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藁の楯 わらのたて

5/1鑑賞

 この作品を見ての感想はいろいろあると思いますけど、正直、銘苅の生き方はそうまで
して愚直なまでに任務に忠実に生きるのもある意味苦しいだろうなぁと思いました。
 もちろんそれにはちゃんと理由があって、最後あたりでわかるんですけども。

 ある時女の子の遺体が発見されます。
 むごい殺され方をしていて、犯人、清丸は逃走したとして指名手配中。
 どうやら前科があるらしい。
 その女の子の祖父にあたる蜷川は財政界の大物という立場を利用して、「この男を殺して
下さい。10億円あげます」と新聞とかに広告出すわけですよ。
 普通はもちろんこんな広告は載らないけど、手をまわして担当を買収したらしいです。
 担当者はそろったように辞職願出したようだけど恐らく一生困らないだけの金は手に
入るんでしょうね。
 あと清丸ネットとかもあるらしい。ここにいろいろな情報が集約されているようです。
 アドレス出てたから実際にそのドメインとっておけばいいのに…。そういう隠し要素
あった方が面白いなとはちょっと思った。
(踊る大捜査線は実際に、カエル急便のドメインを所持。サイトもある)
 まあともかく、蜷川は清丸を殺すにあたって、殺人を犯したらちゃんと罪償ってね、
そうしたらお金をあげるという条件ともう一つ、国家によって殺人が許されたケースに
関してお金をあげると提示。
 警察側では、この二つ目の条件は意味がわからないと言っていますが、のちに彼らは
意味を理解することになります。

 清丸の方は隠れ家にいたんだけど、かくまってくれていた男に襲われて、その足で
出頭してきました。意志弱っ!
 一方この襲った男は、未遂だけれどもよくやったということで蜷川によって就職先決定。
しかも年俸かな、1億円ですよ。そりゃあ皆、未遂でもいいってんならと目の色変わりますよね。
 
 その頃主役の銘苅ですが、帰宅して誰と会話してるのかと思ったら、仏壇に奥さんの
写真飾ってあったので、「これはひょっとして幽霊と会話できるという設定なのか!?」と
思ったら何のことはない、自分の中にいる奥さんのイメージとの会話だった。
 まあその気持ちはわかる。が、しばらく幽霊と会話できる設定で話を進めていくのかと
思ってました…。いや、清丸を輸送する途中、そこらの霊に助けてもらう、的な…。ううーん。

 というわけで、SPの銘苅さんと、別のチームの優秀な白岩さんが清丸を福岡(出頭したのが
福岡)から東京まで輸送するよう抜擢されます。
 なんで福岡にいってんだよ。都内にいろよ。(ムチャ言うな)
 こんな時、SPの井上がいれば…!(彼は今本を守ってますから!←中の人つながり)
 まあ警察としては、なんであんなクズの護送しないといけないんだって気持ちもある
だろうなあ。人間ですしね。
 白岩は、私らが10億円に一番近いですねとか言ってます。
 まあ私だったら護送として引き渡された場で撃つだろうな、うん。(だからキミにSPは
出来ないんだよ!)
 そういうわけで捜査一課の奥村、神箸という刑事と組むことになるんだけど。
 神箸がものすごい血の気が多いっていうか、ハッキリ物を言うっていうか、なんであんな
クズ運ばないといけないんだよって感じです。
 おい誰だよこいつ選抜したのは。
 いるだけで空気悪くなるだろうが!
 
