多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→ミッシングID


ミッシングID

7/18鑑賞

 えーとザックリ言いますと、原題の「Abduction」からしてちょっとズレてるとしか。
 ネタバレタイトルをつけろとは言いませんが、この原題はやっぱしっくりこないと思う。
むしろ日本語タイトルの、ミッシングIDの方がいいセンスしてるなと思いました。
 「Abduction」とつけるなら内容をもうちょっとひねりなされよ。まったく関係なかったじゃん。

 で、内容はそれほど面白いってほどでもないので、DVD出たらレンタルするくらいが
ちょうどいいかと思います。
 つーかネタバレだから言うけど、最後おいしいとこ持ってったのパパやんか!

 さて。
 冒頭から悪ガキどもが車に乗ってドライブ中。
 フロントに乗って悪乗りしすぎだ。放り出されてしまえ。(うん、あれ主人公だから!映画
ここで終わるから!)
 メーター見たら75マイル行きかけてるやん。どんだけスピード出してんだ悪ガキども。
(大体時速120kmくらい)
 彼等は友達の家で行われるパーティに参加してるんだけど、この主人公、ネイサンの
友達ギリーは、ニセIDカードを作って売ったりしてる才能を持ってるのが分かります。立派な
違法行為なんだがサラッと流されてるけどいいのかな…。
 兄さんなのにネイサン…(名前忘れやすいのでこれで覚えてた)。
 で、ネイサンには気になってる幼馴染の女の子、カレンという子がいるのですが、カレンは
別の男の子と付き合ってた。
 あーはい、よくありますよねー…。
 んではしゃぎすぎて庭で目を覚ましたネイサンは、父親が迎えに来て帰るんだけど、
朝帰りなわけですから父親カンカンですよ。
 ボクシングのスパークリングさせてたのがいつのまにか乱闘になってるし。
 そういうこともありましたがまあ、一応仲のいい家族でした。
 ただネイサンは違和感を感じていた。
 自分が他人みたいな感じがすると。
 それをカウンセリングのベネット先生に相談するネイサン。
 ここの会話ちょっとわかりにくいけれども、そういう違和感から彼は精神が不安定で、たびたび
暴力事件を起こしていたというのがわかります。
 そして彼には繰り返し見る夢があった。
 ベッドの下に隠れていて、母親らしき人が侵入者に殺される夢。
 ベネットは心配ないわ、と言ってたけどこの人は何か秘密を知っていそうですね。

 学校の授業風景がちょっと出てくるんだけど先生が、「この少しの課題をやれば君たちは
この学問を学んだ気になれて、私は自尊心を満足させることができる」とか言ってたのは
ちょっと笑った。
 しかしそのレポートが成績評価の75%を占めるとか言われたら「少し」どころじゃねーよ!
とは思いますが…。
 ペアを組んでやることになったのですが、ネイサンの相手はカレンに決まりました。
 チャーンス!
 ところがカレンが自宅に来るのであわてて掃除するネイサン。
 ペア組んだ時点でわかってたんだからちゃんと片付けとけよ!あとパンツとかそこらに
放置しとかんでちゃんと洗濯機に放り込んどけよ!片付いてない以前の問題だわ!

 で。
 カレンが来てギクシャクしながらレポートをはじめてんですが。
 一体全体なんでこいつらがいきなり、失踪している子供(ロストチャイルド)を調べようと
思ったのかわかんないんだけど(社会学のレポートにしても)、そういう情報を掲載している
サイトを見ていたネイサンは、自分の子供時代の写真が掲載されていることに気づく。
 最初は何かの間違いだろうと思ってたんだけど、カレンが帰った後、タンスをあさって彼は
写真と同じ服を見つける。そして、写真と同じ位置にシミがあるのも気づき、この写真は
自分であると確信します。
 この時点で今の親に聞くなりしてればいいのに。
 カレンの家にいったネイサンはそこで、ネットに掲載されていた相手に連絡を取ると
言います。
 で、このサイト管理人は引っ掛かったとかなんとか言いながらハッキングして、ネイサンの
パソコンのウェブカメラを作動させ画像を入手。同時にネイサンの居場所を確認する。
 もうこの時点で管理人まともじゃねーし。
 なんでこっちの住所を聞いてくるんだ?と不審に思ったネイサン、カメラが作動しているのに
気付きパソコンを閉じるけど、その時すでに管理人は必要な情報をすべて手に入れていた。
 でもって、「コズロフ」という人間に連絡を。
 …ロシア系かなぁ…。

