多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜


麒麟の翼
〜劇場版・新参者〜

2/26鑑賞

 面白かったんだけど、人間関係が判明していく過程は丁寧に描かれてましたが、
もうちょっと親子間のことをじっくり何とかできないものか…と思ったり。冬樹と香織のことも
ちょっと物足りないと思いました。ま、あれ以上尺が長くなってもいけませんし、後は自由に
見た方が想像すればいいのかもしれません。

 日本橋にて、道案内をしている警察官が。
 どうしたんですか玉村さん!降格人事ですか!?
 …名前が出てこないキャラだったので玉村で通します…。(アリアドネの弾丸)
 一方で、ヨタヨタと橋を歩いてくる男性が。
 忠盛さんじゃないですか!現代にタイムスリップされたんですか!?
 彼は麒麟像の下まで辿り着き息絶えます。
 血まみれの折鶴が風で飛んで行きました。
 玉村が、最初酔っ払いだと思ってたのが、腹に刺さったナイフを見てあわてて通報して
ました。
 うーんさすが警察官!
 こういった有事の際にも落ち着いて……うん、もうちょっと落ち着いて連絡しようか!
 ちなみにこの映画、キリンビールはスポンサーなんでしょうか?(ロゴは麒麟を使用)
 
 主人公の加賀さん、金森という看護師と何やら打ち合わせ中なんだけどうんざりと
いった感じ。
 父親の一周忌をしなかったので三回忌くらいは…とか言われてるのだけど、興味ない
らしいです。
 加賀さん、そういうのは興味ないといっても死者の供養のためにはした方がいいですよ、うん。
 そこに仕事の電話が入ってきたものだから、これ幸いとスタコラサッサ。
 お前、自分の分の飲食代、払ったか?

 香織という女の子が肉屋でバイトしているのですが、同棲している冬樹からいきなり
電話がかかってくる。
 彼は公園の茂みにかくれて「やばいことしちゃったよ!」と言ってくるんですな。
 え…そのポーズからしてまさかノグ…(やめて下さい)。
 彼はこのあと警察官に見つかって逃げるも、飛び出してトラックに轢かれてしまいます。
さすがに「僕は死にましぇん」は古すぎて通用しなかったようだ。

 加賀の方は松宮や上司の小林と合流。
 なぜ被害者の青柳は胸を刺されて誰にも助けを求めず、ここまで歩いてきたのか、
交番に気付かなかったとしても、通行者に助けを求めることだってできたのに、という
不審な点があるみたいです。
 あと加賀は刺された場所を先に調べてきていて、地下道で刺されたっぽい、と言ってたの
すごいと思いました。
 さすがですね。
 加賀は小林に言われて病院に向かい、被害者家族と面会することに。
 また、青柳の鞄を持っていたという不審者が見つかったという情報も入ります。
 トラックに轢かれた冬樹の方は意識不明でした。まあこいつが青柳の鞄持ってたらしいん
ですけどね。

 青柳の所持品を見て家族は、ネットカフェの会員カードと、メガネケース、それとデジカメに
見覚えがないと言う。
 …あれ?
 息子さん、シンケンレッドじゃないですか!
 侍戦隊やめてまっとうな道を歩くことにしたんですか!?
 こないだまで「ワイはナニワの高校生探偵、服部平次や!」とか言ってたのに…!
(いろんなネタをまぜてくるのはやめよう!)
 捜査から、青柳は半年前から会社近くのネットカフェに通っていたことがわかります。
 一方で容疑者となっている冬樹は、養護施設で少年時代を過ごしており、何度か補導歴が
あるらしいのですが。
 こういう場合大体警察の思い描くシナリオってのはパターン通りですからね。
 上は、冬樹容疑者のセンで進めたらって言うんだけど、小林は慎重論を唱える。こういう
人が警察にいるのはありがたいなぁ。
 というわけで、冬樹と青柳にまず接点があったかどうか、ということの確認が必要になる。
 松宮は加賀とともに捜査のペアになるんだけど、加賀は、松宮は捜査一課の人間だから
何でも言うとこに行くぞ、と言ってんだけど、いきなり「行きたいところがある」と言い出す。
 お前つい数秒前、命令聞くとか言ってたじゃん!
 3歩歩けば忘れる鳥頭よりひでぇよ!
 もっとも加賀はなんか故意にやってるところがなきにしもあらずって感じですが。
 しかも松宮違う方向にいってて、加賀が「こっちだよ」「知ってます」というやり取りめっちゃ
面白かった。
 