 あと清丸ですが、収監されていた警察署で、警察官に切りつけられて病院にきて
ました。ちなみにこの警察官も逮捕されはしたものの、蜷川の系列会社に雇ってもらえる
らしいです。そりゃあなぁ…。
 というわけで病院に来た銘苅らですが、清丸は命狙われてることにおびえまくってて
ギャーギャーうるさいんですよ。
 子供を何人も殺してきてるクセに自分の命が狙われたら大騒ぎとか何なんだこいつ。
 ちょっと窓からつるしたらいいんじゃないですかね。(警護、警護!)
 鎮静剤をって医者が言うんだけど、銘苅のすごいとこは、看護師の動きを見ていたこと。
彼女がこっそり劇薬とすり替えたのを見てたんですね。
 それで看護師は取り押さえられるのですが、彼女もまたのちに、蜷川によって(以下略)。
 
 で、飛行機で東京いけば早いよね!とかいってたんだけど、整備士が飛行機に細工して
いたのがばれて中止に。
 …どれに乗ると言わずにパッとチケットとって乗れば…と思ったけど操縦士が飛行機落として
でもって思ったら怖いか。いやそこまでする操縦士はいないと思うけど。
 あと自衛隊のチャーター機とかさぁ。まあこれもやばいっちゃやばいか。
 そういうわけで陸路で行くことになるんですが。
 あのう…めっちゃ注目浴びまくってますけど…。
 護送車両が5台あって、周りを百台以上のパトカーが取り囲んでるわけですよ。
 で、これに乗ってないっていうならよく思いついた目くらましだねって思うんだけど、乗って
移動してんだからあまり意味ないような気がする。
 こういう大移動って進路ふさがれたら終わりだし。
 あと新幹線乗ればいいのに…。
 これなら大丈夫とか言ってる神箸らに白岩は、何が一番怖いか分かってない、と言う。
 民間人が多少の武器持ってても怖くないけど、周りの警察官が一番怖いってね。
 訓練されて武器ももってるわけですし。
 神箸なんかはもう清丸に腹立ててますから殴ろうとするんだけど、銘苅は、殺さなければ
殴っていいわけじゃない、殴るなら取調室でやればいいと言ってて、一瞬関谷刑事が納得
しかけててダメやろっていうのはちょっと面白かった。
 銘苅さんも結構えげつないなあ。まあ引き渡したら関係ないもんね。

 そこにトラックがやってきましたよー!
 パトカーが面白いように押しのけられていくわ!
 しかも搭載してるのはニトログリセリン。…っていうかバカ正直に表記してんのな。
(運搬してる車を乗っ取ったのかも知れない)
 ここで神箸が外に出てって、運転手を撃って止めるんですよ。
 トラックは爆発したけど、その爆発を背に逃げ切れなかった警察官を助けてくるとか、
アクション映画だったらもうこのシーンで終わりやないか!というくらいすごいシーンでした。
 もし地上波で放映されてここから見た人がいたら絶対、神箸が主役だと勘違いするレベルだよ!
 ちなみにこの時点で銘苅らが乗ってた護送車の位置が清丸ネットにばれています。
 彼らは誰がこの場所を教えてるのかとお互いに疑心暗鬼になってます。
 そこへ、警察庁から高峰というお偉いさんが来るという情報が。
 銘苅は、それでは高峰が来るまでここを動けない、危険だと感じます。
 場所がバレてる分やばいだろうからねぇ。
 あと清丸こんな時に銘苅に結婚してますか、とかウザい。黙れ。誰かさるぐつわしとけこいつに。
 んで護送車に機動隊の人間二人がやってくるんだけど、警戒する銘苅に対して奥村は、高峰の
名が出たことから安易にあけてしまう。
 この二人は清丸を殺そうとしてやってきてて、銘苅がとっさに清丸庇って撃たれるんですよ。
 主役なのに死んだ!と思ったら防弾チョッキ着てた。
 まあ、主役が最初に脱落したらこの後どうすればって感じだもんなあ…。

