多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→エイトレンジャー


エイトレンジャー

7/29鑑賞

 すいません、好きな方には申し訳ないんですが見た感想としては、前半全然面白くねぇ…!
てな感じでした。
 ギャグの小ネタとか入ってて面白いんだけど、基本グダグダと愚痴話とかで展開していくので
盛り上がりどころがなくて話自体はまったく面白くない。
 もうちょっとこう、ヒーローにスカウトされて入ったブラックが最初はやる気を出していたけれども、
事件を解決しても感謝されなかったり、他のメンバーのやる気のなさに絶望していって、そんで
途中の転職騒ぎのくだりにつなげていけばよかったんじゃないかと思うんだけど。
 そうすれば前半と後半のメリハリついて面白かったと思いますよ。前半は本当にそれぞれの
メンバーがダラダラ愚痴っていたりとかで盛り上がりがなくて退屈だったです。
 せっかくのヒーローものなのにもったいない。

 さてさて。
 時は2035年。
 日本は工場があふれものすごい格差社会になっていました。
 収入ごとに住む地域が分けられ、貧乏人は打ち捨てられてるみたいな。
 映画「TIME/タイム」をご覧になった方なら、あの世界観と言えばわかりますかね。
 あんな感じです。
 政治も各市が単独で治めるみたいな形になってて、何より警察が有料化。ううーん。そこ
だけは有料化したらあかん部分ですなぁ。
 ちなみに住む地域が分けられて簡単に行き来できないように、硫酸の海が作られてる
つのがすごい。
 それ気化するだけで簡単に死ねるだろ…。
 紙幣も新しくなって、セミとスズメがマークにとかなってたけど、このあたりの設定は割と
どうでもいい気がする。
 で、子供は6歳で試験を受けその成績次第で今後が決まるらしいです。
 90点以上取れればその子供と家族は裕福な地域に住むことができるが、そうでなければ放置。
日々食べるものを稼ぐのがやっとみたいなすごいシステムでした。
 そんな中にヒーローがいるんだけど登場が唐突だなオイ。
 彼の名はキャプテン・シルバー。つまり銀さんか!(やめなさい)
 
 で、この貧乏人が住む地域の八萬市の警察に新しく赴任してきた女性が一人。
 名を鬼頭桃子。さりげなく名前が色由来ですね…と思ったけど他のメンバー別に名前
由来じゃなかったー!たまたまか!エイトレンジャーなんだから色に拘った名前つけてほし
かった!(それをすると黒子のバスケになるのだよ。←ならねーよ)

 ならず者との格闘シーンで見事なぎ倒す桃子ですが、最後鉄棒がならず者の頭
直撃していたのは計算なのかマジだったのか…いずれにせよかなり痛そうだった。

 一方のちのブラックとなる横峰は借金とりに追われていたのだけれど、そこにあらわれた
謎のジジイが助けてくれる。
 彼は物乞いに来た子供達に鈴を渡して、何かあれば鈴を鳴らせとか言ってました。
 そんなことより食い物か金をやれよ!(話を聞けェェェ!!!)
 で、このジジイこと三枝は、横峰をヒーローに誘うのでありました。
 この後横峰の実家で、彼の母親が借金取りを撃退してたんだけど、それはいいけど
洗濯ものメチャクチャになったんだがいいのか。

 で、ヒーロー協会本部にやってきた横峰。
 三枝は、この町で子供の誘拐が起きていることを伝えます。
 富裕層に子を売ると結構な金になるらしい。
 ダーククルセイドか、そういう組織みたいです。
 んでシルバーを筆頭にうちには100人のヒーローが!とか言ってるんだけど。
 おい、なんで物置に乗ってる。なんで「100人いれば大丈夫」とか言ってる。
 イナバさぁぁぁぁぁん!!!!
 見てる横峰も「なんで物置」って突っ込むのが笑える。
 で、だんだんヒーローが減っていって、今では7人しかいないらしい。
 それで横峰にリーダーになって欲しいと頼む三枝。
 いやなんで新人に頼むのよ。
 ムチャだろ。

