多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→Battleship バトルシップ


Battleship
バトルシップ

4/15鑑賞

 アクションシーン満載ですごい面白かったです。
 ただ、キャラの状況説明というか、そこがすごい不親切なので、海軍に入隊した主人公が
いきなり昇進してると思ってビックリしたり(5年経過している)、なんで主人公とナガタが
仲が悪いのかがわかりにくかったり(サッカー試合中の会話でちょっと出るだけ)そういう部分は
不親切だなと思いました。
 それを除けば本当に面白かったです。
 なぜか危機に遭遇しても助かる主人公はお約束で。

 さて2005年のこと。
 アメリカは、太陽系の外の星に、地球によく似た星をみつけ、交信を試みていました。電波を
増幅するシステムも開発されたので、今までより遠くに、早く電波が飛ばせるらしいです。
 地球と構成が同じということで、生命体の存在に期待して飛ばされた電波。
 それがまさかあんなことになるとは…。
 ちなみにここで知っておけばいいのは、地球の軌道を回っている、通信用衛星があって、
それが地球の自転にあわせて24時間に一度、ハワイの発信基地からの電波を受けて、その
星に電波を送る、ということですね。
 皆は、もしエイリアン来たらどうする、あっちはコロンブス、こっちは先住民だぜ、と軽口叩いて
ます。
 そういうフラグを立てるからエイリアンに侵略されるんだろうがダメガネども!
 
 そんなことがあるとは知らない、兄弟2人。
 お兄さんは頭よさそうなのですが、弟はマダオ状態らしいです。
 真面目に働けよ、というお兄さんストーンの言い分を無視して、やってきた女の子を口説こうと
「俺はやるぜ!」状態のホッパー。
 で、ナンパしにいったらその女の子、サムは、チキンブリトーが食べたかったんだけど、サービスが
終了してしまっていて食べられないという。
 そこでいいとこを見せようと考えたホッパー、向かいのスーパーに行くけれど、あいにくこちらも
営業終了。
 あきらめきれないホッパーは、止せばいいのに天井から潜入して、チキンブリトーをゲットしに行く。
 要するに泥棒ですわ。
 ここのシーンが、実際にあった泥棒の映像をパロったものだと思うんだけど、めっちゃ面白かった。
 まず侵入するのにズデーッ!と落ちてくるとことか、帰りもはしごを使うも、うまく上がれず落下
して、商品棚ぶっ壊すとことか。実際の泥棒もまったく同じことやっててめっちゃ笑えます。
 こんなことしてれば警察が来るのは当たり前で、サムの目の前でスタンガン打ちこまれたホッパー、
それでもチキンブリトーは渡してました。アホだろお前。
 あきれたようにそれを見ているストーン。
 すごい顔をしてるので何かと思ったら、サムはストーンの上司の娘さんだったらしいです。しかも
その上司が提督。つまり海軍で一番偉い人。
 ストーン、「終わった、俺の海軍人生完全に終わった」くらい思っていたかもしれません。
 ストーンはホッパーに、海軍に入ってしっかり働くように言います。

 それから5年。
 ここが語られて無いのでわからんのですよ。
 ま、衛星の話は2006年だったからわかるだろ、という意味なのかもしれませんが。
 海軍と自衛隊でサッカー試合が行われています。
 なんか日本がファウルしまくりみたいな印象はちょっと…。
 しかも、ナガタという人が、ホッパーの顔面を蹴る形になってしまい、アメリカチームは
PKをもらうわけなんですけども。
 皆が、脳震盪起こしてるから交代した方がいい、というのを無視してホッパー、強引に自分が
蹴った結果、ボールはゴールを大きくそれて飛んでいき、アメリカチームは負ける。
 アホだろお前。
 全然性格直ってないやんか。人の意見は聞けよ。
 ここで、見てた人達が、ナガタとホッパーは仲が悪い、衝突してるから、と言うんだけど、
それは意見の衝突じゃなくて、以前、ナガタの指揮する護衛艦みょうこうと、ホッパーの艦が
衝突して、犬猿の仲になったらしい。
 で、ホッパーは、これから行われる大きな演習を目前にしてサムと、結婚の承諾を彼女の父に
どうやって切り出すかという話をしているのですが。
 それでイチャイチャしていて思い切り寝過ごして、記念艦ミズーリで皆が演習開始のセレモニーを
している時に車で駆けつけてくる始末。
 もう最初から悪印象だろこれ!
 セレモニーにはOBも集まっていて、これは単に並んでるだけかと思ったら、実は大きな伏線。
これは面白かったですねぇ。
 
