多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→プラチナデータ


プラチナデータ

3/21鑑賞

 えーっと。
 これそんなに面白いってほどじゃなかったですね。
 いろんな要素詰め込みすぎちゃって何に注目したらいいかわからない、的な。
 主役が殺人犯として追われている、主役は二重人格なのでもう片方の人格が殺したの
ではないか、と言いたいのはわかるんですね。でも情報が最初からそれ出されちゃってるから
二重人格とわかった時点で驚きもなんもないし、その人格を見ると絶対これ犯人じゃないし
何かの陰謀に巻き込まれてるな、というのがわかるので、面白いとは程遠かったのが残念です。
 もっと洋画であったような、犯罪をやらかすDNAが分かっててどうのこうのというサスペンス
かと思ってたんだけどなぁ。
 結局DNAを現場に残さない犯人だとどうしようもないよね、って話でした。

 さて物語はあるゴミ捨て場?みたいなところで子供の遺体が見つかったところから始まります。
刑事の浅間が子供の遺体に傘をかけてやって雨に濡れないようにしてるのを見て優しいなぁ、と
思ったんですが、電話かかってきたと思ったらパッと立ち上がってて、その途端傘が動いちゃってて、
傘さしかけるなら最後まできちんと!とか突っ込み入れてしまった。
 んでその電話は何かというと、犯人がわかったというものでした。
 それは最新の研究プログラムによって、現場に残されていた犯人のものと思われるDNAをプロファイリング
して犯人の体格、性癖、顔かたちなどを割り出すというものでした。
 確かにDNAを解析すればそこには、人を形作る情報というのは入ってるので、その取り出し方が確立
できればこの話は夢物語ではないですね。ただ髪の毛染めてたり、整形手術してたらどうにもならんけど。
 
 研究所長は志賀。おい、その頭ヅラちゃうんか。(トリックのあの刑事とは何の関係もありません!)
 でもってプログラムを開発したのは神楽。…酢昆布寄越せアル。(その神楽でもありません!)
 そうしてできあがった被疑者の顔から、今研究室が蓄積しているDNAデータと照らし合わせて、ある
人間が犯人として浮上、刑事らは公園で次の被害者を下見していたであろう犯人をとっ捕まえます。
 …昼間の公園で男が一人ニヤニヤ幼児に近づいていたら通報される昨今、皆誰も何も言わないとは
なんて平和な公園なんだ…!
 それはともあれ、浅間は一つひっかかることがあると言う。
 この犯人を特定するのに使った、蓄積DNAデータというのは、犯人の親類にあたる人が3ヶ月前病院に
いった時に違法にDNAを採取していたのではないかというのですね。
 つまり、今病院にかかっている人とかはすべてDNAを採取され、この研究室にデータが集められて
いるのではないかということです。
 もちろんそういうのはやっちゃいけないことになっているし、そういうやり方で集めたデータから犯人が
浮上したとしても、今の法律だと証拠能力はないということになります。
 設定が2017年だからもちっと変わってるかもしれませんが。
 そんな浅間に対して神楽は、もうすぐこのDNA採取に関する法律が通るから、そうすれば違法では
なくなる、としれっと言います。 
 おいちょっとそこのファイルとってくれ。分厚い奴。こいつの頭ブン殴るから。

 ここで神楽の例のセリフが出るわけですよ。
「銀ちゃーん、酢昆布買いにいってくるアル」
 あ、違いますね。
 ここで神楽の例のセリフが出るわけですよ。(しれっとやり直すな!)
「我々はこの蓄積されたデータをこう呼んでいます。プラチナデータ」
 カッコつけたわりには大した名前ではない。

