多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→劇場版 青の祓魔師


劇場版 青の祓魔師

1/9鑑賞

 時間としても無駄に長くなくて良い感じにまとまってました。ただ一つだけ不満があると
すれば、ラストの唐突な展開だなぁ。
 王道パターンで、ラスボスとの戦いの中から発展みたいな感じにした方が良かったん
じゃないかと思いますよ。
 ラスボス倒してやれやれと思ってたらいきなりコールタールが大量に湧いた、とかいきなり
すぎて「なんで?」だったし。そんな不自然な展開にするよりは、ラスボスが周り巻き込んで
自爆しようとする→あの展開、の方がスッキリした。
 まあ絶対ってわけじゃないけど。
 でも、全体的に良かったと思います。京都組がザコ扱いされてたのも気の毒ではありましたが。
あれはあれで逆に…(笑)。
 あーあと歌が致命的にあってないと思った。しんみりとして終わる中にあれなんですごい
浮いてた感じがしました。歌自体はかっこよくて好きだけど。
 キャッチコピーは長いバージョンのより「俺だけは、ずっと忘れない。」の方がいいなぁ。

 さて物語は獅郎が絵本を読んでいるところから始まります。
 とーちゃーん、えほんよんで〜。(しんちゃんの声で)←
 物語は、ある村に昔悪魔が現れて、弱っていたのを見た少年は食べ物を分けてあげた。
 そのまま悪魔は村にいついたのだけれど、村人は次第に怠惰になり、働くことをやめてしまった。
 そんな中、祓魔師が現れ悪魔を封印した。
 しかし村人はそのまま村を捨ててしまい、いつしか村の存在は消え去ってしまった。
 人々はその村の出来事を忘れないように、悪魔を丁重に祭り、11年に一度お祭りをするように
したらしいです。
 そういう話でした。
 ここまで読み聞かせて獅郎は燐と雪男にお前らならどうする、と聞く。
 絵本の悪魔に出会ったらと。

 これがまさに今回の話ズバリな感じで良かったですね。

 それから11年後…ってさっきの話は燐と雪男が5歳の時の話か!
 とーちゃーん、えほんよんで〜。←それはもういい。
 
 燐、任務に遅刻してダッシュ中。
 てーかこの街すごいな。
 いや原作とかアニメとかあまりちゃんと見られる機会がなかったんで知らなかったけど、
街の様子がなんかジブリに出て来そうな勢いだ。
 あと足滑らせて階段おっこちてるけど、そんなことするとマユゲがつながったマユゾンに
襲われそうになって仲間と合流して「俺もマユゾンに襲われてケガを…クッ」ってやった時に
「これ回想違いますよね。明らかに階段から落ちただけですよね」ってメガネに突っ込まれるぞ!
(どこの銀魂だ。しかもなげぇ)
 つーか階段落ちて床に顔面でヒビ入れた人を見たのは聖闘士星矢以来です。
 
 一方シュラさんの方はお仕事中。
 古い封印を貼り直す作業があるらしいんだけど、派遣されてきているリュウという人に
手伝わせてます。
 この人がどういう人かはのちのち明らかに。
 気をつけろ、こいつ心を閉ざすぞ!(それ某テニス作品ですやん)
 
 雪男としえみはただいま燐が絶賛遅刻中の任務に到着。
 ファントムトレインという、悪魔が乗り移った電車を何とかするのが仕事らしいです。
 …妖怪列車?(シッ)
 ホームに滑り込んできた電車を見てしえみが、フラリ〜と中入りそうになって、雪男に止め
られてるのがなんとも。勉強してきたわりにそれが手口とかまで覚えてないんかい。
 電車が発車して、ギリで燐がやってきて雪男が手を貸して乗り込むシーンはやっぱ兄弟
らしくて良かった…けど思う間もなく、雪男の説教始まった!