 サムは父に話しかけて、うまいこと時間を作ったのですが、自信の持てないホッパー、トイレで
予行演習。
 おい、お父さんを僕に下さいとかワケわからなくなってるぞ。落ち着け!
 と、トイレからナガタが出てきまして、お前何やってんだ、みたいなことを言って。
 ここでホッパーがひいておけばよかったものを、売り言葉に買い言葉みたいな感じで二人は
またケンカをやらかし、提督に大目玉です。もうサムとの結婚どころの話じゃなくなりました。

 そういうことがありまして演習が始まったわけですが。
 提督もサムに、ホッパーって頭いいけど他のとこ全部問題あるよね、なんであんなのと付き
合うの、と言ってました。親としてそりゃそう言いたくなりますわな…。
 この後演習始まるけど、いろいろな艦が出てきてかっこよかったです。
 ロナルド・レーガンは確か東日本大震災の時にも活躍してくれたんですよね。
 それとここで、ホッパーの下についてる連中の中で、レイクスという小柄な女性が出てきます。
このレイクスがいろいろおいしいとこ持って行きます。
 あと三毛猫ホームズの推理の石津みたいな、チャラ男でうざいやつも出てくる。名前がわからんけど
ジミーかなぁ?多分こいつやと思うのですが。
 これが役に立つことは立つのだけど、軽口うぜーしチャラチャラ鬱陶しいです。
 まあいいわ。
 んでホッパーはストーンに呼び出されて、この演習が終わったら海軍を解任する、と聞かされます。
要するに日頃の素行が悪すぎて雇いきれないということらしい。
 全然成長してないんだなぁ。

 さてサムの方は、退役軍人のリハビリ場で働いているみたいです。
 義手義足の人とか結構いて、リアルだなぁと思いました。
 そこで出会った、ミックという退役軍人も、両足が義足なんですが、毎日のリハビリに興味が
持てず、不機嫌らしい。
 サムは彼を誘って、裏手の山に散歩に行きました。

 そんな中、宇宙からの飛来物が観測されます。
 …北朝鮮のミサイルじゃないのか?(それはこないだ落ちました!)
 皆は、「おいどこの国が飛ばしたんだよ」とかふざけていたけれど、本当であるとわかり、真っ青。
 そして5つのうち1つはいきなりぶつかって砕けて落下していきました。
 これ最初、あの通信衛星壊れたかと思ったら、飛んできた飛来物が単独事故みたいな感じの
ようです。わかりにくい!
 ハワイの、電波発信基地に務めるキャルも、通信が入ってビックリ。
 んで、その壊れた飛来物は香港に落下してました。大変な損害やないか!
 アメリカのペンタゴンでは直ちに会議。
 出席していたNASAのお偉いさんが、あれは電波通信していた、プラネットGから飛んできた
っぽいと言い出します。
 来てと言われたからきちゃった、的な…?(そんなかわいいものではなさそうですが)
 最悪じゃねーかよ!
 演習をしていた海軍らにもこの連絡は入り、ちょうど演習ポイントの海に飛来物が潜ったという
ことで様子を見に行かされる。
 海の飛来物に近寄った戦艦は、ストーンのもの、ホッパーのもの、そしてナガタの戦艦。
 
 キャルの方も、落下物を中国が調べたら、交信パネルのようなものだったと言われて、誰が
誰と更新するんだ、とビビッてます。つーか貧乏ゆすりがすごすぎる!
 
