多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密


タンタンの冒険
ユニコーン号の秘密

12/5鑑賞

 あーこれ別に3Dでなくてもいいじゃん…失礼ですが大した迫力なかったですよ。
 あと話もそんなに盛り上がるほどではないです。外国では大人気というから話は面白いの
だと思うんだけど、多分そのテンポがこの映画では失われてしまっているんだと思う。
スピード感が足りない。
 前半1時間くらいかなり退屈でした。厳しいわー…。

 最初、影絵で簡単な、タンタンの冒険が書かれますが、正直こっちが面白かった。
 光る玉をタンタンが手に入れて、それを悪人に殴られて奪われ、取り戻しに追いかける
という話なんだけど、悪人に挟み撃ちにされて殴られるとこなんか、お前はコナンかよ
とか思ったわ。

 ちなみに冒険家かと思ったら新聞記者らしい。
 …記者らしいシーンが何もなかったような…。
 いいですけど。
 んでそのタンタン、冒頭は似顔絵描いてもらってました。
 出来上がった絵が、「わあ、原作とそっくりだね!」みたいな。
 小ネタをちょくちょくはさんでくるな!
 
 タンタンの相棒である犬のスノーウィ。最初に見た時には青エクのメフィストの変身かと
思いましたがどうやら違ったようです。(あんなただれた悪魔は児童書に出ません!)
 このスノーウィは街中で人々の財布をすっているスリを見つけてほえるんだけど、
タンタンは騒ぐなとたしなめた程度。
 お前いくつも事件解決してきたんじゃないのか!
 途中、異常ないねと見張ってる男二人がいたけどこれがまさか警察だったとは…。
こんなのが…。
 そんな中タンタンは、フリマかな、蚤の市で帆船のモデルを見つけ、買い求めます。
 そこにあわただしく二人の紳士がやってきて売ってくれるよう頼むけど、タンタンが断ると
一人は「早く手放した方がいい」と去り、もう一人はムーンラサール城の中に元々飾られて
いたもので、自分は城の持ち主なんだが、それを言い値で売って欲しいというありさま。
 私なら1億円で売るぞ。(待て)
 タンタンは帰るのですが、売ったおっちゃんは、二人目の紳士にあれは誰だと聞かれて
タンタンだと答える。いくら有名人でも簡単に教えちゃダメだろ。

 欲しがる人がいるということはこれは何かあるのかもと思ったタンタン、船を調べる
ことにします。
 船の名はユニコーン号。
 で、調べようとすると猫が入ってきてスノーウィと格闘。
 その時にマストが折れて中から棒が出てきたんだけど、これは机の後ろに転がって
いってしまう。
 そんなことに気づかないタンタンは「折れたあぁぁぁ!!!」みたいな感じです。
 それはともかくとして図書館にユニコーン号のことを調べにいくタンタン。
 おい、船の模型壊れたのはいいのか。
 無駄に立ち直りはぇぇな!!!!

 図書館で、以前あの城の持ち主が、ユニコーン号最後の船長でもあったことを調べている
タンタン。船は船長を除いて乗組員全員死亡、船は沈み、実は秘密の積み荷があったと
言われているが、歴史家はその謎を解けていないということらしいです。
 城の継承者、アドックの血を引くものだけがユニコーン号の秘密を知る、ということ
らしい。
 そんな調べ物をしているタンタンのところに忍び寄る影が。
 後でわかりますがこの人影はホントは怪しい人じゃありませんでした。