 そういうわけで護送車の中で手当てを受けている銘苅。
 救急隊員がニヤニヤしながら「あと数センチ外れてたら死んでましたね」とか言うけど、
そこは笑うとこなんか…?いいですけど。
 奥村らは、銘苅が指名された理由が分かった、と言ってます。
 ここまでして任務に忠実だからこそ、なんでしょうねぇ。
 そういうわけで本当に高峰がやってくるんだけど、奥村は彼の後ろの男を気にしてました。
目つき的に公安だよなあ、これ。
 あと銘苅は提案がある、と言う。
 つまり護送車の中に高峰らを残して自分らは救急車で移動するというわけです。
 そうすればはた目からは清丸がずっと護送されてるように見える。
 …どうしてこれを最初からやらなかったのか…。
 この後新幹線で移動しようということになる。
 これを知ってるのは今動いてる5人と、高峰だけだから、情報が洩れれば特定しやすく
なりますね。
 そういうわけで新幹線に乗り込んで、ある車両を貸し切りにすることに突然決め、車掌に
話をして閉鎖してもらうことに。
 乗客も、グリーン車に移動できると聞いて喜んで移動するのちょっと面白かったなぁ。
 てか清丸、トイレにずっと突っ込んどいたらどうですかね。
 したらその前守るだけで済むやんか。
 
 さて。
 もうなんか居場所が清丸ネットにばれたらしいんだけど、これで誰が知らせてると仲間割れ
みたいなことになってます。
 私はひょっとして清丸が面白がって自分から教えてるのかなあ、と思ってたんだけど、
さすがにそこまでのドMではなかったようだ!
 さていい感じに空気が悪くなったところで。
 銘苅が3年前奥さんを亡くしていて、それが、飲酒運転の無免許運転手だったことがわかる。
しかもその運転手は以前にも飲酒事故起こしてたようです。
 本当に人間のクズだな。
 でも銘苅は、そいつを殺してどうなる、妻は戻ってこないと言う。
 そういう風に言うのは簡単だけど、割り切れないから皆苦しむんじゃないかな。
 復讐したところで死んだ人は戻ってこないのは百も承知。だけど怒りをぶつけずには
おられない、的な。
 神箸が、俺は亡くなった子の遺体を見た、ひどくて忘れられないって言ってる気持ちもわかります。
 銘苅は、死んだ妻は仕事に行けと言った、その言葉がなかったら運転手を殺しにいっていた
かも知れない、という。
 ここよく聞くと銘苅の話が矛盾してるのが分かるのですが…。(のちの伏線)

 ここで奥村が、高峰の後ろにいた奴は公安だ、つけられていたかも知れないとか言い出します。
なんでそういうことをもっと早く言わんのだ!
 と、そこへヤクザっぽい本職が乱入してきて銃撃戦ですよ。
 ここのアクションがいろいろかっこよかったけど、神箸が撃たれて脱落ですよ。
 防弾チョッキ着てないんかい…。てーか銘苅もなんで途中から外したんだろう。新しいの装着
してればいいのに。
 このあたりがちょっと納得いかなかった。
 最寄駅に緊急停車して手当てをしようとするけど、神箸は自分が死んだら母親一人になって
しまう、と言いつつ息を引き取ってしまいます。
(撃たれつつも、後ろからヤクザ撃って一人片付けたのはかっこよかった)
 こんな風に犠牲を出してまで守る価値があるのかどうか、そういうのもこの作品のテーマかなあ、
と思いますね。
 
 車掌が、新神戸駅に止められるよう連絡しましたーって言われて皆はなんで連絡しちゃう
んだよコラって感じですよ。
 警察が集まるのが一番怖いってわけで。
 ともあれ銘苅は、一般客が下りるのに合わせてドサマギで降りようって感じです。
 ところがホームに包丁を持った男がいて、あわてた銘苅は一旦一同を車両の中へ。
 この包丁男、子供を人質に清丸を出せぇーとか言ってます。
 …皆が無視して車両に乗り込んで新幹線スタートしたらどうするつもりなんだろう。
 ってか私としてはその方が早いと思ったんだけど。
 だって警護に精一杯でそれどころじゃないし。
 ここで関谷が男を説得しようとしますが失敗、いきり立った男は子供を刺そうとし、関谷が
何とか発砲するんだけど、それがまあ、ものの見事に男の胸に当たるんですなぁ。
 車両の中でヤクザに襲われた時には銃が取り出せず、やっと撃ったと思ったらこれって、
関谷さんどんだけ運が悪いんだ…。