 ホッパーらは戦艦を進めていくうちに、レーダーには映らないが肉眼では確認できる、
不思議なものを海面に見つけます。
 …ミホークの船じゃないのか、ワンピースの。(だったらゾロがいないと話進まんやろ!)
 これを確認しに行ったのが、ホッパーとレイクス、それとウォルターだったかな。
 ホッパー、未知のものなのに、持ち前の無鉄砲さでバシバシ触っていて、起動装置になって
いたっぽいものにもバシバシ触って、その機械がいきなり始動。
 衝撃でホッパーは吹っ飛びますが、機械からなんか電磁波みたいなものが出て、あたりは
バリアーに包まれます。
 そうして3艘は外部と通信することができなくなり、孤立。
 外部からも中の様子がわからなくなります。
 …どこまでもいらんことしやがって!

 外の方では通信が取れなくなって直ちに、レベルレッドの警戒態勢しいてたり、北朝鮮だ!とか
ムチャ言うのがいてなかなか面白かった。北朝鮮がこんな高度な機械持ってたら、あの
ミサイル今頃海にドボンしてませんわ…。
 急いでホッパーらは退避しようとするも、船のエンジンがかからない。
 焦っていると、機械が3体くらい出てきて、攻撃みたいな感じに。
 もうここまでくると海のトランスフォーマーじゃねーかよ。
 ジミーは言いました。
「これもしかしてサプライズ演習ですかね」
 黙れ石津。
 武器の差がすごいというか、数も全然足りてないわけですし、攻撃が殆ど通用しない。
 そしてホッパーの目の前でストーンの船は攻撃を受けて爆破、沈んでいきます。
 沈む前、目で会話する、みたいな感じのシーンがなんかちょっと切なかった。
 JPJという戦艦に戻ったら、なんとホッパーが一番階級が上だったので、彼が艦長に
なりました。彼の素行の悪さを知ってる部下たちが「終わったな」「終わった」みたいな
顔をしてるのがちょっと笑った。
 ホッパーは全面攻撃を指示するけれども、ナガタの乗るみょうこうも撃沈され、ウォルターが
生存者の救助が先だ、と強く言ったので攻撃するギリギリで回避して、救出に向かうんですね。
 このシーンはしっかり見ていていただきたい。
 敵前で攻撃をやめたら当然相手から集中砲火くらう可能性があるわけで、皆はやばいと
思ってるわけですが、なぜか敵は攻撃してこない。
 ホッパーは基本頭は一応いいので、そのことはしっかり覚えていたと思います。
 
 で、これらの敵とは別に、ヨーヨーみたいな形状のものが飛んでいって、街中の
破壊を始める。なんで車とかハイウェイが破壊対象で戦艦が破壊対象にならなかったのかが
よくわからんのだけど。
 ちょっとネタバレしてしまうと、戦艦の場合は、自分ら(エイリアン側)に向かって大砲とか
向いているかで、攻撃対象かを判断している部分があったと思うんだけど、車とかがわからんの
ですよねぇ…。人間は動機とか瞳孔の動きを見て、敵意があるか判断してるらしいんですが。
 そこのとこが分かりづらかったです。
 こまけぇことは気にすんな!って雰囲気バリバリだったな(笑)。
 まあ多分攻撃能力のありそうなもの、それを補助しそうなものが破壊対処になるのかなと思います。

 このヨーヨーみたいなのの破壊力がすごくて軍のヘリやら車を猛スピードで破壊しまくった後、
少年野球してたとこに突っ込んでくるんだけど。
 この弾はさすがにイチローだったとしても打てねぇよ!
 少年は敵ではないと判断して、ヨーヨーは去って行きました。
 エイリアン側のスケバン刑事ヨーヨーみたいなものなのか?悪は滅ぼす、的な?
 
 あの電磁波バリアーの外側では、多くの戦艦がめっさ蚊帳の外状態でした。
 皆さんお忘れかもしれませんが、大体この映画のラストあたりまではバリアーの中の3隻(うち
2隻は沈没したので残り1隻)が見せ場です!
 なんだこの狭い世界!
 その生き残りメンバーですが、なぜか自分が事の発端として怒られるホッパー。
 え?何かした?と思ったけど、そーいやこいつが触りまくってて機械起動したんでしたね…。
 
 その頃何も知らないサムはミックと登山中。
 キャルの方はエイリアンに襲われて大変な目に。
 サムらのとこに警察官が車で来て、早く山を下りろ、エイリアンだ、というわけですが。
 まともな人ならここで下山すると思うのですが、あいにくここにいるのは好奇心旺盛な女性と
ヒマを持て余す退役軍人。行かないわけがない。
 というわけで勝手に上がり始めるミック…。
 