 人形町で聞き込みをすると、メガネケースを買った店がわかります。
 加賀には、どうして生活圏から外れているこの町をウロウロし、ここでケースを買ったの
かがわからない。
 たまたま立ち寄ったというだけなら、二度目に来た時に買う、というのはおかしいですからね。
二度目というのは少なくとも明確な意思をもって、やってきていることを示しますし。
 
 青柳家の方では、工場長が来て葬儀は社に任せて下さいとか言ってます。
 工場長!お宅で作ってるのはやっぱジャスタウェイですか!?
 死んだ魚のような目じゃなくなった銀髪のおっさんは働いていませんか工場長!
 それとも工場長に似てるって言われて自殺した女の霊はついてるんですか!?
 …はい、ここまで銀魂ネタでお送りいたしました。
 
 加賀は次に、香織に話を聞くんだけど、2人は3年前冬樹が勤めていた会社が倒産して
東京に出てきて、一生懸命働いていたことがわかる。
 ただ、半年前に冬樹は工場を解雇されており、就職活動をしていた。
 その工場というのが、青柳が製造本部長を務めていたカネセキだったのであります。
接点らしき接点が出てきましたね。
 電話がかかってきたという香織に、内容を聞くと、「もうすぐ帰る」と言った、という香織。
 なんでここでウソつくんでしょうね?
 バレたら余計に心証悪くなるだけなのに。
 加賀はここで初めて、冬樹が死んだ青柳の私物を持っていたために追いかけられた、
みたいなことを伝えます。
 
 青柳の自宅で話を聞く加賀。
 なんで息子のユウトだけ離れたとこに座ってんだか…。
 ここで私は息子が犯人では?とちょっと疑ったんだけど、最後までみると、あながち
間違いではなかったかもなーとちょっと思いました。
 人はやましいことがあると、こういうちょっと違う行動をとるからなぁ。
 加賀は家族に話を聞くけど、皆青柳とろくに会話もしてなくて、お互いを責めあう始末。
なんだかなぁ。
 加賀、ここでいきなりユウトにある中学の名を伝え、母校だよね、とか聞いてます。
 なんでかと思ったら、3日前に青柳の携帯に、その中学へかけた形跡があったらしい
です。
 それで聞いたのか。
 でもユウトは心当たりがないと言う。
 この後ユウトは部屋を出ていくけれど、こっから過去の映像になります。
 つーかそれ気づかなくて青柳が出てきたので、幽霊かと思ってびびった。

 過去の青柳はユウトに、水泳をやめたのか、と聞く。
 何かあったのかと。
 ちょっとここ聞き取りにくくて最初水泳って言ったのわからなかった。
 場面切り替えの時に少し間あけて欲しかったなぁ。
 ともかく、わざとわからないようにしてあるけれど、これは今から3年前の映像になります。

 加賀は、親子関係なんてあんなもんだよ、とサラッとした感じ。
 特に思春期だと親と反発して口を利かない、なんてのはあるでしょうからね。
 そうして中学にやってきて、糸川という教師に話を聞く加賀。
 青柳からの電話を受けたのは彼で、最近ユウトとうまくいってないから相談に乗って
欲しいみたいなことを言われたらしいです。
 今ユウト高校生ですよね。
 だったら今の学校の教師とかに電話するのが普通では?
 なんでわざわざ卒業した学校の教師に電話をかけたのか。
 私が疑問に思うくらいだから加賀も、なんでわざわざ?と思ったはずですね。

 その頃捜査本部では、殺害日19時半頃にコーヒーショップに青柳が入り、カフェラテを
2つ買った事が判明していました。
 つまり一人でなく連れがいた、ということです。
 そういうことから上は、冬樹が雇用契約終了前に解雇されたこと、それを恨んで
たまたま出会った青柳と話をしたが、その後に刺したのではと考える。
 でも小林は、半年も経過してから恨むかなぁ、と疑問を唱える。
 加賀も、香織がナイフは心当たりがないと言っていたから、冬樹が確かにナイフを
持っていたという裏付けが必要だと主張。
 どうでもいいけど、上と小林らとの間で調子よく意見合わせてるコウモリ男ウゼェ。
自分の意見がないなら黙ってろ、この太鼓持ち野郎が!
(この演じてた俳優さんめっちゃうまいですなぁ)

 加賀はなんで日本橋に青柳がいたか気になるのであちこち聞きまわってくる、と言います。
どうでもいいけどたこ焼き頼んだ松宮が、爪楊枝でうまく食べられなくて、加賀に「箸とって
下さいよ!」とキレ気味に言うのが笑える。
 刺して食えよ!

