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クレヨンしんちゃん
嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス

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4/16鑑賞

 えっとちょっと物足りなかったかなーという気がしますね。
 パワーが足りない。
 もうちょっとこう、今までの映画にあったような、ぐわーっと盛り上がっていくシーンが
あればよかったなと思いましたね。
 ただこれは今までのと比較して言うことであって、20周年作品として見るならば、しんちゃんの
兄としての部分、みたいな感じで少し成長を感じさせるものだったと思います。
 一概に面白い面白くないで決めつけられないかなと。
 兄弟のいる人、それも長男長女が見たらより面白いかも知れない。
(その他の人が楽しめないというわけではありません)
 私はあの決断をしたしんちゃんに「えらい!」と言ってあげたい。

 おっと言い忘れてました。
 この映画を見る時にはできるだけ事前に、プリンを買って冷蔵庫にセット!してから
見に行かれることをお勧めします。

 さてどこかの星で太陽系に関する会議が開かれていて、このままでは星々が大変な
状態になること、地球もまたある危機にさらされること、それを救うために伝説のひまわり姫を
探すこと…などが話し合われています。
 冒頭からスケールでけぇなおい。
 グダグダさから言ったらしんちゃんか銀魂か、でしょうに。
(そ、それ並べていい作品なのか…?)
 あ。銀魂宇宙出てたわ(笑)。

 野原一家は昼食が終わって、しんちゃんがワクワクしながらプリンプリ〜ンと、出して
まいりました。
 プッチンプリンって言ってたから某グリコさんのだと思いますがでけぇなこのプリン!
 そこにひまわりがやってきてプリンを欲しがる。
 みさえとかひろしは分けてあげなさいと言うけど、いやその前に乳児にプリンって
よかったんでしたっけ…?
 渋々あげるしんのすけが、ほんの、米粒一つくらいにスプーンにとってわけてやってる
のが良かったです。心せめぇ!
 ま、前日にひまわりは食べてるわけだからなぁ。
 そうしてしんちゃんが一口食べて堪能してると、その隙にひまわり、全部食べてしまいました。
 …うわぁ…これはいかんわぁ…日本人、食べ物のことは割とマジで怒るから(笑)。
 プッチーンしちゃったしんちゃんは(プリンだけに)、ひまわりのおやつのボーロを出してきて
全部食べるわけですが、それをみたみさえは、なんてことするの、と怒る。
 その前に子供がどうしてこういう行動をとったか聞かにゃいかんよ。一方的に「お兄ちゃん
だから我慢しなさい!」はかわいそうだわ。
 叱られてますます怒ったしんちゃんは、もうひまわりの兄をやめる宣言!
 うん、それはまあ無理だな。

 そうしていると野原家に、不審な男二人が訪ねてきて、ひまわりの名を聞くとズカズカ
上り込んでくる。
 いやいやいやいや!お前らその前にちゃんとチャイムならせって!(突っ込むのはそこ
じゃねぇ!)
 ひまわりを発見して喜ぶ男ども。
 何やらいろいろ確認して、本当にこれがひまわり姫だーとか大喜び。
 そうしてしんのすけが名付け親だと知ると、契約書にサインしてくれ、と言う。
 で、しんのすけがホイホイとサインすると、これで契約完了、ひまわりを連れて行く
みたいなことを言い出す。
 えー君たちに一つ言っておきたい。
 少なくとも日本ではな、こういった自分で判断ができない子供がやった契約は無条件で
解約できるんだ。覚えとけ!
 …とか言ってたら映画成立しないので、ひろしらが何事かと尋ねると、いきなり一家拉致
ですよ。
 それをたまたま遊びに来たまさお君ら、目撃して超ビビッてて笑いました。
 ここから!
 M.I.B.3が始まる!(違います)