 何か見過ごしてるぞと言いながらタンタンが戻ってくると、ユニコーン号の模型は消えていた。
何か見過ごす以前にお前はいろいろフラグ見過ごしすぎだろ。
 というわけでいきなり城に行っちゃうタンタン。
 考えが飛躍しすぎです。
 犬にほえられたけどスノーウィが吠えてくれて結局仲良くなるという、ワケわからん展開は
まあいいとしよう。
 で、中に入ると、ユニコーン号が飾ってあった。
 それを取り戻そうとしてタンタン、殴られてます。まあそうなるわな。
 そこにいたのは、昼間船を譲って欲しいと言ってきた二番目の紳士でした。
 これは自分のものだという。
 マストを触ってみて折れてないので、勘違いだったことを知り、謝るタンタン。
 しかも、それで帰ればいいのに、この船は2つあったんですか、1つ持ってるのにどうして
もう一つ欲しがったんですか、まだ何かあるんですかとかうるさい。
 これでないと新聞記者はやれないのかも知れないけど、不法侵入かましておいて窃盗未遂
しておいて質問かますたぁ、お前の血は何色だ!
 
 というわけでタンタン追い出されるわけですが、執事が「御気の毒でした、マストが壊れた
のですよね、部品がそろえばいいのですが…」と意味深なことを言う。
 私は最初、紳士が飾ってたユニコーン号は実はタンタンのとこから盗んできたもので、
執事はマストが壊れていたのを知っていてうっかりそのようなことを、気遣いに見せかけて
言ってしまったのかと思っていたのですが。
 実はタンタンに対して重要なヒントをくれていたわけですね。
 マストの中に隠されているものを調べよ、という。
 この執事のポジションがここでハッキリしてればなぁ…まあいいけど。

 タンタンなんであんなことを?とか言いながら帰宅すると、今度は部屋が荒らされていました。
お前は何度泥棒に入られるつもりなんだ。セコム入れろよ。
 タンタンはここでやっと、マストの中に入っていた棒を見つけます。
 その中には羊皮紙のメッセージが。
 これを誰かが探していたのだと気づいたタンタン。
 財布にそれをしまいます。
 そうしていると、下に来訪者があり、管理人さんが対応しているのに気づくタンタン。
 敵だと疑ってかかって、チェーンかけたまま話をするのですが、それは模型を売ってくれと
やってきた一人目の紳士で、彼は何者かに撃たれてしまいます。
 タンタンが中に入れてやってれば助かってたかも知れないのに…。
 紳士は持っていた新聞に血でマークをして何かメッセージを残す。

 警察官二人がやってくるのですが、これがまあ、あてにならない感じで、タンタンは紳士が
残したメッセージ、「カラブジャ」というのを伝えるのですが、ハッキリ言って役に立ちそうも
ない感じだ。
 帰り際猫に引っ掛かって足踏み外してたし。
 君らはあれだ、捜査の前に、自分の足元に気を付けるところから始めたまえよ。

 この警察官らは、スリを今追ってるらしくて、スリが狙ってきたらわかるようにと、財布に
ゴムひもつけてるらしいです。
 …言ってるそばからすられてますけど。
 しかもゴム切れた。
 タンタンにおっかけてくれ!とか言うけど、タンタン、スリに気づかず逃したどころか、財布
取られましたがな。
 冒険のヒントを話の流れと関係ないスリに持って行かれたよ!?
 しかもタンタン自身は道路に飛び出して車に轢かれそうになってるし。
 冒険終わるゥゥゥゥ!!!!

 で。この直後タンタン、何者かにさらわれます。
 木箱に詰められて、その行先はカラブジャ。
 スノーウィが一生懸命追っていくのが良かったなぁ。
 冒険っていうかこれ拉致されてんじゃね?
 
 タンタンを調べて紙がない、と言う風なことをさらった連中は言ってますが。
 目を覚ましたタンタンは、二番目の紳士、サッカリンが自分をさらったのだと知ります。
あの羊皮紙が欲しくてこんなことをしてるらしい。
 で、彼らは出て行きますが、スノーウィがやってきてタンタンのロープを切ってくれました。
 そうしてタンタンはまず連中が入ってこられないようにドアをふさぎ、何か役に立つものは
ないかと物色。こういう冷静さはさすがですな。
 彼は上の部屋からヘンテコな謡声が聞こえてくるのに気づき、木箱をはがしてロープと
結びつけ、上の部屋に脱出を試みる。すげぇな。
 外では、開かないからタンタンごと吹き飛ばしてしまえ、とかで部下がダイナマイト仕掛けてる
わけですよ。
 …羊皮紙のありかが分からなくなるわけですが…。
 ひょっとしてあなたはアホでいらっしゃいますか?(執事のマネしてる場合じゃねぇ!)

