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ハッピーフィート2
踊るペンギンレスキュー隊

11/30鑑賞

 前作の、全然面白くなかった(失礼)という反省を踏まえてか、今回は映像がものすごく
良かったです。
 2Dで見たんだけど、これから見ようと思ってる人は3Dの方が楽しめるかも知れない。
見所をしっかり押さえてあるのがわかるので。子供は面白いだろうなぁと思いました。
 あとペンギンのフカフカ度がパワーアップだ!
 ヒナペンギンが沢山出てくるので可愛くてよかったです。

 冒頭は、みたみたねこくん、というミニ映画が上映されるけど、これもキュートでかわいかった。
室内で鳥が猫に追い掛け回されてるのに目覚めないばあさんって一体…。まあオチは猫めがけて
ピアノを投げ落とすというすごいとこ見せてくれますが。
 つかまんまコレ、トムとジェリーじゃね?

 さて本編。
 コウテイペンギンらのミュージカルから始まります。
 映像がパワーアップしてて迫力あって楽しい。
 あとヒナペンギン達がよちよち出てきて可愛いです。
 もうこれだけで見に来たかいがあったね!的な。
 そんな中、一番チビのヒナペンギンはうまく踊れないらしい。名前はエリック。
 前作のマンブルと、グローリアの子らしい。
 てかすいません、ちょっといいですか。
 マンブル、まだヒナの羽毛なんだけどどういうこと。
 え?お前何歳?
 まあ多分他のペンギンと差別化してわかりやすくしてるんだろうなと思うのですが。
 
 エリックはダンスがうまく踊れなくて、踊る理由がわからないという。
 マンブルの足にのっかって踊ってみるもうまくいかず。
 あ、なんかすっ飛んだ。
 頭から氷に突っ込んで皆に笑いものにされ、心が折れたっぽいエリック。気持ちはわかる。
 穴の中に引きこもってしまいました。
 うーむ。
 そこにやってきたのはアデリーペンギンのラモン。
 エリックを慰めてるのか自分を慰めてるのかよくわからんけど、アデリーランドに帰るとか
言うてます。つかお前まだここにいたんか。

 その頃外の世界ではなんか津波が起きてましたよ。
 地震か…。

 エリックの様子を見に来ると、声をかけて慰めていた友達のボーとかアティカスまでも
いなくなっている。
 どうやら、ラモンを追いかけていってしまったらしい。
 お前ら…。

 海の中ではオキアミの、ウィルとビルが「海賊王に俺はなる!」的な感じで群れから
離れようとしてました。自我に目覚めたというか。群れの外に行くとか。
 つか単体でいた方が逆に捕食者からは見つかりにくくていいかもしれん!
 そんなこんなのうちにクジラに襲われて、必然的に彼らは群れの外へ。
 新たな冒険が始まります。

 ラモンは海に飛び込んでランドに帰ろうとするも、勇気が出ない様子。そこに
高波をかぶってびびりまくり。
 波にペンギンがびびってどうすんだよ…。
 そこにやってきましたチビども。
 アデリーランドに行きたいと言います。でも泳げないとか。泳げなかったら意味ないだろうが!
 ラモン、飛び込む勇気がなかったのでチビ達に、1、2、3で飛び込むから、2で押せ、でも
俺には教えるなよ、とか意味不明なこと言ってる。
 1で押して差し上げたらいいんじゃないですかね。
 しかも実際チビたちが2で押したら「容赦ないな」とか言ってるし。
 お前は何がしたいんだ。
 海に飛び込んだものの捕食者に襲われてあわてて逃げてきたラモン。
 お前もう帰れないんじゃね?