 ネイサンはこのあとギリーに相談するんだけど彼は、子供時代のネイサンの写真を見て、
不自然に途切れた人物がいると指摘。
 写真に写りたくないかのように、肩だけが映ってる、みたいな。
 あと、この時期なら大体親と一緒に映っているはずなのに、なぜ一人だけで映っている
のかも指摘。
 というわけで自宅に戻ったネイサン。
 母親に秘密を知ったことを話します。
 母は、事情は複雑なの、父を呼んでくると下へ。
 てーかここでもし、サイトに掲載されていたのを発見した、と言ってたらこの後の展開も
変わってきたかも知れないなぁ…。

 母が下にいると、不審な人間が訪ねてくる。
 ネイサンの方にはカレンから電話がかかってきて、今からそっち行くねって感じです。
 今立て込んでるんだから断れよネイサン…。
 父親はガレージでなんかやってて家の中のことには気づいてない様子。
 訪ねてきた人間が敵であることを知った母、反撃です。
 つーかつぇぇー。これ普通の人じゃないよ。
 騒ぎを知った父も駆けつけてくる。
 ネイサンも気づくんだけど、その彼の目の前で母親は射殺されてしまい、逃げろと言った
父も射殺されてしまいます。
 あれ、これ全部ネイサンのせいじゃね?
 しかもやってきたカレンが一部始終見ちゃったし。
 なんですかコレ。
 逃げたネイサンですが、カレンのことを思い出して戻ってくる。
 いや、いいけどさぁ、せっかく父が身を挺して逃がしてくれたのに…。
 こうしてカレンを助けたネイサンですが、敵は爆弾を仕掛けていて、家吹っ飛びました。
 近隣住民に迷惑だろうが!被害はどこが弁償するんだよ!
 しかも爆発まで5秒とか短すぎるだろうが!
 お前らは何でも爆発爆発で済ませやがって…!

 というわけで逃げることになった2人ですが、カレンがケガをしたので病院に行くネイサン。
 そこから警察に電話をかけると、何故かいきなりCIAを名乗るバートンというのが出てくる。
そして、このことを誰かに話したかとかいろいろ聞いてきて、不審なものを感じたネイサンは
電話を切ります。
 お前は不信感持つのも遅いし切るのも遅いよ!
 もうバートンも盗聴してたコズロフもお前が病院いること突き止めちゃったよ!
 逃げようとするネイサンのもとに、バルーンを持って現れたのはベネット先生でした。ちょ、
そのバルーンどうしたん。そんな年でもないだろ。(失礼な)
 あ、カメラ避けか。
 しかしこんなバルーン持ってる方が目立…あ、そのまま進行するんですね。
 ベネットはあなたの本当の父のため協力してるといい、逃げようというのだけど、ネイサンは
カレンを置いていけないという。
 置いて行けよ足手まといになるだけなんだから…。
 コズロフらがやってきた中ギリギリで彼らは逃げ出します。
 CIAも追ってるのだけど、逃走に手を貸してるのがベネットだと知り、バートンが年金は諦めろとか
言ってるのが笑えた。諦めるのはお前の方だったな。(最後でわかる)

 ベネットは、バートンを信じてはダメ、信じられるのは4人たけと言う。
 それはベネットと、死んだニセの両親とあともう一人でした。
 ちなみにこのあともう一人は出てこない。
 ネイサンの父マーティンはバートンを疑っている、と言い、ある住所を告げるベネット。
 ここに行け、ということらしいです。
 え、ごめん早口すぎて全然聞き取れなかった!
 住所長すぎるよ!!!
 なんかメモに書いてくれねーのかよ!

 ベネットは次のカーブで降りなさい、とかいい、カレンがそんなの無理とかギャーギャー言ってて
うるさい。
 この人、一足先にこの先の川で降りていただいたらどうですかね。(死ぬから!)
 そういうわけで二人を無理やり振り落す感じでベネットは車を走らせていきました。
 その先で爆発したので二人はベネットが死んだと思い込む。
 まあ死んではいないだろうなと思ってましたけどね。
 この先生は人を逃がして自分も生き延びるタイプだなと思ったし。
 遠くで爆発が起きるのを見てるシーンがあると大体生きてる伏線ですね。(ネタバレ早すぎるよ…)
 
 というわけで二人は川をさまよい一晩明かしてベネットに言われた住所に向かいます。
 あとカレン、家に帰るとか言ってたけど今帰ったら捕まることくらい理解した方が…。あれぇ
こいつら意外にアホだぞ!?
 