 そういうわけでどんどん人はいろいろな方法でDNAを集められていくことになりました。
 大人だけでなく子供も集められている。しかしここにはある隠された理由があったのです。
 それから3ヶ月後。
 ある病院でとある事件が起きました。
 8階のフロアの部屋で、蓼科という二人の姉弟が殺害され、妹の早樹からは肋骨の
一部が切り取られているのが分かったと。
 これが今まで都内で3件起きた殺人の手口と同じだったんですな。
 ここに研究室の白鳥が来たんですが、神楽は蓼科早樹は仕事上の大事なパートナーだった
ので落ち込んで休んでいるらしいです。
 あんな大層な口を聞いててガラスのハートかよ!
 ちなみに蓼科姉弟の担当医であり、プラチナデータ計画にも関わっている水上に話を聞きに
行くと、データの中に該当する人がないという。
 ノットファウンド、つまりNFだって。
 先に殺されていた3人は、このDNA採取計画の反対者なのに、今回は推進側の人間が殺された
ということで浅間は、犯人は違うのではないかということも考えているようです。
 あと水上は、DNAプロファイリングを正確にするには、すべての国民の情報を得ないと意味がない
という。それはデータの精密度の話であって、ある程度のサンプルがあれば精度は落ちるけど確率的に
プロファイルすることは出来ると思いますけどね。
 元来の犯罪プロファイリングもそういうものですから。数々のデータを経て精密度を増していく、みたいな。
 そうやって全国民のデータを手に入れられてしまうと悪用もできるわけで(犯人のものと関係ない人の
DNA情報を交換するなど)、この計画には重大な欠点がありますな。
 んで、蓼科早樹はサヴァン症候群だったけれども、数学の天才的な才能を持っていて、神楽と組んで
必要なプログラムを作っていたらしいです。
 すごいですなぁ。
 まず浅間は事件のあった8階の防犯カメラをチェックする。
 すると5時間前のことですが、神楽が出入りする様子が映っていた。
 それで事情を聞きに行くと、神楽はあの病院に週に一度蓼科らに会いに行っていると言う。
 ただ昨日行ったのは弟の方に呼び出されたからだと言う。
 NF13の事件について、と言われたらしい。
 ただその時に、ちょうど神楽はある研究の直前だったこともあり、弟はその後にもう一度来てと
いったので、神楽は5時間後に、と約束したらしいです。
 せっかく呼び出したんだからその場で言えや!!!

 神楽は、早樹はプラチナデータにとっては最高のツールだったのに残念、とひどいことを言っています。
人間もマシーンも根本的には同じツールだ、みたいな。
 人間を形成するものはすべてDNAで決まるそうですよ。
 よーし浅間、その屋上からこいつ突き落とせ。(話終わる!!)

 んで神楽は早樹らが殺されたと思しき時間帯には、5階のフロアにいたと言います。
 それを証明できるのかという浅間に、今早樹の指先から皮膚片が見つかったから解析させている、
すぐに真犯人が特定できると言う。
 一方で浅間には、8階の制御室で何か見つかったと連絡が入り、いってみると、遠隔操作で防犯カメラ
映像を変えられる仕掛けがあったことがわかる。
 つまり誰かが通っても、誰もいない映像が映り続けるというわけです。
 その仕掛けは5階からも見つかりました。
 5時間にわたって映像が遠隔操作されていたようです。