 加賀と行動を別にした松宮は、カネセキ金属の工場へ。
 工場長が案内をしているんだけど、人員削減の必要があってリストラしただけなにのに、逆恨みは
ひどい、とか言ってます。
 あのな、それだったら人事部長とかを刺すだろ。製造部長刺しても意味ないんだから。
 冬樹が容疑者と考えるのはまだ早いぞ。
 松宮が工場を見学していると、何かトラブルが起きてるんだけど、工場長があわてたように
ラインを止めてます。
 何かあるな…。
 ここで松宮、こちらをチラッと見た男性に気づきました。
 この後、この男性横田に松宮は話を聞きます。
 冬樹の事を知っていると話すと、上に目をつけられて解雇されるかも知れないから黙って
たらしいです。
 大変だなぁ。
 インターロックって知ってますか、という横田。
 私も初めて知ったんですけど、ベルトコンベアの安全装置みたいなもんで、何か挟まれたり
トラブルが発生したりすれば止まる仕組みのことらしい。
 ただ、それを作動させていると、コンベアがたびたび止まり作業にならないので、切っている
ことの方が多いようです。
 あー現実でもそういうのあるでしょうねぇ。
 ある時冬樹がたまたま服を挟み込んでしまい、コンベアから転げ落ち、ケガをしたことが
あったのだけれど、カネセキは労災認定しないように派遣会社に圧力をかけ、その後冬樹は
リストラされたらしい。
 ていのいい口封じみたいなもんですかねぇ。
 ひどいですね。
 冬樹は青柳自身は知ってたらしいです。
 ただ、この事件のことから、冬樹が派遣切りのことを労災隠しと絡めて脅したのではないか、
というセンが浮かび上がってくるのですが…。
 
 加賀は青山の働く店へ。
 つーかコウキ、ポスターだけの出演なのに、エンドロールしっかり名前が出ていてビックリ
しましたよ。友情出演じゃないんかい。(ギャラが発生してる)
 まあいいですけど。
 で、青山は青柳が半年くらい前からちょくちょくこの店にくるようになった、と話します。
 地図を見ていろいろ調べていたらしい。
 加賀は「半年前までは来たことがなかった」ということと、動きやすいゴルフウェアのような
恰好だった、ということに注目します。
 また、デジカメも持っていたことから青山は何か目的があって来ていたようですね、と
指摘。
 
 松宮から報告を聞いた小林は、もうちょっとちゃんと調べてからって感じなんだけど、上は
もう、冬樹の派遣切りの怨みで刺したセンでいいじゃんって感じで。
 
 香織の方は事件発生の少し前のことを思い出していました。
 仕事が決まらない冬樹に、やりたいことやれるほど世の中甘くない、ちゃんと働いてよ
みたいな文句言ったらしいです。
 文句を言うのはいいけど今明らかに冬樹何か言いかけてたやん!何かのフラグを
バッキリ折っちゃったよキミ!

 葬儀の場で工場長は、以前青柳がユウトの水泳の才能を自慢していたよ、と声をかけて
きます。
 何も今言わなくてもって感じですが。
 ただそれを聞いた妹も、もっと父親と話をすればよかった、と言う。
 そうだよ、どんだけウゼーと思っても、死んだら話が出来なくなるんですよ。
 生きてるうちに家族とはいっぱい話をしておきなされ。
 この葬儀の場に、ユウトの友人と、糸川が来るんだけど、だからなんで今の高校時代の
クラスメイトとか教師はこないのかって話なんですが…。なんか変だな。
 