 そういうわけで三枝は6人を紹介しようとするのですが、皆急に呼び出されたんで
服着てなかったり飲んだくれだったりしたのはちょっと笑いました。
 全員ダメ人間っぽい
 というわけで横峰はブラックを担当。
 誰かが、ブラック言うたら悪役の色やんなとか言ってたけどお前は黒子のバスケを読め!
 渡されたスーツは、皆の心が一つになるとすごい力が解放されるようです。
 あと、絶対に素顔を晒してはならないらしい。
 今時のヒーローは皆の前でバンバン変身してますけどね…。

 で、ブラックはきちんとトレーニングしようとするんだけど、皆はやる気なし。
 スーツの使い方すら知らない。
 今まで生き残ってこれたのはひとえにシルバーが活躍していたからのようです。
 てか…シルバーがもし引退したらヒーローやめそうだなこいつら。
 ブラックは皆を誘い屋上にやってきて、皆の心を一つにすれば飛べるはずです!と言う。
 飛ぶための鳥を思い浮かべて、平和の象徴ですというけど。
 おいそこは具体的にハトと言うた方がええやろ!つーかイーグルじゃだめなんですか!
イーグルアイだよイーグルアイ!バスケうまくなるよ!(ヒーローがバスケうまくなっても
別に何か役に立つわけではない)
 すいません今回黒子ネタ多いですが許して下さい。

 というわけで全員そろって飛び降りた7人。ここの「せーのっ」っていうポージングは
めっちゃかっこよかったなぁ。
 とおっ!と飛んだ7人ですが…。
 よかったな!飛べたぞ!…下へ。(それは世間的には落ちたと言います)
 ここで答え合わせをすると、ハトを想像していたのが5人、焼き鳥想像してたのが一人、
青インコ想像してたのが一人。
 よし、仲間外れを廊下に立たせろ。
 もう一回やろうというブラックに皆は拒否して、こんなことしなくても金もらえるからいいだろ、
と去ってしまうのでありました。
 ここでグリーンが足プルプルになってて、誰かが「緑足折れてんぞ」って言ってたの笑った。
 まあ下手すると集団自殺になりかねなかったですから…。
 贅沢をいえばここで「良い子はマネしないでね」のテロップは欲しかった。ギャグで。

 一方桃子は、やる気のない連中に呆れながらも、20年前のある事件について一人
こっそりと調べていたのでありました。
 何かありそうですね。

 えー、エイトレンジャーの連中、帰宅途中に借金とりに追われてオレンジ、ブルー、
イエロー、グリーンはあるハローワークみたいなとこに逃げ込みます。
 ブラックの方はレッドとパープルから皆の身の上を聞いていました。
 まあここはどうでもいいのでざっくりカット。
 パープルがナスと呼ばれてるくだりは下ネタでちょっと笑いましたが。
 あ、グリーンはよく振り込め詐欺に引っ掛かってるらしいです。人の言うことをすごく
信じてしまうらしい。

 皆金のためにヒーローをしている、と聞かされるブラック。
 彼自身も借金取りに追われてたのがあるからあまり人のことは言えませんな。

 ハローワークみたいなとこに逃げた4人ですが、そこにはスーツ姿の男が。
 佐藤二郎さんだったんだけど「ランジェリーシートに」って言って、座ってる人に「エントリー!」
と訂正されてたの笑った。この人はやっぱ面白いから好きですなー。
 彼等は求人が良い条件だったのでフラフラ応募しようとするけど、給料日前だから
給料もらってから辞めた方がと思い直します。今の法律だと、給料日前に辞めても日数
換算でもらえたりするけど、この時代だともらえないのかも知れないなぁ。

