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マジック・ツリーハウス

1/10鑑賞

 えーと面白いんだけど、ちょっと一つ。
 やっぱプロの声優さんを使った方がいいと思う。
 芦田愛菜ちゃんの演技が決して悪かったわけではなく、むしろすごくうまかったんだけど、
子供の声ってどうしてもキンキン声が耳に響くので、それが、見ていてすごく気になりました。
全然感情移入できんかった。話としては面白いんだけど、声がちょっと厳しい。
 子供を声優さんが声当てるのはそういう、キンキンした部分がなくて柔らかくて聞きやすい
的な部分もあるので、そこのとこを考えてほしかったですね。
 内容自体は多分子供に受けるものだと思う。
 大人が見たら「おいやめろ危ない真似は」みたいなのが頭を巡りますが(笑)。

 物語はとある魔法の国の図書館から始まります。
 なんですかこの本の量は。
 ここに住みたいです!(最初から脱線しないように)
 ここで司書らしき女性、モーガンという人がいるんだけど、子供の兄妹がやってきて、
花瓶を壊したとかいうわけですよ。
 自分達で魔法使って直そうとするけど、モーガンはあっという間に魔法で直してやる。
 おい…子供の可能性をいきなり摘み取るな!
 まずやらせてみてからにしろや!

 彼女はこの後、とある本を見つける。
 4つのメダルが奇跡を起こすという、「オラ、ドラゴンボール7つ集めてみせっぞ!」という
ガキが登場しそうな本でした。←そのネタはいろいろ怒られるからやめて下さい。
 その本を手に取って不思議な顔をしている彼女のとこに、マーリンという偉い魔法使いが
現れて、マーリンを「お前はちょっとやりすぎる」といって魔法かけてしまうのですよ。
 やりすぎるとか魔法説明の前にちょっと展開説明しろや。
 魔法のつむじ風が消え去った時、モーガンの姿はなく、服からネズミが。
 …これは…魔法が解けてもとに戻ったら「いやーん服がなーい」というお父さんに嬉しい
展開に!…とか思ったけどそういうのはありませんでした。

 場所変わりまして。
 学校で英語の本を読んでいるメガネっ子が!
 この年で英語の本が読めるなんて君はすごいな!
 会話は全部日本語だもんな!(待てやババア)
 …アメリカかどっかの設定のようだ。
 おとなしくてクラスから浮いていても気にしないという典型的なパターンですな。
 そこに妹がやってきて、いいものみせたげるとかいって教室内にカエルを放ちやがった。
 このガキ…。
 この妹、アニーは運動神経めっちゃいいんだけど、なんか空気読めなさすぎなところがある
ので将来心配です。
 カエル捕まえた時に皆が拍手してたけど、入ってきた教師まで拍手してるたぁどういうことだ。
 …と思ったらやっぱ後で叱られたらしいです。
 そりゃそうか。
 その帰り道にアニーは、さまよっているネズミ、つまりモーガンが変身した姿なんだけど
それと出会います。
 ネズミは森の中へ逃げて行って、森の中の木にあるハウスに逃げ込む。
 それをためらいもせず追っていくアニー。
 他人の家かもとかいう遠慮一切ないのがいっそすがすがしい!
 つーかこのハシゴ、2点で支えられてるだけなのにぐらりとも揺れないとか…。(いいんだよ
そういう細かいことは)
 二人が入ってみるとそこはすごい本が沢山あるとこでした。
 住みたい!ここに住みたいです!
 ちなみにアニーはネズミに、ピーナッツという名をつけてました。
 お前、ネズミときたらジェリーやろが!(ネコならトム)
 
 メガネの兄、ジャックはその沢山の本の中から恐竜の図鑑を見つけ「この時代に行って
みたいなー」とか言ってました。
 するといきなり小屋が回転。
 二人は失神。
 目を覚ますとなんと外の景色が一変していました。
 
 ここで大人ならまず何が起きたかを把握し、状況判断に慎重になるところですが、やはり
子供二人ですから、考えるより感じろみたいな感じでアニーがパーッと飛び出していきました。
おい、ガキ、帰ってこい!
 プテラノドン相手に普通に話してる感性がすげぇよ!
 つーかなつくのかよ!
 プテラノドンも触らせてくれるのかよ!(突っ込みが三村みたいになってんよ!)
 ジャックが貴重な経験だとか言いながらメモしてるのが笑える。まあ書きとめるのは大事だけど
恐らく誰にも信じてもらえないでしょうよ。
 その後もいろんな恐竜を見かけてホクホクするのはいいけど。
 恐竜好きならなんでおめーは肉食獣の存在を忘れているのか。
 そこに今一番突っ込みたい。
 もっとあちこち見て回りたくなった二人。
 ヘンリーと名前をつけたプテラノドンに留守番させてます。
 アニー……。