 あと車内では白岩が、拳銃の暴発ということにして清丸撃ったら早いじゃん、と言ってたけど
奥村はやめよう、といいました。
 もったいない。(映画ここで終わるだろうが!)
 そういうわけで関谷さんも事情聴取のため連れていかれます。
 どんどんメンバーへっとるやないか!補充はないんか!
 んでせっかくだからノンストップで新幹線を走らせようという銘苅ですが。
 あの、一つお知らせしておきたいんですが、車と違って線路の上しか走れない新幹線は
線路ふさがれたらおしまいなんですけども。
 降りようとしていた車掌も連れ戻すの笑いました。車掌さん災難すぎる!
 蜷川さん、彼にも特別手当を!
 この後車掌がお知らせをもって来るんだけど、皆に銃向けられててヒャーなのはちょっと
笑いました。
 で、案の定というか、線路が何者かによってふさがれたため、一同歩くハメに。

 山の中で偶然車が通りかかってそれに乗るんだけど、銘苅は様子がおかしいのに気づく。
 この運転手、奥村の運転をいきなり邪魔して車は路肩へ。
 っていうか清丸も白岩もシートベルトしないでよくケガしなかったな…。
 まあいいや。
 それでこの運転手が実は、清丸が以前殺した女の子の父親であるのが分かります。
 状況を知って復讐しようと、偶然通りかかった風にしたんでしょうね。
 馬鹿だなあ。
 もっと油断させて隙を突けばよかったのに。
 ま、もとより死ぬつもりでああいう風にしたんでしょうけど。
 車だけは借りて運転していく一同。
 途中休憩場所で奥村は白岩に、さっき車の中で携帯いじってたよな、誰に連絡してたんだと
言い出す。
 白岩が見せたメールは息子へのメールでした。
(彼女はシングルマザー)
 ここで白岩と銘苅が目だけで会話するのがよかった。
 つまり、まだ居場所がバレ続けているのは奥村が怪しいってことです。
 でも奥村の持ち物からは怪しいものが出てこなかった。
 ここで銘苅はしきりに奥村が手首をさすっているのに気づき、皮膚の下にマイクロチップが
埋められているのを看過するんですね。すげえー。
 てかそうまでして金が欲しかったんかよと思ったんだけど、奥村の場合は立場のことも
あって、一緒に同行しているだけで10億もらえるんだそうです。
 そりゃやるわ!

 奥村は、蜷川は警視庁の上層部を動かせるって言ってるけど、だったら殺したら10億なんて
言わずに、安全に警視庁まで輸送させて、そこで拉致されたという風にして、自分が好きなように
すればよかったのに。あれぇ、蜷川さん案外頭悪いぞ!
(いや襲われる恐怖とか味あわせたかったんだと思うよ!)
 奥村が言ってた、銘苅は立派だけどこいつが死刑にならずまた釈放されたら必ずまた
子供を殺す、そうしたらその子にどう詫びるんだと言ってたのも正論だと思います。
 てーか私は安易に「更生の余地あり」として軽い判決を出す裁判官にも同じことを問いたいですね。
法律では罪には問われないってことにはなってるけど、再犯で命奪われた人の遺族にとっては
その裁判官は共犯者も同じなのだし。
 
 さてそういうわけで二人で清丸を引きずって移動してる途中、銘苅に上司から連絡が。
 奥村がなんと、清丸が二人を人質にして逃走していると証言、そのために緊急配備が
なされ、射殺してもいいということになったそうです。
 銘苅はそこで初めて、蜷川が出していた二つ目の条件の意味を知る。
 国家によって殺しの許可を出された者っていうのがそれにあたるわけです。
 というわけで車を乗り換えた方がいいということになり、どっかの奥まった住宅街に
来るのですが…。
 ここで清丸、隙をついて逃走。 
 白岩さんSPのクセに目離し過ぎや…。ましてや今二人しかいないのに。
 清丸は逃げた先で女の子が昼寝をしているのを目撃、殺そうとするけど間一髪銘苅が
追いつきました。よかったぁぁぁ。
 つーか白岩さん、この後同じミスをもう一度やらかします。優秀なのになんでそんなことに
なっちゃうんだ。
 それとなんか清丸が、もし自分が二人に殺されることになって金が手に入ったら、自分の
母親に少し分けてやってと言い出す。なんかあるなこいつ。