 タンタン脱出成功。
 逃げた先はこの船の船長の部屋でした。
 酔っぱらってるらしい。
 敵と勘違いされてすったもんだのあげくにタンタンは、この船長が監禁されているという
ことを知ります。
 …ドア開いてますけど…。え?監禁?
 タンタンは「こんなポンコツ船なんかどうでもいいんで」とさっさと出ていく。
 船長はえらい遅れてその言葉を理解したらしくて、ムカムカしてきたようで、ドアを開けて
タンタンを殴ったつもりが、ちょうどサッカリンの部下がタンタンを襲っていたところで、この
部下を殴り飛ばす結果になったのは笑いました。
 というわけでこの船長と仲良く逃げることにしたタンタン。

 サッカリンは二人が逃げたことを知り、タンタンは殺してもいいが船長は殺すな、と言う。
何やら秘密があるようなのですが…。
 船長の方はタンタンに、自分があの城の一族の後継者であることを話し、親から子へ
受け継がれた秘密というのがある、と言う。
 その内容は忘れたらしい。
 思い出せ!そのアルコール漬けの脳絞りまくって記憶思い出せ!!!!
 タンタンは、サッカリンの目的が分かった、3兄弟を集めることだと言う。つまり、先祖は
3兄弟にそれぞれユニコーン号模型を作り、その中に、秘密の積み荷のありかを書いたメモを
入れた。だから、子孫がいれば受け継がれていって、いつか積み荷を手に入れられる
日がくることを願ったんでしょう。
 ここで船長が大変なことがあると言う。
 どうやら目的地に行くドアに鍵がかかっているらしい。
 これは大変だ!
 部下がカギを持っているというので、そこに忍び込むタンタン。
 船長はあれやこれや外から応援。…うるさい黙れ。
 鍵を手に入れたタンタン。船長大喜びでドアを開ける!
 すると中には!
 たくさんの!
 酒びんが!

 おい、この船長海に放り込め!!!

 ボートのところに行くタンタンと船長ですが、タンタンは無線室があるのに気づいて
そこへ。
 中では敵が「ナイチンゲールは舞い降りたらしい」みたいな会話がなされています。
サッカリンの切り札らしい。
 それはともかくタンタンが無線室に行ったのは、この船がどこに行こうとしているかの
ヒントを探ろうというわけです。
 ここで、モロッコに行くらしいのがわかる。
 
 一方船長の方は、ボートに隠れていた敵に見つかるんだけど、銃を突き付けられて手を
上げろと言われてロープを離し、ボートが転落してその敵が大変なことになってるの
笑いました。まあそうなりますな、必然的に。

 もう一つのボートに乗ろうとすると、敵の発砲した弾でロープが片方切れて大ピンチ。
酒ビンは全部海の中へ。丁度いいや。
 タンタンも敵の中を逃げてきてボートへ合流。
 というわけで二人と一匹は脱出成功するのですが。
 船を操縦してるおっちゃんがボートに迫って真っ二つにするわけですよ。
 木端微塵にしてやりました!とか言ってんだけどサッカリンは船長には生きてて
もらわないと積み荷のありかがわからんからと激怒。
 そらそうだ。
 でも、おっちゃんが壊したのは先に落ちてたボートの方だった。
 さてタンタンらは海原へ。
 タンタンは、サッカリンの船の目的地にもう一つのユニコーン号があることを船長に
説明。
 やたら防弾ガラスケースに入ってることを言ってたけど、そんなあからさまな伏線
いりませんから…。

 いろいろ聞いて船長真顔で言いました。
「話が見えん」
 よし、海に沈めろ!