 そんな中ジャックはたまたま、コインが落ちているのに気づき、それを拾う。
 そういえばなんか冒頭モーガン先生の言ってた言葉にヒントがありましたね。
 と、ここでお待たせしました、ティラノサウルス登場です。
 あわてて逃げる二人。
 君らは危機意識なさすぎや。
 ジャックの危機にアニーが、ヘンリーとともに助けに来たのは笑った。載せてくれちゃうのかよ!
 しかもアニー、手を伸ばして「捕まって!」とか。
 ムチャ言うな!引き上げられるわけがなかろう!
 ヘンリーの足につかまった方が早いわ!
 と、ジャックも思ったんだと思いますが、足に捕まって脱出。
 ハウスに戻ってきましたよ。
 散々だわ!
 しかも助かったかと思いきや、追いかけてきているティラノサウルス。
 ヘンリーが飛んで戻った、結構距離離れてる場所だと思ったんですが、数秒で追いついて
くるってどんな健脚だよ!(そういう大人気ないツッコミをしないように)
 アニーは、ここに来るときどうやってきたのかをジャックに言い、「確か恐竜の本を指さして
言ったらこうなった」ということで、自分たちの町が載ってる本をさし「帰りたい」ということで
無事に戻ってこれたのでありました。
 つーか別に逃げるためなら別の本でもよかったと思うんだけど、多分子供達にそんなツッコミを
しちゃダメだ。
 あとこれ、行きたいとこにいけても時代は選べなさそうですね。
 あくまでもその本に載ってるその時代ってことなんでしょうね。
 
 そんな、下手したら死んでいた経験をしたにも関わらず、このハウスがつれていってくれたのよ!
とか大喜びのアニー。
 うわぁ、突き抜けたポジティブだ!
 ジャックは、魔法使いがこのハウスを作ったのよ!というのは信じませんが、まあ冒険をした、
ということ自体は受け入れてるみたいですね。

 さて学校にて。
 ジャックのクラスメイトが、劇をする話をしていて、ロミオとジュリエットをやるらしいんだけど、その
ジュリエット役に決まった女の子はどうやらジャックが好きみたいで、ロミオを彼にやって欲しい
らしいです。
 ムチャ振りにもほどがある!
 そんなジャックですが、恋のフラグが立ってるのにも気づかず、バッキリ折ってアニーの誘いに
乗って今日も冒険へ。お前…。
 しかも今回は夜出発とか。
 危ないから!ちゃんと昼間にしなさいよ!
 あともっと調べてからにしようよ!あんな怖い目にあったのに!
 若いってすばらしい…。(若すぎる!)
 ハウスに来た2人は、そこで本を見つけます。
 中身は真っ白だけど、最初の何ページか文字が書いてあって、4つのメダルが奇跡を起こすと
書いてありました。
 最初が恐竜の世界、2枚目は大きな石の家、3つ目はブーツ帝国、4つ目は財宝の島の、片目の
男の箱。
 おい…このヒント書いたやつ出てこい。情報があやふやすぎてわからんだろうが!
 ジャックは恐竜の世界でメダルを拾ったのを思い出す。
 それを見たピーナッツがすごいリアクションで「ここにはめろ」みたいなの言ってて笑いました。
 メダルをはめると本が光り、アニーは魔法なのよ!とか言い、んでここに書かれている世界に
他のメダルもある、行きましょうよとか言い出します。
 …朝になってからにしようよ!
 なんでこんな夜中に冒険に出なきゃならんのだよ!
 あらゆる冒険者は大体昼間に出発してんぞ!
 夜中に出家したブッダかよ!

 …というツッコミも聞こえないようで、石の家のヒントを探す2人。
 城じゃないかとかいってますが、城といっても一杯あんだろうがよ。なんで自信持って一つに
決めちゃったかよくわからんのだけど、中世の城めがけて冒険開始ですよ。
(後でメダルは甲冑にあるとわかるけど、この時点で二人はヒントを理解してない)
 城は橋が上がってて入れなかったんですが、都合よく通りがかった荷車に乗り込んで二人は
城内へ。
 怖さ知らないってすげぇな!
 