 翌日から、カネセキが労災隠しをしていたこと、工場長が青柳に言われて労災認定を
しなかったことなどが報道され、青柳の家族は一転して、加害者のような扱いを受けます。
こういうのってひどいですよねぇ。
 まだそれが真実ともわからないのに、報道を真に受けて罵るようなのってひどいと思います。
こういう責任を取らない報道もどうかと思うし。
 真実が間違っていたらこういうことをした人はちゃんと謝罪するんでしょうか・
 そんな中加賀のところに青山から連絡があって、ひと月前に青柳と会った人が見つかった、
と言う。
 神社で会ったと言うその目撃者は、よく覚えてましたねという加賀に、記憶残ることを
してましたからね、と答える。
 なんでも、目撃者が神社にきた時に、御賽銭箱のところに折鶴を置いて写真を撮っていた
らしいです、青柳。
 何かのついで…と言った青柳。
 ツルの色は紫だったらしいです。
 そりゃ記憶に残りますなぁ。
 加賀はこの証言から、青柳は七福神めぐりをしていたのではないか、と考える。
 青山はそんな加賀に、青柳はニュースで報道されているような人とは思えないと
伝えます。
 加賀も同じ思いだったんじゃないでしょうか。
 
 香織の方はいろいろ報道のせいでバイト首になったっぽいです。
 まだ容疑者って決まったわけでもないのに、客商売だからやりづらいらしい。
 仕方ないといえば仕方ないんですが、やるせないですな。

 ちなみにアパートのテーブルは引っ越してきた時に冬樹が作ったらしいです。
 なんで唐突にこんなエピソード?って思ったけど、後の伏線です。
 つーかここ、怪物くんに出てきた、ウタコらのアパートに似てるな…。
 ところがこの直後、冬樹は意識回復しないまま、帰らぬ人になりました。
 香織は加賀に、自分がお金のことで冬樹を追い詰めてしまった、だから彼はあんなことを
したんだ、と言います。
 タイミング悪かったのは事実ですが、はたして冬樹君はそういう風に、人の命を奪って
まで金をとろうとするような人間だったのか。それは香織さんがよく知ってると思うのですが。
 で、香織は倒れるのだけど、加賀は医者から、香織が妊娠していることを知らされます。
 それで、金森立ち会いのもと、加賀はもう少し香織から話を聞くことにする。
 香織はナイフは冬樹のものではない、所持品のことは把握している、と強い調子で言う
けれど加賀は、冬樹が電話してきた時に、青柳の所持品を持っていたことは知らなかった
でしょう、と強い調子で言う。
 これは香織が何か隠しているから、わざとそんなひどいことを言ったんじゃないかと思うの
ですけどね。
 それで香織は、「どうしよう、えらいことやっちまった」と言ってきたことを正直に伝えます。
 加賀は、その前に冬樹が穴の開いてない靴下を探していたということから、彼は就職の
面接にいっていたのではないか、と言う。
 
 捜査本部では、この証言から、被疑者死亡でマスコミ発表する、と言うんだけど。
 ここのシーン面白かったなぁ。
 加賀が、松宮の背中をドン、と押してんですよ。
 自分が言ったらカドが立つから松宮がって感じなんでしょうが、めっちゃ笑える。
 仕方なく立ち上がった松宮、冬樹は張り紙などを見て面接に行った可能性がある、そうで
あれば携帯とかに履歴が残ってないのもわかるし、と言います。
 で、今日捜査してみて、その面接先が見つからなければ明日会見でどうでしょう、と
小林が助け舟。
 小林は誰の入れ知恵で松宮がこんなことを言ったのか知ってるから、ギロっと睨んでる
のが面白いですなぁ。
 
 さすがに悪いと思ったのか、どうなのかわかりませんが加賀、今回はどこに行きたい、
指示に従うよと松宮に言いますが。
 七福神めぐりでどこから最初に行きたいか、ということでした。
 テメェェェェェ!!!!!!
 いつもの音楽がかかったので聞き込みは成果あがらないですかね?
 いやわからんけど。
 聞き込みに回ると、一月おきに、各神社で、色のそろった折鶴がそなえられていた
ことが判明します。
 しかしまだ回っていた目的はわからない。
 ここで彼らの後ろで、麒麟像を見上げている車いすの人と、押してる女性がいました。
 この秘密は後でわかります。

 ある神社で、折鶴の話が聞けたんだけど、黄色から始まったという神主さん。
 ここは安産祈願もある、とか言ってますが関係者の中で妊娠しているのは香織だけ、
さらに鶴がそなえられ始めたのは半年前からということで、香織のためにではない、という
のはわかる。
 ツルが折られていた紙の情報から、あっという間に店を突き止めるのは加賀、さすがと
いう感じですね。
 しかし加賀は、黄色の色が、和紙セットの、真ん中くらいの色であったことから、どうして
黄色から始めたのか、と納得いかない。
 さらに神社で聞き込みをしていくと、水難避けのお守りを売っているとこもあったみたいです。
 んで加賀がたまたま落とした冬樹の写真を見て、巫女さんは重大な証言を。
 冬樹がここにきて、絵馬を買っていったというのです。
 ここの神社の絵馬はそなえずに持ち帰るというのを知らなかった冬樹は絵馬を描いて
木につるしたのだけれど、それを神社側が保管してくれていたらしい。
 そこには、生まれてくる子のために頑張るみたいなことが書かれていました。
 彼は妊娠を知っていたわけですね。
 香織が気づかなかったのによく知ってたな!