 ともあれ、トロッコで電車の後ろについて、雪男が計画を説明。
 なんかこのイラストかわいかった(笑)。
 雪男が先頭にいって悪魔を退治するので、2人はタイミングを見てブレーキ。もし雪男が
失敗した場合は赤いボタンを押してトロッコを切り離せというわけです。
 ここで待機してりゃいいものを、しえみは、中に乗っている囚われの幽霊を解放してあげたい
とか言い出して、燐も同意して二人で中に入って、鬼灯の実を使うわけですよ。
 …地獄から鬼灯さんに来てもらった方が早い気がする!(あの人は亡者に容赦ないからダメぇ!)
 この後の展開を考えたら、しえみさんは事前に勉強していたはずなのに、安易に魂を集めると
やばい状況になる、ということを何故知らなかったのかが悔やまれる…。
 
 先頭電車で雪男が待機していると、燐がひょこっと顔を出して、「ゴースト集めてるからもうちょっと
待ってやってくれよ」とか呑気に言ってくるわけですよ。
 驚く雪男。
 まあ燐も人助けしたいというのはわかるけど、なんもかんもできるわけじゃないっていうのも
考えた方が…。雪男だって助けないというわけじゃなくて助ける時間がないと考えてのこと
だろうし。
 というわけで、ゴーストを回収されたことに怒った悪魔が予定より早く正体を現して大ピンチ
なわけですよ。
 しっちゃかめっちゃかだよコレ。
 ハリウッド映画の暴走列車の方がまだかわいかったよ!(当たり前)
 そこらじゅうを壊しまくったあげくに悪魔は逃げていって、雪男としえみはトロッコに戻って、
危険と判断した雪男がトロッコ切り離すわけですが、勢いが止まらず建物に突っ込んで、雪男は
しえみを庇ったため負傷。
 燐は悪魔を取り逃がして下の方へ落下してった。(上の方へ落下する奴はいない。←黙れ)
 てか壁にぶつかる時一瞬メフィスト映ったような気がしたんだけど。壁に絵が描いてあった?
 ともかく、海みたいなとこに落ちて助かったけど、その時燐は倒れている子供を見つけ保護。
 そこに異変を察した、一仕事終えたシュラさんが駆けつけてくるも、悪魔は逃げた後。
 えーっと…。
 この被害の請求書は…。
 つーかお前は正義の壊し屋か!(byワイルドタイガー)
 気を付けて下さいよ、おじさん!←おじさんじゃねぇよ。16歳だよまだ。
 
 雪男は右腕骨折の上、訓告処分。燐としえみは5日間の謹慎を申し渡されたんだけど、
燐はお偉いさんに文句言うけど雪男にピシャリですよ。
 まあこの場合は雪男が正しいと思う。
 悪魔捕まえたんならともかく逃がした上にこの被害、さらにその発端が勝手なことをした
結果というんだから、どう言い訳も立たんでしょう…。
 雪男が、人を助けるのが仕事といっても、死んだ人を助けるために生きている人を危険に
さらしたら意味がない、と言ったのは正論だと思います。
 ゴーストを助けても、もししえみが犠牲になってたりしたら、それでも燐は助けられてよかった
というのかと、そういうことなんでしょう。

 で、シュラに燐が怒られてるとこにリュウが来るんだけど。
 ラムネ食ってる。懐かしいタイプのケースに入れてんなぁおい。(昭和の時代に流行った思い出が…
今もあると思うけど)
 あと、保護した子供がえらい暴れてて大騒ぎですよ。
 取り押さえたリュウはこれが悪魔であると看破。
 メフィストは、暇そうにしてる人がいればいいんですがねぇとかわざとらしく燐に言って、結局
なし崩しに燐が面倒見ることになるわけですよ。 
 彼がどうしてそういう流れにもっていったのか。
 ラストのセリフを聞く限り、単に「おもしろそうだったから」だけではなかったような気がします。
 てかお前、アマイモン(ハムスターバージョン)かまってて指かじられてんじゃねーよ。
 全然カッコついてねーよ。

 このあとしえみは鬼灯に入れていた魂を解放していて、燐は、「燐のおかげで助けられた」と
言われててまんざらでもなさそうですが、それを少し離れて見守る雪男は不安そうな感じでした。
 雪男の気持ちの方がわかるからなぁ…。呑気に「助けられてよかった」とか言ってる場合じゃ
ないっての。

 というわけで燐の部屋には檻が。
 中の悪魔が水欲しそうにしているのであげたりとか、かわいいです。
 あと世話焼いてあげてるのも。
 臭いので風呂に入れようと四苦八苦する燐。
 まあ自然に仲良くなれるのは燐の良い所ですね。

 で、雪男の方はリュウと組んで新たな悪魔祓いの仕事に。
 今は結界を張り替える時期で緩んでるから、次々悪魔が出るらしいです。
 それにしても出すぎじゃないのか…。
 ここで雪男、リュウに、なかなか使えそうだなと見込まれるんだけど、もらったラムネ菓子
食べようとして失敗してたのは笑いました。雪男ォォォォォ!!!