 タンタンは辛抱強く、積み荷のありかは一族の血を引いている、船長だけが知って
いるはずなのだと説明します。
 船長、ああ、と言いました。
「何一つ思い出せん」
 サメのエサになっちゃいなぁぁぁぁぁ!!!!

 ともあれ目的地であるバクバルに行く、任せとけって感じで船長がボート漕ぐことに
したんですが。
 おい…オールがタンタンに当たってタンタン気絶したぞ。あとスノーウィも。
 このボート本当に大丈夫なんだろうな!!!
 
 えー皆さんすっかりお忘れでしょうが、スリの方ですが、警察官二人に追われてました。
身元を突き止めるとはさすが!と思ったんだけど、こないだスリを取り逃がした時に、スリが
置いていったジャケットのポケットから財布が出てきて、それがこのスリの名前だったもんで
被害者だと思い財布を返しに来たということでした。
 ………お前ら警察やめろ。

 彼らがそのスリの部屋の中に入ると財布がいっぱい!
 普通ここでいくら鈍い警察官でも気づくものですが、この二人は「沢山の財布お持ちですねー」
とか言っちゃってます。
 しかもスリが自白してるのを前に「こんな名前のがある」「私と同じ名前の財布がある」とか呑気に
いったあげく口論まで始めちゃう警察官。
 すいませーん、日本から特命係の杉下右京さん、派遣してもらえませんか。


 ここで警察官二人はタンタンの財布を発見します。
 …これで気づいてくれるといいんですが…。

 タンタンが目を覚ますと、たき火が。
 わあーあったかーい………ボートの中で何してくれとんじゃドアホが!!!!
 オール燃やしてどうする!!!
 我に返った船長、あわてて火を消そうと…それはウィスキーでしょうがぁぁぁぁぁ!!!
 というわけでボート爆発。
 2人と一匹は漂流者に。
 船長絶望のあまり、これから海に飛び込む、止めるなよ、止めるなよ、とか言ってます。
聞いちゃいねータンタン。これは最大のボケつぶし!
 タンタンは、やってくる飛行機に気づいていたのでした。
 サッカリンの追手じゃねーか!
 タンタンの放った一発で飛行機墜落。
 タンタンは見事これを奪っていざ目的地へ。

 この後のシーン面白かったなぁ。
 燃料切れになったのでタンタンは船長に、載せてあった薬用のアルコールを燃料代わりに
継いで欲しいというんだけど、後ろで船長実はこっそり飲んじゃってた。
 で、ゲップを燃料タンクにそそぐとすごい勢いで飛行機が飛んでいく。
 まあ…子供向けだしね!
 砂漠に墜落した飛行機。
 タンタンまた失神してます。よく失神する奴だなこいつ。
 船長が助けようとしてプロペラにパラシュート引っ掛かって大変なことになったのは超
笑いました。
 
 そうして彼らは砂漠をさまようことになるのだけど、船長が幻覚を見始める。
 しかしそれは、忘れ去った記憶であり、重要なヒントでした。
 ユニコーン号が海賊に襲われた時のことらしい。
 …つまり先祖の話ですか。伝え聞いてたことかな。
 海賊がマストのロープを絡ませてきて船に乗り移るシーンは面白かったなぁ。
 んで海賊船は沈み、ユニコーン号の船長は海賊のリーダーと一騎打ちになるのですが。
 そこで船長、しらふに戻ったらしくて混乱。
 