 ブラックも自分の身の上を「リーダーの皿じゃない」「え?器じゃなくて?」とボケをかまし
ながら語ってました。
 8歳の頃父親が失踪して、大変な苦労をして生活してきたようです。
 もう20年も消息がわからないと。
 それはいいけど大変な思いをしてきた割にお前、ギャンブルにはまって借金生活って
それ母親に土下座して謝れよ。
 
 で、パープルことナスは、インプラントした八重歯でもって、好きな女の子ハルカに
アタックするというのですが。
 このハルカは桃子のいる警察署にいる子です。警察官じゃなくて事務職ですかね…。
 ともあれナスは告白しようとするのだけど、ハルカはシルバーが好きと知ってガックリ。
 まあろくに働きもせんと存在を知られてないヒーローに比べたら、サッと現れて助けて
くれるヒーローの方が頼もしいですわなぁ。

 その帰りに3人は子供がさらわれている光景に遭遇…っておい、普通に敵役と歩いてる
子供もいたぞ。ちゃんとエキストラにも演技指導しろや!
 ブラックは助けようとするけれど、2人は関わり合いにならんとき、って感じです。
 そんなブラックに向けて鈴を鳴らしていた男の子が。あの物乞いの子でした。

 というわけでブラックはシルバーにスーツの使い方を教えてもらおうとする。
 やる気のなかった一同ですが、三枝に「そうかー、残念だなぁ。時給1万は夢だな」と
言われて俄然張り切ります。
 スーツを使いこなせるようになると時給アップするらしい。
 ヒーローがそれでいいのかという気もするが、ともあれ一同はやる気になります。
 ……そうこうしてる間に子供は連れ去られていくんだけど…。
 まさに「盗人を見て縄をなう」という感じがしなくもない。ちなみになう、というのは
寄り合わせるという意味で、ツイッターの「〜なう」じゃないからな!
 シルバーですが、7人が出動を嫌がった事件の犯人を捕まえて登場してて、この人
オーバーワーク気味だよなぁって感じです。
 それで、スーツの使い方を頼もうとする一同ですが、シルバーは断るという。
 正体を明かさず、誰とも組まない、と。
 いや別に組む組まないの話じゃなくて、スーツの使い方教えろと言うてんのやおっさん。
(おっさん言うな)
 ここでオレンジ、考えがあるという。
 彼らはなんと、シルバーを尾行。てかシルバー普通にあのスーツで帰るんだ…。
 途中の公衆トイレで着替えて、彼は結構粗末なつくりのアパートへ。
 そこに乗り込んで彼らはシルバーの素顔の写真を撮影。
 これはひどい。
 仕方ないのでシルバーは4人を中に入れるけど、今度は4人いきなり物色開始。
 そんなことしたらあかんやろ!
 てか壁にあぶ刑事のポスター張ってある!
 似てると言われたんで、とかテレながら言うなシルバー!
 冷蔵庫も勝手に開けるんじゃない!
 一同はアルバムを発見。
 見てみれば女子高校生のスカートとか結構映ってる。
 皆は盗撮だと大騒ぎ。
 この時、後になって意味がわかるので思い返すと面白いのですが。
 皆はスカートの盗撮だと騒いでいて、バラされたくなければスーツの使い方を教えろと
シルバーを脅迫する。
 シルバーは別の意味で盗撮の指摘をされてあわてていた、ということです。
 最後まで見た後このシーン思い出してニヤリとするといいかも。