 ここで通りかかったタクシーが銘苅らを助けてくれます。
 変わりもんの人なんでしょうね。
 タクシー料金はちゃんと頂きますけどってのが面白かった。
 ただ、検問があるのでどう突破しようかって話になって、銘苅らは一計を案じます。
 それは、運転手に車を借りて、白岩が運転手のフリをし、銘苅がイライラしているビジネスマンの
ふり、そして清丸はトランクに入れといて検問を突破するというものでした。
 タクシーに人が乗ってれば検問としては甘くなるというのを逆手に取った作戦ですか。
 うまくいきましたね。
 ところがこの移動中にラジオで、清丸の母が自殺しているのが発見された、と流れる。 
 そりゃこんなクズじゃあなぁ…。
 途中で止めて休憩していると、銘苅になんと蜷川から電話がかかってくる。
 銘苅の妻ひき殺した運転手を殺させるのでもいいし、金も30億やるから清丸を殺してくれ
というものでした。だからー、東京で引き渡したら終わりなんだからそこで自由にすればいいのに。

 この電話でついつい銘苅が声をあらげたもんだから、白岩も清丸から目を離すわけですよ。
 その隙に清丸は白岩を襲い、拳銃を奪って発砲。
 白岩は死にました。
 油断しすぎだろ…。
 清丸を銘苅殴りつけるんだけど、清丸は「殺せば?でも死んだ奥さんがっかりするだろうね」と
言う。多分こういえば銘苅がひるむとでも思ってたんでしょうね。
 面白いのはここなんですよ。
 銘苅は銃を突きつけながら言う。
 そんなこと妻は言ってない、病院では妻はもう意識はなく話せる状態ではなかった、あれは
自分の内から出た言葉だ、それを信じないと自分は生きていけなかった、と。
 気持ちわかる気がする。
 何となく。
 清丸を一番殺したかったのは銘苅。
 でもその気持ちを押し殺して任務を全うしたからこそ、彼の言葉はいろいろ重いんだろうなと
思いますね。
 決してきれいごとで「どんなクズでも守るのが仕事」って言ってたんじゃないんだなと。

 そうして銘苅は見事、清丸を警視庁に連れてきました。
 そこに蜷川が現れるんだけど銘苅は、清丸を殺したら10億ってのを取り消してもらわないと
終わった事にはならないという。
 そんな蜷川は銘苅に、亡くなった孫がこういうことを望んでいるかどうか、聞いてみてくださいと
言われて「死んだ人間の声など聞こえない。死んだらそれきりだ」と言う。
 それもある意味正しいのだと思います。てーかお前は銀さんか。(やめなさい)
 仕込み杖で殺そうとした蜷川を止めてる隙に、清丸がその刀をもって切りかかってくるんですよ。
こんだけ警察官がいてなんで誰も間に入らなかったのかと思うんですけども。
 清丸とっさに蜷川を庇って刺される。
 ここまでしたら大したもんですよ。
 高峰だったかな、彼が、国家の威信にかけて彼を死なせるな!みたいなこと言うけど
救急隊員に無視されてたのちょっと笑った。そりゃそうなるよなぁ。
 しかしここまでして守ったのはいいけど犠牲がでかすぎるだろ。

 蜷川は殺害依頼のことを取り消し、殺人教唆で連れて行かれました。
 まあすぐ出てくるだろ。
 清丸の方は死刑判決出たけど、「反省してます。もっと殺しておけばよかった」って。
 本当にクズですよ。
 てかこの国は死刑囚になってもなかなか死刑執行されないんだから、ある意味究極の
無駄な行為だった、ということもできるんですけどねぇ。
 そういわけで本当に、いろいろ考えさせられる作品でした。
 ただ、公安がなんでウロウロしてたのかはよくわかんなかった。そこはちょっと残念でした。
 
 


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