 力尽きた二人を助けたのは、この辺に住んでるっぽい人たちでした。
 船長も意識を取り戻したのだけど、どうやらこいつはしらふに戻るとすべての記憶を
失うらしい。タンタンと出会った事すら忘れてました。
 あと、この味のない飲み物はなんですかとか言ってるけど水だから!
 あんたはホント断酒した方がいい!
 まあでもこれだと冒険のヒントが得られないので、気をきかせたスノーウィ、アルコールを
船長に飲ませることに成功。
 船長は再び先祖の話を語り始めます。
 ここでタンタンが周囲の人に下がった方がいいですとか言い出すのめっちゃ笑った。
 記憶を混同してるから、そこらのもの戦ってるつもりで壊したり武器振り回したり危ない
もんねぇ。

 船を襲ってきた海賊の名はレッドラッカム。
 船を乗っ取り、乗組員を人質にしてユニコーン号の船長に積み荷を出せと迫ったらしい。
それは、船一杯の財宝でした。
 宝を手にしたレッドラッカムは乗組員を海に放り込む。
 船長は隠していたナイフでロープを切って爆薬をしかけ、船を沈めることにしたようです。
 そして船と共に沈みゆくレッドラッカムは、子孫まで呪ってやると最後の言葉をはいた。

 船長はそこまで話して、サッカリンが追っていたのは自分だとやっと気づきました。
 つまりサッカリンはレッドラッカムの子孫であり、ユニコーン号の財宝と、船長の命を
求めてこんなことしてたわけですよ。だから殺すな殺すな言うてたわけで。
 急げタンタン時間がない、とタンタンを急かして飛び降りる船長。
 あんたの記憶の中では窓の外は海かも知れないけどここ建物の二階だよォォォォ!!!!
 死ぬわ!

 というわけでバクバルに来た2人。
 街中で誰かにつけられてると思って取り押さえたら、わざわざタンタンに財布を返しに
きた警察官でした。
 …あんたら…。
 タンタンが船の中から打った無線が伝わったらしい。
 そして彼らは、サッカリンの秘密兵器というナイチンゲールが、オペラ歌手であることを
知りました。この国の王の招きによってやってきたらしい。スポンサーはサッカリン。
 なるほどなるほど。
 タンタンは念のためと船長に自分が持っていた羊皮紙を託します。

 オペラ歌手が歌う広場の後ろにはユニコーン号が飾られていました。
 で、オペラ始まるんだけどなぜか船長は気持ちが悪いといって立ち去ってしまう。
 スノーウィも苦手なようでもだえ苦しんでいる。
 それはなぜか。
 この歌手がガラスさえも割る音域の持ち主だったからです。
 考えたなサッカリン。
 これでガラスケースを割るつもりか。
 タンタンがいるのを発見したサッカリンはとっさに「こいつらがユニコーン号を盗もうと
している」と叫び、混乱のさなか自分はハヤブサを使ってユニコーン号のマストから
棒を強奪。
 一方船長の方ですがなんと襲われて羊皮紙を取られてました…おぃぃぃぃぃ!!!!
 ただちょっとかわいそうだなと思ったのは、酒を飲みそうになってぐっと我慢したのに、
敵に後ろからその酒ビンで殴られたために、タンタンにまた酒を飲んでいたと誤解された
ことかな。
 これは気の毒。

 逃げるサッカリンを追うタンタン。
 船長、手に入れたバズーカを一発!
 …うん、なんか後ろに発射された気がするよ!?
 しかもなんかダムの水門に命中した気がするよ?
 ………ダム壊れて激流が街にィィィィィ!!!!!
 別の意味でなんてことしてくれたんだよ!

 ここからのシーンは見ごたえあって面白かったですよ、確かに。
 街中を、羊皮紙を持ったハヤブサを追ってタンタンが行く。スノーウィも行く。
 船長はなんか戦車の砲筒にひっかかってた!
 つかホテルの建物一部がぶっ壊れてすべってきてるがな!!!

 ハヤブサを捕まえたタンタンは、羊皮紙を重ねると文字らしきものができることに
気付きます。
 つまり3枚そろわないと意味をなさないということですね。
 ところが船長がサッカリンに捕まってしまったので、それを離すハメに。
 まあそれは仕方ないってかとっさにニセモノと入れ替えるとか…無理か。ジャック
スパロウならやってたな!
 