 マンブルはエリックらを探しに足跡をたどってきました。

 ラモンはアデリーランドに到着。
 メスらに声をかけるも完全に無視されて、アティカスから「完全スルーじゃん」と突っ込まれて
たのが笑える。
 …アデリーランドっつか、マゼランペンギンもいるんだけど…え?これシェア?住まいをシェア?
 まあいいわ。
 彼らはとあるペンギンに夢中。
 それは、飛べるペンギンことスヴェン。
 どう見てもペンギンじゃないな…と見ている大人たちは思ったでしょうが、子供さんが喜んで
いたら「あれはペンギンじゃないんだよ」とネタバレせずに黙っておいた方が良いでしょう。
 私はてっきり、ペンギンの名の由来である、オオウミガラスの生き残りがいてどうこう、という
話になるのかと思ったんだけど全然違った。
 エリックはワクワクしてスヴェンの話を聞いています。
 エリックかわいいなぁ。
 自分の住まいがなくなって、一人生き残ってさまよってる時に、人間に助けられたらしい
ですよ、スヴェン。
 その時にタンカー事故に巻き込まれてオイルまみれになって保護されたラブレイスとも
知り合ったらしい。この時ラブレイスは人間から虹色のセーターを着せてもらってました。
 これは、ペンギンの羽が石油などで汚染されて本来の機能を失っているため、体温保持の
ために着せられたものだと思います。

 ともあれその時にラブレイスは人間と仲良くなって、エアギターとか覚えたらしいけど、それは
まあどうでもいいわ!
 ある時スヴェンは人間たちが、鳥の丸焼きを作って食べているのを見て、自分もそのために
保護されたのではと勘違い。
 ラブレイスとともに逃げ出し、この地にやってきた、と、そういうわけらしいですね。
 彼はニューアデリーランドを作ると高らかに宣言します。
 この時地震が起きたんだけど、これも自分の力とか言っちゃうスヴェン寒い…。

 スヴェンのことを受け入れられないラモンですが、彼のアドバイスに従ってみたら、たまたま
出会ったアデリーのメス、カルメンに一目ぼれしたことでスヴェンのことを受け入れることにした
らしい。お前にはポリシーはないのか。
 さてそんなこんなのうちにマンブルがやってきてエリックを連れて帰ろうとするけど、すっかり
スヴェンを尊敬してしまったエリックは嫌がる。
 そんなエリックを諭すスヴェン。
 まあいいこと言ってますね。
 いつか僕も飛べる?というエリックにスヴェンは、望みがあれば願え、強く願えばかなうと
言います。
 大人が子供を丸め込むときの常套文句だね!(コラ)

 帰り道マンブルは、嫌なことがあってもすぐ逃げるのはよくない、とエリックに言います。
 できることを見つけるのも仕事だ、と。
 そこに大きな地響きが響いてきます。
 皇帝ランドには大きな氷の塊が押し寄せていました。
 大地に大きな亀裂が入って通れないので回り道しようとするマンブルだけど、子供達は
クレバスの怖さとかしらんから、細い氷の橋を通って行こうとする。
 画面見てるだけでこぇぇわ!
 すると向かいからはゾウアザラシが。
 マンブルはちょっと下がって欲しいというけど、ゾウアザラシ譲らず。
 いますよねー、狭い道でも絶対に自分は譲らず突き進んでくる車って。
 あーだこーだしてるうちに氷が崩れて、ゾウアザラシ踏ん張るも落下。
 マンブルは驚きます。
 ゾウアザラシは後ろに子供を連れていた。
 落ちた底からゾウアザラシは子供達に、自分がいなくても強く生きるよう呼びかけます。
 そしてマンブルに、母のとこまで子供達を送ってやって欲しい、と。
 マンブル、見捨てておけないとばかりに、海に戻って飛び込んで、ゾウアザラシが落ちた
とこに行くと、氷が張っていて割れない。
 そこで、岸に戻って寝ていた…これアザラシかな?ちょっとよく画面見てませんでしたけど、それを
挑発して自分を追いかけてこさせ、氷を割ることに成功。これは痛快だった。
 しかもゾウアザラシが出てきたので、マンブルに強気だったアザラシあわてて逃げました。
面白い。
 