 というわけでシルバーは、鈴を取り出し、助けを求める声を感じ取れるようになれと言う。
 そんでエイトレンジャーに目隠しをさせて訓練しようとするけど話にならない。
 シルバーはちゃんと鈴で位置を聞き分けてた。
 これはすごい。
 ただし、ブラックに鈴を二つ持たせて、後ろからスリッパで殴ったのは卑怯だろ、ナスよ。
 というやり取りをしていたらいきなりテロリストが乗り込んできた。
 どういう脈絡なんだよ…。
 シルバーは目隠しをしたままでやすやす撃退。これはすごい。
 ただこのテロリストらはじいさんでした。
 シルバーはエイトレンジャーに、お前たちはこいつらと同じだと言う。
 金のためにヒーローをやってるお前たちと、革命起こす気はなく、金のために略奪をやってる
こいつらと何が違うんだと。
 人を救う覚悟を持てぬ者にヒーローを名乗る資格はないというシルバー。
 かっこいいですなぁ。
 ブラックは、国が自分達を見捨てたんだから仕方ない、自分らは悪くないという。
 シルバーは、今のお前たちには何を言ってもわからないだろうな、と去って行きます。
 そらそうだろうなぁ。
 何もかも人のせいにすれば生きていくのは楽かも知れないけど何も変わりませんよ。

 ブラックらは自分らだけでスーツ使えるようになろう、と決意。
 一方イエローらは例のハローワークみたいなとこにいって、求人応募のエントリーシート
書いてました。つーか前歴聞かれて正直に書くんじゃないよ…。

 ヒーロー教会では、4人が辞表を出してったと呆然。
 これで物置に乗る人間が4人に…だからなんで物置なんだよ。
 これからはスリーアミーゴで!とか言ってるのもいるし。
 それ某警察モノ作品の人物とかぶっちゃうでしょ!
 
 ハルカの方はいきなり子供の人身売買の話を署長に訴えてますが、桃子と2人で
調べたらーとか言われる始末。
 うーん。

 ブラックは何を思ったのかシルバーを呼び出していました。
 つーかシルバー、スーツのままで来たのかよ!それで酒飲むのかよ!
(ところがここのシーンは実は、非常に深い意味を持つのです)
 酒のみということで怒って帰るかと思ったら意外にも一緒に飲んでるシルバー。
 彼はブラックの身の上話を黙って聞いていました。
 自分を見守ってくれると言ったのに父が失踪したこと、あんなのは父だと思って
ないということ。
 この時点で見てる人はある思いを持つと思います。
 シルバーがブラックの父なのでは、と。
 そう思って見るとこのシーンはとても深いものがあります。父だと名乗れないこと
だとか、息子が目の前にいて酒酌み交わしてることとか。
 
 ブラックはナスとレッドとで見廻りを始めるのだけど、その時に人身売買の場に
遭遇する。
 そこにはたまたま、調べに来ていた桃子とハルカもいました。つーかハルカ、動きやすい
恰好で来いよ…。
 レッドがまず敵に向かっていったんだけど酔拳で戦ってたの笑った。
 そこそこ強かったですよ。でも酒が切れたら弱くなった。もうずっと酒補給してろ!

 ブラックがトラックに向かっていったんだけど振り落されて、あの物乞いの子が絶望
した目で鈴投げてたのが印象的でしたねー。
 ちなみにこの子結局救出されませんでした。伏線くらいちゃんと回収しようよ!

 この後桃子がバッタバッタと敵をなぎ倒してました。かっけぇー!
 で、ブラックは彼女を追いかけて、彼女が落とした鈴を届けてあげます。こういう
とこは優しいな。
 桃子は自分の話をするんだけどさりげなく、レッドが落としたカップ酒をのみながら
話をしてるのが笑える。勤務中だろうが!
 
 この鈴が私を刑事にさせた、という桃子。
 昔母が留置場で、殺人の冤罪をかけられて亡くなったらしいです。
 母親には完璧なアリバイがあり、無実を信じた刑事が逃亡を手助けしてくれた。
 その刑事が桃子に鈴をくれた模様。
 困ったら鳴らしてくれ、必ず駆けつけると。
 ところが2年の逃亡生活を送ったのち突然その刑事は母親を警察に連れて行き、
母は逮捕され、留置場で自殺したと。
 なんか流れが急すぎておかしいですね。何かありそう。
 桃子は母に何があったか知りたくて刑事になったと言います。
 ブラックも、刑事だった父は20年前失踪したらしいのですが…。
 どう見てもこれは同一人物だろう!