 UFOの中で、一家をさらった男がプチプチで時間でもつぶして下さいとか言うけど、
プチプチはつぶれるけど時間はつぶせねーよ!すぐ飽きるよ!
 名を名乗れと言われてこの男、うっかり大臣のウラナスビンと名乗りました。
 この馬鹿者が!日本ではうっかりときたら八兵衛だ!それ以外は認めぬ!(認めてやれよ!)
 ひろしとみさえは突然拉致されたのもあり、まあ全然信じてません。
 何かのアトラクションだと思っています。
 そりゃそうですわな。
 ウラナスビンがいきなり泣き出したんですが、しんちゃんが「何笑ってるの」って言ったのは
ちょっとフイをつかれて笑った。こいつのいつものボケを忘れてたぜ…!
 ウラナスビンは、ひまわりを探してずっと日本を旅していたと言います。
 ヒママターというパワーで星をいっぱいにするためらしい。
 つーかその説明されてる後ろで、無重力でシロが何の抵抗もせずだらーんとした感じで
飛んでたのも面白かった。
 
 そうして一家は惑星ヒマワリに到着しました。
 ものすごい歓迎っぷりです。
 出迎えた人達は、事情は王が説明します、と一行を宮殿に案内。
 王ということは…まさか、ニノマエか!(SPEC見てない人には何のネタやらサッパリだよ!)
 その出てきたキングというのがですね、いきなり寝転がってるわけですよ。
 お前のそのキャラはどこらへんに着地するんだおい。
 キングはサンデー・ゴロネスキーと名乗ります。
 …面倒だからミスターサンデーでいいですか?なんかワンピースのバロックワークスに
いそうな名前だが。(あれはオール・サンデー)
 つーかサンデーのキャラが恐いのか面白い人なのかわからんな。
 しんちゃんは相変わらずタメ口ですが。
 食事の用意をして出迎えられた一行の前で、事情を説明しましょうと踊りだす大王ら。
 えーと要するにですね。
 太陽系があって、地球にはちょうど太陽挟んで反対側にひまわり星というのがある。地球と
ひまわり星は兄妹星にあたるものなのだが、今この二つの星に大きな問題が起こりつつ
ある。
 地球で今イライラなどが増えているのだけれど、ヒママターというエネルギーが不足している
からだそうです。
 それは和みの力だと。
 ヒマにしてるのはムダな時間ではないと説明する大臣。
 ま、確かに「いい加減」という言葉ももともとは、ちょうどいい加減という意味だと言いますしね。
 つーか説明受けて退屈らしく、ひまわりが肉まんで遊んでるんだけど、これがまあいろいろ
カット変わるごとにやらかしていて、それ見てると面白いです。

 地球とひまわり星はヒママターをそれぞれ放出し、分け合ってきたけれど、地球のヒママターが
減少し、ひまわり星からの放出が届かなくなってしまって、今では段ボールでヒママターを配送
して放出してるそうです。…割とアナログだった!
 それでも足りず、2年後には地球は悲惨なことになる、と言ってサンデーが出してきたのが
2年後の春我部の世界。
 野原一家すごいことになりすぎだ!
 あとぬいぐるみ蹴り倒してる、ネネちゃんとママこぇーよ!
 このままでは戦争になるというサンデー。
 あ、世界会議の場でカナダの国旗があった。やったねカナダさん、目立ったよ!

 で、地球だけならまだしも、兄妹星であるひまわり星も同じ運命をたどり、消滅してしまう可能性が
ある、というサンデー。
 このままいけば200年後には滅亡するらしいです。
 よし、200年後のことなんかしらんからどうでもいい!(コラ)

 それを何とかする方法があり、伝説として伝えられてきた、ということでまた歌が…。
 前奏がちょっとあったので「早く歌えよ」っていうひろしにめっちゃ笑った。
 アドリブだろこれ。
 ま、その伝説として、ひまわり姫がこの星にいるだけで、地球もひまわり星も安泰ということ
らしいです。
 サンデーの言っている改善状況がどっかの、「このブレスレットを買えば君にも幸運が!」
みたいな広告ページとそっくりだなおい。
 サンデーはしんちゃんに、この伝説には続きがあって、ユルユルの賢者が戻ってきて
姫と釣り合ったら金色のお月様だね、太陽系はおヒマに包まれるみたいな、それお前
なんか時代劇みたいな口調になってるぞ、的な予言があるわけですが。
 悔しいことにこの伏線すっかり忘れてたわー…。