 ちなみに、あのオキアミのウィルが、アザラシの体にかみついていて、マンブルの
挑発に動いたのを、自分が噛んだからビックリして暴れてると勘違い。お前ら…。
 
 そういうわけで助けてもらったゾウアザラシのブライアンは、もし何か困ったことがあれば言え、
必ず駆けつける、と今後の伏線を約束して帰って行ったのでありました。

 そんなことがありつつ、マンブルらが戻ってくると、皇帝ランドがなくなっている。
 正しくは、氷の塊がぶつかってきて、皇帝ランドが外と隔離された状態になってしまっていました。
 人間なら登れるかもしれんがペンギンには無理だな、確かに…。
 で、どうしたらいいかということになって、ボーが、自分はアデリーランドにいって助けを呼んで
くるといい、マンブルはエリックと、とれる限りの魚を取ってくるということになる。
 エリックが危なっかしくてヒヤヒヤさせられますが、エリックは魚に乗ってすべっていったのを
自分で飛べたと大喜び。スヴェンのように皆が飛べるようになれば出られる、と言うけど、
マンブルは、種類が違うから飛ぶことは出来ないと叱る。余計な希望持たせるな、皆飢え死に
することもあるかも知れない、とか。
 ただそれが、皇帝ランドの皆に丸聞こえなんですね。
 うわぁぁぁ!マンブル、皆の希望をザクザク削っちゃってる!

 聞いていたグローリアはマンブルに魚を取りに行かせ、エリックには歌を歌って落ち着かせます。
するとみんなの頭上にはオーロラが。
 このシーンきれいでした。
 
 一方オキアミどもは、光るクラゲが子供を産んだのを見て、俺達で群れを作ろうとか、養子とって
群れをとか結構寒い事言ってます。
 群れに戻れよ…。
 
 マンブルの方は律儀に魚をとってきてたけど、そこに現れたのはトウゾクカモメ。
 これさぁ、名前がさぁ、生きて行く上では普通のことしてるのに、人間の考え方から名前つけられたら
たまったもんじゃないよなぁ。
 コウノトリ目なのに赤ちゃんつれてくる以前の問題だな。
 まあともあれ。
 トウゾクカモメは、コウテイペンギンらが閉じ込められていることを知り、続々と集まってきたので
ありました。
 コウテイペンギンのリーダーも、毅然とせよとか言ってるけど、頭にフン落とされてるし…。
 ヒナをさらっていこうとするのをグローリアが平手打ち(フリッパー打ち?)で叩き落とすのかっこいい。
 この、ランド最大のピンチに、アデリーペンギンらがやってきましたよ!
 形勢不利と見て次々逃げていくトウゾクカモメ。
 やったね!

 ラモンが、皆来たけど、かぜっびきの奴は置いてきたぜ!とかいってるそばから誰かクシャミしてて、
「おや、いるね」とか言ってるのが面白い。
(鳥でもクシャミはします)
 そういうわけで、海からペンギンが魚リレーです。
 このシーン面白いです。
 大量の魚がコウテイペンギンのところに届けられて、ひとまずは安心となるのだけど。
 マンブルは、グローリアは皆が食べるまで、自分は食べないと思うから届けて、とスヴェンにお願い
して魚を届けてもらってます。このシーンなんか面白かった。
 いや、スヴェンがグローリアをナンパしてるんで。
 ちなみにオキアミのウィルですが、スヴェンがとった魚にくわえられてビルと離れ離れに。
 食われはせず、氷に着地することは出来ましたが…。