 さてここで何故彼が追われているのか、それが明らかになります。
 彼の本当の父、マーティンは、最新のミッションである25人の名が書かれたリストを手に
入れた。
 それは、国家機密を勝手に売却していた裏切り者の名であり、そのリストの持ち主はコズロフ
だった。
 多分彼もこれを元にゆすろうとか考えていたのかもしんないですね。金欲しいしね。
 で、リストを取り返そうと考えた彼は、ネイサンの居場所を突き止め、探し出して捕まえ、
ネイサンと引き換えにリストを要求する気だったと。
 それで偽のミッシングサイトを立ち上げていたら、何もしらんアホがご丁寧に引っ掛かって
きたというわけですな。
 …やっぱりネイサンのせいじゃねーか!
 しかも結局誘拐とか関係なかったし。

 言われた住所にやってきたネイサン。
 いきなり室内をいろいろ家探ししまくってます。
 おい…。
 机の引き出しには携帯があって、謎の数字の羅列が。
 あとネイサンはある女性の写真を見つけ、それが夢に出てくる女性だったことから、自分の
本当の母ではないかと推測する。
 カレンはこっから、両親の留守中管理をしてくれている叔父が心配してるかも知れないから
連絡すると言い出す。
 …だからやめとけって…。
 何度逆探知されてピンチに陥ったらこいつらは学習するんですか。
 しかも家に電話したはずが、バートンでたし。
 思い切り監視下に置かれとるやないか!
 ネイサンは部屋の奥に車があるのに気づき、ここはマーティンの部屋なんだと気づく。
 そうして二人はこの車で逃走します。
 なるほどマーティンは二人がここに来ることを想定していろいろ逃走用のものを用意して
くれていたというわけか。
 だったら電話は使うな危険だ、くらいのメモはあった方が…そこまでバカだと思わなかったの
かも知れない…。
 つか車、ライトつきっぱだぞ!消せ!余計目立つだろうが!

 彼等は、メモにあった住所にやってくるのですが、そこはネイサンの本当の母の墓でした。
 彼女が死んでいたことを知りガッカリするネイサン。
 夢では倒れて動かなくなった彼女を見てるんだから、そりゃ死んでるでしょうに…。
 手がかりが切れたというネイサンにカレンは、そえられている花が真新しいことに気づく。
 そうして、墓管理事務所にいって、この送り主を探してもらうのです。
 それはラズムスという名で、定期的に花が添えられるよう長期契約がなされているものでした。
 ここも、マーティンがネイサンらが来ることを見越してそうなるように仕向けてたんだろうなあ。
 ただ、CIAとかコズロフもアホじゃないんで、ネイサンの母の名前検索がされたことを知って、
彼らが墓に来ているのを突き止める。
 この辺の情報戦がすごいですね。
 というわけで、ラズムスのとこに行こうとするネイサンらでありましたが…。
 ルイサンはさすがにもう学習したのか、この車はすでに手配されていると考え、車を捨てて
ギリーと接触。
 彼はいろいろ偽IDを用意してくれていました。
 これで敵の張っている網にかからず逃走できるわけですね。
 あれ、これすごいのってギリーじゃね?

 電車に乗った二人ですが。
 なんかもう乗ったら安心と勘違いしてるのがやっぱ経験不足だなぁ。
 コズロフの部下が見つけて乗り込んできたことに気づいていなかった。
 そんな危機が迫っているともしらんと2人はリア充爆発しろ!みたいな感じのイチャイチャを
展開したあと、カレンがご飯とってくるねと外へ。
 ここで見事部下にとっ捕まってました。
 警戒を解くからこうなる。