 あ、ちなみにホテルの方は川ギリギリで止まって、なんもしらんらしい警察官
2人が出てきて「ビーチ大好き!」とか言ってました。仕事しようよ!
 従業員も出てきて☆1つ貼って三ツ星ホテルとかせんでいいから!

 タンタンの方は羊皮紙取られたし負けだしもうおしまいとか言ってます。
 船長は失敗から学ぶべきものは沢山ある、壁に突き当たったらぶち破れ
とかなんとか言ってます。
 タンタン、それで気づく。
 無線を打ったからあの船の周波数はわかっている、ICPOに連絡して調べて
もらえば船の行先がわかる、と。
 壁に突き当たったらという言葉から特に思いついたわけではないんですね…。
や、なんか船長に「なんていった!?」と聞き返してたから…。
 ちなみに、チラッと出てきますが、タンタンを訪ねてきて撃ち殺された紳士は
バーナビーといってFBIの人らしいです。
 タイガーアンドバニーとかいうアニメでもそんな名を聞いたような気がしたので
ちょっと笑ってしまった。あっちのバーナビーじゃ反撃してそうだもんなぁ。

 話ずれましたが。
 しかしサッカリンはなぜか家というか最初の出発点に戻ってきていたのです。
 そこを待ち伏せしていて船をクレーンで吊りあげる船長。
 これをICPOらが待つところにおろして一件落着かと思いきや…。
 隠れていた敵に襲われて形勢逆転ですよ。
 クレーン同士でケンカみたいなすごいことになってる。
 おい、トランスフオーマーの連中呼んでこいや!

 ここで船長とサッカリンの一騎打ちになるんだけど、船長の方がフラついてる分、
分が悪い。
 …と思ったけど、そこにあった酒ビンを投げるという荒業に。
 剣での一騎打ちはもういいのかよ!
 サッカリンは羊皮紙を燃やそうとするけど、それを奪ったのはタンタン。
 船長、天地がひっくり返っても船は渡さん!という宣言かっこよかったです。
 海に落ちてもがいてたサッカリンに船長が蹴とばした酒ビンが当たって沈んで
いくのは笑ったなぁ。
 警察に逮捕されたことだし、これで邪魔者はいなくなりましたね。

 タンタンは羊皮紙を3枚重ねて、そこに経度と緯度が書いてあるのを発見する。
 その場所に行くと…。
 そこは海原の真っただ中ではなく、ムーンラサール城でした。
 つまり最初から宝はここにあったわけですか…。
 中から出てきたのは執事さん。
 この人のポジションがわからないままだったけどまあいいや。
 地下室にやってきて、スノーウィの働きで隠された地下部屋を見つけた二人。
 しかし宝のヒントはこれ以上はなくてがっかりと言う感じなんだけど、船長は
置いてある地球儀を見て「こんな小島はない。この地球儀間違ってる」と文句。
 タンタンは思い出します。
 宝を所有する資格のあるものに譲る、と羊皮紙に記されていたことを。
 つまり、海を自分の庭のようによく知っていて、地球儀のミスをすぐ気づける子孫に
渡したい、ということなのだと。
 その小島を押してみると地球儀がボンッて感じで開きます。
 これあぶねーよ!もっと別のとこが開くようにしとこうよ!

 中には財宝が。
 船長は予想と違ってあまりなかったなーという感じだけど、タンタンは地球儀の底に
新たな紙を見つけます。
 そこには、200キロの金の隠し場所が書かれていました。
 いざ、新たなる冒険に。
 頑張れ五右衛門!(せめてヘタリアのイタリアと言おうよ!←ドイツ呼びに行っちゃうだろ!)

 うーん…。
 まあアクションは面白かったです。
 DVDで見てもいいんじゃないでしょうか。



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密