 ホッパーは皆に責められてさすがに落ち込んだのか、人が呼びに来ても「今は行けない」と
まるで今週の平清盛クンみたいなダウナーっぷり。
 しかしトップなので行かないわけにいかない。
 ウダウダしながら行ってみると、エイリアンの死体が。
 ジミーが「やめろって言ったのに誰かが引き上げた」とかうるさい。
 敵を知るためにはあった方がいいやろが!
 ホッパーがヘルメットを外そうと苦労していると、ナガタが手伝ってくれる。
 この戦いに当たって、二人のわだかまりは溶けたようでよかったと思います。
 つーかなんかこのエイリアン、人間と似てるのはいいとして、これどう見ても真選組のゴリラ
じゃねーか!(ゴリラって言っちゃダメ!)
 やつがヒゲを長くしたらこんな感じだ!
 …各方面から怒られそうなのでやめておきますが、見かけ自体は人間とかなり
そっくりな感じですね。
 レイクスが、父親が自分にしてくれた話として、エイリアンは多分この宇宙のどこかに
いると思う。そしていつか地球にやってくるに違いない、でもパパはその場にいたくない、と
言ったと。気持ちはわかりますね。私もその場にはいたくないわ。友好的か攻撃的かなんて
誰もわかりゃしないんですから。
 ホッパーが瞳孔を確認していたら、目が動いて突然起き上がるエイリアン。ええい
桃源郷エイリアンか!(ワケわからん)
 仮死状態だったらしい。
 この時ちょっとジミーを見直したのですが、彼はこの目の特徴をよく覚えていました。
 仲間達が連れ戻しにきて、艦内えらいことになってますが、これエイリアン側から見たら
のちに仲間救出の映画製作するだろうな…。
 エイリアンにつかまれたホッパーは、彼らの星が戦争で劣悪な環境になったことを知ります。
 だからつまり、この星を侵略しにきたと見て間違いないようですね。
 共存出来そうならまだしも、数的に無理そうだ。
 ホッパーは見た記憶を元に皆に、彼らの目的は新しい住処を探すことだ、と言う。
 そうしている間に艦内にエイリアンが潜入してきます。
 情報収集か、戦艦を手に入れるつもりか…。
 皆が戦うのがなかなかいいです。
 しかもホッパーがこの状況下でめっちゃいい判断をする。
 レイクスを指令室に行かせ、自分はエイリアンをおびき寄せて甲板へ。
 つまり、そこの大砲のちっこいの(名前知りません)で、エイリアンを直接吹っ飛ばそう、と
いうわけです。
 この作戦は見事。
 この砲撃する時にレイクスが、マハロマハロみたいな言葉言ってたけど、バイバイって訳されて
いましたが、ハワイの言葉だと「ありがとよ!」って感じになるんですが、さてどうなんだろう。
 セレモニーの時にジミーとレイクスがいろんな国の言葉であーだこーだ言ってたから、ハワイ
じゃなくて別の国の言葉で、バイバイって意味なのかもなぁ。
 ま、それはいいとして。

 サムの方は山を上がってみたら、先に行った警察の車は壊されてるわ中で警察官死んでるわ
パニックなんですが、ミックは慣れてるから、警察官から車のキーを取ってきて、下に止めてある車に
乗っておりよう、みたいな提案を。動けたら自分が行くんでしょうが、彼は両足義足ですからなぁ。
 ここでエイリアンが探索にきてビビるのですが、別方向に行ってくれてセーフ。
 というか馬には何の興味も示してなかったけど、やはり馬は敵対心がないから?
 あと、キャルが逃げてきたのですが、ミックの足を見て「こいつサイボーグだ!襲われる!」と
結構失礼なこと言ってました。
 えーと、どっかガレキとか落ちてないですかね。サム、そのがれきでちょっとキャルの頭を
どやしつけた方がいいと思う。鎮静剤と書いたがれきで殴ればなおよろしい。(よくねーよ)
 この後一瞬だけど、パニックになってるキャルの頭に草が刺さってたのちょっと笑った。
 