 桃子が戻ると、ハルカが口出ししてきて、桃子ウゼーって感じです。
 あと書類を見てる刑事3人もエクザイルみたいなことしててうぜぇ。
 ええい、この署にはウザい奴しかおらんのか!

 ハローワークもどきのとこの佐藤さんが(役名わからんので芸名で失礼します)、
イエローらを連れてきまして。
 前歴がエイトレンジャーとバカ正直に書いたために目をつけられたと知らないこの
4人は、まんまとテロリストに捕まってしまう。
 ハローワークとは名ばかり、使える人材を探してたってことですね。まあ確かに給料
そのものはよさそうだが…。危険手当とかちゃんと出るんだろうな!(それはいいから)
 てか捕まり方がアホ丸出しで面白いっす。
 そんで佐藤さんはイエローに、3人の命が惜しければシルバーとブラックを連れて
こいと命令。

 というわけでイエローはヒーロー協会に戻ってくるけど、彼はもう辞めたのだから、
ブラックらが話を取り合ってくれるはずがない。
 あとこれレッドですかね、ナスですかね。
 忘れたけど語ってる時にカメラ目線で、どこ見てんねんお前と突っ込まれてたのは
笑いました。
 ところがこの後3人の前にシルバーが現れて、ヒーローをするといっておいて、仲間を
見捨てるとはな、口だけかと怒る。
 でもブラックは、シルバーだってすべての人を救えてないと指摘。
 そんな彼の目の前にシルバーは鈴をぶちまけます。
 これをいっぺんに拾えるかと。
 え…界王拳10倍なら拾えるんじゃないかな…。(それは今どうでもいい)
 シルバーは落ちた鈴を一つ一つ拾い上げながら、拾えるものは一つでも拾わないと、
見捨てられた者が増えるだけと言う。
 まあ救えないからといって何もしなければ結局何も変わらない、と言いたかったん
でしょうね。
 そういうわけでシルバーは駆けつけていくのですが。
 
 その頃ピンチに陥ってた3人は暴露大会やってました。
 青じゃなくてピンクが好きとか、奥さんと子供いたけど実は殺されたとか。借金取りから
逃げる時に母子強盗事件の看板が立っていて、それに一瞬立ち止まってたのはこれ
だったんですね。
 あとオレンジか。グリーンにおれおれ詐欺やってたのは俺、と白状したのは。
 お前が一番ダメやろが!
 てかグリーン、お前刑事なんだからかっこよく縄抜けしようや!(そのドラマは終わり
ました!)←三毛猫ホームズの推理
 そんでイエローですが。
 ………花占いしてた。
 いやいやいや!その間に3人殺されてしまうから!早く戻ってやれよ!
 しかも一度で済むかと思ったら何回やってんだよ!
 そこにあらわれたシルバー、車に乗せてくれます。

 シルバーの言葉の意味を考えていたブラックですが。
 そこに鈴の音が聞こえてくる。
 仲間が助けを求める声が。
 ………あれっ、外でシルバーが思い切り鈴沢山持って鳴らしてるんですけど。
 ブラックが聞こえたの、これじゃね?

 敵のアジトに駆けつけたシルバー。
 3人にレバー何とかして!と言われて自分の肝臓を押さえてます。
 それもレバーだけど今何とかして欲しいのは目の前の、レーザー光線のレバーな!
こんな時にボケなくていいから!
 彼はレバーを止めました。
 そこに敵が現れたんだけど、2人の会話に、ものすごい勢いで視線を左右にふってる
イエロー以下4人が笑えた。緊張感ねぇな!
 このあとシルバー、ドリンクを取り出して飲んでます。
 その名はアブデカ。
 うん、どっかで聞いたことある!