 そういうわけでひまわりは豪華なドレスを着せられて、ひまわり姫様!みたいな待遇を
受ける。
 ひろしはあわてるけど、みさえは「トレス素敵ー!」って感じでした。
 ま、母親としてきれいな服を着せてあげたい、みたいな気持ちなんだろうなあ…。
 全員で写真撮ってますが、なんかシーン的にス○ジオアリスみたいだった(笑)。
 ここでサンデーが、家族の時間は以上だ、と言い出し、国民にひまわりを会わせるという。
 ひまわりはサンデーとともに高いテラスから外に出て、ひろしらはその下の方って感じ。
 ひまわりはというと、きれいなドレスにティアラ被せてもらって、「あ、これもうダメですね。
話聞いちゃいませんわ」状態。
 イケメン軍団にも囲まれてるし。
 そうしてひまわり星からは沢山ヒママターが生み出され、サンデーもこれほどとは、と
驚く。
 伝説は本当だったわけです。
 ますますひまわりをこの星にとどめておかねば!って感じだろうなぁ。
 そんなわけで星は大騒ぎ。
 ものすごい祭りっぷりですわ。
 国民の声、特徴がありすぎて野原一家がガヤやってるって丸わかりだろうが!もうちょっと
工夫せんか!
 
 この後しんちゃんらはホテルみたいなとこで過ごしてるけど、テレビに羽鳥さんが少し
出演してます。
 で、皆はひまわりが明日から公務に出るとか言われ、自分らが面会するには、面会
チケットがいると聞かされてビックリ。
 おかしい、と抗議するみさえ。
 でも、イケーメンは、しんのすけ自筆の契約書があるからと言う。
 名付け親の承諾だから有効と言われて、親は自分達だ、と抗議するひろしとみさえ
ですが。
 子は親のものではなく、星のものだというサンデー。
 親の所有物ではないと。
 うーん。
 確かに親の所有物ではないけれど、だからといって親から引き離して良いというものでも
ないと思いますよ。
 サンデーは、地球は首狩りがはびこる野蛮な星だ、そんなところより、幸せに暮らせる
この星にいた方がひまわりも満足なはず、という。
 首狩りっていつの時代だよとか思ったら確かにリストラとかあるぅー!こっちの首狩りか!
 しんちゃんは相変わらず呑気なわけですが、そんな彼を見て「自分のしたことが分かって
ないんだろうな」と言うひろしの言葉、ちょっと重みがあるなと思いましたね。
 現時点でしんちゃんは、二度とひまわりと会えなくなるなんて思ってもないだろうから。

 えー、しんちゃんらを助けようと、地峡防衛隊を結成したネネちゃんらですが。
 ボーちゃんは公園で無心でプチプチしてる奴を見つけます。
 野原一家にウニナスビンと来た人ですな。
 このプチプチにはヒママターが入っている、というこの男はゲッツという名らしい。
 ダンディ坂野か!(今ゲッツと言っただろうが)
 今はボーちゃんもわからずに話を聞いていたのですが…。

 朝になり、ひろしとみさえはひまわりに会えるツアーがあると聞いて参加。しんちゃんは
ぐだぐだしてました。お前…。
 そこにウラナスビンがやってきて、しんちちゃんのみまもり大臣になった、と告げるのですが、
しんちゃん「みたらし大臣!?」お前はどこの団子好きの武将だコラ。
(お館さまぁぁぁ!みたらし大臣でござるぅぅぅぅ!!!)
 