 ユウトの方は学校で、心配して損したみたいなひどい扱いを受けてるのですが、加賀が
来て、なぜ青柳が麒麟像のとこにわざわざ行ったのかそれを知りたくないのか、と言われて
反抗するように自分の部屋へあがってしまいます。
 ところが。
 彼はそこである発見をした。
 家族の方は、どうしてユウトが水泳をやめたのかわからないけれど、あの時事故があった
と話をします。
 後輩の子がプールで夜中泳いでいておぼれたらしい。
 助かりはしたのだけれどその後わからない、と。
 奥さんが、労災隠しってそんなに悪い事なんでしょうか、と聞いてくるのへ、いつもの加賀節で、
「犯罪です。それで恨まれることもあります」というのはやっぱ容赦ないなと思いました。
 でも加賀は続けてこう言いました。
「しかし、殺されても仕方がない人間はいない、私はそう信じています」と。

 捜査本部では、冬樹が面接に来たバイトが見つかってました。
 飛び込みで張り紙を見てやってきたらしい。
 家具を売る店だったんだけど、冬樹は作る方を強く希望したので、家具職人を紹介
することにした、と。
 ただ、家具職人の方では、そういわれたから経験者かと思ったらまったく経験がなかった
ので、結局採用することはなく、冬樹は帰っていったと。
 19時過ぎには帰ったらしいです。
 捜査本部としては、この後青柳と偶然会って、就職がうまくいかなかったことから脅して、
刺したのではないかということですが。
 またまた松宮をどつく加賀。
 かわいそうだろ!たまには自分で言えよ!
 しかも松宮が今度は立ち上がらないので、孫の手でつつきました。
 お前は鬼か!
 松宮は、ナイフに関して家具店にアピールするつもりで持っていた可能性がありますが、
きちんと裏付けを取らないと、と言う。
 そういうわけでまたまた事件発表は先延ばしにされます。
 加賀としてもそれが目的なんだろうなと思うんですが。

 その頃青柳の家では、妹が自殺をはかって大変な騒ぎに。
 加賀の方は香織のところにいって、冬樹が家具職人の面接を受けようとしていたことを
話します。
 んで、青柳のとこに行くんだけど、ここでユウトが、「自殺なんかしたら親父が悪いと認めた
ようなものじゃないか」と発言する。
 加賀、それに引っ掛かったらしいです。
 それで松宮に、昨日の夜ユウトは誰かに会ったか?と聞く。
 テレビやネットを見た可能性は、とかも。
 つまり加賀は、昨日と今日とで、ユウトの父親への思いが変わったことに気づいたんですね。
 そうして彼は原点に戻る、と告げて冬樹が潜んでいた公園にやってきます。
 たまたま来た香織は冬樹を信じたいというけれど、加賀も、自分もと言う。
 加賀はおそらく最初から、冬樹がやったのではないという、何かしら確信めいたものを
持って捜査していたのではないか、と思います。

 3年前香織と冬樹は、ヒッチハイクだと思うのだけど、トラックに乗せてもらって東京に来て
いました。
 つーか「あるよ」のマスタァァァァ!!!(HEROというドラマで、何を注文しても出てくる
お店のマスター)
 スタート地点に行きたいという彼らにトラックの運ちゃんは日本橋に連れてきてくれます。
粋ですねぇ。
 日本橋というのは国道のスタート地点、まさに昔から、すべての道はここから、と言われて
いる場所です。
 つかここで降りたとしても住む場所探すの大変なような…いいですけど。
 やったーとかバンザイしている二人。
 おい、公道でそんなことするのやめろ。
 勘違いしてタクシー止まったらどうする。
 加賀は、その記念すべき日はいつですか、調べておいて下さい、と頼みます。
 あと、麒麟像の話をする。
 本来麒麟には翼がないけれど、ここは日本橋だから、日本中に飛び立っていけるようにと
翼がつけられたらしい。
 でもこれじゃ飛べないという香織。
 橋の下だからか!?
 飛ぼうと思えば飛べるだろ!(そこはどうでもよろしいがな)
 んで加賀は、道の向こうのもう一つの麒麟像に、ユウトの姿を見つけて声をかけるのですが、
彼は走り去ってしまいます。
 さすがシンケンジャー、足が速いぜ!←関係ない。