 さて。京都3人組ですよ。っていうか本人かわからんくらいえらい外見変わられて…。
(悪魔で全身スライム状態に)
 燐のところに風呂借りに来たらしくて、転がってきたメフィストシャンプーみてあーだこーだ
言ってるの笑える。メフィストは何作ってんだよ!
 あと風呂大騒ぎでした。
 なるほど!これで誰か石鹸で足滑らせて記憶喪失になって、売れない役者として生きて
いくハメに…。(うん、それ鍵泥棒のメソッド!)
 名前ないのもあれなんで先にうさ麻呂って出しちゃいますが。
 …なんで麻呂なんだ。
 まあいいわ。
 そういうわけでうさ麻呂を風呂に入れる作業手伝わされて京都3人組は帰って行きました。
 今後ほぼこのパターンです。(登場が)
 あと柔造と金造も出てきました。わあ、廉造と声一緒だね!(シッ)←遊佐さんの兼ね役。
 てかこれ二期始まったらさすがに声変わるんだろうなぁ。3人兼ね役は大変だろうし。…ドラゴン
ボールの悟空か。

 で、燐やしえみが外であーだこーだしてたら、うさ麻呂がちたちたいってしまって迷子になり
かけるんだけど、存在を忘れかけてたクロが助けてくれました。てかクロ今回あまり出てこな
かったけどなんでなんだろう。
 この後クロも入れて3人でほかほかオムライス食べてました。
 うまそう…。
 燐ちゃん気を付けるアル。そいつ家中の食料を食い荒らすアルよ。スコンブも要求してくるアル。
(それは別の作品!)

 さて街中は祭一色です。 
 シュラが飲んでたらハゲ…もとい、アーサー登場なのだよ。
 おいお前、ラッキーアイテムはどうしたのだよ。
 今年の年男のため、祭の主役として注目されているらしいですよ。…なのだよ。←無理するな。
 メフィストの方はアマイモンが祭に行きたいとか言ってたんで、元の姿に戻ることを許可して
ました。かわいいですなぁ。

 廉造は任務の中で、きれいなねーちゃんの祓魔師見つけてウハウハしてたんだけど、その人が
虫を使って悪魔を祓うタイプの人だった。これは笑いました。廉造さんノックダウンじゃないですか!
しかもまた悪魔にやられて汚れたし。
 君らそればっかりやね!
 
 燐の方は雪男から言い渡されたスケジュール通りに宿題の最中。てーかスケジュール表に雪男の
絵を落書きしてて笑える。
 で、うさ麻呂は絵本を発見して燐に持ってくる。
 それは冒頭で獅郎が読んでくれた絵本でした。
 村がなくなったのは本当か、と気にしているうさ麻呂。
 頭のいい雪男ならこれで気づいたかもしれませんが、燐はバ…気にしてないのでスルーしてました。
 うさ麻呂が眠そうにしていたのでベッドで寝ていいよと言ってあげる燐、優しい。
 燐は宿題中。
 そこにうさ麻呂が、宿題がなくなれば燐は寝れるのか、と言う。
 フッと燐、目を覚ましてうさ麻呂と一緒に寝てるとこへ、雪男が帰宅し、檻の中に入っていないうさ麻呂を
見てまたガミガミ。
 ところが「宿題はやったの」と聞いても燐は「何のことだよ」と。
 雪男は怒ってるから、すっとぼけてると受け取っちゃったんだろうなぁ。
 うさ麻呂が悪魔だってこと忘れてないですかね、そういう意味で。
 雪男が檻、檻ってうるさいので燐、うさ麻呂を抱いて自分ごと中に入った。
 ま、彼らしいっちゃ彼らしいんですが。
 雪男は、祭が終わったらその悪魔は封印するんだからね、って出て行きました。

 あの絵本の悪魔に出会ったらどうするか。
 それを聞かれた時雪男は、祓うよと答えました。
 悪魔なんだからと。

 雪男はリュウと組んで仕事をしているんだけど、その流れで、この祭と縁が深い一族であるという
ことがわかる。 
 つまり、村に現れた悪魔を祓った祓魔師の一族だったのです。
 サインなら後にしてくれと言うリュウ。
 うん、伝説の悪魔祓ったのお前じゃないからいらない。←ひどい。