 待ってるひろしらの前に、ひまわりを載せた飛行艇が飛んでくるんだけど、サンデーは
飛行艇の外にある台で踊ってた。お前、危ないだろ。
 そしてひろしらはひまわりを一瞬しか見ることができなかったんですが、そこに飛行艇が戻って
きて、彼らがいる塔の下の方に降りる。
 飛び降りるのは危ないからとひろしを止めていたみさえが、ひまわりを見てバッと
飛び降りるのは良かったですね。こういう時は母親の方が早いなぁ、と。
(飛び降りる前のひろしの劇画調顔も面白かった)
 飛行艇に乗り込めた2人だけど、結局ねばねばの玉に入れられて放り出されました。
 親なのにこの扱いはひでーな…。
 どっかの畑みたいなところに放り出された二人は、宮殿目指して歩くことにします。
 その途中休んでいたら、おじさんおばさんがでかいイチゴをくれたわけですよ。
 基本この星の人達は優しい、ということを知って複雑な2人。
 でも地球にだって優しい人沢山いるじゃん。
 みさえは、ひまわりの様子を見て、自分達がいなくても平気そうだった、と言う。
 ひろしも、娘は突然遠くに行くっていうけど、こんなに早いとは…と。
 いやそこは早すぎるから!
 1歳にもなってないのに遠く行っちゃダメだから!
 みさえが、なんでうちの子なの…とぽつんと言ったのは響きましたね。
 そりゃ何かの役に立つ、すごい才能を持ってるというのは誇らしくても、そのために
離れて暮らさなければならないってなったら、なかなか割り切れる親っていないと思うし、
ましてや小さい子だったら、なんでうちの子がってなるでしょうね。どれだけ「世界を救う
子だ」って言われたとしても。
 そこに、さっきのおじさんおばさんが車でやってきました。
 宮殿に配達に行くから載せてってくれるらしい。

 しんちゃんはそんなことが起きているとは知らず、ウラナスビンとともに市場へ。
 そこででっかいプリンを見つけて大喜び。
 ウラナスビンは、昔は地球にも沢山ヒママターはあった、と言います。
 ここで地球とひまわり星の例えがしんちゃんとひまわりなのが可愛くていいなぁ。
 お互いが放出するヒママターをお互い取り込んで分け合っていたのに、いつしか
地球はヒママターを出さずもらうばかりになってしまった、と。
 うん、いや割と重要な話してると思うんだけど、しんちゃんプリンに夢中で聞いて
ませんけど。

 そこにテレビでひまわりの様子が映るのだけど、用意されたおやつが気に入らない
みたいでぐずっている。
 しんちゃんは、ひまわりの好きなおやつはブリンだと気づき、自分が今食べてた
プリンを持って行こうとする。少しくらいなら分けてもいい、って。
 このあたりはやっぱりいい兄だなと思いますね。
 あわてて宮殿に向かう様子を、トラックで宮殿に向かってたひろしとみさえが見かけて、
しんちゃんまでさらわれたと勘違い。
 すごい勢いで宮殿に乗り込んでいくのが面白い。
 しんちゃんの方はひまわりのとこにやってきて、プリンをあげようとするのだけど、
けっつまづいて、ひまわりの顔面にプリンお見舞いですよ。
 そんなベタな展開銀魂でもやりませんから!
 すごい勢いで泣き出すひまわりは、保護されて別の場所に。
 しんちゃんを追いかけてやってきたひろしとみさえは合流するのだけど、結局捕まって、
おつまみ大臣とかいうのが「こんなことしなくても3年後のツアーで会えるのに」とか。
 アホかてめーは。
 しんちゃん、ここでやっと事の重大さに気づいたのか「3年…」とつぶやいてる。