 その、戻ってきたユウトを松宮が待ち伏せしてたんだけど、彼はたまたま出会った工場長に、
「お前が親父に全部罪ひっかぶせたんだろ」と殴りかかります。
 何か知ったユウトは労災隠しの真実にも多分気づいたんじゃないでしょうか。
 少なくとも昨日のユウトだったらこんなことはしなかったでしょうし。
 つか松宮も何発か殴らせてから止めるのちょっと笑った。
 いや、まさかそんなことするとは思わなくて止めに入るのが遅れたんでしょうが、結果的には
そうなった、みたいな。
 加賀は松宮から話を聞いて、昨日は青柳の死は自業自得と言っていた、夜中に何か
あったかな、と言います。
 んで、捜査本部では、ナイフのことは確認できなかったが、今度こそもう本当に発表して
いいだろう、ということになっていたのですが。

 加賀は、麒麟像の近くの防犯カメラ映像を見せ、あの夜冬樹は、青柳がコーヒーショップに
いた時間、この像の下にいたことを指摘。
 捜査本部は「スタート地点に戻っちゃったじゃん」と。

 この後加賀は金森に、いくらあんたが父親と、死ぬときは一人でいい、弔いもいらないと
いう約束をしたとしても、そんな元気な頃の約束なんて何の意味もない、人の死とちゃんと
向き合ったことはあるのか、とコンコンと説教されます。
 今まで犯人にあれこれ言ってきた加賀も形無しですね。
 あと、ドラマで加賀の父が将棋を金森とさしてるシーンがあったけど、あれは加賀が金森に
電話で指示してやってたらしいです。
 多分父は知ってたでしょうね。
 うってる相手が加賀だというのは。
 でもお互いに意地を張り合ってて分かり合えなかったというのは確かに悲しいと思います。
 ユウトと青柳は、少なくともユウトの方はまさにそんな感じでしたし。
 金森は言います。
 死を間近に迎えた時、プライドも意地も捨てて人は本当の心を取り戻します、そういう人たちの
メッセージを受け止めるのは、生きている人間の義務です、と。
 帰り際加賀は自嘲気味に松宮に話すんですが(加賀が説教くらってる間、離れた席に一応
松宮もいた)、そこで彼はあることに気づく。
 自分は大きな勘違いをしていたのかも知れない、と。
 ユウトが父への思いを変えたのは、青柳からのメッセージを受け取ったんだ、と彼は言います。
 
 さて捜査本部では、加賀の指摘した映像から冬樹本人であることが証明され、もう一度
青柳の対人関係を洗い直すことに。
 もう被疑者が固まっていただけに、疲れも倍増ですな。
 で、小林らは加賀に、何を追っていると言う。
 加賀は言いました。
 ユウトです、と。
 衝撃が走る捜査陣。
 多分彼らは、青柳は実の息子が殺したのか!?と勘違いしまくってたように思います。
 加賀さん、ちょっと言葉足りなかったかもしんない…。

 加賀は糸川に会いに行き、おぼれた生徒発見当時のことを聞きます。
 その生徒が吉永という名であり、今は長野にいるはずだがわからん、と聞いて彼と松宮は
こちらで調べるという。
 まあ警察が本気になればわかるでしょうな。
 ただ、糸川が青柳の事件はどうなっているか聞いた時。
 加賀は言いました。
「先生は数学を教えているんですよね。数学というと公式が出てきますよね。最初に間違った
ことを覚えてしまうと、同じ間違いを何度もおかしてしまいます。どうか正しい公式を覚えられる
よう、指導してあげてください」
 思えばこの時点で加賀は朧げながらも真相にたどり着いていて、これは糸川に対する
メッセージだったのだと思います。
 糸川が「心当たり」があれば驚いたでしょうし、出来れば自分から真実を話してくれることを
望んでいたのでは、と。