 つーかビンを投げ捨てたらダメでしょ!ヒーローがポイ捨てはダメ!
 かっこよく敵を倒したシルバーですが、自分が投げ捨てたドリンクのビンで滑って
転んで気絶した。
 ほらぁぁぁぁ!!!
 あとイエローも助けに来たならきたでどうして拘束具をスーツの力で外しておかないのか…。

 と、ここで現れたブラック以下3人がかっこよく活躍。
 シルバーの方は目を覚まして、愛車呼んでました。
 ブラックは君らを助けに来たわけじゃない、鈴の音が聞こえたから来ただけ、自分は
エイトレンジャーを辞めると言い出します。
 子供一人守ってやれなかった、と。
 大体最初からもっとやる気出してれば何とかなったのに。
 彼が立ち去った後レッドは、落ちていた、ブラックのロケットペンダントを見つける。

 シルバーの方は決着をつけなければならない時だ、と剣を取り出していました。
 三枝に、君のおかげで夢がかなった、思い残すことはないと言って彼は敵に一人
立ち向かっていったのでありました。

 で。
 皆はブラックの落としたロケットを見ていたのだけれど、
 家族三人の写真で、父親の顔だけが塗りつぶされてるそれを見て、オレンジが
あることに気づく。

 三枝はブラックに、敵から八萬署を制圧するとメッセージが届いたこと、コンビナートに
爆弾が仕掛けられていること、それを阻止したければシルバー一人で来るよう言われた
ことを説明。
 自分とシルバーは昔警察の人間だったけれど、20年前の冤罪事件である女性が
殺人の罪を着せられ逮捕され、シルバーはこの女性と子供をかばって逃げたということを
話します。
 その話聞いたことある、と言うブラック。
 いや桃子が言うてましたやん。
 しかもシルバーがいきなり警察に母親を突き出したのではなく、真犯人を突き止め、
説得した結果自首すると言ったので、無実を証明するために警察に行くようにした
らしい。
 ところが彼らが不幸だったのは、その真犯人が警視総監の息子だったということです。
 自首して出た相手にビックリした警察は警視総監に報告、彼は息子を釈放させ、
桃子の母親を逮捕して自殺に見せかけて殺したというわけですか。
 腐ってやがんな。

 一方警察ではシルバーの敵、ミスターダークとか言うのが登場。
 その正体は桃子でした。
 署長を20年前の母の自殺の事件で問い詰めてた。
 彼が留置場の監視役だったらしいです。
 銃を突きつけられて彼は、自殺に見せかけて殺すよう頼まれていたと自白。
 5秒の間で謝罪してみろと桃子に言われたけど、結局弁解ばかりで射殺されてました。
 謝ることもできないとは…。

 ブラックはまだ三枝から話を聞いていました。
 桃子の母が死んだことによって、警察を見はなした二人は仕事をやめ、ヒーロー協会を
作り、シルバーは自分へのけじめとして一生素顔を明かさない、元の生活も捨てて
ヒーローとして生きていくことにしたようでした。
 ただ彼には長年抱いてきた夢があった。息子と酒を酌み交わすことだったと。
 ブラックもやっと気づきました。
 シルバーこそ自分の父だったと。
 さらにそこに皆がなだれ込んでくる。
 お前の父はお前を見捨てたんじゃない、ずっと見守ってくれてたんだと。
 あのアルバム写真ですが、盗撮かと思ったら盗撮は盗撮なんだけど、それぞれの写真には
すべて同じ人間が映っていた。
 それこそがブラックでした。
 …いやそれわかるけどこのアングルしかなかったんかよ。
 ペンダントを見て気づいたらしいです。映ってる子供と写真の子が同じだと。
 大手柄じゃないか!
 このままだとシルバーずっと、スカートの中盗撮犯という汚名を着ることになってたぞ!