 ひまわりを除く一行は(シロはひまわりについてる)こうして地球に返されました。
 朝、しんちゃんが一人で幼稚園に行く支度してて、さすがに落ち込んでるひろしとみさえを
見て空気読んだんだなと思いましたね。
 しんちゃんは幼稚園でまつざか先生に、契約を破棄する方法を聞く。
 なんでまつざか先生かというと、無駄な買い物してそうだかららしい。
 お前…。
 そこでクーリングオフの話を聞き、しんちゃんは急いで帰宅。
 二人に話をしようとするけど、二人は、ひまわり星のチャンネルが見られるように
してもらった、これでひまわりの様子が見られる、とかもうダメな展開まっしぐらですわ。
 でもしんちゃんが幼稚園に行ってる間に、JAXAとかNASAとかに聞いたりしては
みたらしい。それでダメだったからこんな落ち込んでるんだろうな。

 一方ボーちゃんはあのゲッツがまた来てるのに気づいて皆で後を追いかけ、
そうして風間くんが、宇宙人の居場所が分かったと野原家に駆け込んでくる。
 このあたりは良い仕事しましたねー!
 手段があると知ったひろしとみさえ、しんちゃんは、ゲッツの住んでいるアパートへ。
 この時すごい音立てて階段上がってくるの、面白かった。何が起きたのかと思った。
 ところが、こいつ自身は荷物を受け取るだけで星の行き来ができるわけでもなく、
ひまわり姫が見つかったために待機していたUFOも全部引き上げたと言われてガックリ。
 しかしここでしんちゃんは、荷物配送用のブラックホールみたいなものを見つける。
 ゲッツ曰くそこは空間が不安定で、よく荷物も行方不明になるらしいです。
 そんなものを使って荷物配送するなよ!定期便の方がまだ安心できるやろが!
 世界のクロネコヤマトに任せておけばいいんだよ!(ヤマト様も宇宙までは運べねーよ!)
 人間が飛び込んだらどうなるかわからない、というゲッツですが。
 しんちゃん、一瞬のためらいもなく飛び込んでいきました。
 さすが。

 この空間を一時期しんちゃんさまようけど、ちゃんとひまわりのことを思い出して、
ひまわり星の配送センターにたどり着くのはなかなか良かったなぁ。
 ちなみにおねいさんのことを考えているシーンではいろんなおねいさんが出て
きますが、歴代の映画ヒロインも出てきてます。面白かった。
 しんちゃん、飛び出して宮殿へ。
 ひまわりの方はぐずりまくってたのですが、しんちゃんがやってきたという報告を聞いて
宮殿は警戒態勢に。

 しんちゃんの前にはまずどすこい大臣が立ちふさがったんだけど、しんちゃんこれを
一瞬で撃退。これは早かった(笑)。しかも方法がえげつねぇというか、まあ子供大喜び
ですわ。
 早く忘れたいとか言いながら走ってくしんちゃん面白れぇ。
 この後イケーメンとも勝負したけどこれは別に大したものではなかったな。
 次はキンキンというキャラが立ちふさがりますが、質問攻めにされて、ひまわりはいらないと
言ったのは想定外、再発防止に努めますと逃げていくのが面白かった。うまいこと世情を
皮肉っておりますな。
 
 で、みさえとひろしもこの後穴に飛び込んでました。
 二人の自我がアレなことになりますけど、みさえは割りと思い出すの早かったと思う。
 ひろしの方は、しんのすけがひまわりの名をつけた時のことを思い出していました。
 そうして、ひまわりも大きくなっていずれは結婚して嫁に行くんだろうなあ、みたいな
とこから「娘はやらんぞー!」と自我を取り戻したようです。回り道しすぎだろお前。
 でもこのひろしのエピソードはちょっとよかった。
 そういうわけで二人も無事配送センターにたどり着き、おつまみ大臣をあっさり撃破して
宮殿を目指します。