 と、魚のリレーが止まったので不審に思うマンブル。
 どうやら人間たちの船がきたらしい。
 ラブレイスは救出を手伝ってもらうと船の近くに行きます。
 なるほど、虹色のセーターを着たペンギンなら一発で、以前に助けたペンギンとわかってもらえます
もんね。
 近くの氷山でエアギターしてて、それを発見して喜ぶ人間たち。
 外に音楽機材持ち出してギター演奏してます。
 ………いやいやいや!そうじゃなくて!
 助けて欲しいんですけど!
 演奏とかめいっぱいしなくていいから!
 とか思ってたら何故か伝わったらしく、人間たちが救助に。
 さくっとロープをおろして氷を削り始めてくれます。
 やったね!
 ペンギンたちが喜んでいると、しかし天気が吹雪となり、危険と感じた人間たちは引き上げて
しまうのです。
 まあ仕方ないよなぁ。人間はコウテイペンギンと違って万能の防寒具は持ってないのだし…。
 絶望するペンギンたち。
 あ、ちなみにオキアミですが、脱出しようとして失敗、人間が飛ばした毛糸の帽子から引きはがされて
また水の中に落ちてました。

 人間たちが引き上げてしまい、困り果てたマンブルら。
 アデリーペンギン達ももうできることはない、と帰ろうとします。
 中のコウテイペンギンらは飛んで脱出しようとするけど、まあ飛べないんで無理ですよ。
 スヴェンは飛び方を乞われて、自分はペンギンじゃない、パフィンという鳥だとばらす。
 …「白のパンダをどれでも全部並べて」?←それパフィー。
 日本名だとニシツノメドリ。学名は「小さな修道士」の意味を持つかわいい鳥です。
 あれかー…。オオウミガラスじゃなかったー!
 そしてスヴェンは去って行きますが。

 マンブル、気にせず踊り始めました。
 そこはもうちょっと気にしよう!
 彼は踊ることで振動を起こし、氷を割ろうとしてたんですね。
 なんだ、空気読めてないわけじゃなかった!
 結構氷崩れたと思ったけど、大したほどじゃなかった。
 あとこの衝撃でエリックとラブレイスが滑り落ちそうになったけど、マンブルやアミーゴスが
助けました。
 カルメンはこの衝撃で下に落ちてしまったのだけど、遠距離恋愛は嫌だー!とラモンがダイブ。
 お前、思い切ったことすんなぁ…。
 しかしこれが功を奏したようで、カルメンはここまでしてくれるなんて!とラモンの愛を受け入れる
のです。…結果オーライか。

 マンブルはまた氷を壊そうとするけれど、足をけがしていてうまく踊れない。
 そこで、スヴェンが変わりのダンスを。
 これ、あれですよね、恋のマイアヒとかいうやつ。
 ここの踊り楽しかったー。
 もっとパワーがいると感じたマンブルは、ブライアンに助けを求めることを思いつきます。
 
 海に流されたオキアミのウィルは偶然にもビルと再会。そこには、群れがいました。どうやら
合流したらしい。
 皆さん!これがご都合主義というやつです!(コラコラコラコラ)

 ブライアンに会いにいくも、彼は今縄張り争いで忙しいといい、マンブルの頼みは聞けないと
いう。
 がっかりして帰ろうとするマンブルですが、そこでエリックは歌を歌います。
 僕のパパはヒーローでかっこいい、みたいな内容。
 ちなみにここは鈴木君はさすがに無理だったと見えて、別の人が歌ってました。これは
仕方ないな。

 ゾウアザラシの方も、わが子から何かを訴える子供のまなざし攻撃を受けて、マンブルの
頼みを受け入れることにしたようで。
 群れを引き連れてやってまいりました!
 そういうわけでペンギンとゾウアザラシの、ものすごいダンスが始まります。
 考えた人すげーわこれ。
 そして偶然ですが、オキアミの群れも氷の下からダンス中。
 ウィルが足を踏み下ろした瞬間、地鳴りが響き渡って氷割れるの面白かったなぁ。

 そういうわけで皆は無事再会することが出来ました。
 いやー、かわいいヒナペンギン見ることができて大満足です。
 



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