 一方神楽の方は犯人のDNA解析をしていた。
 ここで早樹を殺した犯人のデータが出てくるのですが…。
 それは神楽でした。
 後から思えば恐らくこれは、神楽と真犯人のDNAデータがすり替えられていたんだろうなあ、と
思いますね。
 だからもしここで神楽が自分のDNAを採取して突き合わせていたらきっと一致しないという結果が
出ただろうと。
 ともあれ驚いた神楽はデータを消してその場を立ち去る。
 ところが防犯カメラ映像の仕掛けから神楽を疑った浅間らが研究所にやってきていて、ニアミスで
神楽は逃げてしまう。
 何があったかまだ分かってない志賀らがやってきて、白鳥がデータを復旧させると、早樹を殺した
犯人を神楽が分析していて、それが自分のものだと結果が出たのだということがわかる。
 まあ皆さん頭がいいから直ちに事態を把握。
 志賀はシステム責任者が犯人ということになると、法案決議に影響が出るとして、秘密裏に
神楽の身柄を押さえようとする。
 それで向かったのが、神楽さえ知らない、独立した情報管理エリアでした。
 要するに街中の防犯カメラ映像を全部引っ張ってこれるシステムですな。
 踊る大捜査線のカラス、みたいなやつ。
 そんであっという間に神楽を見つけ出しました。…はやっ。
 この時神楽は「先生、病院に行きます」みたいな話をしていた。
 行先を突き止めて先回りしようとするのだけど、神楽の携帯に何者かからメールがきて、
警察はあなたを犯人と断定、その場から逃げてみたいな情報が書かれている。
 てかこの忠告してくれる人も、防犯カメラに注意せよって言うならいうで、着衣変えろ
くらい言ってやれよ。
 今メガネ外したとかめっちゃバレてるから!
 この後逃亡劇が繰り広げられるわけですが、コートどっかで脱いだらよろしいのに…。
 外国みたいにそこらにある服をとって変装しながら逃げるってのはないんですな。いいけど。
 そんで工場の中に逃げ込んでそっからさらにトラックに乗って逃げるんだけど、この工場周辺に
防犯カメラがなくて対象をロストってのは面白かったですね。監視システムの限界を見た感じで。
 浅間は一旦追い詰めたものの、神楽が言っていた「確かめたいことがある」というのが気になって
いたようでした。

 浅間はこのあと、あるフロアにきた。
 手を書いた絵がいっぱいある部屋なんだけど。
 浅間はそこで何かメモを見つけて持ち帰ってました。
 なんでしょうなぁ。
 翌日浅間は、水上に確かめたいことがあると言ってやってきました。
 どいつもこいつも確かめたいことばっか!
 
 神楽は早樹を殺した犯人を突き止めるといって、データを自ら解析していた。彼が犯人なら
最初からそういうことをするはずがない。つまり、彼には殺した自覚がなかったことになる。
 なるほど、神楽が見込むだけあって浅間は刑事として優秀ですね。
 そんであのフロアから持ってきたメモを見せる。 
 そこには「リュウ、まさかお前?」と書かれていました。
 それを見た水上は、神楽は二重人格だと言う。
 …そういう患者の情報をあっさりいっちゃっていいものなんですかね。令状もなしに。
 ともあれ水上の話によると、元々の人格は神楽であり、リュウは交代人格(後から作られた
人格のこと)だそうです。
 二人は互いに相手の人格を否定しあい、リュウなんかは利き腕までも替えてしまったと。
 つまり神楽は両利きということに!(何の役にもたたねぇ!)
 水上の施した催眠療法によって、5時間ほどリュウに変わるようになり、後は暗示で、あのフロアに
来れば自動的にリュウに変わるようにしてあったらしい。
 つまりあのフロアはリュウのプライベート空間だったと。
 二重人格になったのは15歳の時、陶芸家の父が死んでからだったそうです。
 …あの手のイラストはもしかして陶芸家の父親の手ですかね…。
 んで、このフロアにきているうちに、蓼科姉弟に会ったらしいです。
 神楽はおそらくリュウに聞きたいことがあったからここに来たのだろう、と。
 でも水上は、リュウが人を殺すということはないと言う。
 まあ静かに絵を描いてるような人がとても人を殺せるわけがないもんな。
 誰かが工作したとみるべきでしょう。