 しんちゃんの方は、ひまわりのおもりをしているボインダに会っていました。
 ボインダはいらないっていったでしょとか言うけどしんちゃんは言う。
「オラ、責任をとる」と。
 珍しくまともなことを言った!
「代わりにオラがボインダちゃんの胸にー!」
 たまにまともなこと言ってもこれだよ…。
 この飛び方がまさにルパン飛び(笑)。
 そうしてボインダの胸に飛び込むというしんちゃんの野望がもう少しで果たされる!という
ところでみさえとひろしがしんちゃん救出。
 しんちゃん的にはいいのか悪いのか…(笑)。
 みさえはこの後ボインダに、子を育てたいなら家族を作りなさい!って言っててちょっと
みさえかっこよかった。
 しかしひろしとしんのすけがなんかヒソヒソしてました(笑)。
 
 この後なんか太陽系みたいなモデルがある部屋に入ってボールに乗って飛んでいるひまわりを
救出しようと、野原一家の大奮闘が始まります。
 地球が転がってきてひろしとみさえがあわてて支えるんだけど、サンデーはこれは模型ではない、
下手に落としたらそれが明日の地球の運命とか言いやがってうぜぇ。
 一生懸命支える二人に走り寄るしんちゃん。
 おお、感動のシーンが…てひろしにひざカックンしちゃダメでしょ!地球終わるゥゥゥ!!!
 そんで支えてる時にひろしが、「親指で春我部押さえてる!」ってみさえに言ってたの面白かった。
 指で押さえたくらいでどうにかなるなら、下の面になってる国はつぶれとるわ!
 
 しんちゃんは単身、ひまわりを助けにいって、足につかまれー!とかやるんだけど、シロが
捕まろうとして、しんちゃんのズボンをずり降ろしただけの結果に終わったシーンは超笑いました。
やるだろうと思ってたけど!
 ところがひまわりがつるっと落ちて、太陽の模型に突っ込んでいく。
 しんちゃんためらわず後を追う。
 そうして太陽の中へ。
 
 その中ではまた別の天体モデルみたいなのがあって。
 しんちゃんはサンデーに、妹を救うのか地球を救うのかどっちにするか決めろ、と言われる。
 しんちゃんはどちらも大切、と言いました。
 オラの未来はオラが決める!と。
 ところがサンデーはすごい迫力で、オラって誰のことだと問いかけてくる。
 ここ、しんちゃんが泣きながら、地球人の野原しんのすけだ!っていうのは良かったです。
 サンデーもいじわるではなくて、しんちゃんの決心を試したのだと思う。
 そうしてしんちゃんとひまわり、シロは天秤のような場所に落ちて、2人は真ん中で支え合う。
 すると、いきなり太陽の模型が光りだし、しんちゃんとひまわりは外へ。
 さっきまであたふたしていたひろしとみさえが走ってガシッと受け止めるのかっこいい。
 惑星モデルは直列を始め、太陽が輝きだしたので全員あわてて外に移動。

 そうして太陽モデルから、沢山のヒママターがあふれ出しました。
 サンデーは予言の続きを思い出す。
 ユルユルの賢者が戻ってきて姫と釣り合ったら太陽系はおヒマに包まれる。
 もうヒママターの心配はしなくていい、ひまわりがこの星にいる必要はなくなった、とサンデーは
しんちゃんらに告げる。
 そうしてUFOが用意されて、サンデーは契約書を破棄するんだけど、せっかくかいた、ぶりぶりざえもんの
絵がー!と怒るしんちゃん。
 そんな場合じゃないだろ!
 この埋め合わせはいつかする、というサンデーに、いつかっていつ!?と強気のしんちゃん。
 お前…。
 サンデーは、大人になった頃贈り物を一つしよう、というけれど、しんちゃんは「そんな先〜?」と
不満げ。
 サンデーは、意外とすぐだぞ、と言い、高笑いしながら去って行きました。
 確かに、大人になるのって意外にすぐかもしれませんね。
 こうして野原一家沢山のお土産とともに帰宅です。

 UFO内でプリンもちゃんとわけてあげてるしんちゃん。
 ひまわりが「にーに」と言ったよ!と喜んでるけど、このひまわり大好きなしんちゃんもいいですなぁ。
 エンディングロールで、寝ぼけて暴れまくるしんちゃんも可愛かったです。

 


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