 城の中ではちょうど夕食中だったっぽい。
 その大広間で2人は、壁に飾られた甲冑の中央にメダルを見つけます。
 ここで普通なら皆が食事終わっていなくなったころに取ればいいやと考えるものですが、
皆がいる間にこっそり取ろうとか、そのこっそりの意味がわからん。
 どう見ても死角がないんですけど!
 ルパンでもやらねーよ!
 
 堂々と椅子を使ってメダルを取りに行ったアニー。
 この時点で誰も気づかないというのがすごすぎます。
 ところが、メダルをとって着地に失敗し、甲冑が落ちたのでその時点で初めて兵士らが、
ジャックたちがいることに気づく。
 君ら、別の意味ですごい兵士だよ…。
 壮絶な追っかけっこが始まるんだけど、ジャックは本を片手に、奥へ奥へと逃げていきます。
…外に出ればいいのに…。
 囲まれた時アニーがライトをかざして、下がらなければカエルに変えてしまうぞ!とか言うの
面白かった。この度胸すごいな。
 それで彼らは外に逃げた…かと思いきや、変な部屋に逃げてます。
 あんたら…。
 そこは錬金術の部屋でした。
 中世だから錬金が盛んだった時期ですね。
 当時の人達は錬金によって、金が作り出せると本気で思っていたのです。
 まあそこでメダルをセットして、ヤッターとかいってる2人ですが、そういうことは家に無事戻れて
から喜んだ方がいいと思うのですが。

 ここで、満月の光を浴びてピーナッツが元のモーガンの姿へ。
 彼女は今の自分は魔法が使えないとかいって、アニーが、メダルを集めれば奇跡が起きて
魔法が使えるようになるかもとか言い出します。
 すごい強引な展開だなおい。
 いいけど。
 モーガンは、メダルを集める旅はとても危険といいます。
 この時点で大人連れてけとかアドバイスしてやれよ。
 そうしてモーガンがまた言いかけた時に月が隠れて彼女の姿は消えてしまう。
 この期に及んで幽霊とか言い出すジャック。
 魔法使いより幽霊の方が信じられないやろが!!!
 まあいいや。
 二人はまた兵士に見つかって逃げてくんだけど、なぜかどんどん地下へ。
 君らはいったい何をしたいのだね、と思ったんだけど、実はジャックは「こういうとこは隠し
通路があるって本に書いてある」と考えていたのであります。
 その隠し通路ですが、その先にある脱出口、仕掛け扉ですけど。あけるの時間かかりそう
ですけど。追手そこまで来てますけど。
 アニーがまたライトで脅してたんだけど、電池が切れて「お兄ちゃん、つかなくなったよー」とか
言ってる。
 この大変な時に話しかけんな!今仕掛け扉開けるので忙しい!←ひどい。
 本を読みながら扉を開けてギリギリ脱出した一同。
 どうでもいいけど本に仕掛け扉の開け方書いてあったら防犯上何の意味もないだろ、という
突っ込みはしたらあかんのですかそうですか。

 ジャックは戻ってきて、大変なことを引き受けてしまった、とか言ってたけど、その「危機感」は
結構大事だと思うなぁ。
 アニーは大丈夫!とかあっけらかんと言ってましたが。
 つーか君らはもうちょっと、人目につかないで忍び込む、ということを考えてみようか!

 ともあれ、メダル集めをやれたということで、いきなり自信をつけたらしいジャック。
 学校で、ブーツの帝国とは…とか考えてます。
 あるじゃないか!
 ブーツといえば!
 「ドイツ〜ドイツ〜女の子ナンパしてたらイギリスの捕虜になってたよ〜」とか言ってる国が!
 白旗をめいっぱい振る練習しているあの国が!

 と、考えているジャックのとこに、あの例の女の子がやってきて、ロミオの役をやって欲しい
というわけですよ。
 自信をつけてるから引き受けるジャック。
 その夜、家族に報告しています。
 つーかジャック、読書好きそうに見えるのに、ロミオとジュリエットの話を知らないのは意外
だったなぁ。
 で、彼はたまたまその話を聞いて父親から、舞台がブーツの形をした国、つまりイタリアで
あることを聞かされます。
 そこだぁ!ということで何故か神聖ローマ帝国のポンペイに行くことになります。
 ………なぜその時代……よりにもよって……。
 つーか行くならちゃんと予習して行こうよ!
 行き当たりばったりで本を読みながら行くのが一番危険だよ!
 お前が持ってるその本、ちょっとページめくれば絶対ポンペイの悲劇書いてあるから!!!!