 カレンからネイサンがいる個室を聞き出したコズロフの部下はそこに向かうのだけど、
ネイサンはそこにはいなかった。
 危機を察知して逃げ出したか…!と思ったのですが、単にカレンが戻ってこないので探しに
いってただけだった。お前はもうちょっと危機感持とうか!
 で、この部下が室内を探してる時にたまたま戻ってきたネイサンですが、ドアのカーテンが
外に出てるのに気づいてとっさに隣の部屋に隠れる。
 そこまではよかったのに、この後部下が出て立ち去ろうとした直後に部屋に入ったもんだから
見つかってやんの。
 馬鹿かオメーは!新八でももう少し様子見るわ!
 というわけで室内で乱闘ですよ。
 ネイサン、偽の父が格闘技とか教えてくれてたのはこういう時のためだったんだー!という
感じです。
 で、何とか倒した後窓を割ってそっから部下を外に投げ出しました。
 カレンの方は自分でガラスコップ割ってそれでロープ切ったらしく脱出してました。
 あれ、カレンの方がなんかすごくね?

 乱闘してても誰も駆けつけてこなかったクセに、部下が列車から落ちたのは誰か目撃して
いたらしく、列車が止まります。
 その隙に二人は脱出。
 山の中を歩いていくけど、駆けつけてきたバートンは彼らがこの列車に乗っていて、徒歩で
逃走している、そんな遠くには逃げてないと捜査員を手配。
 えー二人は堂々と道路を歩いているとこをCIAに見つかりました。
 …何してんの、何しちゃってんのォォォォ!!!!!
 今まで逃げてたの台無しだよ!!!!

 ただここで面白かったのが、バートンに「なぜ逃げる」と言われて動き止まるとこ。
 そーいやそうだ!みたいな感じでネイサンは降りてきたのでありました。
 んで二人はバーガーショップでバートンらと向き合うのだけれど、その頃コズロフも迫って
きておりました。
 場所がバレてるあたり内通者がいるとしか…。
 つかなぜ狙われているのにこいつらは窓際に座るのか。
 CIAのクセに警戒心なさすぎだ。

 バートンは、君の両親を殺したのはコズロフだ、と言う。
 昔本当のネイサンの母が死んだ時、マーティンは精神的にまいっていて、それで今の
親に預けて仕事に復帰したらしいです。
 で、マーティンが持っている情報を負っている、それがキミが狙われる理由だと説明する
バートン。
 暗号化されている情報だと言うのですが…。
 おいこのアホ(ネイサン)、マーティンの部屋からあの携帯持ち出しとるぅぅぅぅ!コズロフは
ネイサンを捕まえたら交換することなくリスト手に入るじゃねーか!
 何してくれてんだこのダアホは!
 神楽ちゃんに頼んで太ももパーン!してもらえ!

 ネイサン、バートンに「ひょっとしてあなたの名前もこのリストにあるんじゃないですか」
と言う。
 おおっアホのクセに鋭いな!
 とここで一行、コズロフの襲撃を受けます。
 ほらぁぁぁぁ!だから危ないつっただろうがぁぁぁぁぁ!
 この機会に生じてネイサンはカレンと脱出。
 バートンともう一人のCIAは、死んだフリをして、中に入ってきたコズロフの部下を射殺。
このあたりは腐ってもCIA、頭いいな。
 
 ネイサンは、自分がリスト情報を持ってた、バートンは怪しいから自分らで何とかする
とかアホなこと言ってます。
 マスコミに公開するのが一番早いように思いますけど。暗号とける人いるかも知れないし…。
 で、そこにコズロフから電話かかってきて、リストを渡せば手は出さないと言われる。
 今までの会話は聞かれてたらしいです。
 やばいネイサンがバカすぎてどうにもならなくなってきた!
 つかコズロフさん、あなたなんか携帯持ってる位置おかしくないですか。口から遠すぎるだろ。

 ネイサンは、リストは渡してもいい、受け渡し場所は自分が指定する、と言います。
 それでギリーにまた会って、ある野球観戦のチケットを用意してもらう。
 つまりこういう公共の場所でなら大丈夫、と考えたわけですか。
 …公共の場所だから例えば撃たれたりしても気づかないとか思わんのかね。

 野球場にやってきたネイサン。
 ここでネイサンの携帯に電話がかかってくる。
「私だ」と。
 …誰だよ。
 マーティンでした。
 彼はネイサンがコズロフに接触しようとしていることを知り、こうして連絡してきたのです。
 接触は危険だ、すぐ引き返せと。
 でもネイサンは出来る気になってるから話を聞かない。
 どんだけアホなんだこいつ…。
 マーティンは自分も行く、と言う。
 すでに向かっていると。