 一方神楽さんですが、誰かの助けによって隠れ家みたいなところに避難。
 そこにあった携帯で助けてくれた相手と会話してんですが。
 まあ大体想像つくと思いますが白鳥でした。
 モーグルというプログラムに対して聞きたいことがあると。
 なんでも早樹らは何かプログラムを作っていて、そのモーグルというものがあってDNA
捜査システム(プラチナデータ)は完成するということだったらしいです。
 死ぬ前にアメリカの数学者とメールのやりとりをしていたこともわかっており、すでにモーグルは
完成していると言われたらしい。
 安全な場所に保管すると。
 また、NF13のこともモーグルと密接に関係しているようです。
 それを伝えようとして姉弟は殺されたのではないか、ということらしいです。
 白鳥は逃げるのに手を貸す代わりにそれを探し出して欲しいらしい。
 それまでは神楽の味方でいると。
 …逃亡してる人間に探させるより、堂々と探せる立場の人間の方が、探した方が早いような
気がするんですけども。
 
 浅間らは神楽の親類に話を聞きにいってました。
 なんでも昔神楽の父親は陶芸家をしていて、機械で作った茶碗とかあったらしい。それが
専門家の目でも真贋つかなかったとか言ってたんだけど、そこに息子(神楽)がいった、これが
一番好きだなぁという、一言が堪えたらしいですよ。
 そりゃ素人目に区別つかないんなら息子が、機械で作ったものほめても仕方ないと思うん
ですがねぇ。
 それで父は自殺してしまい、神楽はそれを発見したと。
 それからリュウという人格が出来たらしいですね。
 ただここ。ちょっと注意して聞くと、ある誘導というかミスディレクションがあるのが分かります。
 僕は君の影だ…。(そのミスディレクションじゃないから!神楽消えないから!)
 証言している親類は当然ですが、神楽とは言わずに「龍平君は」と言ってる。
 これがのちの伏線でもあるかと思います。
 
 神楽の方はなんかリュウと対話してた。
 あの絵は陶芸家の父の手の絵だ、思いは必ず手から伝わるとか。
 わからん!お前の話はわからん!
 で、またメールが届いて、早樹らが死ぬ少し前、病院を3日間抜け出しているというのが
わかります。
 何かを隠したのか。
 
 浅間は必死に神楽を探している志賀らに対して何か隠蔽されているものがある、と感じ
取っているのですが、余計な詮索はするなとかきつくお偉いさんから言われている。
 相当何かヤバイことがあるようですな。
 
 神楽の方は早樹らに与えていた山梨県にある別荘にやってきていました。
 ここ使わせていたらしいけど、病院にずっといたのにこんな離れたとこを貸してやる意味
あるのかサッパリわからん。
 ともあれここのパソコンでモーグルに関するデータを探してみるけれど、それらはすべて
削除されていて、神楽は思いついてメールを探す。
 つまりやり取りしていた数学者ですね。
 モーグルについての完成のめどが立った、これで完璧なシステムとなり、真のプラチナデータを
取り出せます、と。モーグルは我々の懺悔のあかしです、と。
 この懺悔ってのが結局最後まで意味わかんなかったなぁ。
 そこに白鳥がやってきて、居場所バレてるからさっさと逃げろとバイクを貸してくれる。
 ただし、真のプラチナデータとは何かということについては答えてくれませんでした。
 私はデータを受け取ってアメリカ政府に渡す、それが仕事だと。
 NF13のことを知らせようとして殺された、真実はそこにあるのでしょう、ということらしいです。
 まあどうでもいいからお前ら早く逃げろや。
 というわけでバイクで走ってると、警察に取り囲まれました、神楽。
 ………まあそうなりますわな。
 ある工事現場のトンネル内に逃げ込むんだけど、バイクが車にぶつかってすっころぶわ
爆発は起きるわで、浅間らはすっかり神楽が死んだと思い込んでいました。
 一方白鳥の方は研究所に戻って、NF13のDNAデータを持ち出していました。
 持ち出したところでどうするって感じだけどまあいいわ。

 浅間は水上に話を聞きに行くのだけれど、今の神楽の行動はリュウに近く、人格の混乱が
起きると危険ですとか言われる。
 しかしこんだけ思わせぶりに言った割には特にそういうことは起きなかったなぁ。
 私は最後新たな人格でも生まれるオチかと思ってたんですけども。