 京都3人組がまーたスライムまみれで風呂に来ると、燐はうさ麻呂と外で遊んでた。
 サッカーボールで遊んでたらしい。
 てか3人組、スライムまみれになるのに顔だけはきれいなのな。(シッ)
 で、皆で遊ぶことにするんだけど、野球ですよ。
 今さっきまでサッカーだったんじゃないんかい!
 ともあれここのシーン、セリフないけどねむくんがちらっと出てきたのは良かったなぁ。…アニメ
出てきてて私が知らないんならすいません…。

 ちなみに勝呂が投げてるけどバカスカ打たれてるやないか!
 うさ麻呂の番になった時に、キャッチャーの子猫丸がバットの持ち方とかアドバイスして
あげてて、安心の子猫丸さんやーと思いました。
 皆もすごいすごいって言って、家に帰って燐のおいしいご飯を食べてウコバクもちゃんと出て
きていたのが良かったですね。
 そういう日がずっと続けばどんなによかったか。

 祭が盛り上がってきて、アマイモン、ようやく人型で登場。
 京都組3人はまたお風呂借りにきてたけど、うさ麻呂ともすっかり打ち解けてていいなぁと思いました。
 まあ過酷な任務で京都組がフラフラになってきてて、廉造がもうすっかりアレになってて、迷い
こんできた蛾をつまんで外に出してやってたのを見て、「うわぁぁぁこいつやべぇぇぇぇ」みたいな
雰囲気に勝呂と子猫丸がなってたのめっちゃ笑った。
 あとここで燐がしえみに対して「バンソウコウどうした」って聞いてくる。
 つまり、宿題の記憶が燐から消えている、そのもともと宿題の発端になった事件の記憶も消えている
ということなんじゃないかなと。
 もうちょっと時間があったらしえみも、燐の様子が変なのに気づいたんでしょうけど、ここで皆が
任務がなければ祭りに行ける、祭に行きたいと言い出したことでうさ麻呂は自分の能力を発揮してしまう。

 そんなことが起きているとも知らず、外に出ていた雪男とリュウ。
 本部に連絡を取ろうとしても誰もつながらないんですね。
 てーか「皆」という定義で本部の人達も悪魔の術にかかっちゃったのになんでこの二人は別なんだろう…。
 二人は、ファントムトレインが逃げた時につぶされた社(うさ麻呂が封印されていた)ががれき撤去で
出てきたというのでやってきていたんですが…。リュウ、何かに気づきました。

 こっから少し祭のシーンが出ます。
 年男も目立っているのだよ!
 皆祭に参加していて、駆けつけてきた雪男が異常さに声をかけるも、皆ダメな状態ですよ。
 そこに悪魔が現れて、任務のことを忘れている一同、ぽかーんとしてますが、京都3人組が
またスライムくらったのは超笑いました。
 お前ら…。
 うさ麻呂は燐に、この祭りが終わったら自分は閉じ込められてしまうのか、と聞くけど、燐は
自分がそんなことはさせないと言います。
 まあメフィストとかも何か気づいてるっぽいし、きっと良い方向に動いてくれるだろうなとは
思ってんだけど。
 うさ麻呂にキツネのお面を買ってあげる燐がかわいかった。
 お小遣い月に2000円なのに…。(シッ)
 燐はうさ麻呂に、昔祭りに来て雪男も迷子になったという話をします。
 獅郎と燐で探すもなかなか見つからなくて、神社の境内で泣いている雪男を発見したら、今度は
安心してどんどん泣き出しちゃったって。
 するとうさ麻呂が尋ねてくる。
 それは悲しい事だったか、と。
 燐はそう言われて獅郎とのことを思い出す。自分を守るために死んでいった獅郎のこととか、
生前全然親孝行してなかったこととか。
 ところが、絵本を読んでくれていた獅郎を誰だったか思い出せなくなった時点で燐は気づく。
 うさ麻呂が記憶を食べていたことに。
 うさ麻呂が封印されていた理由に。
 そこにリュウが飛んできて、うさ麻呂は時の眷属悪魔だという。
 つまり時間を食うことでそれ自体をなかったことにするみたいですね。
 雪男も来て撃つんだけど全然当たらんわけですよ。
 …普段の命中率どこいった。
 左手しか使えないからといってもこの人両利きだった気が。

 まあともかくうさ麻呂は逃げていくわけですよ。
 追いかける一同。
 行きついた先に、ファントムトレインの頭が隠れていたから余計ややこしいことに。
 ただ、うさ麻呂が伝説の悪魔であり、ほっておくとあの村のようにこの街も滅びると言われても、
燐が受け入れがたいのも当然だと思います。
 