 一方ペンタゴンの方では、どうやら宇宙人らはやってくる時に、ミスで通信衛星を失って
しまったらしい、ということを突き止めていました。
 何にぶつかったかと思ったら、どっかの国が飛ばしてた人工衛星にぶつかったらしい。
ちゃんと前見て運転しないとあかんやろが!
 だからハワイをバリアーで覆って外部との通信を遮断し、通信機を自分らで使おうとして
いたというわけですか。
 ミックもキャルからその話を聞きながら、戦争において通信は重要だからな、と言う。
 E.Tも電話してた、というキャルの話はさておき。
 人類に打つ手はあるのか!?

 ジミーの方は甲板で、エイリアンが残していったマスクをかぶってた。
 何してるのかと思ったら、こいつはこいつで一応いろいろ考えていたらしい。
 ホッパーにいきなり自分の飼ってるペットの写真を見せてました。
 カメレオンだったかな。
 なんですかぁーいきなりペット自慢ですかぁー。定春呼んできましょうかぁー。
 ジミーは、エイリアンの目はこのペットと同じだったといい、つまり彼らは日光に弱いのでは
ないかと言うんですね。
 ヘルメットもサングラスのように、日光を遮っていたと。
 ああなるほど、太陽から遠く離れていれば、目の進化に関して太陽光というのはそれほど
重要視しなくていい因子ですなぁ。
(深海の生物が、目が退化してるけど別の感覚器官をもってるのと同じような感じ)
 ともあれ、サムは、何とかホッパーに、自分が今いる島を攻撃してくれと伝えたい。
 あの電波発射装置を壊せば援軍はきませんからねぇ。
 てーかよく考えたら、外部にも何とか連絡して、あの通信衛星を壊せって言えば何とか
なるんじゃないかと思ったけど、壮大な計画で打ち上げた衛星を壊したがるかな…。ま、こんな
危険なことがあれば二度と外部に通信しようなんて気は起きないでしょうけども。
 5時間後にあの通信衛星がハワイの上を通るから、エイリアンどもはその時間を狙って
通信しようとするだろう、というキャル。
 残り5時間ですか。

 ホッパーらの方は会議中。
 レーダーに映らないから連中を探すのは大変だけど、相手もまた何か見えにくい事情が
あるはず、みたいなことになってます。
 ホッパーが孫子の兵法6回読んだけどわかんねーわ!とかどうでもいい事言ってて。
 ナガタは、海に浮かべてある、潮位の高さを測定するブイを観ようと言い出す。
 元々はどうも、津波がきたかどうかを確認するものらしいのだけど、近くに船とかいれば
潮位が不規則な変化をするわけだから、それで相手の位置を補足しようということらしい。
 さすがナガタ!すごい発想だ!
 ホッパーは感心し、ナガタに、「今から君がリーダーだ」と譲る。
 そんな簡単に譲られましても。
 ま、成長が見られるのは良いことですが。
 そんなわけで彼らの、最後の作戦が始まります。
 
 キャル達は、通信の方法について、スペクトル分析機というものを使えば、外部と連絡を
取るために、電磁波バリアーの隙間を探せるという。
 しかしそれはどこにあるかというと、エイリアンがウヨウヨいる自分たちの研究所…アホか!
なんで持ち出しておかんのだ!(想定外だろうが!)
 この後キャル頑張っていくのですが、見つけて持ち出そうとすると、エイリアンに見つかる。
 攻撃されるかと思ったらエイリアン、ガタガタ震えるキャルが持ってるケースをパシッ!と押さえて
その後興味なさそうに去りました。ほんっとうに意味わからんな!
 素手でおびえていれば、攻撃性なし、こちらからの攻撃の必要なし、と判断するのかな?
 スタコラサッサと戻ってきたキャル。
 こっちはこれで何とかなりそうですね。