 ネイサンはチケットをある像の下に隠し、それをコズロフにとらせるんだけど、カレンに指示して
写真撮影してもらっていました。
 それをメールで渡してもらい、カレンはギリーと合流。危ないからここから先はネイサン一人で
行動するらしい。
 いいけど、ロシアのフリー諜報員と素人が一人で渡り合うという設定がもうぶっ飛びすぎてて…。
 コズロフ、一般の人に対してはニコニコしてんだけど、後ろ頭見たらちょっと…いえその、いろいろ
心配です…。

 ネイサンとコズロフは並んで座席に座りました。
 つーかコズロフ、ポップコーン食いすぎだろ。
 あと、周りが盛り上がって立ったりしてんだけど、なんで立ったとか聞いてるのが面白い。
 ルールわからないらしい。
 ネイサンは座席の下に拳銃を隠していました。
 絶対これバレてるから。
 
 コズロフは、マーティンはCIAでも凄腕クラスの人間だと言う。
 ジュネーブ条約も破れると。
 まあ要するに国またいで活躍できるということですよ。(ざっくりしすぎだ!)
 ネイサンの母を殺した時もマーティンの居場所を言わなかった、というコズロフ。
 …本当に知らなかっただけじゃないのか…。
 そこでネイサンは、いつも見ていた夢の続きを思い出します。
 毒ガスで母が殺された後、転がってきた酸素マスクをネイサンはベッドの下で吸って生き延びた
こと、コズロフはベッドの下を覗くのを忘れて出ていった事など。

 この直後、選手がホームランを打ってネイサン立ち上がるのですが、その隙に拳銃はとられて
いました。
 ほんっっっっとうにバカだろこいつ…。
 で、逃げ出すネイサン。
 探してたCIAも二人を見つけて追います。
 ここでネイサンにマーティンから電話が。
 着いたぞ、と。
 駐車場におびき出せと言われてネイサン決死の逃避行。
 んで駐車場にやってきたネイサンを追い詰めるコズロフですが、ここちょっとカッコイイなと
思ったのは、「追い詰めたぞ」というコズロフに対して「どうかな」とネイサンが答え、それに対して
コズロフが気づくところです。
 マーティンがいるかも知れない、と。
 それでコズロフは射殺されるわけですが。
 マーティンがやったと知らないCIAはいい腕だとか言いながらネイサンを保護。
 ここでバートンが暗号リストを預かろう、と携帯をボッシュートしてんですが、そこにさらに
上司がやってきて、それを渡せという。
 バートンは、暗号解読してから渡しますよと言うけれど、上司は、解読後自分の名を消してから
渡すつもりか、と。
 マーティンはやはりバートンのことを知っていたのです。
 だから、CIAには頼るなと言ってた。
 かっけーですね。

 というわけでマーティンの指示により、ネイサンらはCIAの干渉を逃れることになりました。
 このあたりは携帯でマーティンがネイサンと話してるんだけど、息子の安全を考えるあまりに、
幸せには出来なかった、みたいなのがちょっとかわいそうだなと思った。
 一緒に暮らしてあげるだけでも違うんでしょうけど、超一流の諜報員だからこそ逆に危ないん
でしょうね。
 あれぇなんかつい最近そういうスパイの活躍を見たことがあるぞ!?
 ミッションインポッシブルとかいう名前だったよ!?

 で、会うのは無理、というマーティンですが。
 ネイサンが振り返ると一瞬だけマーティンがいるのが見えるのはなかなかよかったですね。

 この後カレンとネイサンがイチャイチャしてるシーンがあってそれはどうでもよかったんだけど、
これからどうしよう、といってる二人の元に、ベネット先生がやってきました。
 やはり彼女は死んではいなかった。
 ベネットはネイサンに、自分と一緒に暮らすことを提案し、大学に入ったらその後は好きに
生きればいい、と提案。
 まあなんだかんだで丸く収まったようです。
 それはいいけど父の協力者だったのに頼ってもらえなかったラズムスさんの立場は…。

 というわけで最後おいしいとこをかっさらっていったマーティンなのでありました。



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→ミッシングID