 ユウトが釈放されて出てきたんだけど、暴行のわりに被害届も出なかったから、心当たり
あるんだよ、みたいなことを言う彼に、加賀は3年前の水泳大会には出たのか、と奇妙なことを
聞く。
 吉永の名をだし、青柳が水天宮参りをしていたということを聞くと、ユウト激しく動揺。
 やっぱり加賀は真相にたどり着いていて、後は裏付けしていってる感じだなぁ。
 加賀は、水天宮は安産祈願のほかに、水難避けの御利益もある、と言う。
 でもユウトは答えられないと言って去って行きます。
 松宮が、都合の悪い事でもあるのかと言ってたけど、自分に都合が悪いだけなら
あんな目はしない、という加賀。
 
 さて松宮の方は、あの派遣社員の横田と会いました。
 自分の言った事とまったく違うことがニュースになっていたので驚いたらしいです。
 彼は、青柳はインターロックのことは知らないはず、と言います。
 要するに、彼が視察にくる時にはきちんと安全装置を作動させていたから、普段は
止めていることなど知るはずもない、ということでした。
 つまり原因はあの工場長じゃねーかよ!ジャスタウェイ放り込んでやろうか!
 松宮が横田に、労災の件は必ず調べる、と言っていたのが頼もしかったです。
 死人に口なしとばかりにおっかぶせたカネセキは関係者全員罰せられるべきですね。

 加賀は松宮とともに吉永のところへ。
 彼は命こそ助かったものの、重い障害を負って自発呼吸は出来るけど、意思とかを
表すことはできない体になっていました。
 脳に酸素がいかない状態が長すぎてしまったんでしょうね。
 ところが。
 殺された青柳の事件を調べている、と加賀が話した時に、彼がやっていた折鶴の
お参りの話を出されて、吉永母は「東京の花子さん?」と言う。
 実は吉永母は、吉永のためにブログをしていたんだけど、いろいろ励ましの言葉を
貰う中で、定期的にコメントを書き込んでくれる人がいるという。
 それが、東京の花子さんというHハンドルネームらし…ちょっとぉぉぉお!気付いて
2人とも!
 今ブログのタイトル映ったけどすごい重要なタイトルだったよ!?
 コメントとか読んでる場合じゃねぇぇぇぇ!!!
 あ、加賀さん気づいた。よかったぁぁぁぁ。
 
 ブログのタイトル。
 それは、「キリンノツバサ」でした。

 帰る途中で加賀は水泳部活動報告というものを見ていて、吉永があの大会のリレー
選手だったこと、ユウトもそのリレーメンバーであることに気づきます。
 真相が少しずつ見えてきましたなぁ。
 で、そのリレーメンバーの生徒を訪ねると、ユウトに呼び出されて出て行ったという。
 何か確信を得ているらしい加賀と松宮が、ユウトに合流して、リレーメンバーだった一人、
杉野が来てないのに気づくと、直ちに緊急配備を敷く。
 ここ、かっこよかった。
 警察も、事件の重要参考人が行方不明と聞いて一気に騒ぎに。
 松宮がギリセーフで見つけて助けました。
 ここの展開は早いけどテンポよくて全然気にならなかったです。

 ユウトの部屋で加賀は彼と向き合い、真相を話しています。
 実は東京の花子さん、とはユウトのことでした。
 緊張していた吉永はリレーで失敗してしまい、前の選手がゴールしてないのに
スタートして、失格になっちゃったんですね。
 それで夜のプールで、ユウトらはいたずら心で練習していたら、吉永はおぼれて
しまっていた。
 騒ぎを聞きつけた糸川がユウトらに、ここには来なかった、吉永は一人で泳いで
いておぼれたことにすると言ってしまった。
 これは最悪な行動ですね。
 ユウトらもだけど糸川も。

 最初は吉永の意識が戻ったらとビクビクしていたユウトらも、時の経過につれて
忘れてしまったのだけれど、一年前たまたま、キリンノツバサというブログを見つけ、
罪悪感からコメントを送ったらしいです。
 そうして、水天宮参りを始めたらしい。
 そんなことをするくらいならきちんと謝罪に行けばと思うのだけれども、どうしても
勇気が持てなかった、という気持ちはわからなくもないです。
 ところがある時たまたま青柳がユウトのパソコンを見てしまい、女性名でコメント
していたことから不審に思った。
 ユウトは動揺して水天宮参りも、ブログを見るのもやめていたけれど、気になった
青柳はネットカフェでそのブログを見ていたらしいですね。
 最初彼は、ユウトが後輩のことを思っていろいろしていたんだと誤解していたの
でしょう。それを自分がたまたま見てしまったために、辞めさせてしまったと気になって
いたっぽい。
 そうして青柳は黙って折鶴参りをして、自分が東京の花子さんとしてメッセージを
送っていたようです。
 多分何度もユウトに話し合いの場を持とうとしたけれど、ユウトの方がかたくなになって
聞かなかったんでしょうね。
 そうして色が一巡していって、残りが白い鶴だけになった時のこと。
 吉永母が、水泳部時代の写真をアップしたらしいです。
 つーか。
 これ自分は良くてもユウトらにはモザイクかけろよって思うんですけど。
 他人の顔が映ってる写真を勝手にアップしちゃいかんだろう。
 こういうのはマナー違反ですよ。
 