 ポンペイにやってきたジャックとアニー。
 あっちがベスビオ山でーあっちがポンペイの町、と説明しているジャックに、アニーは
なんか嫌な感じがするから戻ろうと言います。
 このカンは正しかったのですが、なんせ自信つけて張り切っちゃってますから、行こう
とか言うジャック。
 お前さぁ…。
 メダルを探さないといけないのになんか観光みたくなってんぞお前ら。
 
 ところでここの街並みの様子はかなり本格的で面白かったです。
 つーか言葉通じるのもすごいなと思うけど。
 ポンペイの町はジャックも言ってるように、2000年近く前に栄えた町であり、上下水道も
完備、なんとお風呂とサウナもあるという大変に素晴らしい街でありました。日時計もあり
ちゃんと規則正しい生活を送っていたことがわかっています。
 今10時とか言ってるジャック。
 …日時計を見る前に君らの時計を見た方が正確な気がする。(シッ)
 本を見ながらそういうの答えてるジャックですが、お前が開いてるページにモロに、
灰に埋もれた人の死体とか掲載されてるわけですがなんでそれに気づかないのか。
 で、道行く人に水の通る道(メダルがある場所)を聞いて探しに向かおうとするのだけど、
そこで地響きが起きる。
 普通なら用心して引き返すとこだけど、通行人に「最近多いのよねー」とか言われてそのまま
行っちゃってますし…。うーん。
 で、水の通る道が水道管と気づいた2人は、その場所に行き、給水塔の上にある壁画に
メダルを発見。
 自信つけちゃってるジャックが取りにのぼる。
 まあこのあたりはお兄ちゃんらしく頑張ってて良かったなとは思うんだけど。
 ピーナッツにとって来てもらうとかは無理だったんでしょうか…?

 メダルをとってやったー!という感じで、早く帰ればいいものを、おなかすいたからなんか
食べていこうか、とウダウダやってるジャック。
 ピーナッツが危機を知らせてきますが気づいていません。
 そこへ、ついに大噴火が起きました。
 この作品ではベスビオ山と言われてたけど、私はベスビアス山の方が好きだな。(どうでもいい)
 突然の出来事に驚いて、そこで初めてこの町が噴火で埋もれたということを知るジャック。
今本を読んで知ってどうすんだよ…。
 しかもメダルが落ちて逃げ惑う人の中へ。
 アニーが取りに行くんだけど、人ごみに紛れて姿が見えなくなってしまいます。
 大人の男性に声をかけられたジャック、やめろっていったのにいつもアニーが先に行っちゃう
とか完全な責任転嫁です。少なくとも今回はお前が強引に連れてきたんですけど。
 何この都合のいい時だけ妹のせい、みたいな言い訳。
 運よくアニーは見つかって、ジャックは助けてくれた男性に、海に逃げるようにいい、自分
達は命からがらハウスへ。
 だからちゃんと予習してからきなさいっつの。
 
 現代に戻って来てからポンペイのことを調べたジャック。
 そこにジュリエット役の子が来て台本を渡そうとするんだけど、ジャックは、自分にはできないと
断ります。
 お前、この時点で断るとかどんだけ無責任なんだよ。
 本当にいい加減な奴だな。
 女子からつるし上げられるぞ。
 さらにこの後、アニーが噴火の中に取り残される夢を見て飛び起きるジャックですが、
母親から、アニーが出かけていったと聞いて飛び出します。
 アニーを心配するのなら、自分がもっと慎重になりなさいよ。
 少なくともポンペイの時はそれで防げたはずなんだけどな…。
 つか前日に来るとかできなかったのか。

 ともかく、ハウスにやってくるとアニーが、最後のメダルのありかがわかったといって、
ジャックの言葉を待たずに「ここに行きたい」とかやっちゃいます。
 お前…。
 さすがに前回のことで反省してないのかよ。
 というか大人連れて行きましょうよ…。
 
 やってきた海賊の島で、いつもアニーが勝手にいくんだろとか文句言いはじめるジャック。
ポンペイの時に、気が進まないといったアニーを無視して自分がズンズンいったことは
さっくり忘れているみたいです。
 というか二人とも先走りすぎなんだからがっちり調べてからいきなさいよ。
 アニーが責められたことで泣きだして、外に走り出していってしまいます。
 まあそうなりますよね…。帰るどころの話じゃねぇぇぇぇ!!!