 一方白鳥は誰かに報告しながら歩いてる中、いきなり射殺されてました。
 しかもまたろっ骨をとられてる。
 同一犯ですね。 
 これで神楽の仕業でも、リュウの仕業でもないことだけははっきりしましたな。
 この事件現場に乗り込んできた浅間。立入禁止なのをサクッと無視して中に入っていって、白鳥の
遺体を確認したあと、そこに落ちていた携帯電話に気づいてサッと拾い上げる。
 おそらく彼自身、この事件の裏に隠された何かを感じ取って、隠ぺいされる前に現場に入って
手がかりを探すつもりだったんだと思います。
 そうしてその得た携帯を見ていると、白鳥が神楽と連絡を取っていたということがわかった。

 志賀は白鳥が殺されたことに対して、彼女がアメリカのスパイだったことに腹を立てている
様子です。
 生瀬さん、とことん悪役ですなあ今回は。
 ともあれ適当な変死体を犯人に仕立て上げてでも事件を片づけ、真のプラチナデータのことが
知られないようにしないと、と画策してるあたり、こいつらも何かいろいろ知ってんだろうなあ。
 浅間は携帯を使って神楽と連絡を取り、白鳥が殺されたことを知らせ彼と落ち合います。
 浅間は15歳の頃のリュウを知っていると言う。
 この発言がよくわかりませんでした。結局何の手がかりもなかったし。
 もしかして父が自殺した時に捜査に来たってことなんでしょうか?
 この映画ちょくちょくこういう、回収されない意味深なセリフとか展開があって全然わからんの
だよなぁ。

 ともあれ浅間は神楽に写真を見せる。
 それはリュウが早樹らととった写真でした。
 彼にとっては早樹は心のよりどころだったらしい。
 早樹もまたリュウには唯一心を許していたようです。
 ここで神楽がなんかいろいろ語ってたけどこれは様子からしてリュウが出てきたんですかね。
 そこで二人は手を組むことにします。
 浅間が動いてあちこち映像を神楽に送り、神楽は思いついたことを伝える、みたいな。
 
 浅間は、制御室に仕掛けられていた遠隔操作ツールから早樹の指紋が出たことを伝える。
 おそらく監視下に置かれていた早樹が、リュウに会おうと抜け出すために仕掛けられていたもの
ではないかということらしい。それが犯人に悪用されたということですね。
 つまり犯人は、2人の関係を知っている、近しい人間ということになる。
 …一人しかおらんやないか!
 ともあれ、もし早樹が何かを持ち出して隠すなら、リュウのアトリエしかないはずだ、という浅間。
 神楽はリュウが書いていた早樹の絵をよく見せてくれという。
 その絵は、彼が持つ記憶とは違っていました。
 それがリュウからのメッセージだと感じた神楽は、浅間に調べてもらうように言う。
 果たして、その絵の裏にモーグルは隠されていました。
 今度はそれの中身を確認しないといけないので、浅間は研究所に向かう。 
 そこで研究員に銃を突き付けてデータを読み込ませるのですよ。
 ここの展開はなかなか面白かったですね。
 てかすごい沢山人の顔があるよ!
 そうか、もう少ししたら黒い球が出現して「てめえらの命はなくなりました」とかいうメッセージが!
 …ガンツじゃないから!誰も電車にひかれてないから!

