
それを狙ったわけです。
 ところが表玄関まで来たところで、ガラの悪い連中がウロウロしてて、これに
見つからずに逃げられそうもない。
 ここでベイビードールは、最後の5つ目は自分である、と気づきます。
 つまり、自分がおとりになってスイートピーを逃がすことこそが、おっさんが言ってた
ことの答えなのだと。
 自由を手に入れるってやつか。
 んでみんなの分まで生きて、とスイートピーを送り出し、ベイビードールは連中の
前へ。
 てっきりここで踊るのかと思いましたが。最後は音楽なしでも踊れるようになって、
妄想の世界から現実の世界に飛び出してくるのかと思ってた。
 連中に正面切ってケンカ売っただけだった。
 えぇー………。

 さあ。
 ここで皆さん思い出してみて下さい。
 この世界もまた、不自然に始まったことを。

 つまりは、ロボトミー手術を受けるまでの、ベイビードールの妄想だったわけです。
 オペを行った医師は、看護師に「今の患者の目を見たか」と驚いたように話しかける。
 今までの患者とは様子が違う、と。
 そこにベラが入ってきて、彼女は母親が死んで鬱になり、妹を誤って殺してしまって
この施設に来たのですよ、と説明するんだけど。
 ここで、ベイビードールが一人の人間を逃がすのを手伝って、放火したり、職員を
傷つけたことがわかります。
 スイートピーが逃げたこと自体は事実なわけです。
 地図、炎、ナイフ、カギもちゃんとヒントは出てます。

 自分のカウンセリングでもダメだったというベラは、ロボトミーには反対だと言います。
でも医師は、オペの承諾書にベラの名が書かれているという。
 驚くベラ。
 ここでは、誰がこのニセのサインをしたかわからないのだけど、義父から金を
貰っていたブルーの仕業かもしれませんね。 
 医師は、ベイビードールはオペを望んでいるようだった、と言います。
 つまりこれこそが彼女が手に入れる自由というわけですかー。

 この後ブルーが職員に協力させて、ベイビードールをこっそりトイレに連れ込んで
変なことをしようとするのだけれど、ベラ達に見つかって取り押さえられました。
 やっぱりブルーがオペをさせたみたいですね。
 でもって、最後にベイビードールの表情が写りますが、確かに幸せそうな顔はして
ました。
 そしてスイートピーはというと、逃げてバスに乗ろうとするのだけど、逃げた人間を
探している警察に声をかけられる。
 ところがバスの運転手が、彼女はずっとバスに乗っててここでトイレのために
降りただけだ、とかばってくれます。
 この運転手はあのおっさんでした。
 おっさんは、スイートピーの事情を理解したうえでバスに乗せてくれます。

 自由へのかぎを持っているのは誰?
 それはあなた。
 武器はもうそろった。
 さあ戦って。

 最後のメッセージはこんな時だからかもしれませんが、なんだか復興に向けての
メッセージにも感じられました。
 ともあれ、冒頭の20分くらいはかなりワケわかんなくて退屈かもしれませんが、
伏線になるので、投げ出さずにしっかり見ておかれることをお勧めします。
 アクションシーンがもっとあると良かったなぁ。あと、衝撃のラストになってたら
もっとよかった。
 ま、映像は楽しめるので、そっち優先で楽しみたい方はいいんじゃないでしょうか。



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→エンジェル ウォーズ