 アニーは森の中で片目の海賊がお宝を運んでいて、その中に探しているメダルが
あるのを発見。
 宝箱に忍び込んでついていきます。
 行動力があるのは認めるが無謀すぎる!
 んで宝を入れる部屋に運び込まれて、そこから出てメダルゲットだぜ!みたいな感じに
なるのですが。
 このまま脱出してれば何の問題もなかったんだけど、アニーは、イルカが捕まってるのを
見て「可哀想」とか言い出し、それを助けようとして海賊に見つかるわけなんですな。
 何でもかんでもできると思ったら大間違いだぞ!(子供、子供!)
 そんでとっ捕まる。
 ま、海賊だから子供相手にも容赦しないですしね。
 ある意味アニーにはいい薬になったのでは、とか思っちゃうのは大人だからかも知れない。

 ジャックの方は、ハウスの中で「僕が帰ったらアニー帰れなくなるじゃん」とウダウダして
おりましたら、ピーナッツがやってきてアニーの危機を知らせる。
 浜にいって海賊船に乗り込もうとするけど、もう出航した後でした。
 泳いで追いつこうとか無謀すぎる!
 つーかおぼれた!
 後先考えずに行動するなと、いつになったら学習するんだこの兄妹は!
 そこに駆けつけたのがイルカなわけですよ。
 アニーに助けてもらったやつですよ。
 これがホントのイルカにのった少年だよ。(30代以上の方限定ネタ)

 海賊船に追いついたジャックはそこから船に乗り込み、アニーを助けます。
 展開がすごすぎる。
 メダルも奪取して、このまま海に飛び込んでイルカで逃げればよかったものを何故かマストの
方に逃げる二人。
 …何をしてらっしゃるんですか…?
 船の方はうっかり発砲した弾が火薬に当たって大変なことになってたんだから、海に飛び込めば
よかったのに…。
 海賊から逃げようとしてロープ伝ってたら、ジャックが撃たれそうになり、かばったアニーが
撃たれ、それを助けてジャック落ちるんだけど、この高さでなんでケガなしで助かってんだよと、
新八なら多分「ずっと僕のターン!」みたいな感じで突っ込んでくれたに違いない!
 いやメガネだからとジャックに妙なシンパシー持ってるかもしれない。
 新八、目をさませ!こいつも同じダメガネだ!(目を覚ますのは本筋からずれまくってるお前だよ)

 アニーは生きてたんですけど、弾があたってらしいメダルが真っ二つ。
 モーガンを助けられないと、今撃たれたばかりなのにマジ泣きするアニー。
 いらつくわぁ…。
 ところがその時メダルが光り輝き、元の形に戻り、本にはまって、ピーナッツがモーガンの姿になる
という素晴らしいご都合主義展開が。
 なんか特撮の超合体みたいだった。
 で、モーガンは二人のおかげで戻れた、奇跡を起こす方法はメダルを集めるだけじゃないのね、と
言います。
 つまり二人だから困難な冒険を成し遂げられたということを言いたいのはわかりますが、「大人を
つれていけ」のアドバイスはやっぱり欲しかった!(笑)

 ハウスに戻った三人。
 モーガンは自分の国に戻ると言い、二人に別れを告げます。
 つまりこのハウスは消失するってことですかね。
 アニーには、あなたの勇気が私を助けてくれたと言うんだけど、ジャックには「あなたが本が
好きだから成し遂げられた」というモーガン。
 ………なんかえらい差がありませんか…?
 
 そういうわけで元の生活に戻ったジャックたち。
 ロミオとジュリエットの劇もばっちりです。
 モーガンの方は心配していた皆に迎えられてました。
 で、元凶であるマーリンが出てくるんだけど、モーガンも、「子供は可能性のかたまり、なんでも
助けるのが良い事ではない」という彼の言い分は理解してくれたようですね。
(しかしジャックとアニーの冒険は危険すぎた気が)
 ただ、やり方が乱暴と静かにキレるモーガン。
 怖いです。
 ジジイ、ピンチ!

 ジャックとアニーが、今頃モーガンどうしてるかなーと言っていると。
 杖をもったネズミがやってきます。
 偉大なる魔法使いを同じ目に遭わせやがった、モーガン!!!!
 まだまだ冒険は続きそうです。

 原作はいろいろな世界に行くみたいですね。
 実際の歴史の話も出てくるのなら子供さんにはいい勉強になるかも。
 ポンペイの話は出るとは思わなかったので個人的に嬉しかったです。なんか昔から
ポンペイの話は好きなんですよ。



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