 嫌なことを忘れても、別の誰かが覚えている。
 燐にそう言われたうさ麻呂は、ならその誰かの記憶もみんな食うという。
 ファントムトレインとも戦いながら燐は言うのですね。
 皆を幸せにするために力を使ったんだろ、ならいいじゃんって。
 いやいいじゃんの前にまず相手に許可を取れって話ですよコラ。

 ただ燐はこうも言いました。
 どんなに辛くても悲しくても、忘れちゃいけないことがある。忘れちゃいけないんだ。
 楽しい事、辛い事両方あって思い出だ、って。
 辛いことがあるからそれを乗り越えて楽しい思い出を作っていける、というのが人間の
いいところですもんね。
 てーかそれでファントムトレインを燐が切り裂くのはいいけど、なんでうさ麻呂のお面も
切り裂くんだ…。一歩間違えたら切られてたってことじゃねーか!
 まあいろいろありましたが一閃、はかっこよかった。
 …悪には悪を。燃え散れ。(いや主役の声は同じだけどそれ別の作品になっちゃうから!)

 燐は、もう二度と人の記憶は食わない、二度と力は使わないと約束してくれ、とうさ麻呂に
言い、やってきた雪男には自分の弟にすると言います。
 今日から三人兄弟だ、と。
 え、雪男に養われるニートが2人…。(そこかよ!)
 
 ところがそんな中、コールタールがぶわわーっと増えるわけですよ。街を覆い尽くす
わけですよ。この展開がよくわからんのだけども。
 シュラが最後の結界を張ろうとしてたとこにアーサーが来て、シュラにハゲって言われてるの
笑った。
 ハゲではないのだよ!バスケットマンと呼んでもらおう!(それも違うのだよ!)

 うさ麻呂が意を決して塔に上り、「うさ麻呂も忘れないぞ、燐との思い出」って言って
能力全開なわけですよ。
 つまり、時空を食おうというわけです。
 
 燐ならどうする。
 絵本の悪魔と出会ったら。
 獅郎に言われた燐は、仲良くすると答えました。
 楽しく遊んだなら友達だろ、って。
 雪男が、悪魔だよって言うけど、友達ならやっつけない、悪魔でもって言うのが良かった。
 なるほど、あくまでも悪魔だからやっつけない、と。(シャレじゃねーから!)
 この後二人は「どっちが正しいの!?」って獅郎に詰め寄ってて、獅郎はうーんって感じ
だったけど。
 どっちも正しいんだろうと思います。
 燐のダメなとこを雪男が支えて、雪男のダメなところを燐が支えて。
 二人でならLを超えていける!(それデスノートォ!)
 そういう風に、2人でならやっていけるんじゃないかなと思うんですけどね。

 次に燐が目を覚ました時、檻はなく、うさ麻呂もいませんでした。
 入ってきた雪男に聞いても知らないと言い、飛び出していった燐は街をさまよってあの
社のところに来る。
 したらリュウがいたんですね。
 覚えているのか、と聞いた燐に彼はこう答える。
「自分以外誰も覚えてない記憶に何の意味がある。…なんつって」
 リュウも覚えていたんだなぁ、と思いました。
 あと、「悪魔の心を開く能力か」って帰って行ったけど、何でもかんでも悪魔は悪って
いう見方をしがちな祓魔師にとって、燐のこの能力は大きな武器になるだろうなと思いましたね。
 
「俺は忘れない。
 ずっと覚えてる」

 上空から様子を見てたメフィストと、ぶらさがってるアマイモン。
 おいこらアマイモン、お前が手に持ってるその絵本、燐のとこから盗んできたものだろ…。
 返しとけよこら!
 ともかく、アマイモンがそれを読みながら言うんですね。
 絵本の最後が違ってるって。(多分悪魔のせいで村はなくならなかった、悪魔のことを少年は
忘れなかった、という意味ではないかと)
 メフィストも言う。
「私もそれが気に入らなかったのですが、彼が書き換えてくれました」って。
 

 EDでラフ画が出るのだけど、燐がみんなにうさ麻呂のことを説明しているのが良かったです。
 ラストシーンでは祠にお面がそなえてありました。
 直したんか。
 そこが燐らしいですね。
 
 まあ消えたんじゃなくて、時空を食ったことによって封印から出てきてない状態になってるん
じゃないかなと勝手に思ってるわけですが。 
 いつかまた燐とうさ麻呂はどっかの時間で出会うだろうと、そう思えて仕方がないのです。



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