 ホッパーの方も攻撃を仕掛けてたんだけど、なんか攻撃するとこっちの居場所もバレる
らしくて、一方的有利とはいかないらしい。
 しかも動く場所を予測して撃つけどなかなか当たらない。
 皆に焦りの色が見え始めます。
 ナガタは、動く位置予想を2つにしたんだと思うけど、それで2つの対象を仕留めました。
素晴らしい!
 そこに、サムからの通信が入り、ホッパーは、エイリアンたちが応援を呼ぼうとしていること、
通信機械を壊す必要があることを知る。
 それも残り4時間以内にしなくてはいけないらしい。
 ホッパーは通信を切って残り1つの攻撃に備えるんだけど、今度は不規則な動きで対処
することが出来ず、苦戦します。
 でも、夜明けがもうすぐなのを思い出し、ある作戦を思いつく。
 このあたりは島が多いことを利用して、島ギリギリまで船を寄せ、出てくる日光が敵の戦艦に
当たるようにして、そこを狙撃しよう、という作戦でした。
 これはすごい。
 しかし甲板で機関銃を構えてるホッパーとナガタが、なぜか「サマーキャンプ?」「サマー
キャンプ!」とキャッキャしながら話してるんですが、こいつらは何してんだ。キャンプファイヤー
でもやりたいんか!
 ともあれこの作戦はうまく行って、敵の最後の戦艦は沈む。
 やったーと喜んでいたのですが、こいつらは知らなくても仕方ないんだけど、あのヨーヨーが
飛んできて、ホッパーらの戦艦もバリバリのメキメキに壊されるわけですよ。
 救助ボートなどに乗り込んで退避する一同ですが。
 肝心の通信装置を壊す戦艦を失ってしまった。
 しかしホッパーはまだまだめげていませんでした。

 サムは、JPJが爆破されたのを見て心配してますが、ミックは割と冷静な様子。
 でもって自分らも何かしようやって感じだけど、キャルは自分一人で残るという。
 残るのはいいけど、このあたり、エイリアンがウヨウヨしてるのでは…。どうしても残りたいなら
いいですけどね!
 ミックとサムがそろりそろりとキャルの研究所近くにいってみると、エイリアンらが通信装置を
組み立てているところでした。
 あんなハイレベルな攻撃戦艦持ってるくせに、通信装置は人力で組み立てるんだぁ…。
 
 ホッパーはなんと、記念艦ミズーリのとこにやってきました。
 驚く一同。
 古くて誰も操作できる奴いねーぞどうすんだ、と言っておりますと。
 海軍OBらが登場ですよ。
 登場かっこいいけど、ここにポツーンと取り残されてんじゃねーよ!お前らも孤立してたってことだろうが!
銀魂に出てくる竜宮城かよ!

 こっからの展開は音楽かかるのと、実にアメリカ的ですごいかっこいい。
 OBらがシャキッとしてかっこいいんですよ。
 日本の映画でもこの手のOBが活躍するような映画作っても面白いと思う。
 おじいちゃんおばあちゃんが暴れる映画、じゃなくてOBOGが活躍する、みたいなので。
 燃料はたっぷりあり、砲撃の弾も古いけどしっかりある。
 戦艦ミズーリ、出航ですがな!
 出発の時OGの一人が「ロックンロールしましょう」っていうのめっちゃかっこよかった。

 通信装置があるオアフ島に来てみると、敵のバリアを作り出す装置も移動してる。こっちにまとめて
いろいろ置いておこうみたいな感じですかね。
 あれを壊せば応援きますなぁ。
 近づいていくと敵と判断されたらしく、ずらずらっとミサイルがこちらに向けられるのですが。
 ホッパーここで、孫子の兵法で行こうといきなり言い出し、大砲を別の方向に向けさせる。
 そうすると敵は攻撃してこなかった。
 ホッパー今までのことから、大砲を直接向ければ攻撃対象になるらしい、と気づいたようですね。
そのかわり別方向向いてればある程度近づくまでは攻撃されない、的な。
 左へミズーリを急旋回させた後、いきなり碇を下させるホッパー。
 皆が「そんなことしたら撃たれて死ぬ!」と大騒ぎしているのへ、「君も死ぬ、俺も死ぬ、でも
今じゃない」というのがかっこよかったなぁ。
 皆はなんのこっちゃという感じなんだけど、敵があわててミサイルを何発か撃つと、投錨のために
船がぐんと急ブレーキかけた格好になって、ミサイルが外れる。
 ホッパーはこれを読んでいたわけですよ。
 それでこの瞬間に一斉攻撃。
 敵はミズーリが急に向きをかえ、しかも止まったので対処できなかったわけです。ここで、
向きを変えさせた大砲が生きてくる。
 思い切り敵の方を向いているのだから。
 このシーンは本当に爽快でしたよ。
 多少の反撃はされたけど、OBが「この船が沈むもんか」って言ってたのが良かった。本当に
この映画のジジイどもかっこいいよ。銀魂ついてるよ!
 