 この時青柳は真相に気づいたのではないか、加賀はそう指摘します。
 後輩があんなことになって、水泳部をやめ、そうして水天宮参りをして女性名で
コメントを送っていた、ユウトの行動のすべてが、青柳の中でつじつまがあったの
ではないでしょうか。
 ただ、ユウトがやはり話をしなかったため、青柳は同級生だった杉野に連絡を取った。
これが悲劇へとつながったのでした。
 杉野は、ユウト一人がやったことと言ったんだけど、青柳が自分も親として責任が
ある、二人で警察に行くと言ったのを聞いて、急に恐ろしくなったんだと思います。
 そうして、持っていたナイフで彼をさして逃げた。
 こんなことしても逃げられるはずはないのですが、吉永のことがあるからなぁ。
 で、地下道から逃げていった時にぶつかったのが冬樹だったっぽい。
 ところが冬樹が疑われたことから、もしかして逃げられるんじゃね、みたいに
思ってたらしいですね。
 残念だったな。加賀が担当した時点でそんなことはないよ。
 もうこいつ本当に最悪じゃん。
 もちろん3年前の事件が悪いけども、それをさらに隠ぺいするために罪を重ねて
どうすんだか。

 加賀はユウトに、君が真実から逃げなければ青柳は死なかった、と言う。
 青柳は何度も話し合おうとしたはずだ、しかしそれから逃げてきたのはユウト本人だ、と。
 もしユウトが向き合っていたら杉野に話を聞こうとも思わなかっただろうと。
 どうして青柳が刺されながらも麒麟像に向かったか、キミならわかるね、と加賀は言います。
 ユウトに最後のメッセージを伝えるため、勇気をもって真実から逃げるな、正しいと
信じたことをやれ、と伝えるため。
 
 ここのシーン加賀はユウトに言ってたけど、生前の約束を理由に父と最後まで向き
合わなかった、自分にも当てはまるところはあったんじゃないか、と思いました。
 
 で。
 加賀は糸川に対してはものすごく強い口調で攻め立てていて、こんなに怒ってる
加賀見たのは初めてだけど、怒るのももっともだと思いました。
 糸川の間違った選択のせいで子供達が、罪を犯しても逃げればいい、大人が庇って
くれると思ってしまったこと、そのために一人の命が失われたこと。
 あんたは教育者を名乗る資格はない、加賀の言うとおりだと思いました。

 加賀は香織に、たまたま見かけた青柳の跡をついていったら、地下道で刺された
青柳を見たのだろう、その時に鞄は持ち去ってしまっただけ、みたいなフォローを。
 あと、冬樹の絵馬も渡します。
 冬樹はちゃんと記念日を覚えていた、事件があった日はあなた方が東京に来た
日ですよね、と言う。
 皮肉な結果になってしまったけれども、まあ冬樹への思いを胸に、香織には子供と
ともに強く生きていってほしいですね。
 ユウトは最後の色の折鶴を完成させて、黒沢とともに吉永のところに行くつもり
らしいです。
 
 振り返り、雑踏の中に青柳の姿を見るユウト。
 幽霊やぁぁぁぁ!昼間から幽霊やぁぁぁぁ!!!!(すごいいいシーンなのに!)
 きっとこれからも青柳はユウトの中で生き続けていくでしょう。
 あと日曜8時NHK見ればお父さん出てますよ!(コラ)

 加賀の方は待ち伏せされていた金森とともに、父の三回忌に出かけていきました。
 この後のことは語られなかったけれど、きっと青柳の濡れ衣も晴らされ、冬樹の汚名も
晴らされ、何とかなるんじゃないかなと思います。
 結構重いテーマだったので本当はもうちょっと救いがあればいいなとは思ったんですが。
 


多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