 出てきたのは、政治家、官僚、警察上層部とそれに関わる家族のDNAデータでした。
 つまり。
 プラチナデータで犯人を特定する際に、それがお偉いさんだったらNFと出るという仕組み。
 それこそがモーグルであり、真のプラチナデータとはそういう、罪に問われない人間を識別する
システムだったということです。
 よーしぶっ壊せ。
 浅間、この中にNF13はいないか調べろと言う。
 頭いいな。
 その頃志賀は連絡を受けて浅間を捕まえるべくやってきましたよー!
 その時には既に、NF13は突き止められた後でした。
 つまり、水上が犯人だった。
 NF13の殺人事件はそれで、早樹らのに関しては、皮膚片が残ったことから、神楽のDNAデータと
情報をすり替えたんじゃないかなと思いますけどね。
 これで水上がケガして手に包帯巻いてるシーンでもあれば完璧だったのに。ちょいちょいこの
映画、そういうとこ全然補完されてないなぁと思います。
 神楽はその様子をモニターで見ていてやっぱり、という。
 彼には想像がついていたらしい。
 浅間はそのままNFデータをすべて神楽に転送します。
 これで証拠隠滅図られてもデータのバックアップがあるから何とかなるでしょうね。
 ところが神楽は浅間の制止を振り切って、自分で決着つけてくると水上のところに向かってしまう。
 いやあの、データだけでも安全なところに隠してから…。

 浅間の方は拘束されるんだけど面白いことに、彼の相棒の刑事が来て、預かるように指示を
受けましたと迎えに来るんですね。
 まあ当然拘束されないわけで。
 
 一方神楽は水上の研究施設に。
 ここで特に何か会話があるわけでもなく、浅間らが到着して、発砲音の後に神楽が拳銃を
手にして出てくる、という展開だったので何かあるんだろうなあと思ってたんですが。
 この後少しして、事件のことはすべて忘れろという志賀に対し、NF事件のデータを見せて、
このデータはマスコミに転送してる、自分に何かあったら彼らはどう思うでしょうね、とやり返して
いる浅間が良かったです。
 彼が個人的に追ってた事件なのか知りませんが、あるNF事件がお偉いさんの息子がやらかした
事件だったので。
 そういうこともあり、神楽の取り調べはすべて浅間らが担当することになりました。
 そうして浅間が神楽を取り調べるシーンになります。
 浅間は水上が作っていたカルテを出してくるんだけど、そこには重大な秘密が書かれていました。
 なんと、主人格はリュウの方であり、神楽こそが交代人格だった。
 親類は「龍平君」とだけ言ってましたもんね。
 水上が催眠によって、逆だと思い込ませていたんですね。
 なぜなら神楽の才能は、プラチナデータの開発に必要だったから。
 そこまですることなんでしょうか。
 この後浅間は、リュウを目覚めさせる。
 アトリエに連れてきたんですな。
 そこで、水上が殺されるまでの間に何があったのかを聞く。

 あの時水上の研究所にいった神楽は会話のうちにリュウに変わっていた。
 水上は、欠陥をもった子供よりもDNAシステムで選別して優秀な子を作ることが必要だ
みたいなことを言いだす。
 早樹のDNAは保管してあるので、神楽と掛け合わせたらどれだけ優秀な子が出来る
だろう、みたいな。
 そういう理論だけで決まらないのが人間の才能なんですけどね。
 人格形成や才能には環境も大事とされているから、優秀なDNAを持った子が優秀で
あるとは限らない。そういうものです。
 水槽に切り取った肋骨が入れてある下りは、この人の異常さを示していてゾッとしましたね。
 早樹を殺したのは、モーグルを作らせていた時にその真実に気づきかけたからだそうです。
 なんだかなぁ。

 そうして、用無しとばかりにリュウを射殺しようとした水上は、リュウに反対に射殺された、
というわけですか。
 
 話を聞いた浅間は、神楽からという手紙をリュウに見せる。
 そこには、人の運命や可能性は科学の領域じゃない、未来を切り開くのは自分の意志だと
分かったみたいなことが書かれていました。
 だからどうだというのかよくわからんのですが、そうして神楽にまた戻って彼はパトカーで
連行されていくという、最後までなんかスッキリしない映画でした。
 本当に、だからなんなんだ。
 



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