 というわけでシルバーが盗撮だ!と言われてあわてていたのは、スカートのことではなく、
子供を盗撮していたことを指摘されてあわてていたのではないか、という推測も成り立つ
わけであります。

 いつもブラックのことを遠くから見守ってくれていた。
 それでもいかんのか、という皆へ、皆を巻き込めないというブラック。
 でも皆の心は一つでした。
 そういうわけで屋上に立つ7人。
 今度は飛んでいけましたよー!
 それぞれが過去のこだわりを捨てるシーンなんだけど、イエローがブラックをセンターに
もってくるのはよかったなぁ。(彼は常々自分がセンターだと主張していた)
 …つかなんかケツから火が出て飛ぶのってクレヨンしんちゃんの映画に似て…ゲフゲフンッ。
 イエロー以下4人はコンビナートにいって爆弾を何とかする、ブラック以下3人は八萬署に行く
という感じで。
 コンビナート組の活躍良かったなぁ。
 八萬署組も、乗り込んで戦ってるんだけど、ナスの八重歯フラッシュとか笑える。それ武器に
なっちゃうのかよ!
 ここでブラックは鈴の音を耳にします。
 そうして屋上に一人行くことに。
 そこにはシルバーがいるはずでした。
 
 てかシルバー、桃子に真犯人のこと説明してないんかね?
 それはちょっと気になったんだけど。
 自分の命を差し出すにしても桃子が誤解したままでは可哀想すぎるんですが。

 桃子と対峙しているシルバーのとこにブラックが駆けつけてくるんだけど、実は桃子は
シルバーにとって最愛の人を殺すことで復讐を果たそうとしていた。
 だからブラックを狙うのだけど、シルバーが庇って彼が命を落とす。
 てかブラックもよけようと努力するなりしようよ!なんで刺されるの黙って待ってんだよ!
 死ぬ間際にブラックが親父って呼んでて、シルバーが満足げに死んでいったのが
なんかちょっと良かったと思いました。
 てかかなりこの展開重いんだけど、明るいノリの映画だったから親子でヒーローとか
するかなと思ったらしないんですね…。
 
 ブラックは桃子に対して、ずっと鈴を鳴らしていたお前を見捨てたくなかった、だから
シルバーは命を賭して助けようとしてここにきたのだと説明。
 いやそれより真犯人は…。
 あとコンビナートの爆弾はイエローらが取り除いていたんだけど、あいつら調子こいて
飛んでいって宇宙までいってて笑いました。仮面ライダーフォーゼじゃないんだから!
 ナスとレッドも爆弾が空中で爆発したのを見て、たーまやー!とか言わない!

 その頃えーと敵のアジトのダーククルセイドでは、総統が桃子の母への借りを返す
ためどうこうとかでかい独り言を言ってました。
 要するにこいつが総監の息子だったわけですが、あの後この地に追放されたらしい。
そういうことするんなら冤罪晴らしてやれよと思うんだけど。
 それで総統は、罪をかぶって死んだ桃子の母のために、復讐を果たすステージを用意
してやったと言いたいらしいです。
 どうでもいいな!

 この後上流家庭の親子が映るのだけど子供はあのさらわれた物乞いの子でした。
 うわべは楽しそうにしつつ実は泣いていたわけですが、その救いがないのが何とも
後味悪いなって感じ。

 ダチョウ倶楽部の上島さんが三つ子になってヒーローに応募とか、ナスがまた
ミサコに振られてたのはさておき。
 ブラックは逮捕されてた桃子に会いにいってました。桃子にとってシルバーが父親
代わりだったのなら、自分ら兄妹みたいなもんやん、と。おいおい、桃子に失礼だろ!(コラ)

 今日もたらたらとコンビニで買い物している7人。
 帰るのが面倒くさいとかで、そうだ、飛んで帰ればいいんだ!とコンビニの屋上に上り
ましたが。
 スーツは、私用には使えないシステムでした。
 つまり、落ちた。
 てか最後ナスの下ネタで終わってどうすんだよこれ。

 つーわけで、まあ関ジャニ∞が好きな人は楽しめると思うんだけど、映画としてストーリーで
考えるとちょっとなぁ、まとまりがないなぁという感じですね。もうちょっと全体的に面白い
展開を考えて欲しかった。それが残念です。




多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→エイトレンジャー