 外部ではバリアが壊れたので、直ちに戦闘準備開始って感じです。
 次々飛行機が飛び立って戦艦も進んでいくのがカッコイイ。
 ホッパーは、これが見えない敵と戦う孫子の兵法だな!今わかったよ!とドヤァ…って感じ。
「解釈違う」とキッパリ言うナガタに超笑いました。
 草葉の陰で孫子も「違うわボケェェェ!」て新八並に突っ込んどるわ!
 
 サムらの方は車で通信装置に突っ込んでケーブル切りまくりですよ。
 エイリアンからしてみたら、ファミコンでスーパーマリオやってて最終ステージにたどり着いたら
かーちゃんが掃除機使うためにファミコンのコンセント抜いたようなもんですよ。
 車は機械にぶつかって止まり、サムは閉じ込められてしまうんだけど、ミックがここでエイリアンに
立ち向かっていくのが良かった。
 他のエイリアンは直せ直せって感じで、ミックに向かってきたのが一人だけだったのも幸い
したんでしょうな。
 完全な肉弾戦になってるけど、ミックが超強かった。
 ピンチになった時にあらわれたのがキャルだったのもよかった。
 結局気になって戻ってきたんだろうなぁ。
 その後彼はサムを助けます。
 で、3人とも逃げる。
 一方でホッパーらの方も島を吹き飛ばすためのミサイルを人力で運んでました。
 がんばれ…。
 ただ、その後方から迫るヨーヨーが。
 通信機器を吹っ飛ばすために最後のミサイルを撃てば、この船はなすすべもなくヨーヨーに壊される
しかないわけで、さすがにそれ以上の策はホッパーにはない。
 ホッパーとナガタが一緒に戦えて光栄だった、と言葉を交わし合っていると。
 ミサイルは無事通信基地をぶっ壊しまして、ヨーヨーは駆けつけてきた空軍の戦闘機に次々
撃ち落とされました。
 残ってた通信装置も全部破壊しまくって、エイリアンは完全に通信する手段を失った。
 いやーよかったですね。
 で、何の余韻もなく後日のシーンに変わります。おぃぃぃぃ!!!!

 皆が表彰されていて、ミックも表彰受けてるのがいいです。
 そうしてホッパーはサムと落ち合って、提督に結婚の許可をもらうべく、しっかりと言います。
「娘さんと結婚する許可を下さい!」
 ノーだ、とあっさり言う提督。
 イエスと言ってもらえるものだと思ってたホッパーはありがとうございます、と言いかけて「え?」
みたいな。
 提督、ノーと言ったらノーだ、と割と大人気ない。
 地球の危機を救ったことと、娘のことは別問題だそうです。
 お前ェェェェ!!!!
 でもこの後、チンキブリトーを食べたいから君の降伏条件を話し合おうと言ってて、多分これは
回りくどいイエスなんだろうなと思いました。
(サムとの最初のエピソード参照)

 ちなみに。
 ここで多くの人がエンドロール出はじめて帰ってしまいましたがなんてもったいないことをするんだ。

 スコットランドにて、子供達が、不審な物体を見つけ、大人を呼んでそれをこじ開けてみます。
 中から出てきたのは…!


 これは3Dで見ればよかったなぁ。
 迫力考えて作られていてすごい面白そう。
 3Dテレビがあるお宅はいいですが、なければ映画館で堪能した方がいいんじゃないかなーと
思います。
 ドンパチ迫力あって面白いですよ。
 日本と米国がタッグを組んでエイリアンに立ち向かう、苦難に負けねぇぞ、っていうメッセージを
感じました。
 コナンもSPECもしんちゃんもいいけど、こちらもどうぞ。




多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→Battleship バトルシップ